初めての作家先生。ランキング上位で表紙に一目惚れしたので読んでみました。
読み進めていくと、"あれ、思っていたのとなんか違うぞ…"という感情にぶつかったのですが、それでも最後まで読みました。
中身ですが、表紙が与える印象よりだいぶ軽い感じです。ゴチャゴチャとまでいかなくてもワチャワチャしてる感じ。あと場面場面が少々唐突な感じも。期待していたシリアスさはありませんでした。
ただ、それはそれとして、お話は面白いです。イケオジもいいし、コメディーだととらえれば周りのキャラクターも愛すべき人たち。たっぷりのページ数もありがたい。
…でもやっぱり表紙にピッタリのしっとりしたお話が読みたかったかな。特に2人のシーンはもう少し大人の色気がでるようなものを期待しちゃいましたね。
王道っちゃ王道。辛辣に言えば先の読めるストーリー。なんでここでエッチなことしちゃうの?っていうようなシーンもあり、思春期の未熟さや自分勝手さを表していたのでしょうが、共感したり、感情移入したりしながら読むことは難しかったです。
あんだけ「かわいい」という心の声が聞こえてるのに、それを「=好き」だと気付けず、いつまでも中学時代の嫌なことを引きずってしまっている颯太にはちょっと無理がある気がしました。
だから最後の告白シーンもそんな返し方するの?本当に初めて龍司の気持ちを知ったの?となりましたし、それだけ颯太が中学時代のことに傷ついていたということなのでしょうが、違和感がありました。
と、少し嫌な書き方をしてしまいましたが、受けの颯太のキャラクターは抜群に可愛いし、こちらの作家先生、絵もお上手。感情が表情に出てしまう颯太の描き方がとても良いなって思いました。
颯太の可愛いさにはほっこりするし、コミカルなシーンにはクスッと。次回作を楽しみにしています。
上巻に続き下巻も読みました。
記憶喪失になって辛い律ですが、下巻ではそれ以上に旭が辛そうで、辛そうで…。過去に浮気をして律を裏切ってしまったことへの後悔や、律を再び傷つけてしまうのではないかという不安がしっかり描かれていて良かったと思います。旭が二度と律を傷つけまいと強く成長していくところも素敵でした。上巻の旭はあまり惹かれなかったけど、下巻はとってもかっこよかったです。
タイトルとあらすじで興味をもった今作でしたが読んでよかったです。ただちょっと思ったのは、絵もお上手な先生ですので、旭の苦悩シーンなんかはもう少し文字(心の声)控えめでも良かったのかなと。旭の表情、とても良かったのでどっぷり浸りたかったです。
あらすじが気になって読んでみました。
感想ですが、上下巻ですので上巻はまぁこんなもんかなという感じ。下巻のための助走状態。そこまで深く感情移入してしまうことも、ほろりとさせられることもありませんでした。きっとここからなんだと思います。
ストーリーは過去にお付き合いしていた旭と律が再会して、再びカップルになるというお話。ですが、別れた後に受けの律が記憶喪失になってしまっていたり、そもそも別れた理由は攻めの旭が律を裏切ったからであったり、2人にとって決して軽くない過去の事情があります。このことが下巻でどうなっていくのか、すごく楽しみです。早速下巻を読みたいと思います。