2023年11月に読破。
本ページにはhontoのリンクしか貼られていませんが、各種電書サイトで常時 全ページ無料で読めますので、普段ご利用の電書サイトでタイトル検索してみてください。
計4作品の各1話が収録されていて、この中で私が特に好きなのは:
①猫野まりこさん「世界の果てよりこんにちは」(34ページ)
コミカルさとシリアスさが上手く融合したSFファンタジー。
猫野センセのロン毛攻めなんて超絶レアです!
外国人(と言っていいものかw)攻めお好きな方にも、ちゃんと男っぽい受け(しかも けだるそうなツンデレ黒髪!)がお好きな方にも自信を持ってオススメできます。
②笑平さん「りんご、木から落ちる」(50ページ)
「少年アシベ」の高校生版である「青少年アシベ」(ちるちるにもページあり) の作画を担当された方なので、アニメのリアタイ世代さんには特に、そちらも読んでみていただきたいです。
「園芸部の部長x学園の王子」で、タイトルが示すとおり、キザな王子が真っ赤な顔して…というギャップ!
この独特な感性はぜひ、この1話丸ごと読める機会を利用して体験していただきたい…!
以上、どちらの作品も電子で全話読んでますが、めちゃくちゃおすすめです。
表紙にもなっている日塔ていさんは「もっけのさいわい」の絵柄は大好きなんですが、今回の「please, marry me!!」は過去の絵柄なので顔がかなり長めで、あまり好きにはなれませんでした(ゴメンナサイ)。
でも話は面白かったし、ちるちるの点数も700越えだし、常に無料なのでぜひ。
えぇえええ レビューゼロ、評価数:1ってドユコトドユコト。
こんなに絵がキレイで、可愛くてカッコ良くて、コミカルでなおかつホッコリさせられるのに…。
もぉ100点満点、素晴らしいです。
本作は①葉那さん名義なんですが、内容は関連作品欄のとおり②梅沢はなさん「愛と欲望は学園で」シリーズの番外編なのでご注意ください。
(名義が全部で3つもあり、残り1つは③白塚さんです。サークル名:僕の心臓)
私は本編である「愛と欲望は学園で」シリーズを全く読んでいないのですが、本作の最初のページに詳しい人物紹介があるので全く問題なく楽しめました。
受けがある日突然赤ちゃんになり、甲斐甲斐しく世話をする攻め。
試し読みでご確認いただけますが、攻めは黒髪三白眼で語尾が「~なのだ」w
某国民的アニメのパパ的なw
3日に1歳のスピードで元の年齢に戻るので、いろんな年齢の受けが楽しめます。
受けもただ若いだけじゃなくて情緒も愛情も確実に育っていきます。
こんな少ないページ数なのにすごい…!
<特に良かった点>
受けが若返ってる期間、攻めがまったく手は出さずに添い寝だけしてたとこ!紳士ー!
<注意点>
赤ちゃんが大人のおもちゃを触ったりしてるので、広い心で受け入れられる方向けです
23ページ165円ですが、スキマで9月末まで無料ですのでこの機会にぜひ。
(広告で作者に還元されるシステムです)
受けがベッドはみ出るほどの高身長…しかも攻めがそれを上回るデカさ&筋肉&逆三角形…ですと…?
攻めのビジュがMyドストライク!
もともと作家買いしてるんですが、ならばなおさら読まねばー!とポチリ。
「俺様 異世界人x自室が異世界に通じちゃった、大学生の主人公」。
展開は「あ~やっぱそうなりますよね~」な感じの "超BL感" は否めないんですが、なんと私と同じように
「おいおい展開早くね?w」みたいな、なんかメタ的観点も持ち合わせてる受け。
この辺のセリフやモノローグが秀逸で、相変わらず平眞さんですね~、面白いです。
ヤることはさっさとやってんのに、ピロートークで真面目な話しまくってるのオモロイw
こうしてセフレからだんだん楽しく、仲良くなっていって
「でもまだお互いのこと知らないのに…」と恋心を認めたくない受け。
攻めもなかなか受けへの感情が見えてきません。
だからこそ「意地っ張り(&ツンデレ)x意地っ張り」としても楽しめます。
攻めの照れが可愛い!
受けの友人、中野くんがほんっとーーーに ぽちゃ可愛いうえに、イイ人さが漂ってるんですよ…。
彼のおかげで作品のMy評価も爆上がりです。
友人にゲイと打ち明けられない問題もですし、平眞さんは相変わらず男の友情を描くのがお上手ですね。
<その他、良かった点>
・絵が美しい!手のスジがキレイ!異世界服のフワフワ感がすごく良い
・年下攻めでしたかー!意外!
・膝抱っこシーンかわいい
・ゴツ(い)ムキ(ムキ)巨大メイドー!w あざっす!
<注意点>
・今までの著作と違って(異世界だからしゃーないんですが)文字数多めというか、説明っぽいセリフが多いのは気になる人はいるかも?
・攻めのブラコン兄がかなりヤな奴です
でも中野くんが入室してきた時に「まさか彼とくっつk…?」と思ったら、やっぱフラグ立ったー!w
「天井ひきぃなぁ」「ひらひらしとぅなぁ」異世界って備後弁なの?w
首に貼ったのは避妊パッチ的なw
「果ての荒野でバカンスを」で赤河左岸さんを知り、そちらを神認定したのち、こちらも2022年の末に読破。
すんっっっごかった…!!!
泣きました。名作です。
「日本人作家の描く中華系BL」で、大きな屋敷における「妾の子(弟)x正妻の子(兄)」。
まず表紙の美しさに目を奪われましたが、中身も赤河さん特有の不思議な空気感が漂っていてゾクゾクします。
そうこうしているうちに後半で感情のジェットコースターに乗せられてしまい、息も絶え絶えになりそうなところで赤河さんならではの救いが待っていて、ホッとしてラストで得も言われぬ穏やかな、平安な気持ちに包まれます。
皆さんにはぜひ、ネタバレなしで味わっていただきたいです。
作中に実際そのワードが出てきますが、あぁアレのことね!となるはずです。
「一蓮托生」と言いますが、蓮の花の描写も本当に美しい。
最後の最後で写真を眺めるシーンで、ページ全体を(特にキャラの顔立ちを)よ~く見てみてください。
キャラたちの年齢がわかりますね?つまり、ひょっとしたら道士も普通の人間ではないのかもしれませんね。
たまたま2人の見た目がそこまで好みではなかったので気持ち的には実質☆4.9なんですが、もんんn~~~のすごくオススメです。
同著者の「果ての荒野でバカンスを」は個人的に勝手に「手塚◯虫風味のBL」とカテゴライズしてます。もちろん双方に最大の敬意を込めて…。
どちらもPi○ivで大量に試し読みできるのでぜひ。
<こんな方にオススメ>
とにかく執着攻めお好きな方
<注意点>
・女装は一時的なものです
・異母兄弟BLです
・えげつない女性が、特に攻めに関わってきます
・刃傷沙汰アリ
・メインキャラのタヒが少し関わってきます
2019年ぐらいに読破。
「相原君と嘉島君はラブコメかもしれない」が文句なしのMy神作だったキシモトさん。
私にとって初めての出会いはこちらの作品でした。
絵柄は全然好みじゃなかったんですが(完全に好みの問題ですスミマセン)、ギャグとかのテンポが好きでついつい読み進めちゃう、そんな不思議な魅力がありました。
元ノンケ同士で「不愛想な五十嵐くんxその先輩、貝塚くん」によるコンビニBL。
開幕と同時に攻めに告られて秒でNOを突きつける受けが、だんだんと攻めと一緒にいるのが居心地がよくなって、絆される。
でも同性という壁がネックになって…という、王道っちゃあ王道。
…なんですが、この作品を他の作品と差別化し、ほっこりさせているのは何といっても受けの「~やよ」とかの関西弁が可愛いとこ!
方言ってほんっとーーーに力強い魔力ですよねぇ。
しかも表情がくるくる変わったり、お酒弱くて赤くなったり。
一報、攻めは不愛想で、平常心保ってそうなのに実は心臓バックバクで、時おり照れたり、敬語なのにときどき「うん」って言うのも可愛く、とにかくギャップ萌えがすごい。
<その他 好きな点>
・雪を踏むオノマトペ「ざむっざむっ」が唯一無二のセンスで良いw
・受け&佐伯くんの友情もいいなぁ…
「相原君と~」もそうでしたが、こういう職場の友人を活躍させるのが本当にお上手です。
「相原君と~」でキシモトさんにご興味を持たれた方や、キシモトさん作品読んでみたいけど私のように絵柄で躊躇してる方にはぜひ読んでいただきたいです。
「運命的ラブメーター」がすごく良かったので、ちる点的にはその2倍も3倍も人気の本作も読んでみようと読破。
私には合わなくて…以下が理由です:
・ノンケで同性としたことないのに、初めての男性相手で気持ちよくさせられるとは限らないでしょう…体の作りも入れるトコも違うので…
ものすごく無理があるというか、リアリティが…。もし自分が女性で、男性に
「男としかセッしたことないけど大丈夫!俺上手いから!」
って言われて「そっか、だったら私も気持ちよくしてもらえそう」って思えますか?
・作画が…横顔がものすごい縦長というか…鼻も、しょっちゅう省略されるのが気になってしゃーない
横顔に近い斜めの顔も、横顔に向こう側の目を足すだけになってる箇所が、ムー○ンっぽく長く…。
本作の1年前に発売された「運命的ラブメーター」は全ページ美麗で全く気にならなかったので、ペンタブ買い替え時?とか 調子が悪い頃だったのですかね…?ところどころ顔つきが全然違って、同じキャラに見えません。
それに登場人物全員髪型がほぼ同じで、前髪の分け方が微妙に違うだけなので、もうちょっと見分けやすい髪型だとベターだったのになと。
・ラブホに続けて2回も行った描写
攻めが一人暮らししてるならなぜ自宅でシないのかな?と。
大学生なのにお金大丈夫なのかな?と。まぁきっとお金持ちのご家庭なのでしょう。
・なぜいきなり明仁って呼び捨てにして、しかもこんなにBL的に萌えが生じやすい美味しい箇所なのに、なぜ攻めはこんな大事なところをスルーするのか。
・一番肝心な、好きになった理由が結局お互い顔だけー?!後ろにひっくり返ってしまいましたよ私は。
もっと内面的な描写を濃くしていただきたかったというか、もっと好きになる説得力が欲しかったです。
以上、本作を好きになりたかったんですが、結果的に好きにはなれませんでした。
「運命的ラブメーター」が素晴らしかったので力のある作家さんだとは思いますが、今回は本当に好みじゃなくてゴメンナサイ。
2023年末に読破。
映画部シリーズは全部神作評価したので他に何か読みたいなと思ってたんですが、本作は表紙の受けが小柄に見えたのでショ○かと思い、手を出していませんでした。
でも著作の中では↑の次に人気なので(ちる点1400越え!)気になって読んでみると、↑の懸念点は「なぁんだ普通体型の大人じゃん」と3ページ目でアッサリ解決。
DK同士から社会人になっていくセフレものBL。
攻めが色気があってカッコいい。
「お伽噺」「泡」というキーワードからも分かるように、人魚姫は誰なのか?
あの重要シーンの髪型で先が簡単に読めちゃったのは残念でしたが…。
身代わりであそこに入る話は実際に聞く話なので、リアリティありました。
本作は映画部シリーズと比べるとそこまでのビッグウェーブ的な萌えはなかったものの、これはこれでという感じ。
じゃのめさんは相変わらず作画アングルのバリエが多く、えrシーンは修正が要らない描き方でえrい!オススメです。
<残念だった点>
メイン2人の髪型がボリュームや長さがありすぎというか…好みではなかったです。
作中で濡れた時ぐらいなら好みなのになぁ。
せめてもうあとほんの少~しだけ攻めの前髪が短ければいいのに!と何度思ったことか。
<良かった点>
朱巳のおじさんの方がメインの2人より好き!
ちゃんと会釈もできる礼儀正しいイケオジー!
彼が若い頃のエピソードを含む!スピンオフを!ください!(うるさい
ちなみにアンデルセンが実は同性愛者、もしくは両性愛者(バイセクシャル)だったというのは一般的にはあまり知られてなくて(諸説あるため)、パトロンの貴族、エドヴァルド・コリンへの失恋が元となったのが「人魚姫」だそうで、私もこちらのレビューでこれらのことを知ることができました(レビュワーさんに感謝!)
<注意点>
受けの顔や体つきが、表紙と中じゃ全然違う印象を受けると思います
2023年11月に読んだ珠玉の群像劇。すごく良かった!
見てくださいこの美しい表紙…数あるBL作品の中で一番好きな表紙を挙げてと言われたら、真っ先に本作が浮かびます。
著作では「秘め婿」は文句なしの神作評価にしたのですが、「グレープ~」と「雪の妖精」がびっくりするほどハマらなかったため、本作もずっと気にはなってたものの、読むのは躊躇していました。
ところが当時「ホワイトライアー」が大ヒットしてたので、そちらの表紙を眺めてたら急にこちらが読みたくなって(焼肉の話したら焼肉の口になる感じ)まずは本作を。
美大を舞台にした以下3組の話が収録されています。
①②③全部つながってて、続編「カラー・コレクション-PARADE-」も出てます。
①表紙の「天才陽キャx陰キャ」。
キスが唐突な感じがしたので、これだけはブロマンスでも良い気がしました。
前述の2著作がハマらなかった理由にも通ずるものがあります。
描き下ろしでえr有り。
②逆体格差で、これはいわゆるよくある「逆だったらなぁ…」。
でもリアルダビデ像、すごかった…!画力&ロシア人の肉体美!Siriが特にすごい。えrかった!
ちなみに白人さんの顔触ったことあるんですが、ほんっとーーーに作中の描写のとおりだったので、すごくリアルでした。
③これが一番好み…イケオジー!正装!しかもヒゲ剃ってくれてありがとう!
そして見事なタイトル回収。えrは朝チュン程度。
レビュー見ると、どの作品にも根強いファンがいて、ここまで好みの作品が割れるのも珍しいのでは?
つまり、3つのうちのどれかはあなたにハマるかもしれないし、そう願ってます。
(どれもハマらなかったらゴメンナサイ)
常時試し読みで(なんと46ページ)1話丸々読めるので、ぜひ試し読みだけでもしてみてください。すっごいオススメです。
(ちなみにその後「ホワイトライアー」も読み、そちらは☆3にしました)
<注意点>
・計3CPも入ってるので、感じ方によってはそれぞれが急ぎ足の展開と思えてしまうかも?
1CPをじっくり読みたい方には不向きです。
・ゴツめの(筋肉)受けや、おじ受けが苦手な方にはキツいかも?
春田さんの良さが存分に生かされた番外編でした。
ギャグセンスが素晴らしい!というか自分のツボと完全一致するのすごい嬉しい。
最後のコマがほんっと秀逸…!笑笑
3人だけの新年会で酔いつぶれた受けに対して、攻め2人が姫はじめを…という内容。
相変わらずチョロすぎなんですけど、そうなる前にハタの肩にもたれかかってスリスリしてるの、これもうおねだりにしか見えんのですよねw
とかゆーてる間に、なんと作中でも彼はおねだりしちゃうという、エモい展開に。
そりゃー攻め二人も喜ぶよと。
で、仲良く二輪挿しです。
本編でコレ↗がなくて不完全燃焼だった方へ。「ココにありまぁす!」
13ページで165円なので妥当だと私は思います。
現時点で評価数がわずか8なので、ひょっとしたらご存じない方もいらっしゃるかもと思い、レビューを残すことにしました。
発売の数か月後に読破しており、今回 再読しました。
作品自体のレビューは3巻にまとめていますが、1巻に万人向けとは言えない描写があったこと、さらに微ブロマンス描写もあったことを思い出し、しかも私が見た限りでは どのサイトにもそれについて触れられているレビューがなかったので、レビューを残すことにしました。
ちなみに実写版も超ド級神作でした…(ちるちるにもページあります)
<微ブロマンス描写>
(※ブロマンスは「友人(もしくは同僚、etc.)にしては距離近いよね~」という意味なので、"決して"「ロマンス、恋愛」では "ありません"。「友達以上恋人未満」とも全く違います)
カウンターで飲んでいる際、風見係長が一文字所長の肩に頭をコテン、とのせて
風「だいしゅき…」
一「酔ったのか風見ちゃ~ん チョロイぜ…」
<注意点>
たったの6ページですが、主人公の妄想による小川くん女性化描写アリ(女体化と言っていいのかな)
夢オチですし、胸もぺったんこで体型が全く分からない服を着ていますが、完全に可愛らしい女性として描かれているため 無理な人は回れ右です。
「かまわんよ?」という方はどうぞどうぞ。
一文字所長もたった一コマだけ女装みたいになっとるので、大丈夫な方はぜひ。
以上、少しでも多くの方のお役に立てれば幸いです。