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はやりやまい先生の年下ワンコ攻め!

☆「あさはらたそかれ」(通称:あさたそ)で私的骨太新人ランキング1位を獲得したはやりやまい先生の新刊ということでワクワク!

☆人当たりの良い次郎×頭が良すぎて周りから浮いている先輩アキの年下攻めモノです。
小さな塾を舞台に青春が繰り広げられます。

☆受験戦争と恋愛を両立している2人が羨ましいと思いました。しかし、この作品を読んで私自身の受験時代もただの灰色の時代ではなくあの中に青春があったと振り返ることができました。そんな妙なリアルさをなぜか感じました。

☆台詞回しが本当に巧い作家さんだと思います。最後のページで鳥肌が立ちました。

☆アキのピュアさに萌えつつ、帯の煽り通り成長していく次郎に期待を寄せていました。年下攻めの醍醐味(?)、攻めの成長が時間を追って描かれていて、あさたそと同様に季節がしっかり流れていて流石だなと思いました。

☆カバー下も必見です!!欲を言えばアキ大学編も読みたいです。あと、塾長の過去も気になります。

表情の変化に注目!

2009年に買って読みました。昨日、久しぶりに読んで衝撃を受けました。もう7年も経つということにも衝撃を受けました。当時の感想は社会科準備室に石油ストーブを置きたいでした。

*開き直った北原がやばい
社会科教師(北原)×高校生(朝陽)のお話です。ラブコメではなくシリアスです。
朝陽は補習を受けたことをきっかけに北原を好きになります。北原は自分が学生だった頃に教師を好きになり関係を持ったが、卒業して疎遠になり忘れてしまったという過去を引きずっています。そのため卒業すれば北原のことを忘れるのだろうと、朝陽のことが好きなのに突き放します。
しかし、最後は朝陽の粘り勝ちでした。からの、最終話で先生が豹変しベッド上で言うことがいちいちエロくて、それまでのクールで冷たいキャラとのギャップに萌えました。小鉄子先生がコミカライズされたホラー漫画も読んでいたので、北原の豹変ぶりや表情にホラー漫画に通じるぞわぞわも感じました。
年上攻めよりも年下攻めを好む傾向にある私ですが、とても楽しめました。(小説も買ってしまいました。)
描き下ろしの介護のくだりが微笑ましかったです!末永くお幸せに~!

そういえば、朝陽のお姉さんがすごくいいキャラしてます。本作品とリンクしている「あの日のきみを抱きしめたなら」にも登場します。

マッチョ×マッチョの肉体美によだれ必至な作品集

*腕を掴んで硬さを確かめたい
ガッチリした登場人物たちが魅力的でした。かといって必要以上にむさくるしいわけでもなく読み易かったです。筋肉の描き込みが素敵でした。特に、腕の筋の浮き出てる感じがリアルで思わず触れたくなりました。

①表題作 開発部の社員(里村)×営業部のエース(松井)
…男前受け
1話目は里村目線、2話目は松井目線です。里村は松井に対して勝手に敗北感を抱いています。松井が里村に一目置いていて繋がりを持ちたがっていたということが判り萌えゲージが跳ね上がりました。
②部下×中間管理職
③トレーナー(年下)×ボクサー
…「白く吸い付く…シルクのような肌」
描きおろしの攻め目線がすごくよかったです。普段は顔に出さないけど、受けのことが数年前からめっちゃ好きというキャラ設定がおいしいです。
④大学生(イケメン)×同級生のアホの子(童貞)
⑤従兄弟(年上)×天然たらし系元ヤン

①と③の描きおろしがあり、そのページ数が多く満足度の高い一冊でした!読後、あらすじに書かれている「見渡す限り筋肉充な作品集です」に大きくうなずけました 笑

はちみつや水飴のような本

*ホスト(新夫)×売れっ子作家(新妻)
「くさかんむりに化けると書いて」の中で一番印象に残っていたお話なので続編が読めてよかったです。相変わらず新妻くんはちょっと(?)変わっていますが、前作ほど危険行動はないです。全体的にでろでろの甘々です。
今作では二人の距離が縮まって新夫氏がますます絆されていていきます。実はめちゃくちゃ面倒見が良い新夫氏がなんだか可愛かったです。
前作から思っていましたが、新妻くんのギザ歯が魅力的です。珍種のカメレオンと新夫氏も表現していますが、確かに爬虫類感があり珍しいタイプの受けではないでしょうか?新妻くんが新夫氏からもらった時計の匂いを嗅いでいるコマが好きです 笑
あらすじ(描き下ろし)→それから→あまあま→つくづく(描き下ろし)の順で収録されています。空きページにも小ネタ満載のカットが描かれているので楽しく読めました。最後にカバー下の新妻くんを見て何かに目覚めそうになりました。

*同時収録作品では受けが女性用の下着を着けて眠っている攻めの上でオナニーするシーンに萌えました。こちらの作品も3話分収録されているのでがっつり読めました。

骨太な新人さん


一冊まるまる、高校野球児(純一郎)×夜型社会人(澄山さん)のお話です。

*ゆっくり丁寧に描かれる 2 人の関係
「あさはらたそかれ」というタイトルに込められた朝と夜という時間の流れももちろんですが、冬の朝の澄んだ空気、春の花粉に満ちた空気、梅雨の湿った空気、真夏の焼けるような空気といった四季の移ろいがさりげなく描かれているところも見どころだと思います。ゆっくり変わっていく季節と共に澄山さんと純一郎の関係も変わっていきます。朝すれ違う以外に接点のなかった 2 人が徐々に仲良くなっていく過程が丁寧に描かれています。

*味のある絵
絵柄は好き嫌いが分かれると思いますが、作者独自の路線を進んでらっしゃり味があります。影の描き方、トーンの削り方、背景の直線の少なさが上手いなあと。特に商店街の背景の描き込みがお気に入りです。背景の描き込みの多いコマとモノローグの白いコマの対比により、モノローグの言葉が引き立っていると感じました。

*エロもあるよ
ギラギラしたエロ坊主と澄山さんのやり取りに萌えました。エッチする前に 2 人が澄山さんの部屋まで走って帰るのですが(さすが高校野球児!)、玄関で息切れしながら 抱擁するシーンはドキドキが伝わってきました。
ベッド上で年上っぽく純一郎の上に乗っかって煽ったかと思うと、次のページでは怖がりながらもお尻を突き出す澄山さんがかっこかわいかったです。


作者の新人らしい初々しさと主人公たちの初々しさがマッチしていました。一方で、新人とは思えないストーリー性に底知れないものを感じました。
次回作も楽しみです!