画家としてパッとしない桂路、兄は名の知れた企業の取締役。闘病していてその兄が死んだ。
兄が桂路に遺したのは若い青年慧だった。
そしてふたりの生活が始まる。慧は決められたことはこなそうとするけれど自分が何したいか…という希望がない。
慧がどうしてそうなってしまったのか…壮絶な生い立ちだなぁと悲しくなってしまった。とんでもない家庭で生きるためにはすべてを閉ざさなくてはならなかったんだな。
そんな慧がどうしてもほしいもの、はっきりしていなかった桂路が何を描きたいかががっちりハマった瞬間がよかった。
それにしても兄の大きな愛よ…すごい人だなぁ。
緒川さん…あなたも好きですよ!
前作で恋人になったふたりのお付き合い編!
私は悠真さんが好きなのですが、戒くんを絶対誰にも渡さないぞ!!!って強い気持ちを持っているのがとてもいいです。作中「もう戒くん1人の体じゃないんだからね」って2回も言いましたからね笑
歯医者さんらしく、ふかーいキスの前は歯磨きしてるのもなんか好き❤️すべてを受け止めてくれる悠真さんでも自分を選んだら「ふつう」の幸せが得られないのでは?と戒くんが不安定になってしまうのもわかる気がします。
今は幸せだけどいつかは?とね。
それでもそんなことなんて吹き飛ばしてくれる恋人がいるから大丈夫!2人のラブシーン、めちゃくちゃ濃厚でよかった。ハイカロ先生のラブシーンって迫力もあるし、身体、パーツ、すべてが美しい。男性の身体の美しさをあますことなく見せてくださるというか。曲線の美しさもありますよね。大好きです!
合本版を読んだので3巻まとめての感想です!
フレンチレストランを立て直すために支配人として出向する理人。フレンチのシェフ久我をスカウトするために会いに行く。まぁけんもほろろなわけですが、紆余曲折あって彼はシェフになるわけです。
理人は久我に恐怖を感じているし、久我は理人にイライラしているし…でこの2人がどうなったら恋愛になるのか…という感じなんだけど·····すっっごく読み応えあって面白かった。
理人の生い立ち、孤独には胸が痛くなるし彼が食に興味がないのはその生い立ちのせいだしなかなかしんどかったですね。彼が抱える孤独を、絶望を、久我が壊してそのうえで自分が美味しいものを食わせてやる、生きろ…と暴いていくのが良かった…!
食の大切さ、みんなで食卓を囲むあたたかさ、命をいただく意味…食についても色々考えられるお話で。
久我に手を伸ばせて良かった。理人が幸せにご飯を食べられるようになって私も幸せ。