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自分にとって一番好きなBL漫画になりました。

歌舞伎町バッドトリップは話題になった当時1巻だけ読み、そちらはあまり刺さらなかったので二巻は買っていませんでした。
先日スピンオフがリオが受けの話だと知り、あらすじを読んだところ、自分の好きなほの暗い物語の予感がしたので、『池田とリオ』編の電子単行本を購入させていただきました。
場面転換やストーリー進行などは、まるで『映画のような恋』を表現するために漫画に落としこんだ感じがします。
キャラの心情描写・心理描写・表現など、かなりの力量を持った作者さんですね。読み返すごとに色々気付きがありました。

この後電子単行本で本編2巻を、紙媒体(と特典狙い)で『池田とリオ』編を2冊、加筆修正などを比較するために『池田とリオ』の単話売りを全て買うなど、自分でも珍しく『池田とリオ』編という物語に惹かれました。

池田もリオも、周囲(本編)には見せなかった心の傷を抱えた孤独の人で、だからこそお互いは無自覚に相手に何かしら意識するものがあったんでしょうね。結ばれるまでの過程が凄く納得できるものでした。
最終話の終盤のやり取りと、最後のページの彼らが大好きです。花嫁のようにシーツを頭から被って池田に告げるリオのコマは、複製原画が欲しいくらいです。

池田とリオの関係は、分かりやすい表層は『支え合う』『家族になる』ことにあり、幸せな恋人同士です。
しかし根底にはリオから池田への依存(幼少期に失われた"甘えられる相手"。池田の前では幼さも見せる)と、池田からリオへは無自覚な独占欲(単行本書き下ろしのエロシーンで獣の目をしながら「俺のもの」と昂っている)があります。

そうしたほの暗さ・危うさを焦点にあてたままで本編並みのハードエロがある続編が本当に欲しいです。
これからもずっと見ていたい二人でした。続編、本当にお願いします。

気になるキャラを一週目に持ってくるのをおすすめします。

物語の構成上仕方がないですが、シナリオの本筋はどうしても判子と感じてしまうと思います。
最初に気になるキャラを攻略しましょう。

僕はケンショウ×コウにつられてコウルートをやりました。この二人の距離感が好みで、今でもBLゲームで好きな√を3つ上げるならで必ず入ります。レビューの星4はこの√の評価です。

双子の男女入れ替わりのBL漫画ですが、偏見なしで読んでほしい良作。

 この漫画はボーイズラブ漫画ですが、現時点では一般の方でも読めると思います。そういう意味ではもっと流行ってもいいような、ボーイズラブ好きの方達からすれば未読の方が多いのも分かるような……。
 現に男性である自分が「ストーリーや人間関係がかなり面白いな」と思っているので(それはそれとして会長と元に戻った兄の性行為は見たいですが)
 28話時点だと双子の兄妹の関係性の掘り下げが一番丁寧ですが、会長と主人公の会話のテンポ、関係性などが自分好みでありこれからの進展が楽しみです。(そういう意味では、男性の身体でのボーイズラブを期待している方には「何か違う」となってしまうかもしれません)

 主要人物一人一人に、まだ詳しくは明かされてはいませんが、現在の彼らに至るまでの背景や周囲からの重圧、環境によって心に負った傷の匂わせがあります。
 その部分が彼らの恋愛にどう影響を与えるのか……ギャグ描写もテンポが良いですが、シリアスもあり、名場面も多く、ストーリー構成も練られていると思います。
 
 もっと知名度が上がってほしいです。
 主人公が現時点で女性の身体だから……という偏見を捨てて、とりあえず最新話まで読んでみてほしい一作です。