インタビュー記事をこちらに載せます
以降の記事では腐女子という単語もたくさん出てきます。インタビューでは腐女子の視点で同性愛を書いた作品だと仰ってます。
安易に非BLとして表記してしまうと、アニメ化などの際に作品が捻じ曲げられ異性愛者に改変されてしまうといった問題が出てきてしまうので、タグの細分化をお願いしたいです。
→吉田さんがデビューした1977年には、既に竹宮恵子さんや萩尾望都さんが少年愛ものを描いていたので、同性愛ものを描くことは、空気的にOKだったそうです。
しかし吉田さんが描きたかったのは、なんと「女子サッカー部バージョン」
吉田:学生の頃、男の子が楽しそうにボールを蹴っている時、女の子は訳のわからない創作ダンスを踊らされてたりして、なんでこんなバカバカしいことをやんなきゃならないのみたいに思ってたので、その恨みつらみかもしれない(笑)。
確かに、『バナナフィッシュ』って、およそ少女漫画らしからぬ少女漫画でしたよね。
あれは少女漫画界への「蹴り」だったのか..............
伏見:男女よりは男男の設定にした方が、同性愛という関係に対する社会的な禁忌による障害や、男同士だからこそ生まれる反発力があるから、ドラマとして面白いということでしょうか。
吉田:それはあるかもしれませんね。
伏見:吉田さんの作品は、恋愛やセックスよりも、魂と魂の結びつきという関係性の方が優先順位が高いんですよね。
吉田:そうなのかもしれない。ただ、魂の中にはラブもエロスもすべて含まれているような気がするんです。
しかし、吉田さんの作品には、具体的な男×男のHは全く描かれていません。
ちゅー止まりです。
この人の、ガッツンガッツンな男×男エロが見たいんですけど。
と同時に、そういうのがないからいい、という気持ちもあるんですけど。
『終わりのないラブソング』の挿絵で我慢します。
萌え~♪
では、何故吉田さんの男キャラ同士はHしないんでしょう。
吉田:それはやっぱりジョン・ボイドとダスティン・ホフマンがエッチしなかったから。最初に見た物がそれだから(笑)。
あの二人がHさえしていれば..............