藤永もケイトも顔がイケメンなのはもちろんのこと、人間性までイケメンで惚れ惚れします。どっちかが辛い時はもう片方がどっしりと構えて待つことがでるかわいいかわいい2人です。最初こそ言語の違いで想いの行き違いがありましたが、そこも双方が少しずつ少しずつ寄り添いあっていくことで解決していっています。そここそがこのカメレオンは手のひらに恋をするの真髄だと私は思っています。この2巻では本格的に藤永が演技の、役者の世界に足を突っ込んで行っているわけですが、藤永に舞台が成功してほしいのはもちろんのこと、これからどんな障壁が出てくるのかドキドキハラハラの気持ちで見終わりました。厘てく先生の美しく繊細で、それでいて藤永の中に潜みふつふつと湧いてくる、演技への情熱が見受けられる力強い絵が大好きです!!!