2冊での満足度すごい高いです
1巻は受け、2巻は攻め、それぞれの心の内に入り込んで描き出している
だからこそこの2冊を読み終えると2人への興味で一杯になりました
1巻では少しノンデリっぽさも感じた矢島でしたが2巻はその素の強さを感じられて、もうかっこ良さしか感じなくなってしまいました
鳥飼は見る目がありますね笑
そして鳥飼の良さが分かる矢島も見る目がありますね!
お互いがお互いを認めることで良さを高めている
こんな2人の始まったばかりの物語
もっと読んで行きたいです!!!
そして制服作品の良さを教えてくれたこの作品
2人が同じユニフォームに再び身を包んだ姿を見せて欲しいです
お願いします
高評価が続いているシリーズの1作品目
読んでみたくて手に取りました
他の方々のレビューでも良く目にしましたが「オレンジの表紙」には意味があった訳ですね!
これはすごく効果的で印象深い表紙です
そしてそのオレンジが脳内再生なれるような制服姿が多いのも良かったです
職業固有の制服がある作品を読むのは初めてでしたがかっこよかったです
やっぱり働く大人のかっこ良さは描写の上手い先生で読むと格段と印象がアップする気がします
この巻ではかっこ良さが際立っていて、2人の関係性も安心し切れないけれどかっこいい感じなのも大人っぽかったです
でも、2巻がなかったら自分的には萌2だったかも知れません
今はこの後に2巻がある状態なので期待値も込めて神評価をしました
姉、冬子のノンデリ加減がどうしても許容出来なかったです。
LINEを勝手に教える、スマホメッセ覗く、孫発言など。。。弟を想ってという姉的な思考もありそうですが、相手に伝わってなければそれは意味が無いし、増して昔からの蓄積もあるのでアキオには伝わらないと思います。
とは言えBLなのでそこに拘り過ぎても良くないので(でも作品タイトルに「姉」が入っている事もありどうしても気になってしまいます。)先輩とアキオの恋を考えました。
アキオにとって先輩は憧れの俳優並みに輝いて見えた、という始まりは納得できます。
雲の上の様な存在の人に優しく触れられて意識しないなんて難しいんだと思います。
では先輩は?
アキオが食い下がってどこが好きか?をちゃんと聞いていた所は良かったです。
アキオはちゃんと理由が聞けて納得してたようですが、自分はあんまり良く分からなかったです。
分からなかったのはアキオが数多くいた先輩が今まで落とすだけ落とした人達とどう違ったのか?という点がクリアに自分の中でならなかったからです。
アキオの面倒くさい所とかが好きって言ってましたが、きっと今までだって先輩を好きになった女の子たちにもそれ位面倒になる子が居たと思うんですけど、、、居なかったんでしょうか?
どうも、アキオの魅力が分からなかった。。。
先輩がアキオを好きな気持ちがこの先も長続きするようになぜか感じない読み心地だったんです。。。
特に最後の描き下ろしの「先輩の檻」の終わり方。
あれはやっぱりペット扱いって事ですよね…?
もちろんジョークなんだとは思うのですが、あんまり本編で2人の関係性に対等性が見えなかったので、あのオチでは自分は笑えなかったな、と思ってしまいました。
アキオはゲイで先輩はノンケでしかもモテる。
先輩が飽きてしまったら終わってしまうような不安定さをどこか払拭出来ない2人。
この先アキオ以外に檻に入れたくなる程の人に出会う事はないのか?
アキオは檻の中でいいのか?
あれだけ口出しして来てた姉や周りの人達は後半尻つぼみだったのも何だか流れが悪い構成に感じました。
自分は独特な空気感が慣れずに本質を見逃して読んでしまったのかも知れません。
もっと素直に初めて心を許せる相手に先輩が出会えた「救済ストーリー」として読んだ方が良かったのかも知れなかったです。
初めて読むには個性が強い作家様だったです。
面白いと思える人も多くいるんだろうというのは分かる作品なのですが、自分はこれを面白がれないなぁ、と感じました。
打算的な先輩や理不尽な年長者の圧に鬱屈とした感覚を覚える事がしばしば読んでいるとありました。
重くならないようなコミカルさやライトな雰囲気はあるのですが、そういう空気感を生み出すための個性と言うか…我の強いキャラが多過ぎるように感じてしまい、少し疲れてしまいました。
デフォルメが激しいキャラが多くて気が散ってしまい、2人に集中し難かったです。
その上、肝心の2人も先輩は冬子(姉)の彼女から・アキオは先輩の同級生の女子友からナンヤカンヤ言われてるのも好きではなかったです。
2人が向き合う前に外野が口出しし過ぎてる感じがしました。。。
こんな困難そうな状況をどう乗り越えるのか、気になるので下巻を読みたいと思います。
驚異の神レビュー数!
前作のデビュー作もちるちるのレビューに触発されて知りました
そして待望の先生の新作
発売されて早1週間…!やっと読めました
1週間経った今でも驚異の神レビュー数
そしてこの事実に何の疑いも抱きません
ゆうかけに近い世代が読んでも、彼らの時代を懐かしく思う世代が読んでもきっと楽しめる1冊だと思います
トリッキーな笑いだけではなく、そこにちゃんと「BLとして、そして10代の学生作品としてのエモーション」があるのが分かるんです
だからこそ、この作品を読んだ読者は高評価をこの1冊に下すのだと確信してなりません
「うみのお城」に引き続き、本当に脇キャラにも手抜きがなくって目が離せなかったです笑
一瞬登場したゆうちゃんファミリー
ゆうちゃんは髪質と視力はお父さん譲り、美人なお顔立ちはお母さん譲りっぽいですね
お父さんも髪センサーでお母さんと巡り合ったのでしょうか?
そんな事も勝手に楽しめてしまう個性際立つ脇キャラ達
どこをとっても死角のない1冊でした!
たくさん素敵な先生方いらっしゃいますが、間違いなく生涯推したい先生です
ほぼ現代のBLを読む事が多いですし、そんなにたくさんはレビューも書けないけれどこふで先生の作品は読んだ後に「読んで良かったー!」「ファンです!」っていうのを大きな声で叫んでたくさんの人に知ってもらいたくなってしまいます
自分のように時代BLを読まない読者さんにもこふで先生の作品は一度でいいから是非とも読んでもらいたいです
きっとBLの可能性を肌で実感できると思うのです
先生の緻密で繊細な作画
背景や小物、キャラの髪の一房、ほんのちょっとの眉毛の角度、、、細部に拘りこの少しの違いで感情を表現する技量
衝撃で体に電気が走ります
繊細な感情の機微を表現すべきストーリーもまた秀逸です
読ませる緩急が素晴らしい
こふで先生を知ったら先生の作品を追うのは絶対に止められません
自分がこんなに時代BLにハマる日が来るとは・・・
幸せな作品との出会いに感謝です
猿北の置き土産の判じ絵も面白かったです!
応えは「藤棚」と「太鼓橋」ですかね~???
楽しかったです
あまり多くのオメガバース作品を読む方ではないのですがおすすめしてもらって読みました
α、Ωの格差みたいなのが激しいのが苦手なのですが、この作品だとΩが一方的に虐げられる感じがなくて良かったです
更にαの晃太の存在が興味深かったのも読みたくなります
完全に対等という事ではないけれどお互いがお互いにとって「価値のある存在」となっているのが良いなと思います
この巻で素直じゃないながらもCPとして楽しませてくれた上で続きがあると聞いています!
この巻だけだと少し気になる描写もあったので続刊があると聞いてすごく嬉しくなりました
気になるのは気になるけれど、この巻だけでも2人に夢中になるには十分でした!
評価は続刊決定済みとの事なので期待を込めての神評価です
1巻から続けて読みました!
きっと2人で高校時代を一緒に振り返った時に、すごく真っ直ぐに「アオハルだったね」って笑い合っているんだろうな、って思える2人のお話し
BLの良さが詰まった日山君と長谷川君のお話し、最高でした
1巻では終始癒され続けましたが2巻は色々と考える事も多くなった高3という時期だからこその、ほわほわしてばかりじゃない展開もあります
この2人もこうやって成長していくんだなーというのをさながら身内や友人の2人を見守るような気分で読んでいます
1巻でもどうやってお互いが好きになっていくか?をちゃんと描いて下さったように、2巻では2人の成長を見せて、見守らせてくれている感じがしました
段階を踏んでいき、そこに感情が伴っていくストーリーが好きな人にとてもピッタリな作品だと思います
どこに惹かれて、どんな恋をして、どう成長していくのか
そんな2人の出会いからをじっくり楽しめた1,2巻でした
日山君があっさり友人に告白した事には実は驚きましたし、長谷川君にもそこは言って欲しいな、とは思いましたが、ちゃんとそこら辺も2人で話してたりするのでやっぱりそんな所もこの2人らしいんだな、と思いました
以前から気になっていた作品です
新刊のタイミングで1巻がセールになっていたので買ってみました
2巻、セールとか関係なく必ずこの後買います!!
と、即思える位に1巻読んで良かったです
1冊ずっとすごく楽しかった!!
攻めとか受けとか関係なくって、とにかくDK BLに癒される時間の連続です
同級生も兄弟もみんな温かく優しく適度に陽気
少しツンツンしてる後輩も結局根はいい子
何よりも主役の2人がいい子過ぎるいい子
だけど嫌味が全くない
これが正真正銘の「ウブ」ですね
癒されるBL時間の最高峰かも知れない
何も迷う事などなかったです
読んで良かった1冊
早速2巻も読みたいと思います