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女性Jewelさん

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10年前か~

男はじシリーズは第14弾が初視聴でノーカット、ノーフェード、ノーBGMというコンセプトが気に入ったので、遡って視聴してみました。

台詞が、エロい単語をダイレクトに連呼するタイプの男女AVをそのままの男性×男性に置き換えただけのように感じられてしまって、私は苦手な部類の脚本でした。

没入することができないまま視聴を続けていたら、攻めがやけにハキハキと滑舌よくレトロ風味のエロ台詞を言いまくるので、だんだんいにしえのAVパロディのように感じられてきてしまい、ちょっと笑ってしまうという演者様に無礼極まりない状況が生まれてしまいました......ごめんなさい。

田丸篤志さんはオドオドする演技がお上手で加虐心を煽るし、普段のお声はすごくいいなと思ったのですが、喘ぎになると、いきなり好みではなくなってしまって、これはもう好き嫌いの問題なので残念ですが仕方がなかったです。

レビューを拝見すると熱量と神率が凄まじいので、ノーカット、ノーフェード、ノーBGMが、当時どれほどセンセーショナルだったのかを察しました。

今でも不評な「射精を耳にお知らせする水音SE」が、この当時から活用されていたこともわかりました。

本編は残念ながら好きになれませんでしたが、アニメイト版のミニドラマはよかったと思いますし、フリートークも楽しかったです。

言わせるか(笑)

CD目的の購入なので、CDメインのレビューになります。

製品CDでも行為を重ねていくごと高校生にしてはベッドでの言動にオッサン味が増していた光秀くんが、こちらの特装版では完全にオッサン化していました(笑)

スケベオッサン化した光秀くんが、誠くんに「ベッドで光秀の入れて...いっぱいして...」と言わせています。
陳腐すぎる台詞なのに、少年声の裕介さんが言うと猛毒でした。

キスも本当にしているとしか思えない音とお2人の吐息のタイミング一致なのですが、これはどうやってやっていたのでしょうか。
BL脳をフル稼働させて考えると心臓が止まるかもしれません。

裕介さんは、何故こんなに喘ぎと行為中の苦しそうな演技がうまいのでしょうか。
今回の達した時のお声は特にリアルでした。
受けの女神に愛されし者、裕介...(脳内の言葉)

受けが「誠」だったので、攻めの古川慎さんが「まこととエッチなことしたい」とか行為のクライマックスで「まこと」を連呼すると複雑な思いが込み上げました。

コミックは期待していなかったのですが、「顔の角度がどのコマも同じwwwこれしか描けないのwwww」というような酷い書き方のレビューを見て、「そんな、言い過ぎでしょ」と思っていたら、わりと否定できないところも見受けられて、悪意を感じる書き方には1ミリも共感できませんでしたが、感想にはやや頷いてしまいました。

なかなかの衝撃(笑)

キャスト買いだったのですが、期待の斜め上から不意打ちを食らったような衝撃でした。

登場人物が年不相応に幼稚で、声を張ってギャンギャン騒ぐタイプが苦手なので、再生直後に出た言葉が「マジか......」でした(笑)
バカそうで思いやりのない喋り方を誇張した女性も出てきますし、色々とキツかった。

趣味や生きざまは人はそれぞれですし、法に抵触していなければ何をするのも自由だと思いますが、こういう受けの男子を「可愛い」と思えない者には萌えどころが見つけられず、荒行でした。

わたくしの捉え方の問題なのか、2人の関係が唐突すぎて共感できる部分が見つけられないまま成就してしまった印象で、完全に置いてきぼりでした。
否定や批判ではなく、わたくしの好みではなく、理解も追いつかない作品でした。

しかし、阿座上さまのまさかのカッパちゃんは収穫でした。
阿座上さま、こんな声も出せるんだ(笑)

このオムニバスはありがたかった。

単体CDの購入は推しのキャストさんだけになりがちですし、公開されているサンプル音声だけでは脚本家さんが好みに合うタイプかまではわからないので、オムニバスCDは新たに刺さるカップル発見のきっかけになり、ありがたかったです。

単体CDを介さずにいきなり後日譚のオムニバスを聴く方は多くないと思われますが、わたくしのようにどんな雰囲気なのかを知ってから単体CDにのめり込むというイレギュラー視聴も有りかと思われました。

推しは六甲くんと央田先生でしたが、このオムニバスCDのおかげで2ndシーズンの全カップルを好きなることができました。

【椎堂(古川慎)×有(村瀬歩)】
このCDを聴いて気に入り、単体CDを購入しました。
キャストのお2人は嫌いではありませんでしたが単体CDを購入するには至っておらず、後押しになりました。

古川慎さんの高校生らしからぬ超然とした低音ボイスが村瀬歩さんの誘惑から事に及び、快感に切羽詰まっていくトーンが生々しくてエロかったです。

【慧斗(白井悠介)×春惟(増田俊樹)】
先に単体CDは視聴していたのですが、この時の増田俊樹さんの声の悪コンディションや、脚本が他の男はじシリーズのように直球ベッドインではなかったりして、不完全燃焼でしたが、このCDを聴いて「いいじゃん!」となりました。

このCDを聴かなかったら、単体CDの印象のままだったと思うので、これもこのオムニバスのおかけです。

【六甲(八代拓)×央田(新垣樽助)】
このCDの購入目的はこのカップルでした。
単体CDでの出会いが衝撃的だったので迷わず手を出しましたが、期待を裏切らずの変態寄りドエロさの中に、またもやさらっと琴線に触れる内容がぶちこまれていて泣きました。

このカップルについては配信のみの2nd Secret、2nd colorも購入し、現在入手可能な音源は全視聴しましたが、生徒同士のカップルではないという点以外も、男はじシリーズの中では異色です。

特殊な愛の形に焦点をおいた芸術性の高い難解なヨーロッパ映画のような香りがします。
カジュアルなコミックスよりも文芸作品がお好きな方に刺さるような気がしています。

文芸作品ならよかった

声優にお詳しい腐女子先輩方にしてみたら「フ…新参者あるあるだね」だと思うのですが、春惟が「甘えたい獣」の新と同じ増田俊樹さんですって!!!?となりました。
※声のコンディションが悪そうな鼻声だからそう思ったのではなくて、トーンが全然違っていた点です。

男はじシリーズは射精時と挿入時の変なSE以外は最短で性行為に突入するコンセプトが好みなのですが、この作品に関しては他の方もおっしゃっておられましたが、キャスティングは申し分ないけれど、脚本が男はじ視聴者の好みではなかったように感じられました。

2人の関係を知るための前置きは必要ですが、男はじ好物の者たちは絡みに大きな期待を寄せているので、説明的な台詞が長く、やっとキスしたと思ったら、また長い台詞が始まったりする展開は望むところではないように思われます。

慧斗と春惟の想いが細かく丁寧に表現されているところは文芸作品であれば非常に有効ですし、脚本の桜しんりさんはSSでは卓越したストーリーと表現力を誇る方なので、耳から入る音声情報を仕上げる「脚本」は書き慣れていらっしゃらなかったのでは......と推察しました。

本編は互いの気持ちを言葉で伝える時間が長く、絡みを期待する音声作品の魅力としては腹6分目くらいでしたが、アニメイト限定版のミニドラマはSSを読んで感じたような桜しんりさんらしい手腕を垣間見ることができました。

それを音声で表現してくださる白井悠介さんと増田俊樹さんの演技力。
春惟の口内に射精して動揺した慧斗の「飲むなよ、バカ!」からの春惟のヘロヘロのぶりのエロさたるや。
男はじCDにはこういうのを期待しています。

キャスト買いで通常版のみ視聴して不完全燃焼を感じられた方は、アニメイト限定版ミニドラマやオムニバスCDに含まれる単話を聴いてみるといいかもです。

六甲くんと央田先生にハマったなら課金して損はない!

なんかすごいもん聴かされた…。
聴き終えての率直な感想はそれしか出でませんでした。
エロのみに期待して聴くクオリティではなかった…と恥じております。

......とは言っても六甲くんと央田先生はやっぱこうでなくちゃね!というアブノーマル寄りの激しい性行為にもしっかり満足させて頂けるクオリティでした。

CDではあまり触れられていなかった人物像がより鮮明になる作品で、「愛」に焦点をあてた濃密で官能的なヨーロッパ映画を観ているのような気持ちになり、ところどころジワっと涙が滲むような会話やシーンさえありました。

エロ以外がこれほどまでに心に刺さった理由は、アフタートークで新垣さんと八代さんが央田先生と六甲くんに深く考えを及ばせて演じられていたからなのだろうなと思います。

声優さんがBLをどう思っているかで、演じる才能がどんなに高くても、耳の肥えた聞き手であれば、「なんか違う」と違和感を覚える気がしています。

インタビューや声優さんのバラエティラジオなどで、実際は同性愛に嫌悪感があるんだろうな~と思えるような言動をポロッとしている方の音声は表面的というか魂がこもってないというか。

実際のところはご本人にしかわかりませんが、同性を好きになる可能性は誰しもゼロではないと柔軟に捉えられる方はおそらく演じていても艶めかしさがあるように感じます。

第6弾単体CD、オムニバスCDの中の六甲×央田のストーリーは視聴中に「うわ!エッロ!」と萌え転がり、視聴後は「は~すごかった~」と絡みシーンばかりが記憶に残っていたのですが、今回は行為とは関係ない「台詞」が頭に残りました。

さりとて、喘ぎっぱなしの央田先生は安定のエロさですし、アルカイックスマイルで穏やかな口調の六甲くんがクライマックス近くで息を荒げるさまは毎度たまりません。

通常盤だけの視聴だと

キャスト買いで、この通常版のみ視聴して不完全燃焼を感じられた方は、アニメイト限定版ミニドラマやオムニバスCDに含まれる単話を聴いてみるといいかもです。

他の方もおっしゃっておられましたが、キャスティングは申し分ないけれど、脚本が男はじ視聴者の好みとは違う印象でした。

男はじ好物の者たちは絡みに大きな期待を寄せているので、説明的な台詞が長く、やっとキスしたと思ったら、また長い台詞が始まったりする展開は望むところではないように思われました。

本編は互いの気持ちを言葉で伝える時間が長く、絡みを期待すると腹6分目くらいでしたが、わたくしはアニメイト限定版を購入したので、そのミニドラマに男はじ的な良さが感じられて気に入りました。

男はじCDは最短で行為になだれ込み、初めてとは思えない濃厚な絡みを堪能させてくれるコンテンツを貫いて欲しいと思っています。



これは......

甲高い声の騒がしいタイプをかわいいと感じる方もいらっしゃいますし、己のヘキに刺さらなかったことをわざわざレビューするのもどうかと思ったのですが、同じ地雷を持つ方の参考になればと思い、残すことにしました。

作品を気に入られた方にはお目汚しになると思いますので、世の中にはこんな風に感じる視聴者もいるんだなとスルーして下さい。

【個人的感想】
ストーリーはBLド定番で新鮮味はありませんでしたが、阿座上洋平さんのエロい攻めボイスが聴きたくて視聴したところ、受けが自分の地雷の「甲高い声で終始オーバーリアクション」タイプでツラくなりました。
※この作品における好みの問題で、堀江さんの他作品の演技は好きです。

コミックの紙面を目で追っている分にはユーモラスに感じていたところが、音声だといちいちうるさく感じたり、コマいっぱいの「ギャー!!」が音声だと「そこまで...驚くことか......?」と引いてしまったりで逆にリアリティを失うことを痛感しました。

ある声優さんが、紙面では表情や感情表現が豊かなキャラだが何割か抑えて演じたとおっしゃられていて、その方の演技は聴いていても現実味があり、かといって原作のイメージは失われていなかったので、紙面と音声はそういう調整が必要なのだと心底思いました。

阿座上洋平さんのお声は平常時も安定のエロさで、致している時の攻め喘ぎは要・不要派が分かれるところですが、この作品での阿座上さんは控え目な吐息交じりに漏れる感じで不自然さがなくて萌えました。

但し、全体的に受けのモノローグが多い作品なので、阿座上さんのエロボイスは「こんなんじゃ...足りねぇ」でした。
(別作品の阿座上さんのエロ名台詞)

なんやかんやでハッピーエンドではありますし、わたくしには合わなかっただけで、コメディタッチの甘々がお好きな方には萌え要素の詰まった作品なのではないかと思います。

このキャスティングに間違いなし

かつて紙面で濃厚なBLを嗜んでいた時期はありましたが「音声」は初心者だったもので、予備知識なしに絡みシーンが極上に生々しい特濃上級者向けコンテンツから入ってしまい、そこで洗礼を受けて以降はどんな喘ぎもどんとこい!の耐性を得た上で刺さった作品です。

小林裕介さんの演技が聴きたくて購入したので期待はしていましたが、受け演技の申し子のような喘ぎに萌え転がり、気づいたらクッションの端っこを握りつぶしていました。

攻めの古川慎さんとの相性も抜群で、「絡み技術判定」(いま考えた)のひとつである「激しいキスから2人が唇を離す際の吐息と音のタイミングも難なくクリアされておられました。

攻めの喘ぎは行為にリアリティを感じさせてくれる要因のひとつにもなりますが、好みでないと一気に醒めてしまうので、要・不用の意見が分かれるところですが、この作品の古川さんの荒い息遣いはわたくしにとってはギリの線でした。
好みの問題なので、やや過剰な息遣いに萌える方には最高だと思われます。

最後に声を大にして称賛したいのが、視聴に水を差す「挿入と射精時にの変なSE」がなかったことです。

手抜きということではなく、むしろリアルなシーツの擦れる音やベッドの軋みなど、丁寧に挿入されている印象だったので、あえての不採用だったのではないかと想像すると感謝しかありません。

おかげで興覚めすることなく最後まで作品に集中することができました。

吐息と喘ぎでラウンド終了をわからせる才能に恵まれたお2人と、SEを挿入せずに貫いてくださった制作関係者の皆様に心より感謝です。

絡みについてばかり言及しましたが、社会の荒波に揉まれる前の無垢な高校生らしい言動にムズムズさせられるところもちゃんとあり、「青春」というシリーズテーマも置き去りにされておらず好印象でした。

時間と登場人物が限られたなかで物語性の高い構成にしようとすると、とっ散らかりすぎる事故を招きかねませんが、こちらの話はシンプルで秀逸だと感じました。

もちろんツッコミどころもあるのですが、それを言い出す者にBLを嗜む才能なしなので、スルーして楽しみました。

泣かされるとは思わなんだ

聴き終えて思ったのは「こ、高校生…?」だったのですが大満足の作品でした。

コンプライアンス意識が高まる中で、異色のチャレンジングさを誇る「男子高校生、はじめての」シリーズですが、この第6弾は突出している印象を受けました。

一見、品行方正、中身は難ありの生徒×訳あり美術教師、双方ド変態という情報量の多さ。

高校生の行為としてはかなりダークで異質ですが、浮世離れした世界観が大好物のお耽美ちゃんだったわたくしには刺さりました。

強い刺激をお求めの方にはもってこいですが、モラル重視の方には猛毒なので注意が必要です。

訳あり変態美術教師の央田先生に新垣樽助さんをキャスティングされた方は天才だと思います。

異常性癖だけど品があり、残酷だけれど女神のような慈愛も見せるという難役を違和感なくこなせる演技力は圧巻でした。

これが色っぽさだけだと安易な色情狂ですし、ともすればキモいだけという事故にも繋がりかねないところを、新垣さんのおかげで唯一無二の魅力ある変態として受け入れることができました。

役柄によって、声がまるで別人の芸達者な八代拓さん演じる六甲綾人くんは、この変態美術教師に執着するだけあって、なかなかに根性のあるド変態でした。

行為に焦点を置くとかなり変態寄りですが、2人きりで行っていることなんて何が正常かわかりませんし、第三者に迷惑をかけずに当事者が楽しめているのであればよし!

聴いているこちらとしては、央田先生の普段の超然とした物言いと六甲くんに攻められて喘ぎまくっているときのギャップがたまらないので、いいぞ、六甲、もっとやれ!と応援したくなります。

いつもうっすら笑っているようなジェントルな口調の六甲くんか、クライマックスが近づくと央田先生に好きだと言いながら息も絶え絶えになっていく様は圧巻です。
八代さん、えっち。

性的に刺激的な内容を見せつけるだけのストーリーかと思っていたら、途中から予想外に感情に訴えてくる方向にシフトして、「えっ...?」と驚いている間にジワッと涙が滲む展開に。

これだけ刺激的なBL作品で、BL的ではない部分に心揺さぶられてしまいました。

心の触れられたくない部分をわざわざえぐりにいくような特殊な関係性と性行為に耐性があって、本格的な絡みシーンを堪能されたい方にはもってこいですが、
インモラルな内容ではあるので許容できない方も一定数はいらっしゃると思える世界観なので、視聴する際はお覚悟を。