yumyumyumさんのマイページ

レビューした作品

女性yumyumyumさん

レビュー数129

ポイント数764

今年度39位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

苦しみからの解放

先生買いです。
自分を責めて苦しみ続ける柴田がとにかく切なかったです。

滝 イキガミ
柴田 春人のドナー

***


春人の死をなかなか消化しきれず、国に復讐したいと考える柴田。
魂が抜けてしまったように彷徨う柴田さんが切ない。
滝がそばにいて、ずっと柴田を支える。
滝を受け入れても、すぐにいなくなってしまう柴田。
心の傷の深さ、一筋縄では癒されない。
めげない滝がそばにいてくれて、愛してくれて本当に救われた。

春人が戻ってきて、春人が大切だと伝えることができて、柴田の傷が癒やされていく。
ヤキモチを焼く滝がかわいそうだったけど。。春人には敵わないと思っても、「またおいでよ」と言える滝はかっこいい。


そして、鬼道と吉野が登場してとても嬉しかった。
鬼道は吉野というドナーと出会い、優しくなって、2人が仲良くて、読者としてはとても嬉しかった。

素敵な作品でした。ありがとうございました。

気持ちを揺さぶられ、号泣しました。素敵な作品✨

先生、素敵な作品をありがとうございます。
心鷲掴みにされ、号泣し、読後感最高でした。


***


同級生では、堅物で真面目で頑固な人というイメージだった佐条。
でも奥様があまりにも素敵で、そんな素敵な奥様が好きだった人なのだから、魅力的なのだろうなと思っていましたが、やはり佐条は魅力的な人でした。

利人への接し方や暴言について、後悔している佐条。
夏目に利人を重ねて見ていた。
夏目も、利人も、佐条に理解されない時、誤解された時、自分の気持ちを抑えられずに佐条に罵声を浴びせる。
佐条に対して、わかって欲しいという気持ちと、なんでわかってくれないんだというやるせなさ、甘えがあると思う。

でも利人とのことがあったからか、佐条は夏目に対して踏み込んでいく。
上司と部下という立場だけど、そのギクシャクとした感じが、お互いを知りたいという本音が透けるようで、とても良かった。

ゲイであることで感じる疎外感、差別、悲しみ、夏目の心情の掘り下げがリアルで、呼吸困難になるかと思いました。
そして佐条がかっこよすぎて倒れました。
これは夏目くんも惚れます。
そして、誕生日にずっと抱きついていた夏目も、かわいくて、若さゆえの向こう見ずな感じもイイです。
ノンケの佐条と、ゲイの夏目くんの関係がこんな風に進むなんて、ストーリーがとても良かった。

一度壊れかけたものが、再生していく。
未来を感じさせてくれる読後感も良き〜
草壁、利人、父、みんな個性的でちゃんと頑張ってる姿も好き。
欲を言えば、ドイツでの2人とか、少し見てみたいです。

こんな素敵な作品を描いてくださった先生、本当にありがとうございます。

悲しいけど、本当に素晴らしい作品でした

先生の作品が好きで前作を読みました。こちらを読みたいと思いながら、悲しくなりそうな気がしていたので、なかなか読めずにいましたが、ようやく読みました。
みなさんレビューで書かれていますが、わかっていたけど、辛かった。
でもそれを持ってしても、本当に素晴らしい作品でした。



春人 イキガミ
柴田 ドナー


ドナー判明の為、防衛省の一線から外れてしまった柴田。イキガミの最大活用を国から求められていた柴田。

イキガミとドナーは、いわば主従関係のようなもの。ドナーはイキガミのために自分を捧げる。逆らうことができない。そしてイキガミは国の為に自分を犠牲にして闘う。
最初は春人を操ろうとしていた柴田が、次第に春人に惹かれていく。
春人が純粋で、健気で本当にかわいかった。
「ギュッとしてたいだけですもん」
こんなかわいい発言されたら、みんな春人を好きになる。

左目の提供の時には、柴田は春人を愛していたと思う。
愛してる人のために自分の目を捧げることに多分迷いはない。
しかも、目を捧げる段階で、生身の体で戦わなくてはならない春人の辛い気持ちを思い心配する柴田。自分より春人のことを考える柴田は、間違いなく春人を愛していた。言葉にしなかっただけで。

でも、純粋で優しい春人は愛してる人の目を奪うということが耐えられなかった。
ドナーではなく、大好きな柴田の身体を傷つけることが出来なかった。
もう、本当に苦しくて切なすぎた…

イキガミとして国のために戦った春人。
ドナーとして左目をイキガミに捧げた柴田。
春人を失った絶望、国に対する怒りと失望。
春人の死からなかなか立ち直ることができない柴田。
春人を守ってあげられなかったから、滝を守る。
下巻に続きます。

とても好きな作品❤︎ 表情と言外から漂うやるせなさに心打たれた。

ずっと電子版を待っていました。本当にありがとうございます。
利人パパと、部下の夏目くんのお話。
利人と草壁も登場していて嬉しい。

***

本当に素敵な作品でした。
会話や、独白、表情から漂う本音が読んでいてじわじわ伝わってきて、その表現が秀逸で、先生やっぱりすごい‼️となりました。
気持ちがギュッとなる。
やっぱり先生の作品は好きです。

まず佐条。
ずっと利人に言われたことが頭にある。
ゲイへの偏見をなんとか努力で頭から払拭しようとしている。
でも感情は追いついていない印象。
利人の気持ちを理解したいと思っている。

一方の部下、夏目。
利人と同年代でゲイである彼と、息子の利人をダブらせているようにも見える佐条。
頑張ってゲイを理解しようとする佐条に怒りをぶつけてくる夏目。
夏目のイライラする気持ちって、すごくわかる気がするのです。
そこがとてもリアルに感じられた。

佐条を好きな気持ちと、ノンケ佐条の頭で理解しようとする態度と、イライラを好きな人にぶつけてしまう「やるせなさ」みたいな、もってきどころの無い気持ち。
夏目と佐条との距離感が絶妙なのです。

真っ向からぶつかっていく夏目が好きです。
夏目からしたらゲイであることに罪悪感はない。
否定されたくない。悪いことはしていない。
好きでやっている。
同情なんていらない。

佐条と、利人、草壁のやり取りになぜか泣けた。
そして、利人が怒りを露わにするのは、甘えているからだという草壁。
怒りうぃ見せるのは父である佐条と草壁だけ。
一番わかってもらいたい人にわかってもらえない時、人は怒る。
夏目もまさに利人と同じなのかもしれない。


そして、佐条が夏目に言い負かされ、頭を下げて去ろうとする場面に、心を鷲掴みにされました。
セリフなしの夏目のどうにもならない気持ちが、こちら側にも押し寄せてきた。
表情と服を掴む仕草だけで…

下巻が楽しみです。

夏目くんのハンカチ、かわいかった!

10年分の愛を込めて

普通なら読む機会がなかった作品の電子化、本当にありがたいです。ありがとうございます。
きゅんと感動と、萌えとクスッとする場面があったり、強い女子に守られるところとかバランスがとても好きなんです!
スパダリの溺愛ムーブはいつ見ても最高です。


***

礼の腕の中にすっぽりはまる司。礼と司の体格差がよくわかって、いいですねぇ。
さすが特級α、素晴らしい筋肉と体格。
嫉妬しない礼の嫉妬に、司のガッツポーズ!

10年分のイチャイチャと、愛で幸せそうな2人を見ることができて嬉しいです。
高橋さんと話してるときの司が抱っこしてるのは、友樹くんかなぁ。
だとすると、パワフル高橋さんとの関係も素敵。礼には聞かないパンツの件を高橋さんに相談するほどの信頼関係、良き❤︎
嫉妬しない礼の嫉妬に、司のガッツポーズが最高!

ありがとうございました。

とても優しくて、とても尊い作品

表紙がとても優しく、柔らかい雰囲気でとても素敵です。
初めて拝読した先生、温かく、優しい作品、神✨でした。

特級α 礼
Ω 司


***

学校で過ごした2人だけの大切な時間。
色眼鏡で見ることなく、普通の同級生として接する司に対して居心地の良さを感じる礼。司は礼が素の自分でいることができる唯一の人。礼のやっていることが、みんなの幸せにつながっていると素直に褒める司。
とても素直でフラットな人。

礼の近くにいることで、Ωの司は抑制剤を飲んでいたが、体調を崩す。
一緒にいたいから、抑制剤を飲まなければいけない近さがなんとも切ない。
礼も抑制剤を飲むと司に告げるとキツく断られる。
司のそばにいるには、、司のためにできることを考える礼。
ノートのくだり、尊い。
2人がお互いを思いやり、努力して、なんとか一緒にいようとするこの時間がとても良かった。
何も言わずに礼の元を去る司。

背負うものが大きい礼のことを守りたかったという司。
長い両片思いが実ってほんとうによかった。

ラストで、礼に髪を切ってもらっている司が可愛くて、とても好きな場面。
礼の足を掴んで、切ってもらっている司がかわいい。

終始柔らかい雰囲気で、キュンキュンしたり、泣けたり、バランスが取れている本当に素敵な作品でした。
最高でした!!

愛と憎しみは表裏一体

怒涛のラストに、ドキドキが止まりませんでした。
登場人物たちがとにかく魅力的でした。

***


玲子や及川、山背など登場人物たちが語る、麻生という人物。
そこから浮かび上がる麻生の人柄。
山背が静香に話した麻生の人柄がピッタリなのではないかと思う。

繊細。完璧主義。
刑事という仕事の限界を悟っている。
いつもひとりで生きている。
家事も仕事も完璧。自己完結。
不器用。人に弱みを見せることができない。

仕事においても、恋愛においても、弱みを見せず、実直に完璧であろうとしてきた麻生。その麻生が唯一犯した大きな過ち。
それが全ての始まり。

練を聴取していた時の麻生と練のぼんやりとした接触。
練の放つ甘い香りと、状況に飲み込まれていた麻生。
ただあの場から練を救いだしてやりたかった。
でも多分あの時から練に惹かれていた。
そして、再会をきっかけに練の冤罪と真犯人を調べる麻生。
麻生と練の距離感がつかず離れず。

上巻一読後に読んだサイドストーリー歩道。とても驚くと同時に、練の麻生に対する絶望、苦しみを思うとしんど過ぎた。


わかりにくく、不器用な麻生に対して、練はとてもかわいい。
練は麻生に気持ちを匂わせたり、甘えたりする。
狂気的な一面も持ちながら、韮崎に翻弄されてきた悲しい人生。
やったことは悪いけど、麻生が殺されないようにするためには方法がなかった。

練には自分の弱いところも見せることができる麻生。
完璧ではない、過ちを犯した麻生を練が知っているから。
絶対してはいけない過ちへの償い。
唯一警察と、ヤクザという立場だけが麻生のストッパー。
警察をやめるイコール練との恋愛をとる。

及川の麻生への気持ちがわかって、自分の中の及川の魅力が増した。
本気だった。
執着と愛。及川も苦しんでいた。今も苦しんでいるかもしれない。

ミステリーとしてもとても面白かったが、麻生、練を中心とした登場人物たbひの気持ちの描写がとても好きでした。

麻生と練、つかず離れず、ケンカしながら仲良くしていってほしい。





互いが切磋琢磨して高めあう関係

本巻も圧巻でした。麗しいイラストと、重厚なストーリー、時代の変化に伴い人物たちの心情の変化も描いた、唯一無二の作品です。

***


これまで暁人は、桂木の教えを指針にして生きてきた。
今回桂木が、「暁人様ならばどうするだろうか」と逡巡する。
他の場面でも、暁人の意見を聞いて安心する桂木。
暁人の成長に伴い、また2人の信頼関係が深まるにつれ、暁人と桂木の立ち位置に変化が現れて、2人が対等になり、さらには、暁人の背中を桂木が追いかけるようになりつつある。

桂木は桂木で、辣腕を振います。
石崎紡績買収のところ、本気の勝負に出た桂木がこのうえなくかっこいい。
ため息がでます。
人生を賭けた本気の勝負に勝った桂木を、暁人も喜んでいる。
この2人の関係がやっとここまで来たんだと、こちらも感無量です。

鎌倉に到着した桂木に抱きつく暁人ワンコ、最高でした。

大団円。神神神✨

この作品に出会うことができて、本当に本当に良かったです。
激動の時代の中で、変わっていくことを恐れず、愛を貫いた2人には、最大級の萌えと感動をもらいました。

***

膝を突き合わせても、桂木は正座、暁人は胡座。
主従関係、年齢差、性格の違い、この絶妙なバランスが最後は心地よく、歪な形から丸く収まったような、なんとも幸せな、明るい未来へと続くラスト。
ぶつかりながらも切磋琢磨して、自由に対等に、愛を貫いた2人が大好きでした。
出立までの2人だけの時間は切なくも甘く、幸せそうでした。
寝ている暁人にキスをする桂木。
念願の桂木の寝顔を見ることができた暁人。

2人とも大好きなのですが、、
激動の時代に、家名や序列に縛られることなく、また変化を恐れることなく受け入れて、変えていく暁人。明るい性格で、分け隔てなく色々な人を巻き込む吸引力、統率力。そして愛を貫き、桂木を手に入れた暁人は最高のスパダリ攻めでした❤︎
もちろんツンデレで色気ある桂木も大好きなのですけど。


数々のBL作品を読んできた中で、これほどの壮大なスケールで骨太なストーリー、美麗なイラスト、最高の作品に出会えた驚きと感激。
そして見事な伏線回収、多くの魅力的な登場人物、何よりも暁人と桂木という大好きなCPを長年に渡り描き続けてこられた先生方には感謝しかありません。

素晴らしい作品をありがとうございました。

サイドストーリー「歩道」から感じる練の悲しみの深さ

読み応えのある本格的なミステリーです。飽きさせないテンポ、魅力的な登場人物たち、想像していた以上に圧巻の本作に見事にハマりました。


***

残虐で無気力で、頭が切れて、ヒリついてみえる練の二面性、変貌が気になる。
本編の後に読んだサイドストーリーの「歩道」。
「歩道」を読むと、自分が想像していた以上に練の抱えていた闇、絶望、悲しみや、苦しみがはるかに大きかったのではないかと練が気の毒で仕方がなかった。
それは事件前の練が、どこにでもいるような内気な学生で静かに自分の人生をひたむきに生きていたことが感じられたから。


練と麻生が再開して、2人で飲む場面がある。
この練の壮絶な過去を聞き、2人で泣く麻生と練。
自分の捜査には自信を持っていた麻生の気持ちがぐらつく。
練の人生において、韮崎との出会いを否定してしまうことは死を意味する。
結果として自殺を防いだ韮崎に練が会えて良かったという麻生。
2人の心が繋がったような、通い合った瞬間だったような気がする。ここのやり取りがとても印象的で好きです。
たまに笑いながら、適当に受け流すように答えているけど、そうすればそうするほど練の心の傷と闇の深さが浮かびあがり、切ない。

下巻も引き続き読みます。