No Title
タイトルから想像できますが、「オメガバースもの」です。
トラウマに悩む次期国王αと、不遇の人生を歩むΩとのお話で、ぜんたいてきに、せつないお話になっているとおもいます。
オメガバースという世界観をベースにしつつ、身分の差、再会もの、という要素もふくんでいて、もりだくさんの内容で、たのしくよむことができました。
ただ、どうしてもオメガバースにしなければいけないという必然性のようなものがかんじられず、オメガバースではなくてもよかったのかもしれないと、おもってしまいました。
とはいいつつ、「受」の性格が、とても好みで、好きな作品ではあります。