もにゅむす。さんのマイページ

レビューした作品

女性もにゅむす。さん

レビュー数0

ポイント数0

今年度--位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

十亀の過去が壮絶すぎる、よくグレなかったと思う。

相変わらず小説上手すぎ。物語に引き込まれるとはまさにこの事。
前半は悲しいことの連続。
一瞬にして全てを失ったとあるがまさに言葉の通りだし,
ヤクザが十亀で保険金を取るつもりだったというシーンは本当に冷や冷やする。
そして強姦しかけた二宮くんと再開するシーンで
二宮お前いいヤツだなあと噛み締めて終わる良い読後感。
後半,万とちょっと喧嘩するも上手く仕事をこなす十亀。
映画を撮っているシチュエーションで様々な役職や映画撮影に関する描写が
出てくるけど分かりやすいし,
嫌なヤツも複数出てくるけどそこまでモヤモヤするわけでもない。
すべてのキャラの動かし方が上手すぎる。
そして万(受け)とのイチャイチャもある。
もう一度いう木原さん小説上手すぎる。
全体を通して心に残るのは何度か出てきた十亀の
『不運だったが、不幸ではなかった。』というフレーズ。
貧しいながらにがんばってきたのに家族をなくし
非道な借金取りから逃れるため、唯一の友達のもとからも離れて一生懸命生きてきた彼。
それでも不幸ではないという十亀の幸せを願わずにはいられない。