さと善さんのマイページ

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男性さと善さん

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驚異のシンクロ率に笑って笑って癒される

初読み作家様です
読んで良かった!
本当に面白かったです

すごい笑いました
笑ながらもちゃんとBLで、こういうラブコメって気持ちが明るくなって軽くなってすごくいいです

年下攻めが絶対NGな読者さん以外で楽しい作品が好きな方ならきっと誰が読んでも笑顔になれると思います

心が痛くならないタイプのすれ違いです
コントネタとかで笑うような感覚で読めます

あと、リアルなわんこがすごい癒しです
確かにハスキーってイメージでは賢そう、強そうって感じだけど、でもやっぱり個体差はあると思いますが「ワンちゃん」なので、おとぼけさん具合とかのギャップ威力が半端ないです

そんなハスキー系な攻め(系というかもはやハスキーな攻め笑)とのシンクロ具合にガチ笑いしました

読後、すごく気分が良いです!!

明るい未来

2巻のレビューで明るい未来を信じて…って書いたのですが、待った甲斐があった3巻でした

3巻もいっぱい読み込む所がありました
読み込んで理解しないと…!な所と、頭よりも心で感じて読み進められる所がハッキリ分かれてるので1冊としての読み応えが大きかったです

3巻冒頭からダンテの屈託のない笑顔ややんちゃな浮かれ具合が楽しくて、2巻とは趣が全く違っていてワクワクします
そして積年の恨みを持ったルーカの復讐劇の終着

ダンテとジーノの会話がすごく良かったです
ジーノは、アンドレアからの自分の不始末への世話をかける謝罪に対して「家族(ファミリー)ですから」と答えます
一方ダンテは、マフィアなんだからルーカは自分を助けになんて来ない、と言います
2人が抱く「マフィア」という居場所と「家族」という概念への想いを知れる会話でした

そんな境遇で育ったからこそお互いを信じ合える2人の姿が凄く眩しくて、これからの一家への期待が高まる思いでいっぱいです

4巻も楽しみに待っていますし、前回から引き続いて怪しい東洋人(名前はリー)の正体を知りたいです笑・・・ほんとに怪し過ぎます「ボスって誰ですか?!」

兄弟失格 コミック

りんごの実 

はっきりと分かる自分の感情が動く瞬間

自分にとっては2作品目の兄弟モノです

初めて読んだ兄弟モノのインパクトが強く残っていますが、今作はそのインパクトをまた違う方向からぶつけられたような感覚が残る、じわじわと自分の中が侵食されるような刺激を受けています

自身に兄弟モノ属性があるのかどうかは正直まだ分かりませんが、はっきりと分かるのは「兄弟でしか生まれない」葛藤と歪みと深く強い繋がりが2人の間に感じる瞬間瞬間にすごく自分の感情が揺さぶられます

兄キハチの弟ヒロへの愛情
家族愛なだけではない、守るべき相手が居る事で自分の生きがいを守っているような献身的な想い
それはキハチ自身が本来受けたかった家族からの愛でもあったんだろうと思うと、ヒロを通して自分へ還元してるような気がして来ます

一方ヒロはどうなんだろう
突如突き付けられた1番身近な相手の生々しい姿
しかも思春期真っ盛りです
強烈な性衝動を引き起こした事は間違いないと思います

兄弟が肩を寄せ合い、互いに気遣いながら生きて来た2人だからこそ核心を突かない雰囲気が優しさと残酷さが表裏一体になっているのが読者に取っての味わい深さとなっている気がします

こんな感情に訴えかける描写もありながらも、本筋じゃない所で少しクスっとさせるようなセリフや表情を登場人物にさせる事で作品全体の空気感を必要以上に重くさせない手腕も効いていたと思います

読み手の感情をいい意味でコントロールしてくれるような漫画でした
だからこそ2度3度と読む事でこちらも読み方を調整して解釈の深掘りが出来るような気がしています

絶対に次回作も読みたい作家様の作品でした

テンポと空気感が最高です!

作品に流れる空気感が「生きた感じ」がしていてすごく好きです!
セリフとかキャラの表情とかに余計な味付けがなくって、すごい高校生感を感じさせてくれるのがとてもワクワクします。

エピソードも大げさだったりし過ぎないから、あ…分かるなって思えたりしながら心で共感したり、気付いたら笑ってたりしながら読めるのも楽しいです。

どっちもどっちで読者視点で見てるとかわいいなって思える所がたくさんあって、読んでるとすごく元気をもらえるような気がするのがすごく気に入ってます!

そしてただ楽しいだけじゃなくって等身大の彼らが彼らなりの想いや考えを持ちながらも、前を向いて行く姿に元気だけではなくって背中を支えてもらえるようなパワーもチャージしてもらえるような自然体の強さも感じます。

ふとした時に会いたくなる2人に出会えたとても嬉しくなった作品です!!

作品タイトルの印象より読み易い内容だと思います

少しだけ自分的にリアリティが無さ過ぎた設定が多かったです。
別にリアリティ重視という読者ではない方だとは思うのですが、それはどうだろう?と少し首を傾げてしまうような設定(今回は攻めのお仕事設定と校内での周囲の反応があまりピンと来ませんでした)があると、キャラの心理状態を読んだり感じたりするのに距離感を感じてしまうような感覚になってしまい…あまり2人を身近に感じて読んだりがし難かったです。

表紙の2人の身長差に興味を引かれたのですが、作画もそこまで自分の好みにはマッチしなかったな、という印象でした。

でも、読んでみて嫌な気持ちになったりするような作品では全くなかったです!
たまたま自分には合わなかったんだろうな、という事だったと思うので2人の時間と関係を大事にしていく高校生らしいBLを落ち着いて読まれたい方には読み易いと思う作品だと思います。

作品タイトルから受ける少し不穏な感じはなかったので寧ろ安心して読めると思いました!

たまらなく好きです

やっぱり思春期高校生BL最高です
お互いが意識していく様子、近付いて、感情が沸いて来て、名前の呼び方が変わって、、、というじっくり進むその時、その一瞬がしっかり描かれています

森君の心の中の素直な声がすごく楽しかったです
途中で道音君の視点が入るのも一方的な感じが回避出来ていてとても良かった
安心して2人の恋を見守る事が出来るお話しでゆっくり読めます

そしてもっとこれからもじっくりゆっくり読み続けたい2人です
続きがあったら必ず読みたいです
待っています

続いて欲しいです!とても…!

2冊での満足度すごい高いです
1巻は受け、2巻は攻め、それぞれの心の内に入り込んで描き出している
だからこそこの2冊を読み終えると2人への興味で一杯になりました

1巻では少しノンデリっぽさも感じた矢島でしたが2巻はその素の強さを感じられて、もうかっこ良さしか感じなくなってしまいました
鳥飼は見る目がありますね笑
そして鳥飼の良さが分かる矢島も見る目がありますね!

お互いがお互いを認めることで良さを高めている

こんな2人の始まったばかりの物語
もっと読んで行きたいです!!!

そして制服作品の良さを教えてくれたこの作品
2人が同じユニフォームに再び身を包んだ姿を見せて欲しいです
お願いします

制服のある仕事作品かっこいい

高評価が続いているシリーズの1作品目
読んでみたくて手に取りました

他の方々のレビューでも良く目にしましたが「オレンジの表紙」には意味があった訳ですね!
これはすごく効果的で印象深い表紙です
そしてそのオレンジが脳内再生なれるような制服姿が多いのも良かったです

職業固有の制服がある作品を読むのは初めてでしたがかっこよかったです
やっぱり働く大人のかっこ良さは描写の上手い先生で読むと格段と印象がアップする気がします

この巻ではかっこ良さが際立っていて、2人の関係性も安心し切れないけれどかっこいい感じなのも大人っぽかったです
でも、2巻がなかったら自分的には萌2だったかも知れません
今はこの後に2巻がある状態なので期待値も込めて神評価をしました

No Title

姉、冬子のノンデリ加減がどうしても許容出来なかったです。
LINEを勝手に教える、スマホメッセ覗く、孫発言など。。。弟を想ってという姉的な思考もありそうですが、相手に伝わってなければそれは意味が無いし、増して昔からの蓄積もあるのでアキオには伝わらないと思います。

とは言えBLなのでそこに拘り過ぎても良くないので(でも作品タイトルに「姉」が入っている事もありどうしても気になってしまいます。)先輩とアキオの恋を考えました。

アキオにとって先輩は憧れの俳優並みに輝いて見えた、という始まりは納得できます。
雲の上の様な存在の人に優しく触れられて意識しないなんて難しいんだと思います。

では先輩は?
アキオが食い下がってどこが好きか?をちゃんと聞いていた所は良かったです。
アキオはちゃんと理由が聞けて納得してたようですが、自分はあんまり良く分からなかったです。
分からなかったのはアキオが数多くいた先輩が今まで落とすだけ落とした人達とどう違ったのか?という点がクリアに自分の中でならなかったからです。

アキオの面倒くさい所とかが好きって言ってましたが、きっと今までだって先輩を好きになった女の子たちにもそれ位面倒になる子が居たと思うんですけど、、、居なかったんでしょうか?

どうも、アキオの魅力が分からなかった。。。
先輩がアキオを好きな気持ちがこの先も長続きするようになぜか感じない読み心地だったんです。。。
特に最後の描き下ろしの「先輩の檻」の終わり方。
あれはやっぱりペット扱いって事ですよね…?
もちろんジョークなんだとは思うのですが、あんまり本編で2人の関係性に対等性が見えなかったので、あのオチでは自分は笑えなかったな、と思ってしまいました。

アキオはゲイで先輩はノンケでしかもモテる。
先輩が飽きてしまったら終わってしまうような不安定さをどこか払拭出来ない2人。
この先アキオ以外に檻に入れたくなる程の人に出会う事はないのか?
アキオは檻の中でいいのか?

あれだけ口出しして来てた姉や周りの人達は後半尻つぼみだったのも何だか流れが悪い構成に感じました。

自分は独特な空気感が慣れずに本質を見逃して読んでしまったのかも知れません。
もっと素直に初めて心を許せる相手に先輩が出会えた「救済ストーリー」として読んだ方が良かったのかも知れなかったです。
初めて読むには個性が強い作家様だったです。

No Title

面白いと思える人も多くいるんだろうというのは分かる作品なのですが、自分はこれを面白がれないなぁ、と感じました。

打算的な先輩や理不尽な年長者の圧に鬱屈とした感覚を覚える事がしばしば読んでいるとありました。
重くならないようなコミカルさやライトな雰囲気はあるのですが、そういう空気感を生み出すための個性と言うか…我の強いキャラが多過ぎるように感じてしまい、少し疲れてしまいました。

デフォルメが激しいキャラが多くて気が散ってしまい、2人に集中し難かったです。
その上、肝心の2人も先輩は冬子(姉)の彼女から・アキオは先輩の同級生の女子友からナンヤカンヤ言われてるのも好きではなかったです。

2人が向き合う前に外野が口出しし過ぎてる感じがしました。。。
こんな困難そうな状況をどう乗り越えるのか、気になるので下巻を読みたいと思います。