コミカルでテンポ良くとにかく可愛い。
可愛すぎて可愛い以外の語彙が消える。
ラブラブで大好きが詰まった作品がお好きな方は是非…!!!
ストーリーをザックリ言うならば、
お狐様が押しかけ女房して幸せになるお話です。
受け:お狐様こと三珠
感情表現がとても豊かで素直で愛らしい狐様。
狐だけどワンコ属性(?)なんですね。
嬉しいからとよく笑い、幸せだからとよく笑い、
悲しい時はしょんぼりした気持ちを隠しきれず、
いつも笑顔全開でニコニコしてて。
全身全霊で"暦が大好き~!!!"を放ってます。
感情ダダ漏れ(隠してない)可愛さが堪りません。
神様パワーで戸籍持ちの人間(?)になったけれど
神様の加護が発動したり、ケモ耳や尻尾も出たり、
力が保てないと幼児化もする。
この幼児化も最ッッ高なんです╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
3頭身に丸いフォルム…。
小さいお手々とちぎりパンのような腕…。
可愛い…守りたい…可愛い…(;///;)スキ
(作者さんのX(旧Twitter)のメディア欄は)
(かわいい三珠さんがいっぱい見られるので是非)
(お好みに合えばコミックス購入は大大吉です◎)
攻め:暦
親を早くに亡くし、借金返済の為に働き、
何が幸せがわからないところにいました。
限界社畜を極めてた時期もありましたが、
三珠さんの支えもあって今は健康的に働いてます。
そう。
三珠さんに出会って暦の人生が輝き出すんですよ。
ジワジワ幸せを噛みしめてる暦にグッとくる…!
(好き好き!こういうの大好き!)
突然お狐様が押しかけ女房してきて、
なんか知らんけど住み着いちゃって、
嵐のような始まり方なんですが次第に愛おしさが沁みてくんですね。
時々ハプニングはありつつも、
基本的にイチャイチャ甘々な日々だけが続きます。
(穏やかな暦×素直ワンコ属性の三珠さんだから)
(ケンカになる種がないのでとても平和♡♡)
イチャ甘だけの内容でも十分満足だったんですが、
第7話が物語を引き締めてくれて深みが増します。
いわゆる前日譚、エピソードゼロ的な内容で、
暦が知らない三珠さんの過去が描かれているんですね。
これが切なキュンでグッとくるんです…!(;////;)
そして1話目からの三珠さんの行動を思い返し、
三珠さんのいじらしさにキュンキュンの嵐でした。
ああ…、三珠さんが可愛すぎて好きが止まらない。
幸せだけがめいっぱい詰まった作品です。
光の腐様に是非是非読んで欲しーーーー!!!!!
余談追記:
色々あった作家さんなので思う所はありますが、
読んだ時の純粋な気持ちでレビュー評価をしました。
元ネタを知らないので
今回被りがどうか判断出来ないのですみません。
すごく好みの内容だったから大丈夫だといいな。
原作既読。
BLCDを久々に購入したほぼ初心者レビューです。
◆先ず原作未読の方へ
何度も読み返している原作ファンでも、
音だけでは少々わかりづらい部分はありました。
原作もかっこいいので是非ご一緒に…!
スピンオフ作品でシリーズ3作目ですが、
個人的には未読でも大丈夫かな…?と思います。
(受けがスピン元でやらかしたことは、)
(セリフの中に自然と組み込まれていました)
(攻めはシリーズ3作目にして初登場です!)
チラッと登場するアンナ×みつるが気になる方は
スモーキーネクターも是非!是非!!ヾ(*´∀`*)ノ
* * * * * * * * * *
本編CD:約69分
特典CD:約21分
番外篇からコミックス特典の隅々まで
キッチリ音声化されています…!素晴らしい…!
話の流れもほぼほぼ原作そのままの音声化です。
(肉付けとかもほぼなかった (´・ω・)ネ)
Disc2の特典ミニドラマCDは
スモーキーネクターたっぷりめで入ってました。
あんみつファンなのでめっちゃ嬉しい(∩´///`∩)
* * * * * * * * * *
内容はあらすじに書かれていますがザックリと。
罪を犯し、"家"から腫れ物扱いされている受け。
そんな受けの生活を管理することになった攻め。
受けはバイターとして特別な能力を持って生まれ、
家庭環境が歪だったために真っ当な情緒が育たず、
子どもっぽく傲慢な獣です。
猛獣のような受けに魅せられた攻めは、
いつか自分のモノにして飼い慣らそうと決めてーー。
「スモーキーネクター」とは違った形の一蓮托生。
犯した罪の業も責任もともに背負った先の執着愛。
総じて共感性は低めでありつつ、
重厚さを感じるヒリついた物語だと思います。
◉受け:桜次郎 @小松さん
1作目から出演されてるので今更なんですが、
あらためてメインで聴いてると、、、
桜次郎のクソ生意気さが原作イメージそのまま!
あと脳内再生で原作読んでいた時より、
子どもっぽい幼稚さが強く感じられた気がします。
年齢に見合った成長をしてないってことですよね。
小松さんのお声がついて桜次郎の解像度が上がりました。
小松さんがメインのCDは初聴きなんですが、
エッチなシーン色っぽいですね…!!(∩´///`∩)
原作を手元に置かずに聴いていた時、
エッチシーンがないハズの場面でエロエロし始めて
ん?と思ったら血に飢えて腕を舐めてるだけでしたv
繁殖期エロいわぁ…。
◉攻め:壱真 @阿座上さん
桜次郎の実家・蔵持家の分家筋で立場的には従者で、
"家"に従い淡々としている雰囲気がお声にピッタリ。
過去回想の年相応な子どもっぽさと、
大人になった現在とのギャップが良かった!
印象的だったのは1話目ラスト、
舌を鳴らして本性出すシーンがゾクッとしました!
「おすわりだ、桜次郎」のとこ、めっちゃ好き…!
◉慶崇 @興津さん
2作目の時は登場シーン少なめだったので、
今回ガッツリお兄ちゃんのお声が聞けて嬉しい…!
私は原作でも慶崇兄ちゃんの立ち位置がツボで
萌えて萌えて仕方なかったんですよ(∩´///`∩)
全幅の信頼を置いてる興津さんなのでイメージも◎
・次期当主として桜次郎を厳しく突き放す声
・弟を大切に思っている兄のモノローグ
・友人であり従者でもある壱真との弟の奪い合い
・家族会議での胡散臭さを纏う空気
わずかな違い、心の機微が完璧でした(;///;)
弟が大好きなのに上手く伝えられない不器用さが
蔵持家が作った業だよな…と切なくなるんですよ。
あああ、慶崇兄ちゃんホント大好き。
ラストシーンの「可愛い弟ですからね」は
弟への慈愛も感じられてグッときました。あああ…。
◆特典ミニドラマCD
コミックスの特典などを音声化したミニドラマで、
1分に満たない長さ~4分ほどの長さまで様々です。
全部で16本収録されていて、
・アンナ×みつる…11本
・壱真×桜次郎……4本
・アンナと慶崇……1本
という分配になっていました(﹡´◡`﹡ )
特典なのであまあまラブラブな後日談詰めで、
終始イチャイチャイチャイチャしてて大満足♡
短くてもテンポが良く聴きやすかったです。
あんみつ超かわいい大好きーーー!!!
管理職の重さを垣間見るメンズラブでしたね。
即恋愛に直結しないタイプのリーマンもので、
どちらかというと漢惚れのような憧れから入る感じです。
1話目の展開だと
2話目はワンナイトかなーなんて想像してたら、
(個人的な偏見によるイメージです。すみません…;)
そしたらワンナイトはおろか恋愛も中々始まらない!
意外性を感じつつジレジレしながら読みました。
なので打ち解ける過程が丁寧に描かれていると思います。
年上の部下の転職前は同じ管理職。
年下上司の仕事のやりずらさはさもありなん。
なんですが
管理職経験者だからこそ理解が早かったり、
咄嗟のフォローが上手く支えて支えられて。
仕事が出来る者同士の関係性が気持ち良いです。
で。
攻め:年下上司(雨宮)は年上部下と仲良くなりたい。
嫌がられてもおかまいなしで、
ぐいぐいぐいぐいと距離を詰めていくのです。
受け:年上部下(柏木)は仕事上のみ距離を保ちたい。
雨宮にグイグイされると引いてしまうんですね。
愛想笑いも疲れてきて本音を話すようになって。
柏木は落ち着いた大人~って感じなんですが、
雨宮と話す時だけ少しずつ砕けていくのが良き…!
(まさに心の壁が剥がれ落ちてくヤツですねv)
とはいえ道のりは険しかったです。
柏木は実は大きなトラウマを抱えて居るんですね。
傷を見ない振りが出来る大人だから、
蓋をした下でいつまでも傷が残り続ける。
"褒めること"が救済に繋がって、
少しずつラブに発展していくのがグッときました!
柏木は試し読みで見る通りの男性で、
ほんっとうに鉄壁で隙をなかなか見せません。
やっと雨宮と打ち解けても弱さは出しません。
そんな柏木が、、、ですよ?
恋愛を自覚するとホニャっと可愛くなるのが
堪らーーーーーーーーーん!!!(∩´///`∩)
やっと見せた隙がホニャっとした可愛さですよ?
どこに隠してたんだよ、けしからん!!!!!!
(ギャップ大好き~~~~////)
雨宮も年下攻めらしい可愛さがあって良かったです。
ちょっと生意気さもありつつ、
なりふり構わない必死さがありつつ、
感情表現が豊かでシンプルに応援したくなりました。
ちなみに本編ではエッチはほぼナシです…。
初回限定の小冊子ではガッツリしています。
エッチまで見届けたい方は是非初回限定でどうぞ♡
動物が人間になって人間社会で生きるお話です。
個人的にドストライクに大好きな設定で、
ニヤニヤキュンキュンしながら読みました////
耳も尻尾もないけれど、
動物の擬人化もお好きな方は是非読んで欲しい!
(このお話は完全人間化なので、)
(厳密に言うと擬人化ではないですが…)
でも動物の習性を活かす描写が上手いのですよ!
例えば…、
受け:スバルは<元コウテイペンギン>です。
動物園のアイドルとして自覚があり、客を楽しませ、
ペンギンの群れの中でモテモテで生きてきました。
人間社会でソレを活かす場所はホスト…!!!
抜群の愛され力でブイブイいわせて
適材適所ってこういうことなんですねぇ…。
ペンギンをホストにする発想も新鮮でした。
ノリの良さと愛嬌でスバルはモテモテでも、
所詮は客とホスト。その場だけの愛情なんですよね。
ペンギン時代に番相手として選ばれなかった過去と
現在の状況が被って切なくなる要素にグッときます。
人間社会の厳しい洗礼にウルってきちゃう(;ω;)
攻め:コウは<元ホッキョクグマ>です。
のっそりした動きとマイペースさが可愛い…!!!
コウは動物園でたった1匹のホッキョクグマで、
育ててくれたのも、関わっきたのも人間のみ。
同種族と会ったことがないから群れの感覚が理解出来ません。
元々の群れない性質もあると思いますが、
スバルとの適応力違いはこの部分は大きかったです。
読んでてハッ(゚Д゚)!としましたもん。
(ペンギンはめちゃくちゃ沢山いるけど、)
(ホッキョクグマはせいぜい2~3匹ぐらいだわ)
(1匹でいるのも珍しくないもんね…(;ω;)ウウ)
そんなこんなで動物時代の本能も抱えつつ、
人間として人間社会で生きることになった2匹。
同居生活がとっっっっっってもエッチです/////
(まぁ、ぼすこさんの作品なのでねv)
ホッキョクグマの執着ってヒグマに近いらしく。
カイは完全にスバルにロックオンしているので、
ド執着年下攻めがとてもとても美味しい…!!!!!
でもカイは情緒ばぶチャンなので、
執着の仕方も甘えてる感じが強くて可愛いんですね。
少し幼さがあって守ってあげなきゃ!みたいな…?
群れで生きてきたスバルだからこそ
カイの情緒の幼さに抗えないところが萌えました。
(きっとスバルは面倒見が良い気質だと思う)
このお話の軸は《運命の人に出会う》なので、
2匹の恋の発展がめっちゃ楽しみです(∩´///`∩)
面白かった~~~!!!
(そのうちベンガルトラ×ハイエナCPも出てくる?)
(『よいこのイキものずかん』に収録されてたやつ)
(すごく好きだったか期待して待機…!)
(というかスバルの働くホストクラブって)
(元動物だらけっぽいなと思ってる( ´艸`) フフフ)
上巻は恋人になるまでの物語。
下巻は家族になるまでの物語。ですね…!
あまあま度が増してニヤニヤが止まらず、
と同時に家族モノにはめっぽう弱いので、
1巻以上にダパダパ泣きながら読みました(;///;)
トラの習性で家族を作らないとした慈雨さん。
身内の不幸で家族や家庭に縁がなかった快晴。
慈雨さんにとっても、快晴にとっても、
人生になかった"家族"がいつしか形作られ彩られていくーーー。
私はこの作品で初めて知ったんですけど、
オスのトラって基本育児をしないみたいですね。
祖先(獣)の習性は大なり小なりイメージが悪く。
慈雨さんは「家庭に向かないトラ」なんです…。
だから"やっぱりトラは…"なんて言われないように
結を大切に育てている慈雨さんの必死さが沁みます。
また、快晴も親を亡くしたあと引き取られた先で
家族の輪に入れず拒絶されたトラウマに怯えつつ、
慈雨さんと結の家族の輪に入っていく覚悟。
もぅもぅ…ッ!
結との向き合い方に泣けてしまう~~ッ(;ω;)
そんなこんなでゆっくり家族になっていく最中、
結の本当の父親が登場するんですね。
結を迎える余裕ができたから引き取りたい…と。
慈雨さんにすりゃふざけんなって話だけど、
自分の考えで利己的に振る舞うことをしません。
でも考えれば考えるほど、
"結にとっての一番"
"家庭に向かないトラ"
っていうアンバランスな重さが響くのですね。
(トラの習性が与えてくるダメージよ。゚(゚´Д`゚)゚。)
慈雨さん1人だったら苦しんだであろう状況で、
隣に快晴がいる安心感と心強さはグッときました。
慈雨さんと快晴が対等な関係に描かれてるの良き。
そこから本当の家族とは、帰りたい家とは、
っていう展開になるのが涙ダパダパでした。
(子どもの泣き顔に弱いんや…(;///;))
家族になっていく方面は安定感が増すのに対し、
恋人面ではずっとウブウブな関係っていうのもめっちゃ萌えます////
いつまでたっても慣れない快晴の可愛さ!!!
快晴の可愛さにメロメロと弱い慈雨さん!!!
ドキドキキュンキュンな2人を見て顔が溶ける私!!!
ああああ~~~~////
この2人のイチャラブターン堪んねーーーー!!!
(あまあま大好きな民の叫び)
(初エッチの翌朝のモノローグはウルッとした)
切なさを時折感じつつも、
優しく温かく丸くなっていく物語が楽しめました♡
快晴や結ちゃんの可愛さもカンストしてて大満足♡
面白かった!萌えた!キュンキュンしたーーー!!!
可愛くて、ホッコリして、時々キュ~と切なくて。
だんだんと家族になっていく物語なんですけど、
キュンキュン萌え悶えながら読みました(;///;)
めっっっっっっちゃ良かった!!!大好き!!!
それぞれ抱えてた欠けてる部分を補い合って、
少しずつ少しずつ丸くなっていく…というのかな。
紆余曲折ありながら幸せの形が作られるんですね。
時には悲しみを分かち合い、
時にはぎこちなく愛し合い、
家族へと変化していく過程がホント尊くて…ッ!!
もぅ涙ダパダパ胸キュンキュンでした(;///;)
上巻も下巻も分厚くて読み応えがあります…!!
さてさて。
世界観としては獣人も人間も共存しています。
獣人には祖先(獣)の習性が少なからず残っていたり、
人間と獣人の間には差別的な感情もあったりします。
受け:快晴 (人間)
天涯孤独の身で家庭の温かさに恵まれず育ちました。
周囲に誤解されやすく絡まれた結果、
昔はグレてたこともある元ヤン。キレるまでが早い。
でも素直で優しくて良い子です。
そんで恋愛未経験ゆえのウブさがめちゃ可愛い…!
めっっっっっっっっっっちゃ可愛いです!!!!!
(大事な事なので2度)
お金も家も仕事もなくなってしまい、
慈雨さんの探偵事務所で住み込みで働くことにーー。
攻め:慈雨さん (トラの獣人)
元警官で今は人捜し専門の探偵事務所をやりつつ、
姉の忘れ形見である姪っ子を1人で育ててます。
無愛想で不器用なところがカッコ良くて可愛い。
姪っ子:結 (人間×トラのダブル)
喜怒哀楽がストレートで、
時には慈雨さんや快晴を困らせることも多々。
等身大の元気な5歳児!って感じが良きです。
とっても愛らしい…!!!
快晴の仕事内容は探偵事務所の事務の他に、
3人分の食事の用意と一緒にご飯も含まれてました。
毎日一緒に食卓を囲み、結の子育てを手伝い暮らす。
慈雨さんは快晴に迷惑をかけてしまって不安だけど、
快晴にとっては初めて知る温かみなんですね。
幸せを感じているのがいじらしくてキュンときます!
快晴の人生は誤解されてばかりで、
いつしか人と関わるのを諦めるようになり、
自分の気持ちを素直に伝えるのも苦手で…。
そんな子がですよ。
思っていることを素直に慈雨さんに伝えたり、
ビビりながらも幸せに手を伸ばすんです…!!
このいじらしさが可愛くて堪らなくてッ…!!
ああああ(;///;)スキ~~~~!!!
強面な慈雨さんも不器用な人ですね。
こちらも勘違いされやすいタイプな気がする。
結を最優先に考えていたり、仕事の場面だったり、
考え方がしっかりしててカッコイイ人なんですね。
でも快晴への恋心を自覚した後は……www
快晴のことになると途端に
気弱になるギャップが可愛かった~ヾ(*´∀`*)ノ
他にも依頼人の人生の一端を垣間見たり、
ポメラニアン獣人夫婦の存在感だったり、
見所は満載です…!
個人的に印象的な言葉で、快晴は人生経験から
どうしてもネガティブ思考に陥りがちなんですね。
で。そんな時にポメラニアン夫婦の奥さんが
「気が早い子ね」って表現する所がグッときました。
快晴の心を汲みながらポジティブに導くとこが好き。
~下巻へ感想続く~
最終巻、完結です。
終わりと言われると少々淋しく感じますが、
この作品は《ジュブナイル・オメガバース》。
過酷な幼少期、多感な少年期、α生とΩ性ーー。
沢山の苦しみや悩みを抱えながら出会って、
彼等が求める答え<未来>を摺り合わせて、
少しずつ大人になっていく姿を見届けることが出来ました。
2巻でちょっと不穏に感じた弟の存在でしたが、
特に大きな嵐を巻き起こすことはなかったです。
他にも問題が起こるけど長引かせずサクッとした印象はありました。
なのでラストに向かうに連れて
甘々を通り越したバカップルっぷりがすごい…!笑
少し萌え2評価と悩む部分はありますが、
全体でみるとやはり完結にふさわしい巻でした。
私は1巻の雅にショックを受けたんですね。
箸の持ち方、リンゴの食べ方、食卓へのトラウマetc.
幸せを感じられる象徴であるべき場所が雅には無く。
晴斗の家へ招かれた時も、
自分の場違いさにただ萎縮しているのも切なかった。
けれど3巻ではそんな雅はもういません。
晴斗と食事を楽しむ姿はやっぱり感無量…!!!
美味しそうに食べてる雅がすごく好きです!!!
弟と対面した時も、
昔に比べたらすごく強くなったな~と思いました。
誠実に兄として弟を受けとめようとする姿ですよ。
個人的に"頑張るお兄ちゃん"に弱いのでグッときました。
そこはやはり晴斗の存在が大きくて、
"恋人として"なら非常に上手くいっていました。
しかし"家族になる"と別の話になってしまう(;ω;)
雅は雅の家族関係でしか家庭を知りません。
北原家の関係は正常でないのも理解してます。
一条家とは対極にあるような腐った家庭です。
だから
恋人にはなれるけど家族になる自信はなくて。
1巻に比べてたくさん変わった雅だけど、
まだまだ家族の呪縛が解けていないんですよ…!!
(ホントあの親のやったこと罪深すぎて胸クソ)
そんな時に導いていくのが晴斗なんですよね。
(めちゃくちゃ頼もしかった!!!)
家族の呪縛から未来へーーー。
どこまでも光のオメガバースでした!!(;///;)
多幸感いっぱいの大団円でとても良かったです♡
第一章王宮出会い編の完結、
第二章のプロローグが収録されています。
(+描き下ろしもあります!)
酷く残酷な世界の中で、
約束と思い出が美しく目映く光っていて。
悲しい切なさで胸がいっぱいになりました。
光と闇のコントラストが深すぎて抉られる。
1巻2巻はサフィールが背負った運命や、
レヴィが置かれている状況・危険な能力etc.
死と隣り合わせの過酷な環境が描かれていました。
しかしですね。
今となっては1巻や2巻で過ごした時間は
幸せな時間だったのだなと痛感するんですよ…!
こんな現実あんまりだよ…ッ!!(;ω;)
と思ってたら作中のモノローグでも語られてて、
まさかの追体験状態で更に情緒が崩れました…。
すごいシンドイ…。
そんな残酷な世界も美しく感じられてしまうのが、
さすが市梨作品だと思います。目が離せないです。
面白かった…!!!
さてさて。
2巻の続きは殺し合いバトルの開始です。
王女側・王妃側・サフィール達の三つ巴バトル。
サフィールを守る為、
レヴィは刺客をモノともせずなぎ払っていきます。
レヴィとの約束を守るべく、
サフィールは自分の身の安全を最優先に動きます。
しかし不幸の連鎖はまだ続いていてーーー。
絶望の淵が忍び寄る中で、
《絶対に死なない》
《一緒に生きると約束する》
と誓い共に過ごした美しい思い出が広がるのです。
これはもぅ読者の情緒を破壊しにきてますね!
うわぁぁぁぁぁ…!!!。゚(゚´Д`゚)゚。でした。
(語彙力ぅ)
そしてどこまでも美しい景色の中にあるのは、
どちらの約束も守れなかった現実でーーー。
あまりに残酷な現実に胸を抉られるのに
幸福だった日々の思い出が少し癒やしてくれる。
(闇と光を一緒に合わせ飲み込ませる市梨作品…涙)
(さすがでございます。苦くも美味しく頂きました)
サフィールにとっても、レヴィにとっても、
一緒に過ごした日々が心の支えになっているのかも
とか思ったらさ~…、また泣けてきちゃうんですよ。
そんなこんなで重い展開が続きますが、
レヴィとの約束をサフィールは諦めていません。
クソデカ激重執着攻めが爆誕してしまいました。
第二章はどうなっちゃうんでしょうね。
王太子とレヴィの契約がどう枷になっていくのか、
ヤンデレ攻め予備軍になりそうサフィールの動き、
また昔のような幸せは戻ってくるのかーーー。
目が離せない展開に動悸が止まりませんでした。
4巻もとても楽しみです…!!!
颯助×コマ 番篇 です!!!!(∩´///`∩)ヤター!!!
いや~~~もぅ……すっごい良かった。泣いた。
過去、大切な場所の共有、帰る場所、未来。
登場人物の全てから優しさが伝わる巻でした。
そしてめちゃんこラブラブであまあまでした。
さすが番篇…!(∩´///`∩)
さてさて。
颯助には犬の習性ゆえか宝物を隠す場所があり、
コマはその場所についてなにも知りません。
颯助が大切にしたい場所だろうと慮るのですね。
しかし、颯助は"大切な場所"で
子どもの迷子トナカイを保護してきてさぁ大変。
コマは颯助を尊重して聞かなかった場所なのに!
コマは颯助を大事にしたいからソッとしてたのに!
コマの配慮に一切気付いてなかった颯助は、
天然パワーでコマの地雷をぶち抜いていくッ!!!
(コマの気遣いを無意味にしていく男よ…(;ω;))
それで傷ついたコマが切なかったです。
と同時に胡太朗がめちゃブチキレててスッとしたw
(胡太朗が颯助を見る目が氷点下www)
でもそれが颯助の長所でもあるんですよね。
大らかで、懐っこくて、天然誑しで、責任感があって。
コマはそれを重々承知の上で颯助が好きなのに、
でも嫉妬してしまう矛盾に悩んでて切なキュンです。
そうそう。恋って矛盾なんだよ。割り切れないのよ。
恋してるコマが可愛くて堪らん~~~////
あと傷ついているコマを胡太朗が慰めるシーン。
長く深く繋がっている彼等の絆にウルッとしました。
こうやって一緒に生きてきたんだな~と…(;///;)
優しい世界だ。私も癒やされた。
そんなこんなで、
迷子の子トナカイと颯助の大切な場所がキーとなり
お話が展開していく中で颯助の過去も言及されて…。
村人に沢山愛されていた颯助。
故郷に生きる人を守った颯助。
死してなお村人に愛され今も故郷に眠る颯助…。
既刊でも颯助の過去には触れていましたが、
更に描写が深くなるとアカンです。涙腺崩壊しました。
颯助にとって大切な場所であり、思い出の場所。
そして帰る場所でもあったんですよね…。
いまはもう村人はいなくなったけれど…。
でもコマと番になって、
コマの神社にも颯助の御神木が植えられて。
颯助の帰る場所に迎えてくれる人がいる温かさ。
それを考えるともぅ泣けて泣けて…ッ!!!
ホンット~~~~~~に良かった…ッ!!!
(;////;)
子トナカイの奮闘も可愛くて癒やされました♡
サンタさんの元へ帰りたい一心で頑張ってます。
12月の大将・楠はもちろんのこと、
鹿の榊やイタチの柊なども加わってモフモフ祭り!
クリスマスらしい賑やかな1冊になっていました。
颯助とコマのイチャラブたっぷりで大満足です♡♡♡
評価は神寄りです。
《こう見えて純愛やってます》(帯より)
というキャッチコピーに惹かれて購入しました。
アウトローに生きてきた人間の純愛というだけで
尊さを感じてしまうのはなぜだろう…(∩´///`∩)
なのでバックボーンは多分重いハズなんですが、
深く感じさせることなく全体的に甘めなお話でした。
アウトローが苦手でも純愛が好きならイケると思う!
大人の初恋、純愛、愛し愛されるということ。
突飛な出会いから始まりつつも
甘い恋心を真綿で包んだような恋が楽しめました。
アウトローな攻め様が真っ当な大人なんですよね。
随所に優しさがあってホッコリ楽しめました♡
さてさて。
受け:戌峰
片思い相手のセフレになり、
相手を満足させるためのお勉強を求めている子。
学業としての頭がいいけれど、世間知らずです。
体育会系らしい度胸とガッツがあり
アウトローな見た目の忍に臆することなく飛び込んでいきます。
攻め:忍
池袋の裏世界を根城にしている仕込み屋。
基本的にローテンションで塩がデフォな人ですが、
世間知らずの戌峰は放っておけず囲い込んでて…。
考え方も倫理観も基本的に真っ当なので、
戌峰が高校生と知ってからはちゃんと線引きしてます。
戌峰は片思い相手に"セフレなら"って言われて、
どう見ても見下されてるのに本人は必死でーー。
世間知らずなのに無駄にガッツがあるから目が離せないんですよー;;
で。そんな戌峰を端から見ると、
・読者 → ドを越した天然だな…
・クラスメイト → マイペースだな~^^
・忍 → 危なっかしい!ほっとけない!(;´Д`)
ってなるんですよね。
(おっさんとホテル行こうとしたり、)
(薬使うようなヤバイ連中に掴まってたり、)
(忍がいなかったら戌峰どうなってたんや…)
ただ、戌峰は圧倒的光属性なんですね。
穢しても穢れない心があるというか…。
いわゆる日陰を歩いて生きてきた忍にとっても、
戌峰の片思い相手(クズ男)にも眩しすぎる光です。
その光を浴びた時、
クズ男は戌峰の光に当てられて腐っていくのに対し
忍は戌峰の光に充てられて浄化され恋を知っていく。
この対比が浮かんだ瞬間がグッときました!
これがめちゃくちゃ良きなんですよ…!!!
恋を自覚したあとの忍はめちゃくちゃ甘いです////
戌峰を大切に扱い"愛される"を教えるというのかな。
クズ男が戌峰にしてきたのを上書きしていくんです。
本当のデートはこういうのだよ。
大切にされるってこういうのだよ。
愛されて満たされるってこいいうのだよ。
っていう優しいメッセージが感じられました。
忍が戌峰にめちゃんこ甘くするの萌えます…!
(戌峰以外には塩なので更に良き///)
それでいて忍自身も本物の恋は初めてで。
飄々としてるけど内心ドキドキ緊張してるのです。
顔にはあまり出ないけど!手が震えてたりするの!
アウトローな人間の純愛が尊い~~~~/////
と悶える作品でした。大好き!!!