お狐様の物語。
自分はお狐様が大好きなのですが、このお狐様も良かった!かわいい系です。おチビ姿も堪能出来て、すごくほっこり癒されました。
物語も、回想のシーンで、200年待てば神の領域に到達できるけれど、そのとき暦はもう死んでいるだろうな、と。そこで迷わず人間になることを選ぶ三珠が良い!神様とのやりとりや子供の頃の三珠が人の子と遊びたがるところ、暦だけは気づいて反応するところ。マフラーも、きっと暦があげたんだろうな、でもどこでふれられるのかなと思って読んでいたら、ここで!愛しくてすごく好きなシーンです。
ストレスなく(最初は少ししんどいですが)酷い事件も起こらないので、癒されたいときにお薦めです。
かわいい!
両片思いでエッチなこともしちゃってる二人なんですが、なんだかかわいくて、ほのぼのしちゃいます。足立がかっこいいのはすごくわかるし、賢太郎がまあかわいいのです。つり目三白眼にそばかすまであってチャーミング!しかも髪も根元黒っぽい感じで。良いなー。大変好き!
一生懸命考えていて誠実な感じや、高校時代までは嫌な思い出もあるけれど、(足立の迷惑にならないよう)少しがんばってみたり、関わった子たちが良い子で。足立の心の動きも伝わって分かりやすい。
疲れたときに癒される作品です。
そして、この作品の中で陰キャ陽キャで区分したり語られてないとこも好きです。
自分の中で最近、(設定とかに)あんまりにも安易に使われ過ぎちゃってるし、多分好きな言葉じゃないからかな。
後半部分を雑誌の連載で読んでいて、単行本になったら欲しいなと思っていました。近所の本屋で見かけて購入。
なので前半は初見、後半は読んでたけど、よく分かってなかったことが判明しました。途中からでも普通に面白かったけど、最初から読んで、あ、そういう!えー、すごく好きなんですけど!となり。
悪魔のくせに芯が天使だから、甘いのですね。そしてタイトル回収でした。バブちゃんでコーティングされて愛らしいけれど、元は悪魔で性悪しかも100年浄化液に浸からないと浄化できないほどの。
ここのくだりも好きだし、他にも好きな展開がいっぱい。
赤星先生のコマ割りや絵柄が自分好みで、すごくツボでした。とても面白かったです。
和風ファンタジー。そういう系統も好きなのと、表紙も好みだったので前情報なく書店で見かけて購入しました。
とてもかわいいです。肩から先が羽で可愛らしい。あとは人型?(というのかな、この世界観で何というのかちょっとわからないのですが)ですごく守ってあげたくなる初々しさが良いです。時々見せる儚そうな笑み方とかも可愛くて、庇護欲を掻き立てられます。
すごくゆっくり物語が進んでいきます。まだ序章といった感じで、不穏な要素があちらこちらに散りばめれていて、一巻で完結かと思っていたのでちょっとびっくりしました。でも、丁寧に描かれていて大変満足です。
あとがきに書かれてたように、次巻からぐっと動き出すようなので、続きを楽しみに待ちます。とても素敵でした。
アジアの雰囲気と日本のカジノ、この世界感、大変好みです。
危なそうでそこまで危険なこともなく。
と思いつつもラストのシーンは迫力あって本当に脚もっていくのかと、そういうエンドもあるかもとドキドキしました。そしてオチの部分、令輝の無機質なイメージの性格から月並みの愛情表現などないけれど、でも確かに絆のようなものがあり。このシーンは大変好きな部分です。
また、後半の追い込みは読んでいて面白くて、お互いの気持ちの交わらなさと雪の藤堂に対する気持ちの表現の仕方がなんとも切なくて、でも最後は甘くて、また夢中になって読んでしまいました。
腰のルーレットの刺青、雪が今までどんなセックスをしてきたのか軽く伺える表現など、ところどころ切なくて。本当に猫のような雪が魅力的で、家族から愛されている末っ子の九輝も彼の思う正義を貫いていてそこも素敵でした。頭の中で映像が浮かんでくる素敵な作品です。
書店で見かけて気になっていたので購入しました。
わりとサクサクと進んでいきます。2カ所ほどお話のポイントになる部分があって、そこが気に入りました。結ばれて、ページ的にこのままで終わりじゃないよなぁ、どんな問題がくるのかな、と思いながら読み進めると。物語の佳境でわだかまりが実はあって……。実に人間らしい理由で、好きと嫉妬、認められたいけれど、芸術的センスは努力だけでどうにかなるわけでもないので、せっかく乗り越えたと思ったのに会ったら愛しさと嫉妬心まで復活してしまう……共感しちゃいました。
ハッピーエンドになるのに、どのように落ち着くのかなと思ったら、攻めの愛が深かった!続編があっても良さそうな雰囲気で、とても面白かったです。
きっと壬生の才能に嫉妬したり、頼もしく思ったり、作品を愛したりするんだろうな。実はお互いすごく深く愛してるところ、好きです。