憂日さんのマイページ

レビューした作品

女性憂日さん

レビュー数1

ポイント数5

今年度981位

通算--位

  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

大変丁寧に制作されている秀作

原作既読です。スピンオフ作品ですが単体で読めました。
ドラマCDは原作通りで、とても丁寧に作られている作品だと感じました。

受けのレンは攻めの獅子戸の元恋人と名前が似ているのですが、原作のセリフに追加して説明が加えられていたりと、
そのほかにも様々な工夫があり音声だけで十分伝わりやすくなっています。
また、上巻をまるまる音声化しておりほぼカットがありません。これは原作好きにとってとても嬉しかったです。
なんならスピン元作品の一部のシーンをドラマCDに入れていて、より関係性が分かりやすい作りになっています。
ドラマCDは本作(スピンオフ作品)の攻めが、元恋人に振られた後もずっと関係が続いているという勘違いが解かれた後から始まります。ドラマCDで足されているスピン元作品のシーンは勘違いが解かれる場面です。元恋人役の佐藤元さんのお芝居がぴったりでした。
なお、ドラマCDは二枚組で本編が約1時間30分、キャストトークは6分弱です。

獅子戸役(攻め):古川慎さん
想像以上の獅子戸でした。いつも古川さんには頭が上がりません。。
獅子戸は過去の恋愛の失敗があり臆病になっており、相手に触れることに対して戸惑いや躊躇いがありますが、求められたときにはまっすぐレンに手を伸ばそうとする印象があります。そこに古川さんの繊細な演技がものすごくハマっていて聴き惚れました。
また、普段のセリフとモノローグの空気感が変わるところがあったり、仕事の場面ではプロデューサーらしいかっこよさがあります。
情事での雄みのある吐息もギャップがあってとても良かったです。

獅子戸はあまり感情を荒らげないからこそ、ここぞという場面で感情があらわになるシーンが印象的でした。
特に好きなシーンは#3の獅子戸とレンで釣りに行くシーンです。レンが湖に落ちそうになるところを獅子戸が抱き寄せて助ける場面は、特に獅子戸の感情が表出するシーンで古川さんのお芝居に迫力を感じました。レンを心配するが故に声を荒らげてしまう獅子戸のお芝居が大好きです。

羽柴蓮司役(受け):土岐隼一さん
試聴したときからレンの印象にピッタリだと感じていました。
土岐さんのBLCDは初めて聴きましたが、本作を聴いてレンが土岐さんで本当に良かったと思いました。
レンの自覚的に相手を煽るところや、飄々としていて、猫みたいな気まぐれさがあるところをイメージ通りに演じていただけていて嬉しかったです。
試聴でも聴けますが、#1-1の獅子戸を襲うシーンでの爆笑する演技が大好きです。可愛さがあり相手を小ばかにしている小悪魔さも感じられて、ぜひ聴いてほしいシーンです。
また、情事で指と同時に挿入れられるシーンの戸惑いながらも感じている演技も良かったです。。

キャストトークは終始わちゃわちゃしていて可愛かったです。
それぞれの役についてや、先輩後輩との関係、声優業界の闇?(本編で芸能業界の闇が見えるのでそれに絡めてのトーク。実際には声優業界には本編であったような嫌がらせってほとんど無いよねというお話をされていました)などのお話をされていました。

最後に、フロウフルレメディはドラマCDの下巻の発売が決定しています。嬉しい。
上巻発売直後に発表されたので、想像していたよりも下巻の発売決定が早かったなという印象でした。
下巻もきっと丁寧に制作されるのだろうなという期待を持ちつつ、発売を楽しみに待ちたいと思います。