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由佐&イン魔編

単行本になるのを今かいまかと待ってました!
「おばかさん」のセリフで登場していたイン魔が本命の宿主の元に現れた!

人に生まれながら不思議な能力を持つ由佐とイン魔のラブストーリー。1巻の外川&内瀬より倍の量

いや〜良かった♡エ○もまぁまぁあったけど、イン魔が由佐に執着して怒りを露わにする場面はキターって叫んだ。前回散々人間を振り回したイン魔が由佐に絆されてドンドン柔くなっていく過程はため息が出る。(ぽけろう先生上手い!)
そして、当て馬で登場した由佐の同僚でイン魔の八木。彼の仕事ぶりがとても優秀だった。由佐の側で見守ってきたのに最後は好きな人の気持ちを優先するいい奴。

前回の内瀬と由佐は従兄弟の設定だった。親戚の集まりは皆んな同じ顔してそう^_^
その作中で勝ち気な由佐が涙を溢れさす場面がいくつかある。ギリギリまで追い詰められて出てくるそれにグッとくる。そのときイン魔は時には優しく、時にはテレて、時にはつぶやく。由佐の魔力に惹かれたイン魔だけど本当はその心根に魅了されたんじゃないの?

どんな感じ?

ネトゲで出会う話。ネット世界は顔も性別も年齢も解き放たれる。もし誰も自分を知らない世界で頑張っている事を認めてくれる人がいたら。ささいな一言は現実でもネットでも人を動かすのか?

HN(ハンドルネーム)「陽気なエナドリ」は顔も年齢も本名も知らないチームメンバー「きょーすけ」に公開告白される。1年間交流していたことから陽気なエナドリはOKの返事をする。待ち合わせ場所で、高身長、容姿が整った25歳の間方翼を「陽気なエナドリさん」と呼んだのは学ランをきた純朴そうな17歳の高校生だった。

国家公務員の翼がなぜネットの告白を受けたのか。それより告白相手は高校生、未成年の文字が目の前をちらつく(どうする翼!)
きょーすけこと神枝恭佑は進学校のトップをとる賢さ。ガリ勉くんかと思いきや幼さの中に純白な好きを抱えている高校生。しかも大人の翼から好意を寄せられるカッコよさ。熱い情熱と冷静な理性がアンバランスな十代。アンニュイな顔立ちで照れたりするのが可愛い。

さて、この二人実に愉快そうに会話をする。リアルで会っている時もネット上でも楽しそうだ。陽気なエナドリがきょーすけの何に魅かれたのかは作中にはない。ただ初めて会った時の翼の表情は好きな人を見るまなざしだった。リアルで会う時の服をラフでカジュアルにして恭佑にさりげなく合わせていたり。翼の恭佑好きがあちこちで溢れていてムズムズする。告白したのはきょーすけだったが、最初の好きは陽気なエナドリかもしれない。なんてったって照れながら嬉しそうなんだから。話は変わるが、アバターの課金180円のキスってどんな感じ?

伝わるもの

ヤンキーと優等生の青春ストーリー。
金髪ピアスの関陵司と特進で優等生の岩代弓弦は対極のタイプ。無断アルバイトを目撃された関は岩代が機転を利かせて出した申請を「おせっかいだ」と突っぱねてしまう。言い合いの中で岩代がケガをしてしまい、関はやむなく手助けをすることに。

無表情で理詰めの優等生を級友は「火星人」と呼び。遠巻きにしている。しかしそんな彼をぶっきらぼうながら世話を焼いてくれる関。岩代はその態度を嬉しく思うようになる。関は丁寧な感謝の言葉をかける岩代に新鮮さを感じる。作中の関は近寄りがたい雰囲気さえなければ女子ウケする魅力もチラリとのぞく。一方で岩代は関への興味が増大。次第に伝える言葉も「用事はないけど、明日も会えたら嬉しい」(裏を返せば毎日会いたいの高度なテクニック)になっていく。岩代の三白眼は睨んでいるのか?それともみつめているのか。淡々とした表情でも眼差しは真っ直ぐだ。ケガが治っても、ふたりは一緒の時間を作っていく。

クールにみえて岩代の言葉に振り回される関。勉強ができて多くの言葉を知ってもムードという空気が読めない岩代。わかりにくい表情でも関の照れてる顔で伝わるものはある。

魔王と一般兵 コミック

samesuke 

寡黙魔王の初恋

最高権力者・魔王×人間界のビビリ兵士・ルノフスの異色BL。
冒頭から魔王とルノフスの二人だけで始まり、設定は色々ぶっ飛んでいるのにぐいっと引き込まれた。196頁。

失神体質(?笑)のルノフスを助けた魔王。恐怖で怯えたルノフスの潤る目が魔王の恋心を刺激してしまう。
ほぼモブに近いルノフスが圧倒的な存在である魔王のハートを掴む展開でサクサク読めてしまう。

中でも強く惹かれたのがイケメン魔王ヴァフェル。性格も非常に穏やかな寡黙紳士で好みだ。キャラデザインの造形もいい!
寂しげな表情も目を引くし、それでいてルノフスへ向ける表情は心躍るのか楽しそうなのも可愛い。
ルノフスは人間界で聞いていた噂と違う魔物たちの生活に驚き、彼らが異種の垣根をこえて接してくる日常に次第にここへ帰りたいと思うようになる。

最高王者が庶民ルノフスへの溺愛執着する様子は最強にツボってしまうと実感した作品。

ウブなヤンキーがいい

スピンオフの『黒歴史によろしく』の連載が始まった!
狭間恋之介は6年も富士日和に片想いをしている高校生。成績優秀で182㎝の立派な体格(腹筋割れてます)でありながら、実家が地元では有名な狭間組のため孤立した少年期を過ごす。富士日和はごく普通の家庭にうまれたごく普通の高校生。恋之介がどうして日和に片想いしたのかのエピソードは作中ではない。小さな本屋「ブックストア佐久山」でバイトをしていた二人が高校生最後のクリスマスを迎えようとしていた。

最初は狭間組の佐久山の土下座にビビッて始まったカップル計画だったが日和は恋之介に惹かれていく。実は日和をノンケのヘタレとみていたのだが、そんなことはなかった。恋之介のギャップや邪魔な佐久山の影に隠れて見逃してた。日和が好きな子は大切にリードしたいと相手を思いやる場面がいくつも散らばっていた。よく見ると日和は優し気な顔立ちなのだ、もう少し大人に成長すると頼りがいのある彼氏に変貌しそうなのである。伸びしろの大きな二人、どんなカップルになっていくか楽しみだ。

獣人×Ωバース

獣人オメガバース!主人公はネズミ獣人でΩの胡桃沢はエッチな青年漫画家。その担当が攻めの宇迦野でキツネα。ラブコメでも抜かりなくエロもあります。
胡桃沢くんのネガティブ思考とネズミとしての高いプライドには笑わせてもらえる。連載がストップしてしまい、次はどうなる!で3巻は終了。え〜「オメダン」(胡桃沢くんの連載漫画)気に入ってたのになぁ。

好みです!

クールな攻め進藤大樹と天然ピュア?な早坂悠斗のリーマンBL。攻めの進藤は早坂にめちゃ弱い。仕事ができてモテ要素満載の攻めが悶えるのはなかなかの見ものです。好きな人に意識してほしいって萌える!ストーリーは定番だけど、2人の豊かな表情で最後はハッピーにしてもらえます!

2巻じゃ足りない

豪華な表紙に心惹かれて購入。
華麗な画力でも引き込まれたのに、読者の喜びのツボを押さえてくれる(不遇なΩのイリヤと誠実なハーリド)設定も好きになりました。幼いハーリドとイリヤが初めて出会う庭でのシーンはドラマの始まりを感じてとてもいい!せっかく良い作品だから上下ではなく、4〜5巻でじっくり読みたかなったなぁ。

美空と雪

郡山雪を顧みる。
冒頭の夜景のシーンで指輪を投げようとして投げられない雪の仕草や表情はとても惹きつけられる。そう、悲しみに耐えている。失恋は優しい人ほど傷ぐちを深くしてしまう。本当は泣き喚いて相手を責めればいいのに。好きだからできない。いや、したくないのが本音かもしれない。雪の表情は憂いた時が一番美人だ。美空にはない艶がある。

廣瀬美空を顧みる。
美空は嫉妬するほどの恋をしていなかった。確かに相手の好意は嬉しいし、楽しい。しかし別れがくれば執着せずに次へ切り替えていたはず。それが雪を抱いてから雪の心の中にあるのが自分じゃないとはっきり自覚できたのが、元カレと会った瞬間だった。初めて感じる焦燥。
自覚する前に口にした「彼氏」。
美空が働きに出始めたのは、雪と対等に付き合えるようになりたいからだ。情けない彼氏じゃなくて、雪を笑顔にできる大人の男に成長するために。それこそ愛ってやつでしょう。