もうなんか表紙からあたたかくてほっこりするのに読んだら天にいっちゃうんじゃないかと思うくらい心が癒されます。
主人公達もすごく可愛くていい子達ばかりなのに、サブキャラクターなどの他の登場人物達も個性があって覚えやすく、とても楽しく読める物語だと思います!
漫画だからこその現実ではありえないシーンや現実でもよくあるシーンがどちらも描かれていて、その世界に入りこめる読みやすい人間味のある漫画だと感じました。
その上単純に筆者の絵柄が大好きで、特に目が印象的で細く綺麗に線が引かれていて、わたし的には覚えやすい、見やすいというかやはり個性がある、というのでしょうか。とても大好きな漫画家さんです。
漫画の内容はゆっくり穏やかに進んでいきますので早く早く!という人には合わないかもしれませんが、そこがこの本のポイント、長所だと私は思いました。ゆっくり進むからこそ急展開に大きくドキッ!としたり、わざとセリフのないシーンのコマを作り、表情や動作だけでその人物の気持ちを読者に想像させたり。
私も前までは早く早く!物語進んで!派だったのですが、この本を読んで心機一転しました。
あたたかく癒され、ゆっくりマイペースに進む男子高校生2人の愛をこれからも見届けていきたいと思いました。
ありがとう。