この物語を読んで最初に思ったことはめちゃくちゃ純愛じゃん!ってことです。
攻めと受けのお互いに必要としている描写やお互いがお互いを守ろうと思って行動した描写に胸を打たれました。
前半では攻めが受けを監禁してペットにしていました。そんな中で受けが攻めのメンタルケアを行い、攻めにとってペットではなく人間として、必要として欲しいという受けの攻めに対する感情に受けも普通の人とは少し違う考えを持っているんだなと思いました。また、後半では受けが攻めを監禁して世話をするのですが、攻めが過去の事件の罪悪感からすぐには受け入れられないのですが、受けの現状を知り、一人の人間として互いに認め合うことができたことは、2人にとって最高のハッピーエンドだったのではないかと思いました。
今回初めて森世先生の作品を選ばせて頂きました。作品がすごく好きだったので他の作品もいずれ読もうと思いました。