このシリーズはノベルスから追いかけていたのですが、わたしの中では野辺地先生はこんなかっこよくなかったはずなのに・・・!!
いつの間に変身しちゃったの?!
という変わりっぷり。
・・・というかあとがきで2作目に「ちょっとした仕込みをしておいた」とあったので・・・もとからこんなカッコイイ予定だったのでしょうが・・・納得いかんのはどうして?笑。
木崎君も前作まではわたしの中では特に萌えるものもなく。
だのになぜ。
かわいいじゃないか。笑。
いえ、姿形は作中でも自分で言ってるのですが、特にキラキラしいかわいさはないのです。が、性格的な青少年らしさ、とでも申しましょうか、ひねくれてないかわいさがありまして、結局野辺地先生もこのあたりがかわいいんだろうなあ・・・などと読みながら思いました。
作中でもっとも好きなのは、攻の野辺地先生を度々ノックアウトしている「のへじ」発音です。
ひらがなで響くもどかしさというかかわいさというかショタ心すらくすぐるこのニクイアンチクショウ・・・。
・・・どうでもいいのかもしれませんが、野辺地は小学生だった木崎君から惚れてたみたいなんですが、これはよくあるあの頃君は子供だったけどいまも君は子供の頃のようにかわいいね、なのでしょうか。
それとも野辺地にはショタの気があるのでしょうか・・・。
そんな読後感。
でもやっぱり幸せなエンディングで大満足です。