すごく面白かったです。ただ万人受けするものではないと思いますので注意が必要ですね。
BL小説として手にとってはダメです。なんというか、奥深く揺さぶられるのがOKな方向けです(笑)あらすじを確認してから読んでください。
2つのカップルのお話が入っています。この2つのカップルの繋がりについてはあとがきを読んでもらうとして。どちらも父子カップルなわけなのですが、「誘春」「狂秋」の方はただただエロい。「いつの日か、花の下で」の方は相手を思う愛情の深さが感じられます。日記のシーンはジーンとしちゃいました。
文体は読みやすく、吉田珠姫先生の本をもっと読んでみたくなりました。