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PREMIUM レビューアー ソムリエ合格

女性いるいるさん

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ええええええっちだ~~~!!!!?

待望の3巻ですね。
純白の表紙が美し~~~!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
(絵もデザインも色味も全部大好き!!!)

今はとってもラブラブなアークとユリウスだけど、
元来の物語は殺し、殺される関係ーーー。

物語の強制力はどのくらいあるのか?
不穏な世界を変えて幸せな未来は訪れるのか?

ドキドキしながら完結巻を楽しみにしておりました。
というわけで3巻の感想ですが、、、泣けた(;ω;)

帯にも書かれていますが、
内容が【溺愛ターンからの、処刑ターン】なのです。
最悪の自体を回避出来ずユリウスがアークの敵に…。

そもそもこの物語の舞台は王族であり、
アークやユリウス個人の感情で動くことは出来ません。
王族としての立場があり、まず守るべき国民がいます。

(王族モノの萌えってココにもあるよねぇ…)
(個人の感情だけで動いたら国が潰れる可能性もあるし)
(立場によっては敵対しなければならないし…ぐぬぬ…)
(今回ユリウスは嵌められただけだけど…;)

いかなる理由があろうと、
ユリウスがアークに剣を向ける結果となってしまった。
民衆の前で婚約破棄も行ってしまった。

そんな最悪な状況を乗り越えていく強さ。切なさ。
これがグワッと刺さって鼻啜りながら読みました。

離れる前の最後のキス。誓いの言葉。
何度読んでも泣いてしまう(;///;)スキ
こういの弱いんだよ~~~(;///;)スキ

正直謀反の下りはアッサリ駆け足に感じましたが
↑このシーンが刺さりすぎて神評価にしました。

あとシリアスな展開をぶち壊す感想になるけど、
なんかすっごいエッチなんだが…!?!?
こんなエッチなお話だったっけ…????
え、あれ???(゚Д゚)???エッチ過ぎん???

ユリウスの鍛え上げられたムキムキの身体と
快楽に溺れまいと必死なアークの表情。
総じてエッチすぎる…ッ!!!(///Д///)

(ページ数とかプレイとかよりも、)
(画面の色気とか熱量がすっごいエッチだった…)
(2巻のユリウスは相当優しく抱いてたんだな…)

気が抜けない展開が続く中でも
アークとユリウスの絆はブレることがなく、
騎士×王子の素敵な物語を拝むことが出来ました♡

1巻のレビューにも書いていたんですが、
作風と溺愛スパダリ男前攻めとの親和性が高いので
終始目の保養になっている点も良きの良きです…!

面白かったーーーーッ!!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+

"普通"を装い積み重ねた運命のオメガバース

早寝電灯さんのオメガバースだ~~~~!!!
「52ヘルツの共振」で描かれた解釈が大好きで、
今作も読むのがとても楽しみで待ってました…!

はぁぁぁぁ~~~(∩´///`∩)
やっぱり早寝電灯さんのオメガバ解釈が好きだ。

時には抑止力が効かないほど暴走するαの本能。
Ω性という存在の危うさ、生き辛さーーー。

そんな性を持っていることを痛感しながらも、
"普通"を心がけて細心の注意を払いながら生きる。
迷惑をかけないように。誰かを傷つけないように。

普通の生活、普通の出会い、普通の恋。

ごくごく普通を装いながらもバース性が共鳴しあい、
番になるまでの過程が丁寧に丁寧に描かれてました。

個人的に特に印象に残ったのは、
愛情表現が相手の心を守るように行動する部分です。
攻めも受けもです。どちらもが相手を守ろうと動く。

魂は共鳴しあってて運命を感じながらも、
守り、守られて、傷つけることがないように。
少しずつ段階を踏んでいく優しい恋が沁みました…!


さてさて。

攻め:和巳
書店の店主でバーテンダーのバイトもしてます。
過去にΩ性の子と色々あってトラウマ持ちです。

受け:波止
Ω性の危うさを理解しながらも、
ごく普通に1人の人間として生きると頑張ってます。
(↑これ、多分過保護なα兄の影響なんだろうな~…)

割と鈍感さを指摘される子なんですが、
自ら鈍感になろうとしてるのかな…?と感じる部分も。
鈍感になることで自分を守っている印象がありました。


地震の日に同じ場所に居合わせたことがキッカケで
お互いほんのり好意を持ってその後の接点が増えて。
下の名前で呼び合うようになり仲良くなっていきます。

そんなある日、
波止が和巳の前で発情してしまうのですね。

波止はこのまま最後までシテも良いと思うけれど、
最後までシタ時に後で傷つくのはきっと和巳の方。

Ωの波止は今まで守られてきた側だったけれど、
今は自分が和巳を守らねばと動くのがめっちゃ良い…!
『発情時にΩがαを守る』という発想がすごく好きです。

また和巳はαの本能で執着心が暴走気味ですが、
波止を傷つけないよう必死で自分を抑制してるのも好き。
愛だな~…としみじみ感じるのですよ…(;///;)ウウウ

相手の心を慮る。
互いの痛みを分け合う。
そんな優しさが端々からユラユラ感じられました。

うなじを噛むシーンは必見ですね…!
2人らしい愛情の示し方にジワッと熱くなります。
(このシーン、めっちゃ好き~~~!(∩´///`∩))

普通の生活、普通の出会い、普通の恋。
普通を積み重ねた運命のオメガバース。
日常の中に溶け込んだストーリーがとても良かったです。

(お兄ちゃんカップルも気になるな~…)
(波止への過保護っぷりがすごかったけど、)
(弟に対してですらアレなら恋人だとどうなるんだ?)

恋に憧れる淫魔が可愛くて可愛くて…ッ!!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+

よよよさんの新作めっちゃ嬉しい~~~ッ!!!
今か今かと心待ちにしておりましたよ(∩´///`∩)

さてさて、そんな新作ですが、
受け:スズが可愛くて可愛くてキュンキュンしました。

淫魔なんですけど恋に多大な憧れがありまして、
性的行為も恋人とじゃないと断固NG!なんですね。
ゆえに常に精気不足で悪魔としての力はありません。
("悪魔なのに性質はほぼ人間"と言われてる…;;)

でもスズはさして重要視しておらず、
それより大事なのは平和な生活と恋人を作ることのみ。

スズ本人の危機感があまりにもなさすぎて、
精気不足の深刻さが全く伝わらないっていうw(∩´///`;)
(良いのか悪いのかわからない…大丈夫なのか…?)
(ただ『スズが可愛い』ということしかわからん…)

そんな呑気なスズですが、
常にヒモのようなモノで繋がっている"メダマ様"がいて。
(※表紙で手の中にいるマスコットのような生き物です)

メダマ様は見た目こそ可愛いマスコットですが、
存在自体は邪悪な生き物で言動が物騒なお人(?)です。

・純粋無垢で真っ白なスズ
・邪悪な存在で真っ黒なメダマ様
正反対な2人の会話がまるでコントのようで面白く、
不思議と息ピッタリ?な掛け合いがめっちゃ良き~!

で。
攻め:透真は高校生で退魔師です。
力が強い人間だからとメダマ様の指示で襲ったけど、
力が弱いスズはアッサリと返り討ちに遭ってーーー。

透真曰く、
・スズは力が弱いから野放しにしても良い
・しかしメダマ。お前は邪悪だから許さん
・切り離せないのならスズも一緒に監禁する
という流れでスズの処遇が決まるまで監禁されることになります。

スズは透真が怖くて仕方なく、
最初はビクビクオドオドして怯えっぱなしなんですね。
でも少しずつ懐いていく過程が可愛くて堪りません///

とにかくちょっと天然でチョロいので、
ご飯や毛布用意してくれるだけで嬉しさいっぱい。
"嬉しい"感情を全身で放つ姿にキュンキュンします!!
個人的にチョロイン大好物だからめっちゃ萌えた!!!
(可愛い…可愛すぎて涙でる…////)

最初こそ透真に対して怯えまくってたスズが、
少しずつ恋に変わっていく変化がすごく良かったです。

また透真は一貫して超クールなお人なんですが、
ラストでほんのりクールが崩れてグッときました。
年相応のDK反応めっちゃ可愛い~~~~!!!

スズの過去について深く言及されていませんが、
野宿生活、賞味期限の切れた残飯、投げられた言葉etc.
透真と出会うまで大分苦労していたんだろうな~…と。
チラッと垣間見える瞬間にチクッと切なくなる(;ω;)

メダマ様の正体もどうなるかわかんないし、
透真も正式な"退魔師"ではなくワケアリっぽいし、
ホワホワ可愛い雰囲気の中に微かに漂う不穏さ…。

よよよさんは前作の『錆のゆめ』もそうでしたが、
「闇」を「メルヘン」に仕上げるのが上手いんですよね。

今作は今のところ闇度は低めでメルヘンを楽しめますが、
如何せんこれは上巻。まだまだ謎が多くある展開なので、
下巻の最後まで気が抜けません。

今はただスズの笑顔が曇らないのを祈るのみ…!
憧れのハッピーな恋愛をして欲し~~~~~~!

萌えさせちゃう技量が神

上巻に続いて下巻感想です。
気を付けてるつもりですがネタバレご注意下さい。
(上下巻の下巻ってネタバレの範囲が難しい…;;)


上巻では攻めの真意は見えない中でも
なんだかんだと上手くいっている印象がありました。
攻めがふいに見せる素の笑顔もとても可愛かったし。

このまま平和に成就するか!?
ーーーと思いきやデスヨ。いやいや、えッ???
急に態度変えてきたね!?!?はぁ??????

私の読み込みが浅いだけだと思うけど、
態度を変える流れが急すぎて理解が追いつかない。
そりゃ受けさんの不安も増幅するよ~;(;´Д`)

と同時に、
攻めの不器用さに萌えちゃうシーンでもあってね。
頭抱えて落ち込んでるのめっちゃ萌えた~~~!

この作品の攻めと受けは、
自分の本音はなかなか出さないんですよね…。
そのくせ相手の本音ばかりを知りたがるのです。
んで思い込みで相手の気持ちを誤解したりして。

お互いが同じことしてたらそりゃ進まねーよぉぉぉ!
( `д´)⊂彡☆))Д´) パーン

本音を出せない理由はしっかり言及がありますし、
まぁ…、仕方ないのかなと納得は出来る流れはあります。
でもシンプルにメンドクサイ人達だなぁと思ってしまう。

そのメンドクサイ部分が可愛いと思えるか否かが
萌えられる鍵になってくるのかな…( ˘•ω•˘ )ウーム?

それで言えば私は完全に後者の人間なので、
本音を隠して本音を知りたがるのはズルイよな…と。
その辺りで萌えを感じることは出来ませんでした。

ただ上巻感想でも書きましたが、
なんせ絵が上手い。可愛い。表情で萌えられる。

真意が見えなかった攻めの本音に触れたり、
受けが全てを理解した後の安堵感だったり、
心から好きって言える関係になれた2人の姿だったり、
画面から伝わる感情でキュンとくるんですよ~~~!

ストーリーが好みにハマらない人間に対し、
萌えさせちゃう技量が神だなぁと思いました。すごい。
宇良たまじさんの今後の活躍がとても楽しみです…!

シンプルに絵が上手い!カッコイイ!

デビューコミックスおめでとうございます~!

ストーリーは荒削りな部分があるものの、
顔面の良さだけで十分見応えがある作品でした。
イケメン×イケメンのBLは至宝ですからね…!

結局は好み次第なところがあるとおもいますが、
メンドクサイ2人の不器用な恋がお好きな方に是非。

個人的な好みで言えば
不器用さはめっちゃキュンキュンしたんですけど、
遠回しな駆け引きみたいな会話はどうにも苦手で…;
ちょっとハマリきらなかった部分は正直ありました。

でも上にも書いたように、
シンプルに絵が上手いんですよね~~!(∩´///`∩)
苦手な類いの駆け引きも顔面の良さで心が保てる…。
表紙買いは大正解でした♪

評価は神寄りの萌え×2で。
ストーリーがハマれば大勝利だと思います(^^)


さてさて。

隣人として出会って、
毎朝挨拶しながら接点が増えていって、
気付けば家へ上がったりするようになりーーー。

そこに在る感情は好意…?興味…?嫌がらせ…?

っていう感じで、
 ◎肝心の本音を見せずに受けに好意を向ける攻め
 ◎攻めの真意がわらかないまま惹かれていく受け
という2人の不器用な恋愛が展開していきます。


いや~~~~~……
ホントにね、攻めの感情が見えなくてドキドキします;
攻めは笑顔なのに目が笑ってないんですよ…!!!
イケメンだから余計に目が笑ってない笑顔が怖いわ~;

んで攻めは押しも強いのでね。
受けはジワジワと追い詰められていく形になってね。

でも受けは攻めに対し既にほんのり恋心を抱えてて、
強く拒否も出来ずに流されていくっていう…ね!!!

真意を見せない攻めはどこまで演技かわからなくて、
読者的にも猜疑心が募ってしまうんですよね(∩´///`;)
でも普通に笑ってるのをみると可愛いから困る…。
年下攻めのこういうとこズルいんだよ~(大好物です!)

そんなこんなで人物像が掴めない部分もあって、
ストーリーの出だしはちょっと入り込みにくかったです。
没入感はそんなでもなかったかな…。

あと割と突然接点が増えて一気にBL感出してくるので
展開早ない!?そんな導入だった!?ってのはあった…。

でもちゃんと回収があるのでそこはスッキリしました。

下巻感想に続く→

やっと…!やっと…!!!

めっちゃ良かった~~~~!(∩´///`∩)

なんか…やっと見たいモノが見られた!って感じ。
"プチミニョン"を思い出す空気感に
ニコニコキュンキュンしながら読了しました♡

そしてダートの登場には沸いちゃいますね…!
今も全然若いし、カッコイイし、陽気だし、
相変わらずダートが強そうでとても安心しましたw

(シャイアは図体こそダートより大きくなったけど)
(母様に睨まれるとキュッと身を縮めるの良良良~!)
(ジュダート家、この辺りの教育も行き届いておるw)


さてさて。

ジュダート夫婦も大切にしていた素朴な家で、
シャイアとベリルは休暇を一緒に過ごすことに……。

お互いの気持ちを確かめ合って、
朝から晩までイチャイチャイチャイチャ×∞
そりゃあもう甘い甘い時間を過ごすんですね。

けれど休暇が終わって学校が始まると、
新聞部のゴシップ記事にシャイアとベリルのことを書かれてしまってーーー。

ベリルが知らなかったヴァーシルの過去。
新聞部に垂れ込んだ真犯人。
狡猾なトネリア卿からの圧力と脅し。。。

正式に恋人になっても状況は一筋縄ではいきません。

問題が山積みになっている中で今回グッときたのは、
シャイアを支えている家族の存在が視覚化されたこと。

特にヒューゴとの仲が冷え切ってるようにみえたので、
"プチミニョン"時代と変わらない2人は大収穫でした…!
普通に普通に会話してるだけで嬉しくてウルッとくる…!

姿こそ現していませんが、
ジュダもダートもヒューゴと同じ気持ちでしょうからね。

(曲者のトネリア卿と対峙するには、)
(シャイアはまだちょっと若すぎるんよ…)
(トネリア卿は簡単には欺けないからね…)

『1人で頑張る必要がない』
そのことにシャイア自身が気付けたのなら安心です。
この一家は強いですからね。トネリアに負けない!

どちらかというと、
ヴァーシルの過去の方が驚きでした。
今後厄介なことになったらやだなぁ。
トネリア卿が知らないわけないし隙を突かれそう…。

3巻は起承転結の"転"に当たるかな…?
1巻の時は読んでて戸惑いが大きかったけど、
素の彼等の表情がいっぱい見られて大満足です…!!!

面白かった~~~~!!!
次巻が待ち遠しいッ!!!

うさ耳のヤンキー受けはケモナーの好物

表紙の可愛さに一目惚れして購入しました。
(ヤンキー受け+うさ耳は性癖すぎる…)
(絶対絶対絶対可愛いに決まってるヤツや~!)

設定が勝ち確なとこは☆4の萌え×2なんですが、
ストーリーがあまりハマらず。
評価は萌え×2寄りの☆3.5で。。。(;ФωФ)

でもヤンキー受けの可愛さはたっぷり楽しめました◎
あととにかく表紙がめっちゃ好きです。超かわいい!


さてさて。
世界観は人間の他にも
動物の特性を持つ『デミ・ヒューマン』がいました。
デミ・ヒューマンはケモ耳が出たり獣化もしますが、
単に個性の一つ~ぐらいの感覚で差別などはありません。

動物の特性が出る以外は普通の高校生活のお話です。

受け:宇佐見
うさぎ族のデミ・ヒューマン。
うさぎのイメージとかけ離れている強面男子なので、
周囲にはばれないように隠し通してます。

攻め:山田
人間。
王子様のようなキラキラ感と物腰の柔らかさで
学校中からモテまくってるイケメン転入生です。

山田は宇佐見を気に入ってせっせと話しかけ、
宇佐見は山田を突き放せず結果的に相手をするハメに。

ある日 宇佐見は山田の前で発情してしまい、
うさぎ族というのがバレてしまうのですね。
山田は宇佐見の発散のお手伝いをするようになりました。

しかし発散しても状況は酷くなるばかりで、
山田を見るだけですぐ発情してしまうようになりーーー。

って感じで、初めての発情と恋心が絡むお話でした。

発情で羞恥心を抱えてる宇佐見がとにかく可愛い…!
顔を真っ赤にして俯いて山田にされるがままにされる。
強面とのギャップがとても良かったです!

山田の印象は、、、
隠れドS優男攻めってイメージで読んでたんですけど、
身体が弱くて友達がいなかった設定に「ん?」となり。
うーーん。ちょっとチグハグな印象が拭えない…;

まず身体が弱そうに見えないので「?」となり、
コミュ力があるのに友達いないで「?」となり、
厚い胸板+ガタイの良い身体に違和感が拭えず、
人物像がボヤけてしまってイマイチはまりきれず…;

あくまで個人的な好みですが、
隠れドS優男攻めで突き抜けて欲しかった感がある。
身体弱い設定はノイズにしかならず残念です…;;

(この辺りの違和感がなければ評価は☆4でした)
(ノイズ以外は可愛くて良かったんだよー!)
(ケモ耳や発情設定なんてケモナーの大好物やぞ…)

脇ではケンカ大好き脳筋の乾が良かったです。
脳筋なとこを除けば純粋にイイコな気がする。
ただ脳筋なところがまぁまぁメンドイw

マイナスな感想を含んでしまいましたが、
うさ耳のヤンキー受けが可愛かったので結果オーライです!

サイコパスの「嫌われない努力」

花にして蛇シリーズ2作目。
サイコパス7人兄弟・次男のお話になります。
1度だけリバしてます。それだけご注意を…。

オムニバス形式なので前作未読でも大丈夫かな。
でも1作目のアダム×ノアの登場率が高かったので、
最初から読んでおくと解像度が上がると思います!

さてさて2作目は次男・オーガスト…!
前回は殺人に感情を持たない末っ子アダムに対して、
オーガストは嬉々として拷問を楽しむタイプでした

そんな男が恋という感情を知ったらーーー?

いや~~~~今作もめっちゃ良かったです(∩´///`∩)
 ◎必要悪として訓練・管理されたサイコパス
 ◎サイコメトリー能力を持つプロファイラー
と、本来なら追う者と追われる者の関係なんですが、
オーガストの特性が特性なので一概には行きません。

これがま~~~~!!!
深層心理に触れて沼に落ちていくような愛なのです。
オーガストの潔癖さが意外にロマンチストとなって、
キュンキュンしながら読みました(∩´///`∩)

オーガストもアダムと同様に
「人を愛せない、感じる能力がない」と自認してます。
けれど自分のお気に入りに対しては激しい執着がある。
自分の側に置いておかないと気が済まないのです。

ルーカスに出会って自分のモノにすると決めた時、
最初にしたのが「ルーカスに嫌われない努力」でした。
アダムやノアにアドバイスをもらって頑張るのですよ。

そしてオーガストの理想型が、
アダム×ノアのような恋人関係なところも驚きでした。

(甘ったるい関係をバカしてるのかと思ってたら…)
(自分もルーカスとこうなりたい!と言ってて…)
(オーガストの意外な可愛さが萌えに刺さった…!)

どうすればルーカスと理想の関係を築けるのか。
試行錯誤を繰り返しながら嫌われない努力をする姿が
ホンットもぅ!めっっちゃ良かった~~~~!!!

って書くとサイコパスみがないよう見えるかもですが、
いやいや、しっかりサイコパス思考は全開なお人です。

ルーカスを大切にするのも、
欲求のまま行動したらこの世から居なくなっちゃうし、
ルーカスの居ない世界が耐えられないから大切にする。
ーーー的なね…。(∩´///`;)
サディスティックな願望はあるにはあるんですよね…。

だからこそ自分のタガが外れるのをとても恐れてて、
セックス時は縛られて痛めつけられる側になりたいと願うのです。

で。一方のルーカス。
正義感がとても強い人で、
正義感ゆえに行動した先で周囲から浮いてしまって…。
精神的に追い詰められて、現在はボロボロの状態です。

特異的な能力を持っているけど誰にも信じて貰えず、
精神病扱いされて、FBIからも離職し、、、
オーガストに出会った頃は人間不信に堕ちてました。

ルーカスが普通の状態で出会っていたら
オーガストがやっている殺人を許さない気がします。
けれどルーカスはオーガストを拒めませんでした。

世界で、たった唯一の、理解者だったからーーー。

プロファイラーであるルーカスが
オーガストの深層に触れる度に絆されていく過程は
バックボーンの組立が見えるのでストンときました。

それほどにルーカスの心は
寄る辺がないほど不安定で読んでてシンドイんですよ。
これは精神を病んでもしかたない…(;ω;)
というかよく今まで耐えてきたね…(;ω;)

(この辺りの描写はマジしんどかった)
(サイコパス度は1作目より上かもしれん…)

そんなルーカスを守ろうと動くオーガストが胸熱だし、
オーガストに守られるのを嫌がるルーカスも胸熱です!
病んでても矜持は捨てない…。対等なんですよ…。

1度だけリバがありましたが、
ごく自然な流れだったので個人的には良かったです。
ストーリーの展開と合ってるリバは良質ですね…!

2作目も良かった~~~!!!
あと7人兄弟を俯瞰して見られてのも大変良かった。
ルーカスのプロファイル付きなのでわかりやすい…。

(兄弟となってるけど実質上下関係はなく、)
(兄弟同士の会話は幼稚性があるとことか、)
(解像度が少しずつ上がって良き良き)
(あと父・トーマスの過去もチラッと出てきた…!)

次回作も楽しみですヾ(*´∀`*)ノ

ハピネェェェェェス+゚。*(∩´///`∩)*。゚+

2巻も最高だった~~~~ッ!!!!

ドッパドパに泣きながら読んだ1巻と比べて、
2巻は多幸感たっぷりに浸りニッコニコで読了。
ハッピーのお裾分けをもらった気分です(∩´///`∩)

雀が可愛くて可愛くて可愛くて…∞
黒くて太い眉毛がハの字になるのすらキュンキュン。
そしてアラフォーの解像度が高くて笑ってしまう…。
(ゆるゆるのぽってりしたお腹…)
(ストイックになれない筋トレ…)
(クッソ寒い初日の出よりも温かいお布団…)

仕事中はキリッとしててストイックな感じなのに、
プライベートでは自分に厳しくないところ可愛い。
(筋トレ後にビールはアカンwww)

んで!!!!
2巻は細かい部分の回収が秀逸だと思いました。

慶司と一緒に買った服。百疋屋のパフェ。
1巻で号泣した"あの日"に置き去りになってたモノが、
今度は楽しい思い出に上書きされててグッときました。
良かった…ッ!良かった…ッ!!!(*;ᗜ;)ノノ*✭

("あの日"は何回読んでも切な痛くて泣いてしまうやつ)
(パフェは本編で軽く触れている程度ですが、)
(アニメイト有償小冊子でデートの様子が見られます!)

あと『メガネを外すと何も見えない』って部分を
解像度高く深掘りしてストーリーに絡めてて良かった!
慶司の年下感がバリ増して年下攻めスキーのツボです!

「見せてもらえない」コトに対して
ストレートにわがまま言う口ぶりが新鮮に感じました。

(上手く言えないけど、)
(個人的に慶司の人物像は押しの強さと話術で、)
(巧みに誘導していくイメージがあるもんで…;)

"見たいのに見られない"という不満を口にして、
"見たいよ"と心の声が零れ落ちたような我が儘。
これがもぅ切なキュンですっごい良かったんですよーッ!

メガネをかけるまでの一連の流れ。
今まで見えなかった雀の乱れる姿。
"見える"世界は鮮烈でーーー。

っていうね!!!エッチがね!!!大盛り上がり!!!
ハピネェェェェェス+゚。*(∩´///`∩)*。゚+

んでプライベートではイチャイチャ度が高いのに
仕事の時はキッチリ線引きしてるとこがカッコイイ。
線引きしてるけど意識してしまうところが更に萌え。
上司部下萌えの美味しいところが詰まってました♡♡♡

ハッピーが詰まった2巻に大満足です…!
(すず子の登場が減っちゃったのだけ残念だけど、)
(すず子以外の話し相手が出来た証拠でもあるので…)
(ちょっと淋しいけど幸せだからヨシ!)

明るくて多幸感に満ちた共依存

(評価は神寄りの萌え2です)※変更するやも

うわ~~~~~!!!(∩´///`∩)

なんかシックリくる終わり方でしたね…!
巡が飼い慣らされてイイコちゃんになるのも違うし、
だからといって倫太郎が真のようになるのも違うし、
2人らしい形に収まったように思います。


倫は巡の父親が関東を仕切るレベルの大物だと知り、
改めて強くならねばと心に誓いーーー。

以前より目標にしてた海外留学を始まる前に、
巡と期間限定の同棲生活を始めるのですね。

いつも一緒でふわふわと楽しい時間もあれば、
巡が血塗れになって帰宅し気が立ってる日もある。
倫は巡のどんな感情でも全て受け止めていきます。

この姿がとてもカッコ良かったです。
自分が選んだ道だと奮い立たせて、
ひたすら真っ直ぐに巡の心を包み込んでねーーー!
ある意味、真よりも強いかもな…と思わされました。

倫は巡に出会うまで陽向の道を無垢に歩んできた。
親の言うことを聞いて、
周囲に頼られるまま動いて、
"自分自身"の感情には蓋をしたまま生きてきた。

そんな倫が巡に出会ってからようやく、
倫自身で選んで、自分の責任で動いてるんですよね。
そんな成長の兆しの先が"明るく幸せな闇"っていう。

いや~~~~~ゾクゾクしちゃいますね(∩´///`∩)
最初こそ血塗れに動揺してたけれど、
慣れちゃえばさして気にしない図太さがとても良い。
(この辺りは真よりも順応性高い気がするw)

巡が側にいて笑ってくれてたらそれでいい。
そんな多幸感をビシバシ放っている姿に萌えました///
バックボーンが暗ければ暗いほど光が目映いです…!

巡はどんどんヤンデレ感が増してめっちゃ良~!!!
倫に本性隠す必要がなくなって、
どんな感情も倫がすべて受け入れてくれて、
不安定な危うさが落ち着いた分だけ愛情表現が増す。

そんで巡の苛烈な愛情を受ければ受けるほど、
倫は喜びを噛みしめるんですよね╭( ・ㅂ・)و ̑̑
最高の共依存が出来上がっていました…!!!!!


闇堕ち共依存が香るあまあまハピエン最高です////

あくまで香りがするだけなので、
良い意味でゴリゴリのダークさはないので大丈夫…!
むしろめっちゃ甘い。超イチャイチャ。超ラブラブ。
でも共依存にゾクッとするんですよ…。良き…////

スピン元含めてシリーズ4作目になりますが、
個人的には一番大好きな巻となりました(∩´///`∩)