アイアンゲイルが良かったのでこちらも読んでみました。
アイアンゲイルのようなピュアで胸キュンな感じではないですが、コアドロイドとパイロットの精神的・肉体的繋がりに戸惑いつつも互いに成長していく描写はプリンシパルのほうがより濃かったと思います。
イオナ(ロボ)に暴力を振るう研究員聡介がなぜイオナに執着するのかが合本版に収録されているエキストラエピソードで語られており、かつての婚約者が敵襲に遭い重傷を負ったため恐らく婚約者の脳をコアドロイドに移植したからだろうということが分かります。(婚約者の脳を移植する描写が明確でないためあくまで推測ですが)
しかし聡介が自分の理想をイオナに押し付けた結果愛想を尽かされてしまう。
これ、イオナの脳は婚約者のものだったとしたら愛想を尽かされてしまうってかなり辛いので聡介の精神が崩壊してしまう気持ちもわかるなと思いました。
聡介がイオナにしたことは酷いし、イオナは薫と想いが通じることができで大団円なのですがエキストラエピソードを見てしまうと聡介に少し同情してしまいました。