坂田さんの受け演技が聴きたくて、原作を読んでから拝聴しました。
※感想は坂田さんに関してのみとなります。
受け役が初めてと思えない、巧みなお芝居をされててすごく良かったです。トラック1は全体的にお声が掠れてるかな?と思ったのですが、以降はそのような違和感はなく、どんどん役に馴染んでいってるようでした。
喘ぎ声に関してですが、声の上ずり方は不意打ち感がありつつもしっかり制御されてて、かわいく聞こえる声を維持されててすごい。身体に力は入ってしまうけど、快楽に蕩けてるニュアンスもあり、そのバランスが絶妙だなと。恥じらう成分は少なめで、気持ちいいことを攻めにも分からせるような振り切った喘ぎ方なのがキャラに合っててとても良かったです。
また、キス時に漏れてしまう吐息や声にもお上手でした。舌を絡めながら喘ぐ声が色っぽくて…。
全体的に、これが初めての受け役とは思えない安定感とクオリティだったので、今後も色んなBL作品に出演して頂きたい気持ちでいっぱいです。
今作は元気いっぱいでえっちにも積極的な今ドキ男子大学生だったので基本的にかわいい寄りのお芝居でしたが、落ち着いたトーンで話される瞬間はさらりとした美人声だったのも素敵でした。
今後、こういうトーンの役柄も是非演じて欲しいなぁと祈ります。