野白ぐり先生の転生BL
前世で護衛と王子だった2人が、現世では高校生で同級生として出会います。
お互いに前世の記憶がある部分と忘れてしまっている部分があります。2人の覚えている記憶と忘れてしまっている記憶がちぐはぐなことで、お互い想いあっているのにすれ違ったり、傷ついてしまったりと、切なくてもどかしくなります。
王子であった雷央には、護衛であった七星とずっとやりたかったことがありました。
記憶のせいで、もう会いたくないと思っていた七星が、雷央を放っておけずやりたいことを一緒にやる理由は、前世から想い続けていたから。
雷央も前世から七星を想っていたけれど、時代やお互いの立場から、自由に想いを伝え合うことも一緒にいることも許されなかった。
現世で同級生の高校生として再び出会えて、他愛のないことを一緒にやって幸せそうな2人を見て、本当に嬉しくなりました。
これからはずーっと幸せでいてほしいです。