えーーー!?まさかの!!!笑
突然始まりビックリして笑っちゃいました。
あらすじには何も書かれてなかったぞ…?
出会った瞬間に強烈に惹かれ合って、
抱き合った瞬間に猛烈に滾って、
これは絶対運命だ…!間違いない…!
ってなるんだけど実際はーーーというお話で、
今まであまり見ない角度の切り口が新鮮ですv
見事な勘違いコントでテンポ良く物語が進み、
性欲を前にするとIQの下がりっぷりでコミカルに、
いろいろありつつもめっちゃイチャラブで、
しかし勘違いしてる切なさで締めるところは締めて。
ラブコメ成分が上手く盛り込まれてて
新感覚オメガバースで面白かったですヾ(*´∀`*)ノ
勘違いも見所のひとつなので、
個人的にはネタバレなしで読むのがおすすめかな?
(ってレビューしたあと作家インタビュー見たら)
(普通に書いてありましたね 笑)
(個人的には編集さんと同意見です!)
(えー!?ってなる感覚が楽しかったんだよ…)
以下、レビューは短めに留めて、
ネタバレなしでおすすめポイントをば…。
もうとにかくイチャラブしてて、
第三者の干渉ストレスがなくて、
運命に囚われない愛の形が最高でした(∩´///`∩)
キッカケは勘違いだったけれど、
惹かれた気持ちは間違いなく本物ですもんね。
2人で辿り着いた答えにはジワッと熱くなりました。
表紙がすでにエンディングを語っているので、
表紙買いもおすすめです~!!ヾ(*´∀`*)ノ
黒井よだかさんの作品は振り幅が大きいので
表紙見て「どのよだかさんだ…?」と思いつつ、、、
幼馴染の両片思いなんて読まずにはいられなかった。
もぅもぅ買って良かった~!!!(∩´///`∩)
購入を迷ってる方へ。先ず帯を見て下さい。
【幼馴染み×両片思い×ケンカップル】
【もうずっと、嘘をつき続けているーーー…】
【好きな相手が俺じゃないのが、死ぬほど嫌だった】
↑↑↑
これを見て「あ、、、好き」となったら迷わずGO!
すれ違いがめっちゃ切ないお話ではあるけど、
お互い傷つけ合って心が重くなる展開もありません。
ただただもどかしさが切ないだけ…(;///;)サイコウ。
幼馴染らしいコミカルなやりとりが多くて、
それでいて片思いの切なさや胸の痛みも伝わり、
見事にすれ違っていく展開にもどかしさを覚え、、、
めっちゃ萌えたーーーー!!!(∩´///`∩)
終始萌えっぱなしだった!!!(∩´///`∩)
幼馴染の両片思いは至高だと思う方は是非。
片思いの切なさが大好物な方も是非。
普段は強気なのに恋愛は臆病なキャラが刺さる方も是非。
さてさて。
1歳違いの幼馴染の両片思い。
盛大にすれ違ったままセフレになり、更にすれ違う。
嘘で塗り固められた関係はどんどん拗れていきます。
これ、端から見てるとホントもどかしいんですが、
攻め:千鶴
時生のことがずっと大大大好き。
時生の彼氏は殺したいほど憎い。
遊びで割り切る関係は苦手で、
セフレは本当は嫌だけど時生と繋がりたいが勝る。
時生との関係が終わるのが怖くて告白はしない…。
受け:時生
千鶴のことがずっと大大大好き。
でも千鶴はノンケで、告白したら嫌われる。無理。
彼氏がいる設定の嘘をついて引くに引けない状態。
全てネガティブに捉えがちなんだけど理由があってーーー。
っていう。
互いに秘密や嘘を抱えているから素直になれず、
ゴツゴツした岩同士がぶつかる会話になってしまう。
そうするとますます誤解が膨らむんですよ…(;ω;)
個人的に一番感じたのは、
時生はね…、悩むところが違うと思うんだよ…。
ネガティブな思い込みがフィルターになってる。
千鶴の限界点が突破して出た告白みたいな本音も、
気にする部分は違う違うそうじゃないぞーっ!て
ツッコんでしまう(;´Д`A
キツい言葉が刺さるのはわかるよ。わかるけどさ。
千鶴の慟哭を受け止めてあげくれよ…(;ω;)
でも千鶴も絶妙に年下なんですよね〜。
言うだけ言って逃げちゃうのはアカン。
(でも年下攻め大好物なので年下感にめっちゃ萌えた)
嘘ついて現実から逃げ続けた幼馴染の片思いですが、
エッチの最中だけは隠しきれない情感があって…!
嘘がつけなくなる瞬間が大好物なのでドドド萌えでした。
あとセフレはいつ終わるかわからない関係で、
刹那的な切なさがあってキュンキュンします(;///;)
上にゴツゴツした岩同士って書いたんですが、
無事すれ違いが終わったあとの変化が最高です…!
すれ違いは素直になれなかった弊害なんですよね。
きっと今後は嘘をつかない関係になれる気がします。
幼馴染が大好物な私にとっては、
カバー下漫画まで福利厚生が手厚くて大満足でした♡
以下、ただの妄想的解釈↓
(今後は千鶴が時生の変化を感じ取ったら、)
(絶対に口を割らせるまでしつこくしそうw)
(そんで時生は観念して素直になるんだよ…)
(これからの千鶴は時生に嘘をつかせない男)
(ーーーに成長する!多分!きっと!)
試し読みでは既視感があるお話かと思ったら、
想像以上にグイグイ読ませてくる作品でした。
個人的には2巡目が断然ハマりましたね~。
最後まで読んだあと読み直すと新たな気付きが増えて、
受けさんに対するキュン度がマシマシ( ´艸`)♡
ロジックに基づく展開の上手さにグッとさせられます!
いや~~~~……これはアレだ。
『スパダリ攻め×甘え上手パパ活受け』を装った、、、
言わば救済系とも捉えられそう。(※解釈によるけど…)
ただ1点…。
受けのバックボーン描写は解像度が高かったのですが、
攻めは「ノンケなのに?」とスッキリしない点は少々。
続編が決定しているようなので次巻に期待です!
さてさて。
受け:戒
パパ活をしていますが身体的な関係は絶対NG!
身持ちはとても堅いです。
攻め:悠真
優しくて穏やかで何に対しても誠実なお人。
仕事ぶりも真面目なイケメンのお医者さん。
「普通の健全な男」として欲を隠さないところすらも誠実さがあります。
何もかも完璧なようで少しヘタレっぽさもあって、
隙があるところが更に男ぶりを上げてる気がする。
なんかもぅ存在がズルいです(笑)
戒が他のパパ相手にトラブルになってた時に
通りかかった悠真が見かねて助け船を出しました。
んで何やかやあって、
戒はちょうどパパが1人減ったところだったので
これ幸いと悠真にパパになって欲しいとおねだり。
悠真は興味本位で快諾して2人の関係が始まります。
時々会って食事やデートをする内に、
悠真はどんどん戒を好きになってしまってーーー。
って感じで、
あらすじだけだと既視感がある展開だと思います。
でもストーリーが進むにつれて
『戒がパパ活をする理由』にフォーカスが当たると、
グッと物語に奥行きが出てくるのがとても良き…!
一番の目的はお金じゃないんですよね。
身体的な関係が絶対にNGなのも附に落ちました。
きっと100万積まれてもヤってなかったと思う。
(疑似だろうが父親とエッチは絶対に無理だもんね…;)
戒のバックボーンを知った上で2巡目読みすると
悠真に初対面で褒められた時の喜びや、
食の好みを聞かれた時の反応、
処世術として"良い子"をやってきた片鱗 etc.
「素の戒」が愛情を求める無垢さが刺さりました///
んで帯に「絆されたのはどっち?」とあって。
このCPだとセオリー的には攻めじゃないですか?
この辺は読み手によって解釈が変わると思いますが、
個人的には戒が絆されたように見えました。
だって戒は『愛情』そのものを知らなさすぎる…!
愛し方も、愛され方も、恋も、
全部全部初めてで心が追いついていなくて…!!!
なので正解はわからないまま悠真に惹かれる。
↑この戸惑いや心情の変化に絆され感を垣間見ました。
(戸惑う戒に対して悠真の順応力の高さね)
(ノンケなのにゲイパパ活にも抵抗ないし、)
(戒に比べると悠真の解像度は少し下がる…)
幼い頃から満たされなかった心の穴。
愛情を与えられなかった空っぽの器。
そんな空洞に少しずつ注がれる愛情ーーー。
戒の心が救われていくお話でとても良かったです。
悠真にたっぷり愛されてる戒がすごく可愛い…!!
ちなみに兜合わせばかりで未通でしたv
キスだけでもしっかり見応えがあるエロさです♡
1巻の競い合ってる関係も良きでしたが、
2巻になって糖度マシマシの恋人関係も良きです!
めちゃ甘くてニヤニヤニヤニヤ止まらなかった///
も~~~~すっごい良い!!!
めっっっっっっちゃ良い!!!
想像以上の甘さを見せつけられて激萌え(∩´///`∩)
いやもぅマジで想像以上だった。
だって矢島ってノンケ中のノンケじゃないですか?
割とノンデリタイプな感じだし、
例え女相手でも甘い言葉を吐くタイプに見えない。
(※個人的な解釈です)
そもそも鳥飼の告白の返事も「分かったよ」の一言で、
あとは行動(性欲含む)で察してね!だったんですよね。
やっぱりノンケだからハードル高いのかな~とか、
"ライバル"と"恋愛感情"の狭間にいるのかな~とか、
1巻に引き続きイマイチはっきりしない矢島を覚悟してたら。ね!!!
もぅもぅ!!!
恋人としての嫉妬?嫉妬ですね!
鳥飼のこと好きすぎませんか!?
って感じが溢れ出てて永遠にニヤニヤニヤニヤ出来る///
あと、
言葉ではっきり「付き合おう」と交わしてないからこそ、
距離感の探り合いが初々しさを感じさせて萌えます…!
名前呼びをするだけで意識してるの可愛すぎ。最高。
鳥飼にもキュンキュンキュンキュンさせられますね!
なんといっても素直になったときのデレの破壊力よ。
鳥飼の恋心は長年奥深くに隠してきたけれど、
今は矢島が受け止めて包み込んでくれるんですよね。
我慢する必要ないからこそ表面化するデレなのか…。
ーーって考えると更にキュンキュンしちゃう////
はぁぁぁぁ~~~…(∩´///`∩)
ダダ漏れが止まらない鳥飼が可愛すぎて堪らん////
って感じで想像以上に甘々な展開なんですが、
『同じ夢を追いかけるライバル』という根底はブレず。
競い合ってきた2人の関係を、
第三者視点で言語化されたのがとても良かったです。
本人たちはわかっているつもりでも見落としてた部分。
客観的にみてる他人だからこそ見えてくる2人の関係。
改めて最高のライバルなんだと魅せてくるのが胸熱です…!!!
ライバルとして、恋人として、更に深く。
最高の続編でした+゚。*(∩´///`∩)*。゚+
※攻め受けと書きましたがエロなしです
うわ~~~~!!!(;////;)
想像以上に(って書いたら失礼だけど)良かった!!!
甘酸っぱく、可愛く、無自覚な両思いな展開。
捻くれた表現するならばサラッとしててアクがなく、
強いインパクトはないです…。正直…ぶっちゃけ…。
ーーーと、侮るなかれ!でしたね。
受けターン:
ずっとニコイチで隣にいる親友への片思い。
引っ越しを機にやっと吐露できてホッとした気持ち。
期待を裏切られた時の悲しみと諦めーーー。
攻めターン:
ずっとニコイチで隣にいる親友からの告白。
今まで意識したことなかった感情が少しづつ表面化。
当たり前のように隣にいた存在がいなくなる喪失感。
恋を自覚するか・しないか辺りの揺れ動きーーー。
両者の感情がストレートに流れ込んできて、
表情・セリフ・キャラの作り込みが上手いんですよね。
キャラクターの言葉に説得力があり、
何度も揺れ動く言葉に嘘がなく、
丁寧に"初めての恋"が動き出す瞬間が表現されてて…!
一見サラッと展開していく中でグッと心を刺してきて、
後半にドワッっと泣けちゃいました(;///;)
いやもぅね、青春から遠く離れすぎてて
今更可愛い恋で泣くと思わなかったからビックリです。
切ない感情の表情や動きの表現が上手すぎる…!!!
個人的に印象に残ったのは各話のラストページです。
心の声がぽろっと零れ出た呟きのようなモノローグにキュンとさせられました。
あと幼馴染の幼少期エピ大好物なので、
5話の出会った時のエピソードがめっちゃ好き!!!
(行きはカバンに付けてたキーホルダー、)
(帰りはポケットの中にねじ込んでてね)
(あー…って察してウルッときちゃった)
(「おそろい!」は嬉しかったよね。嬉しかったよね)
(ほぁ~~~~~……+゚。*(´///`人)*。゚+ 尊)
めっちゃ良かった~~~(∩´///`∩)大満足!
帯買いしました♡
クールな表紙に反しての「ウブ恋」はズルいッ!
そんで表紙の印象と全く違う攻めのワンコぶりは
もっともっとズルーーーーーい!!!(∩´///`∩)
良い意味で表紙詐欺っていうか
ギャップ堪らんぞ(*´艸`*)ってぐらい可愛いので、
年下ワンコ攻めがお好きな方は読んで大吉です…!!!
受けさんもとっても魅力的なキャラクターで、
黙ってたらキラッキラの美人さんだけど
口を開くとオラオラなケツ抱き系のパワー型受け。
な・ん・で・す・が!
ケツ抱きのプライドが崩れまくるエッチが
とってもエッチでエッチで大変美味しゅうございます。
イニシアチブが取れなくなった時の焦りが萌える…ッ!
ピュアな恋と溺れるようなエッチ。
とってもとっても可愛くてキュンとするお話でした。
そしてデフォルメ絵がめっちゃ可愛いです…!!!
(ワンコ感増し増しになる♡)
さてさて。
攻め:戸橋
ヘタレだけど真面目で素直な一途ワンコです。
フラれてばかりで恋愛下手だと思ってたようですが、
自分から好きになった恋になると全く違ったようで。
市川への恋心を自覚してからは、
年下ワンコのお手本のような可愛さなのです。
(ちょっとヘタレなところも最早長所ですね…!)
(とても可愛いので…!!)
(年下ワンコの可愛いは正義なので…!!!)
特筆したいのがエロポテンシャルの強さ。
手慣れたヤリチン並みの技術を持ったDTワンコ…?
え?は???混乱するわ!(ありがとうございます!)
という感じで純朴な青年でありながらエロ度は高く、
年下ワンコとしての強みを無自覚で放出する天然で、
トラウマ持ちの年上受けをほだしていく力が大変良きです◎
受け:市川
とっても美人でえっちなお兄さん最高…!
そんでケツ抱き系のパワー型なところもめっちゃ良い…!
(ケツ抱きのプライドを持った受け様が)
(攻めに翻弄されてよがりまくるシチュがお好みの方へ)
(この作品を是非是非読んで下さーーーい!(*´艸`*)♡)
で。コミカルな展開が続く中で、
市川のトラウマが物語を引き締めてくれました。
どれだけ戸橋に好かれても不安が過ぎる姿が切なくてね。
市川の心は今も過去の傷が塞がってないんだなぁ…と…。
戸橋の気持ちに対しても逃げ腰ではあるんんですが、
真剣な告白には真摯に答えるシーンがすごく好きです。
おちゃらけて逃げたりしない部分に好感が持てました。
何度もエッチを重ねている2人だけど
恋愛部分の根っこはずっとウブ感があって良かったです。
心から好き合っている姿を見るとニッコリしちゃいます。
もうね、とにかく可愛いんです!!!(∩´///`∩)
あと電子の特典が16Pもあってビックリしました。
めくってもめくっても漫画が続く…!(´⊙ω⊙`)
本編だけでも分厚いのに特典もたっぷりで読み応えあり!
『サイコパス』『殺人鬼』
という言葉がかなり散見されるお話なんですが、
想像以上に温かな愛を感じてビックリしました。
このお話は、
<サイコパス殺人鬼×殺された男の息子>のCPで、
あらすじからは血生臭いダークな香りしか感じません。
一体どんな痛々しいヒリつく関係になるのか…。
緊張しながら本を読み進めたら、、、ですよ!!!
あれ???甘い???っていう(∩´///`∩)ネ!
攻めは受けにめっちゃ優しいし、愛しかないし、温かい。
(もちろん受け限定で。受け以外はどーでもいい)
というのも、この作品のサイコパスは
『必要悪として訓練・管理されたサイコパス』なんですね。
大富豪がサイコパスの素質がある子どもを集め、
擬似家族の中で一般的な感情の模倣を叩き込み、
本来の性分を活かす場として殺人もさせて。
統率のとれた『サイコパス7人兄弟』を作り上げて。
(殺す相手は連続レイプ魔や小児性愛者など)
(裁きを受けずのうのうと暮らしている奴等が対象なので)
(大富豪パパの言い分としては「必要悪」な殺人っていう)
なので攻めは『管理され自覚のあるサイコパス』。
独占欲・執着心が格段に重いのを理解しているからこそ、
暴走する前に自制心を持って距離が置ける人なんですね。
もちろんどうでもいい相手にはしないけれど、
受けには嫌われたくないから事前確認を怠らないのです。
自分の感情は異質で暴力的だと理性的に捉えてるのです。
だからこそ受けに対する言動の端々に気遣いがあって、
これがも~~~~~めっちゃ甘いッ!!!
受けが傷つかないことを第一として動く姿が良きです。
あと苦しんでる受けを癒やす方法がわからなくて
他者に相談してる場面も愛しかなくてめっちゃ好き。
(今まで相談なんてしたことなかっただろうに…)
愛情たっぷりな行動にしか見えないのに、
攻め本人は「愛を感じる能力がない」という矛盾よ…。
自分は愛も罪悪感も良心の呵責も持ち合わせてないと。
このチグハグさがグッと萌えました(∩´///`∩)
受けは……とても強かったです。
小児性愛者の被害者で、強いトラウマを抱えて、
酒とドラッグでなんとか記憶を誤魔化しててーーー。
けれど攻めの存在が生きる世界を変えていきます。
自分を苦しめた奴等を見つけ出そうと戦う姿、
7人のサイコパス殺人鬼を前にした時の豪胆さ、
もがき苦しみながらも前へ前へと進んで行く姿。
受けの心が壊れそうで心配になる展開が続きますが、
受けは攻めの存在があって強くいられるんですよね。
何気ないところで心がフッと救われるというのかな…。
攻めが一般的な感情を持ち合わせてないからこそ
酒やドラッグ漬けになっている受けを肯定するんですね。
普通の人なら重すぎて手に負えない状態でも
ケロリとして側にいるのがすっごい良かった…!!!
サイコパスな点が長所として在るんですよね…!!!
この作品でサイコパス攻めのイメージが覆りました。
私にとっては良い意味で…でしたけど、
狂気的なサイコパスを求めてたら違和感があるやも。
今回の攻めは7人兄弟の末っ子なんですが、
兄弟の中には殺人に快楽を求めるガチヤバもいます。
今後のシリーズ展開で兄編を読むのが楽しみです…!
面白かった!!!
あと市ヶ谷モルさんの表紙がかっこよすぎて好き。
(元々のきっかけは表紙買いです)
評価は神寄りです。
タイトルに萌えを感じて購入しました(∩´///`∩)
"終われなかった"って良くないですか…?
1度は終わらせようとした雰囲気が含まれつつも、
本音は終わらせたくない心残りも感じられて好き。
相反する気持ちの間から生まれる萌えがめっちゃ良い。
そして帯もそそられるんですよ!
『あの初夜をやり直せるならって、ずっと思ってた』
『痛みを抱えた大人たちが綴る10年愛』
はぁぁぁぁ~~~(∩´///`∩)大好き!大好き!
10年拗らせた恋との再会なんて萌えしかないでしょ。
ーーーと、テンション爆上げで読んだんですが、
共通した夢を持っていた元親友という間柄だからこそ
恋愛感情だけに収まらない劣等感が切なく泣けました。
シンプルなストーリー運びではあるんですが、
両者の感情がストレートに刺さって良かったです…!
さてさて。
攻め:壬生
スランプ中のカメラマン。
ノンケらしいけど作中ではノンケっぽさナシ。
無自覚期も含めて筒美のことしか考えてない。
学生時代に酔った勢いで筒美とエッチするけど
挿入が失敗に終わった後悔を拗らせてます。
(帯でエモさを感じたキャッチコピーの実態よw)
受け:筒美
学生時代は夢を追っていたけれど、
今は親の旅館を継いで今は支配人をしています。
最初に友人関係を断ったのは筒美からなんですね。
壬生は初エッチで失敗したのが原因だと思ってますが、
筒美には別の理由があってーーー。
という感じで展開していく再会ラブなお話です。
このお話の良いところは、
すれ違い等で10年遠回りしたわけじゃないところ。
筒美が乗り越えられるタイミングが10年なんです。
壬生は筒美しか見えていなかったし、
恋愛感情だけなら学生時代に成就できてたと思います。
端からみてもとっても仲良しニコイチだったんですね。
(我、大好物の萌え)
(付き合ってないのにイチャイチャは至高///)
でも多分、あくまで私の憶測ですが、
学生時代にすんなり付き合っていたとしたら、
互いに傷つけ合って別れていただろうな…と。
特に筒美の心がボロボロになってたと思う…。
壬生が「10年無駄にした」と言うのに対し
筒美は「俺には必要な時間だった」と呟くシーン。
まさに両者の温度差が前面に出てたなと思います。
で。この温度差に泣けてしまって…!!!
筒美は壬生が好きだから一緒にいたいと思う反面、
一緒にいると負の感情をかき乱されて苦しんでて。
その辛さがストレートに流れてくるのです。
もぅ離れたい筒美と、絶対離れたくない壬生。
両者の溝を埋めるために
どう決着をつけるのかという点も見所でした…!
良かった…!シンプルだけどグッときました…!
あと萌えポイントとして、
壬生が無自覚・激重・溺愛系な攻めってとこも好き。
筒美以外の人間に対してどうでも良さそうなところ。
人としてアカンのやけど萌えてしまう(∩´///`∩)
(学生時代の筒美以外に塩対応エピが好きv)
今回がダメでも更に10年待つつもりなとこも可愛い。
壬生は完璧ではないけど筒美愛だけは信用出来る男よ…。
結婚に向けて両家へ挨拶に行く巻です。
胡桃沢家・宇迦野家の面々が登場しました!
ルーツを辿る感じで良いですね~。
家族モノに滅法弱いので泣けました(;///;)
すっごい、すっごい、良かった…!!!!!
あと個人的にさちおの"兄属性"が大好物なので、
"お兄ちゃん"してるさちおを堪能出来て嬉しい。
一見頼りないようで頼もしいお兄ちゃんなんですよ~!
はぁぁぁ(∩´///`∩)新刊も大ッッッ満足!!!
気になるトコで次巻続くの焦らしプレイだったけど、
キュンキュンニヤニヤ時々ウルリが最高でした♡♡
以下、項目分けして感想をば…。
◆胡桃沢家
ネズミ一家が可愛くて可愛くて愛おしい。
モフモフ丸いフォルムにクリッとしたお目々が並んで、
いやもぅマジで「守りたい…この命…」ってなります。
ネズミにとってキツネは天敵。
例え大事な家族の恋人だろうがそれは変わりません。
さちおが選んだ人を信用したいけど別の話なのです。
(そしてさちおはチョロい…)
(家族みんなも認めるほどチョロい…)
(信じててもやっぱり心配だよねぇ…)
宇迦野が本気を出せば、
口八丁で胡桃沢家を籠絡出来た気がします。多分。
でもそれをしない選択をした所に誠実さがあって。
お得意の口八丁は封印して、
緊張しながら胡桃沢家と接する姿が良きッッッ…!
宇迦野さんがどんどん可愛く見えてくるマジック!
これがめちゃくちゃ良いのですよ~(∩´///`∩)
個人的なMVPはさちおのおばあちゃん!
泣いた。読み返す度に100%の確率で泣いてる。
キツネを前にしても肝が据わってるトコが好き。
(おばあちゃんを前にすると、)
(宇迦野さんの計算が狂ってくの良良良~~~!)
あと上にも書いたけど、
さちおが"良いお兄ちゃん"してて泣けちゃいます。
弟の頭ポンポンしてるトコなんてさ~~(;///;)
は~~~~最ッ高。兄属性さちおに大感謝。
さちおの弟妹たちは皆さちおが大好きで。
特に次男(塩顔イケメン)はブラコンなんですね。
ブラコン弟が兄の結婚に反対する構図なんです。
これがまぁ~~~~~
めっっっっちゃ萌える~~~~~~~~ッ!!!!
(多分キツネじゃなくても反対してたでしょ)
(さちおは騙されやすいから~とか言ってさ)
(Ωのお兄ちゃんを守らなきゃって自負に泣けるんよ)
あと流石"さちおの家族"って感じのチョロさね…。
ほっこり可愛いやら心配になるやら…。
(相手が安心安全(?)な宇迦野さんで良かったよ!)
胡桃沢家に愛しかないので今後も登場を願う…!
◆宇迦野家
宇迦野さんは父親似なんですね!?超ソックリ。
年取ったらこんな顔になるんだろうなって感じ。
とはいえ中身は食えないキツネ親父で。
反対したいのか応援したいのか腹を見せないけど、
単に弄って楽しみたいだけって感じなんですよね。
(キレてる息子の反応に満足してそう…)
お兄さんは優しそうな人でホッと。
(でもネズミとの恋愛はトラウマだろうから、)
(何らかの影響が出てこないことを祈るのみ…)
中々前途多難な滑り出しになりましたが、
決戦は次巻以降にお預けなので楽しみに待ちます。
◆さちおの反骨精神
過去エピソードと共に感じるさちおの強さ。
めっっっっちゃ良いです。カッコ良かった。
漫画家になって必死で頑張る姿の解像度が上がります。
『餌界の王』以外のプライドが見られて嬉しい。
(ちなみに『餌界の王』については今回もブレず)
(胡桃沢家一丸となった矜持に笑っちゃいました)
(さちおの餌界ワードも大好き!!!)
◆描き下ろし
個人的に「スパダリやりすぎたな」がツボですv
とても宇迦野さんらしくて好きv
計算なしと計算ありが入り交じってるんだよねぇ…。
とはいえスパダリ下げても十分スパダリな気もする。
さちおに甘えてて可愛かったです(∩´///`∩)
千秋の愛はとても重い。
それは最初から一貫して描かれてる描写ですが、
今回はゾクッとするような表情が印象的でした。
どんどんヤンデレ感が強くなっていくような…。
でもこれがま~~~ぁ野性味があって、
すっごいカッコイイんですよねぇ(∩´///`;)フゥ…
(ワンコ感とのギャップにキュンキュンしちまうぜ)
そんなこんなで
千秋の激重な愛情を拗らせる原因が和馬ならば、
千秋の心を軽くして笑顔を引き出すのも和馬で。
今回も千秋が不安に駆られて暴走し、
和馬が千秋の気持ちに触れて反省&フォロー入れてね。
歴史の繰り返しターンに入ってるな…とは感じました。
でもですね。鉄とかもそうですけど、
何度も叩いて同じ工程を繰り返して強くなるように、
今は盤石な基盤を作っている最中なんですよね~!
千秋の愛は本当に重いです。
和馬の愛と比べては落ち込んだりもします。
今回ものすごく良かったなと感じたのは
「和馬も千秋と同等の愛を持っている」のではなく、
「和馬は和馬の中の精一杯で愛してる」って所です。
愛情表現なども含めてキャパシティは人それぞれ。
比べる必要なんてないし、和馬の愛もとても深い。
ふとした瞬間に大人びていく千秋の表情を見て、
憂いを帯びた目を見逃さずに気付くのも和馬の愛です。
千秋と全く同じじゃなくても、
和馬の中の"精一杯"にギュッと締め付けられました///
(このシーンはもらい泣きしちゃう(;////;))
"ふたりの形"を作っていく過程の尊さが
この作品の魅力なんだよな…と改めて実感しますね!
ラブラブイチャイチャもたっぷりで大満足です…!!
あと、ちあかずの間に巴が収まった時の安定感が良い。
ちあかずもいつもより幼馴染み感が強くて萌えます♡
面白かった~~~(∩´///`∩)
表紙が結婚式みたいでキュンキュンしました///
ちあかず大好き~~~!!!