ちょっと変わった職種の銀行員である史生くん、憧れていた先輩から冷たい言葉を投げられヤケ酒。
そこへ現われた尊大な男、和彰に『好みだ』と口説かれ誘われベット・イン。
お酒の力ってすごい。
まじめ、としか言いようのない人間が大胆になっちゃうんだから。
次の朝、目覚めて我にかえって逃げ出します。
しかし今度は職場でお客様として再会。
逃げらんないね。
尊大で自信家で魅力にあふれた攻に口説かれる受。
でもお客様だから親密にはなれない、とバリヤーを張って応戦。
自分に自信がないから、からかわれてると思い込んでるんですよね。
ま、よくあるパターンですが。
この受は気弱そうで芯がぶれないから、ズルズル流されない。
でもでも作者さんががんばって攻をヘタレさせなかったのがいい味出してます。
どこまでも『なんで俺に惚れない?』なんですよ。
こんな攻も珍しい。
もう一本は甘甘恋人になって、それが受のお兄ちゃんにバレちゃったお話。
受が暴走しそうになるのを攻が止めます。
以外ですが攻は家族思いなんすよね。
藍生先生は双子シリーズで結構ハードなの読んでたんですが、なかなか素敵なお話も書きますね。
それに加えてイラストが水名瀬先生なもんで、美味しく読ませて頂きました。
ご馳走様です。
まだレビューしてなかった。
ずっと枕元に置いてるのに。
いや~、何回読んでも飽きないです。
イケメンで強引でちょっと可愛い龍二くん。
美人で鈍感な雅巳くん。
子犬みたいな史郎くん。
桜城センセの絵がもんのすごく好きで。
原作も小説で読んでみたいなぁと思った。
だって『原作では龍二が一生懸命で可愛いんですよ』って書いてあったんだもん。
なんちゅーか、上手い事龍二に言いくるめられて抱かれちゃった雅巳くん。
マンガとはいえここまで書いていいのかしら?って心配しちゃったよ。
野郎同士でベットに寝てるのに、美味しいシーンでした。
その後体をつなげてる事に悶々とする雅巳くん。自分の気持ちに気付いてません。
しかし、史郎くんの一言で急展開。
雅巳くんの想いはグルグルします。
そしてまたまた史郎くんの一言でやっと気が付き。
お約束の場所で気持ちを確かめて。
どうにもこうにも、絵がきれいです。
表情もどんどん変わっていってすごくわかりやすい。
これはずっと枕元にあることでしょう。
ハードボイルドです。どうにも暗い、痛い。
あらすじ読めばわかると思うので内容は割愛。
主人公の錫代は復讐に取りつかれています。なかなかな長身で男前。
桜城センセのイラストでは冷たい雰囲気が出ています。
そこに新人刑事の葉蔓くんがやってきます。
可愛いです。スーツを着ててもせいぜい成人式のようだと思われるくらい。
イラストでも、お約束のお目目クリクリでちょっと引く。
最初は邪険にしてたんですがね。
どう意地悪しても錫代のお世話をするんですよ。
なんつーか、健気っつかー。
んで、手を出しちゃう。しかしそれは拒否られる。当たり前だっちゅーの。
そこが妙なひっかかりになっちゃって、どんどん絆されてって。
しまいにゃ執着して。
読んでいくと、どんどん気が滅入ります。
なにか救いがないから。
しかも大どんでんがあって錫代ホンキで自暴自棄になります。
そのやり方もなんかいまいち。
このお話、むりやり最後に救いがあるようになってます。
いっそ最後はアンハッピーで終わっても良かったのにって思います。
生きてハッピーではなく、消えて昇華ってパターンもありだと思いますんで。
どうにもこうにも消化不良。
ゆえに、趣味じゃない。
お医者さんとホストさんのお話。
ホストで生計をたてる涼くんは母親に虐待されたゆえ、人を愛する事ができません。
だから本気の恋もしたことがないです。
なぜかヤクザに絡まれたところをお医者さんである上谷に助けられます。
この先生、俺様ではないのに強引です。
なんつーか押しが強いんですね、しゃべりとかはソフトなのに。
ヤクザに絡まれてちょっと怪我の涼くんをソフトに強引に病院に連れてって治療。
また来なさい、に頷くものの行く気はない涼くん。
会わないつもりなのに、出会っちゃいます。
朝っぱらからキスされます。街の真ん中で。唐突です。
で、「うちで一緒に住まない?」展開早すぎです。
もちろんそっちの趣味はない涼くんはドギマギの呆れ顔ですが、結局降参。
こんな人、いるわきゃない。
涼くんの過去話をきいて「ますます好きになった」上谷先生。
マイペースで強引に涼くんと住みはじめて。
甘やかしかたがハンパない。
ベッタベタの甘甘生活ですが……。
最初に絡んできたヤクザの存在が出てきます。
なんのことはない、ヤクザである重山の死んだ弟に涼くんがそっくりだったから。
しかも重山の昔の友人であり、その弟の想い人が上谷先生だった、というベタな展開。
上谷先生を助けるため、ある賭けをします。文字通り賭けです。
勝っても負けても上谷先生とは別れる決心をした涼くん。
しかししかし、そんな事を了解する先生ではありません。
本当に普通のお話ですよ、BLにしては。
なんのひねりもありゃしない。
桜城センセのイラストがなかったら、途中で放り投げていたかもしれません。
イラストも、上谷先生より重山の方がアクが強くていい男だし。
サラサラヘアの涼くんはピッタリで可愛い感じでした。
ナニワトモアレ、オシアワセニ。
お題目どおりです。
波多野くんも平川さんも大好きですが……。
やっぱり神谷受の杉田攻は神じゃぁ!!
「恋の雫」は、アタシが常日頃から不満に思っている事がなんか出てた。
Hのときも苗字で呼ぶって気に入らないんですよ、アタシゃ。
「シェイク」は大人の恋です。
神谷さんの声はいつ聞いても、何で聞いても、どんなキャラでも神谷さんだなぁ。大人の男性なのに、ちょっとやんちゃ入ってましたね。
杉田さんは年下なのに飄々としてるキャラで、なりきり型です。
けして○魂のアホ声でもなく、尊大な悪い人でもなく、某BLCDの俺様モデルでもなく大人な素敵声。
「何処?」って耳元でささやかれたらその瞬間「うあぁぁ」って落ちまっせ。
「抱きしめたい」ですが。
いきなり平川さんのナレーションから入ってびっくり。
高校生の可愛い可愛いお話です。
可愛いミニワンコが相手の気も知らずに振り回してKO寸前。
はてさて一体何回攻は「可愛い」を連呼したのでしょう?
このお話の裏テーマは「遠くからみつめる」ですね。
BL初心者向けかと思ったけど、ちゃんとHシーンあったからなぁ。
初心者は一回深呼吸して聞く感じではなかりけり?
またまたお買い得CD、ゲットだぜ!
みなさんお試し読みからはまってますね、もちろんアタシもその口さ。
いきなり無精ひげのおっさんの喘ぎ声から始まって、びっくり。
攻がキレイな顔してて二度びっくり!
このお話は好き嫌いがあるらしく、それにもちょっとびっくりしました。
アタシは面白く読めましたよ。
ファンタジーっちゃファンタジーです。
だっておっさんのところに通いつめるアイドルなんて考えもつかなかった。
おっさんが美人系だったら納得もしたけど、そうではないみたいだし。
ごくごく普通のサラリーマンなんだよね、あ、リストラされて失業中だったけ(笑)。
ウエトモもよくパパラッチとかに狙われなかったもんだ。
どんなに拒否られてものこのこやってくるのも可愛いし。
無邪気すぎて逆らえないってある意味最強かもしれません。
でも段々本気で好きになってって、お互いを思いやるようになって。
コースケさんが突き放して。妙なトコ乙女。
ミニキャラで3コマの間に考えるシーンは可愛すぎですよ。
マジで他のメンバーに紹介するんですかね?
コースケさん、マジで嫌がりそう。ププ。
流され受だから、ズルズル引っ張られてってその場になって硬直……、なーんて展開が見えます。
もう一つのお話はウエトモの事務所の社長さんと野良猫のお話。
こっちは王道っぽいっす。
裸でにゃんこ抱っこしたら爪が痛そう。
おまけマンガでウエトモ目線が読めます。
がんばれ、バカップル……。
お医者さんとヤクザの息子カプも4冊目となりました。
今回は避難した湘南のホテルが舞台です。
いよいよ敵対する蜷川組との抗争が始まりそうなので、湘南のホテルに避難をさせられます。
大好きな昭秀先生と離れ離れになっちゃうよ~とべそをかいてましたが、恋人はちゃっかりと学会にかこつけてバカンスにしてくれます。
しかしお邪魔虫圭吾くんはやってくるわ、友達の洋もくるわ、結局いつものメンバーですね。
中盤まではのほほんとテニスをしたり、デートしたりのバカンスですが。
終盤はハラハラドキドキの展開が待っています。
芳樹可哀想ってな感じになり、お兄ちゃんやってきたり、銃撃戦になり、あれ、ちょっと保科の顔が前回と違うぞって思ったり(関係ないか)……。
ラストはちょっとだけ大人になった感じの芳樹くんでしめられました。
彼の未来が幸せであればいいと思います。
素敵な恋人や理解者がまだまだたくさんいる事を願って。
もっかいどっかでこの二人を見たいです。
おぢ声にクラッと来たのは初めてです。
CDをGETして、パカッと開いてブックレットを見てビックリ!
キャラクタープロフィールのトコで長野と木原さんのイラストが間違ってる!!信じられん!
緑川さんが長野なんだよぉ。したたかな悪役声なのにーー。
木原さんが緩やかなロンゲで優しい顔なのに~~。
ちゃんと確認して作って欲しいもんだ。プンプン。
高橋さん、CDでは受ばっか聞いてるんでなんなくスルリと耳に入りました。
やんちゃではなく、でも一生懸命な感じが大好き!
しかししかし今回の聞きどころはなんつっても堀口さんですよ。
別のBLCDでは素敵なパパをやっていたんですよ。だから脇役専門の人なのかなぁなんてたいへん失礼な印象を持ってました。
「魔法の声」の作り方はともかく、めっちゃダンディでいい声。
こんなんで攻なんて反則です。
欲を言えば小説部分で省かれてしまっている、植月くんが「声」に従わされて抱かれた後、部屋に帰って正気に戻った後泣きながらメモ紙に「俺は嶋垣さんが好き」と何度も書く所を入れて欲しかった。
すごくせつないシーンだからカットして欲しくなかったなぁ。
フリートークは面白かった。
「ふざける堀口賢雄」ほんまでっか?以外ーーー。
「誘い受だな」お前が言うな。
「やりやすかった」「相手がいいからね」漫才か?
「マイブーム」今はすでに死語ですな。
「かなこぉ、足を……」聞こえない人に魔法の声を使ってどうする!?
つっこみどこ吹き出しどこが多くて大笑いです。
原作を読んでから聞きました。
井上さん大好きなんです。が、このCD聞くときは心配でした。
井上さんは大人な声ばっか聞いてましたが、大学生ってーのはちょっと……。
でもまぁ、許容範囲で安心しました。
井上さん演じる潤はものすっごくやさしいんです。
石川さんはまんま原作の俊幸くんでした。
可愛いんですよ、俊幸くんって。
ずっと幼馴染みを一途に好きでいて、すぐ泣いちゃう男の子。
ボーイズは受がよく泣くお話多いんですが、声優さん大変ですよね。
でも「遊園地行きたい、ダメ?」ってねだるところ、自分からもなにか潤にしてあげなくっちゃってグルグル悩むトコ、めっちゃ可愛いです。
でも、「お前の事好きなんだよ!!」って泣きながら詰め寄るところは男前に感じました。
しかしガールズトークがお話の中で入ってるんですが、あまりにも赤裸々に話してるんでホント聞いてる方が恥ずかしい。
もう一つ、「目は口ほどに……」のほうのちずる君演じる山崎さん、初めてと思えないほど上手でした。
もう、すごいエロいの。こんな高校生がいたら怖い。
だいたい高校生でものすごいゾクゾクする色っぽい声で攻めるなんて…。
美味しすぎる(爆)
CDについてる4コマ、続きが読みたくなるお話です。
久我先生の本だから購入。
表紙イラストは線が細いなぁ、くらいの感想でしたが。
これが高久センセのイラスト買いの始まりになっちゃいました。
久我先生特有の関西弁が受だけって。
受が年上で攻の好きな義兄さんそっくりの声って「おお!」だし。
そもそも双方好きな人が別でHのみの関係って。
そそるシチュがオンパレード。
でも詰め込み感が無し。
受には長い間付き合ってる恋人がいて。攻はモテるのに義兄さんにほれちゃってて。
せつないはずなのに、全くせつなさなんか微塵もないよ。
受の恋人がこれまたヒドイヤツで呆れるほどの優柔不断。
こんなヤツは付き合うだけ無駄ムダ。
でも受の性格上、離れることができない。情けない。
攻がたまたま受の修羅場に立ち会ってしまって、気持ちが変わります。
いや、たぶん自然に替わっていってたんでしょうね。
でもあっちもこっちも、は当然受も怒って。
ありゃりゃーな感じに。
すごーくすごーく感情移入できました。
でも結局はどっちもどっちだったんですねぇ。
受もいつの間にかだったんです。
語られる関西弁がいい味出してて、美味しく読めました。
清く正しいお付き合いがすごく微笑ましくて。
受が別れた恋人に放った一言が最高です。
「俺が好きになった男は徹底的に守るて、お前はよう知ってるよな」
「周平に手ぇ出したら、俺が倍にして返す」
思わず胸がすっとして、拍手です。
高久センセのイラストは細いけど、久しぶりにええもん見せてもらいました。またまたイラスト買いできる作家さんに出会えてうれしいです。