Hi カロリー先生初めてのオメガバース、
設定もキャラもとても面白くて(特に攻め♡)
萌え転がって楽しめる一冊でした〜!・:*+.
電子おまけページも入れて185P、ボリューム的にも読みやすくて嬉しい☺︎
夢にまで見た運命の番と出会えた!…と思ったら、
その相手がまさかの”陰気くさくて、「出来損ない」のα”だったー
と始まる、同い年(25歳)同士、
税理士×和食屋店員の現代ファンタジーです。
持丸は「誰のフェロモンも感じ取れず、反応しない」α
(そのためαだと気付かれない)ですが、
実は受け・陽希(はるき)の方も”フェロモンが無臭”で
αに何も感じ取ってもらえないΩ、と”ワケあり”同士。
持丸にとって陽希は、初めて自分のフェロモンを嗅ぎ取り
”α”だと見抜いてくれた特別な人です。
そのため陽希こそ自分の番だ!と直感し、
喜び勇んでプロポーズするのですが…
以前、「人間性が好きだ」と言って付き合っていた恋人から
裏切られたことのある陽希。
持丸のフェロモンに負けて一夜の関係を持ってしまうも、
”その先”に踏み出す気にはなれない彼への、
陰キャ攻め・持丸からの猛アプローチが大きな見どころの一つでした(*´艸`)
「どうしたらときめいてくれる?」
「どこを触ったらドキドキする?」
「どんなキスなら応えてくれる?」
と、ハグして耳元から畳みかけ囁きかける質問、全部があまーーーーい!
読んでる自分も陽希と一緒に”かあーっ…”となったところでの、
ページをめくってとどめの一言、これが刺さって刺さって萌え悶えました…
ぜひご確認ください!!
もっさり長めの黒髪前髪、人見知りの根暗で
陰気な空気をまとっている持丸が(ごめん持丸)
どんどんイケメンに見えてくる不思議。✧
こんなグイグイ押されたら、陽希としても”一夜の過ち”にはできないよね、
絆されちゃうよね〜とニヤニヤが止まりませんでした( ̄▽ ̄)
で!
そんなふうに絆されて、いい雰囲気〜になってきたところでの、
持丸宅での思わぬ事件(事故かな…)。
自分が傷つくことには慣れていても(!)、
好きな人を傷つけてしまうことがこんなに辛いなんてー
という持丸の独白が切ない( ; ; )
その後の持丸の誤解と嫉妬、そして陽希の”パートナー”発言があっての
解決にはホッとして、グッとテンションが上がりました⤴︎
距離感おかしくてグイグイ来るけど、
好きな人のことを第一に考える理性も優しさも持っている持丸。
そんな人だからこそ、陽希も心を許し信頼し、
”パートナー”として認める気持ちになったんですね。
体から始まった恋だけど、αとΩの本能からじゃなく
「好き」という気持ちが加速して求め合うようになって…
陽希が思い描いていた”ロマンチックな恋”が、
図らずも実現することに!✨
想いを確かめ合った後の二人のエッチ、番になるところも含めて
甘くて濃厚で、持丸の執着がすごかった…!
寝バックで覆い被さりながら、陽希の逃げる腰をガシッと掴んで
引き戻しての「逃げない」ー
この2コマが萌えツボにストーン!と刺さりました。
呼び名が「持丸さん」から「一」に変わって
一気に二人の空気が濃厚な恋人色に染まるところも好きでした♡
(持丸は終始一貫「陽希さん」呼びなのも、また良い!)
物怖じせず、明るくハキハキした陽希と
ジメっとした(笑)持丸。
水と油のように正反対な二人が、思いがけない出会いから
紆余曲折の恋をし、番になるまで。
見届けた私は、たまらなくロマンチックな気分に
心を染め上げられました(*´◒`*)
★修正:tn白抜き(電子シーモア)
紙本もお迎え予定なので、紙の修正は分かり次第追記します☺︎
懐かしい駄菓子がいっぱい登場!
そんなお菓子のように甘く蕩ける溺愛に包まれる、
優しく温かいお話でした(*´◒`*)
大きなすれ違いがないのが、安心して読めて
とても嬉しかったところでした。
とはいえ何も波がないだけでなく、
受け・健人にトラウマを植え付けた同じ会社の先輩で元彼が登場し、
ピリッとするシーンもあり。
緩急のついたストーリーと、一途な攻めの溺愛(大好き☺︎)、
そして思いがけず濃厚な濡れ場(”エロエロ”でした〜!)に
萌え転がりました◎
実はげっし先生の新刊(『甘すぎる恋も、悪くない』)を
スピンオフと知らずにお迎え、拝読したのですが
こちらのスピン元を読んでいないと、ちょっと人間関係がしっかり把握できず…
だったため、まずはスピン元から!とお迎えし読んだ作品。
なるほど、新刊の主人公・坪内(本作の受けの先輩で元恋人)って
こんっっなに酷い奴だったんだ…!と納得です。
こちらを読んで良かった。
営業途中にたまたま目に入り立ち寄った駄菓子店で、
明るい年下土木作業員・蒼空(そら・攻)に話しかけられ、
そこから交流が始まってー
と始まるお話、実は途中まで
”見知らぬリーマンに、こんなに気軽に話しかけるなんて
ファンタジーだなあ...”なんて思っていたのですが。(本当にごめんなさい...!)
もーーー終盤、良い意味で裏切られたーっ...!
そうか、再会だったのですね...!
初対面(だと健人は思っていた)時の蒼空のあの態度、
嬉しそうな笑み、やけに近い距離にも納得です(*´∀`*)
ツンツンしている健人が優しく甘い蒼空に絆されてゆき、
表情が少しずつ柔らかくなっていくのが印象的でした。
坪内に迫られるピンチにも駆けつけてくれる蒼空くん、
カッコ良かった。男前でした✨
二人で一緒にお菓子のお店屋さん(?)のようなものを
作ったり、タバコもどき駄菓子を咥えさせたり、
”当たり”を集めてみたり...と、駄菓子を起点に関係が動いていくのも
楽しくて懐かしくてとても好きな描写でした(*´˘`*)♡
こちら、続編で”同棲編”もあるのですね。
スピンオフを読み返す前に、同棲編をぜひぜひ読みたいと思います。
★修正:ライトセーバー...(電子アニメイトブックストア)
結構大きく発光しているシーンもあり、ううう...となりました;
とても好きだったので、紙本で買い直そうかな、、と考え中です;
『ずっと君のターン』で沼に落ち、そこからずっと大好きな琢磨先生。
こちらは『アンマッチング・ハートビート』(「ずっと君の〜」のスピンオフ)の
番外編同人誌第3弾です。
(『アブノーマル・ハートビート』→『ハートビートフラグメント』
→こちらの新刊という発行順ですが、順番関係なくどこからでも読めます)
J庭58頒布本、私は紙本をお迎えしましたが
現在はBOOTHでダウンロード版も販売されています☺︎
さてこちらの内容。
同い年の幼馴染、対啓吾(攻)にだけ
敏感になってしまう体質の明日馬(受)。
そんな明日馬が、持ち替えられたバーテン服&
それを身につけた啓吾を見て大興奮!
で、そんな明日馬に啓吾は大興奮(笑)、
そのままラブラブエッチに突入して...というもの。
巻末にはなんと、しゅがーぺろぺろ先生による
けーあす漫画が2P収録されていて、
ファンにはたまらない内容となっていましたヾ(*´∀`*)ノ
「今触れられたらヤバいから!」と言って、
触れようとした啓吾から逃げ回る明日馬、
二人のソファ周りのぐるぐる追いかけっこに笑った〜w
「※成人男性2人」と書かれた注意書きも
笑いを誘います(*´艸`)
自分にだけ”超敏感”になっちゃう明日馬が、
啓吾は嬉しくて&可愛くて仕方ないんだなあ。。✧
「お前に触られてるだけで 俺はずっと落ち着かないんだよ!」
=訳:”俺(啓吾)のことめっちゃ好き”
だとしっかり分かってる啓吾がにくい〜(好き)。
そんな二人のエッチはページ数も多くボリュームあり、
内容も濃厚でした◎
明日馬からのトロ顔フ◯ラ→ソファの上で正常位→
そのまま乳首責め→バックで...そして中◯し、と
たっぷり描かれています。
同人誌ならでは!の内容と甘い修正(紙本は白短冊2〜5本)が
嬉しい一冊、堪能しました✧*。
★修正:tn白短冊2〜5本(紙同人誌)
評価、実は「萌2」とちょっと迷いました...
というのも、喉に刺さった小骨のように
最後まで気になってしまったところがあり。
ただ、美麗な絵柄とテンポよくううむお話が存分に楽しめて、
今の自分が求めていた「甘さ」と「コミカル」を吸収できた!
という満足感があり、最終的な評価は”神”です・:*+
先生買いで表紙買い、のこちら。
表紙の真弥(受)の胸元に入れられた手と表情、最高すぎませんか✨
攻めの溺愛っぷりが伝わってくる表紙に、
ハートを鷲掴みにされました(*´◒`*)
そしてレビュータイトルにも書いたのですが、
タイトルが良い!!
可愛がるのではなく、自分にあなたを可愛がらせてー
という溺愛年下攻めの想いがここに、ぎゅっと凝縮されてる...・:*+
電子で247P、ボリュームある1冊です。
感情表現ストレート!な溺愛年下ワンコ×
元ホストの絆され義父(攻めは受けの姉の夫の連れ子)。
亡き姉の再婚相手の子・雪成(攻)を引き取り、
5年間共に暮らしてきた真弥(元No. 1ホストで現在は漫画家を目指す無職)。
そんな彼が、雪成の20歳の誕生日、
突然「好きだから付き合ってくれませんか」と告白されてー
と始まる、血の繋がらない養父×息子のラブストーリーです。
で、二人のそんな始まりの場面でちょっと個人的に違和感があったのが…
「義理の息子」とのお付き合いになるということ、
そして「男同士」というところに、
真弥がほぼ全く戸惑ったり葛藤したりしてない…?という点。
”自分には恋愛が分からない”ことを盾に
雪成からの告白を断る流れだったのですが、、
雪成のことを弟みたいな感覚で見ていたとしても、
”告白”という一大事には、最初はもっと「無理ー!」という気持ち、
拒否感が先に立つものじゃないのかなあ…?
と、この拒否感嫌悪感のなさ、スルスルスル〜と
綺麗に流され絆されてゆく感じにモヤっとし、
先述した「喉に刺さった小骨」のように最後まで気になった点でした;
(でもそんな描写を入れると、物語全体のラブコメ色が薄れて
テンポも悪くなっちゃいますもんね)
と、”喉に刺さった小骨”について
つらつら書いてしまいましたが;
テンポよく、コミカルに進むお話は
楽しさ、笑いと萌えでいっぱいです(*´∀`*)
漫画家志望の真弥の画力(ストーリーも...?)が絶望的なこと、
それを分かっていながらも
雪成が絶対に否定的なことを言わない(言えない)ところ、
二人の初エッチが全然うまくいかないところ等々、
声を出して笑っちゃう描写がいくつもあり、
表紙から期待したワクワクを裏切らない”可愛くて楽しい”ラブコメでした◎
脇キャラの遊馬が、いい味出してましたね〜
すわ当て馬か!と初登場時はちょっと警戒したけれど、
真弥にちょっと歪んだ憧れ(かな?)と嫉妬を抱く、
二人の恋の応援者でした。
そして”溺愛+ちょっと不器用な攻め”好きの自分としては、
雪成が愛おしくて可愛くてたまらなかった〜!!
でろっでろに受けを甘やかそうとしてくれる心意気と、
DT感漂う慌てっぷりに頬が緩んで仕方なかった...(。-∀-)❤︎
自分の鼻息がかかるのを気にしてキスできない雪成〜!
なんて可愛いんだあ(*´艸`)
鼻血、暴発、緊張で勃たず…と失敗続きの”情事の戦歴”に
ごめんだけれど吹きましたw
真弥に5年間大事にされ可愛がられてきた分(家族として、でしたが)
これからは雪成が、”愛されたい”真弥を
とことん愛し尽くすんだろうな。✧
その後の二人の様子もぜひぜひ壁として見守りたくなる、
可愛くて一途で優しい愛のお話でした(*´◒`*)
★修正:tn・anlライトセーバー(電子シーモア)
真弥によると「凶器」な雪成のtnの様子、
全く分からないのは残念、、
紙本だと違うのでしょうか。紙本の修正が見たい..!
鷲介がやっとやっと、覚悟を決めて同じ土俵に上がった3巻…!
大事に大事に読みたくて、そして北斗推しの自分だけれど
鷲介の気持ちを丁寧に追ってみたくて、
3巻を読む→1・2巻を読み返す→3巻を読む(×2回)と、
3巻を3回読んでしまった...それでもまだ読み足りない。。
レビュータイトルは、先生のあとがきの言葉を
引用させていただきました。
3人が出会わなければ辿り着けない結末...
真琴が最終的にどちらを選ぼうとも、
また万が一にも”どちらも選ばない”という選択があろうとも(!!)、
彼の選択を尊重して、壁となって見守り隊いや見守りたい..
どんな選択をするにせよ、三者とも
身を切られるような辛さ・切なさを味わうことにはなるのかな、、
こんなにも、どちらの気持ちにも感情移入できてしまう
三角関係がいまだかつてあったでしょうか( ; ; )
まず、北斗大好き!北斗推し!の自分としては
読めば読むほど、北斗を応援せずにはいられないっ…!
という気持ちが膨らむ3巻でした
鷲介のことが忘れられない真琴を、
そのまま丸ごと受け止める!と告げる漢気溢れる北斗も、
不安を隠しきれず思わずキスしてしまう北斗も、
「もっともっともっと お前のこと困らせて 俺でいっぱいにしたい」と
ストレートな言葉をぶつける告げる北斗も。
それから後夜祭の花火ジンクスを知り
一緒に見たくて懸命にお誘いする北斗も、
花火なんていい!と言って、
真琴をただひたすら抱き締めちゃう北斗も。
彼の一挙手一投足が愛おしくて切なくて、
胸がきゅーーーーーっとなる…
鷲介のことを抱えたままの真琴を受け止める包容力も、
迷いに迷う鷲介を一蹴する漢気も、
時には不安な気持ちを吐露してしまう弱さも全部、
愛おしくてたまらないです。
で、そんな”北斗推し”の自分が鷲介の気持ちを理解したい思いで
1・2巻から読み返してみると…
いつまでも北斗と同じ土俵に上がらない
彼の弱さや悩みにもまた、理解・共感できるところがあって
読みながら「あああーー...」と頭を抱えてしまいました( ; ; )
バッテリーを組む真琴からの信頼が、
何よりの支えだった鷲介。
母親の不倫、離婚から唐突に決まった大阪への引っ越しと
慣れない転校生活。
新天地の野球部での夏輝との衝突に肩の怪我、
そしてイップス...
(嫌味ばかり言ってくる夏輝に毅然と言い返す鷲介、
今思い出してもカッコ良かった)
今度は大事な真琴に球を当ててしまうのではないか、
”誰よりも信頼できるキャッチャー”ではなくなってしまった自分は
真琴にどう思われるのか、、
そんな不安や心細さでいっぱいな気持ちを抱え、
イップスのことも隠したままで
マネージャーとして真琴のそばにいるー
同じ場所に立ちたい、と思いながらも
恐怖と不安と諦めの気持ちが勝ってしまう鷲介の葛藤にも
共感できてしまうーーー...
そんなことを思いながら表紙の鷲介を見返すと、
ダメですね、胸が詰まってしまう。
流れる涙に込められたいろんな思いが、、
そっと拭う真琴の指が描かれてるのもまた泣ける( ; ; )
ようやく、本当にようやく、
遅すぎるぞー!というタイミングだけれど
覚悟を決めた鷲介が、これからどんな姿を見せてくれるのか。
「お前と一緒なら なんでも良かった」
と、力強い言葉をくれた真琴に(真琴本当にかっこいいわ)
言葉で態度で、気持ちを存分にぶつけてほしい。(北斗推しですがっ...!)
これから、新たな鷲介の姿が見られるのか...!と
ワクワクするし、期待しています。
そしてそんな切なさと緊張感でピリつく三角関係の中、
付き合い出した北斗×真琴の初々しい様子に
萌え転がりました。
ワンコな北斗が、イメージどおりちゃんと
リアルわんこを飼ってることにも萌えるよーっ...!(U・ᴥ・)
一郎と桜、可愛すぎやしませんか。。
特に「キスしたら どんな顔すんのかなーって…」と
北斗が言った時の、絶妙なタイミングでの
桜ちゃんの「顔ぺろっ」の愛らしさたるや(*´◒`*)
北斗と真琴のシーンで言えば、
借りたTシャツを脱いでくれば良かった…と言う真琴に北斗が告げた
「返すときまた会えるだろ」
この一言に、ハートを撃ち抜かれました。
甘い言葉に慣れてない真琴が、黒猫のように
ぴゃっ!!と逃げてくとこまで可愛い(*´艸`)
続く4巻、今から待ちきれません。
シリーズ3冊を大切に読み返しながら正座待機です。
★修正:なし
(北斗→真琴への舌の絡まないキス描写あり。必死なキスに心打たれました)
名倉先生の商業本番外編集、秋庭(J庭58)頒布の同人誌です。
番外編三編収録。
どれもクスッと笑えたり、ほっこりするお話で
本編をもう一度じっくり読み返したくなるものばかりでした☺︎
お話の最初に、「本編のざっくりあらすじ」が書いてある
お心遣いが嬉しい♪
こちらのあらすじのおかげで、どんなお話だったか瞬時に思い出すことが
できました◎
以下、それぞれのお話のレビューです。
=====
◆最後のオメガと愛を知ったアルファ
「最後のオメガと恋知らずのアルファ王子」の番外編。
エイリーク×ティルダの息子・5歳のクリスティアン視点のお話です。
毎朝一緒に食卓についていた母親・エイリークが突然寝室で食事をすることになり、
寂しく心配に思うクリスティアン。
父親のエイリークもそわそわ、気落ちした表情で何事か!?と思っていると、
慌てた顔の侍女がエイリークを呼びに来てー
と続きます。
なんとーー!!喜ばしい第二子の誕生✨
ティルダ似のお兄ちゃんとは違い、5歳年下の妹・ステファニーは
黒髪黒瞳の父親似。
この第二子誕生、エイリーク×ティルダにとっては特別なことなんですよね…
なぜならティルダは18歳までライラ草から精製された発情抑制剤を使用しており、
その副作用のせいで子供ができにくくなっていたから。
クリスティアン誕生後4年後の妊娠、二人とも本当に嬉しかっただろうなあ…
その後、両親も戸惑うほどクリスティアンの妹溺愛が激しくなったー
というオチ、いいなあ私もそんなお兄ちゃんが欲しい、と思ってしまいました(*´艸`)
——
◆王子と宰相、ときどき王女
歳の差溺愛ファンタジー、「王子と宰相の恋煩い」の番外編。
受けロデリック17歳、攻めのヒースは35歳とかなりの歳の差カップル!
双子の妹ジェニファーの身代わりから解放され、生き生きとする
ロデリック。
それとは反対に、女王の座を継ぐジェニファーは自由を失い
次期女王としての立場が生じて癇癪を起こしてしまいます。
入れ替わっていた時には手加減せずやり込めてきた近衛騎士が、
急に手加減するようになったら、そりゃイライラもするよね…と
同情してしまう;
身代わりだったからこそ、そんなジェニファーの気持ちが理解できる
ロデリック。
その後、自分の立場をきちんと理解し反省し、
落ち着いて謝りに行くジェニファー、カッコ良かったです・:*+.
ヒース編では、いつものロデリックの口淫を思い出して昂る
ヒースが変た…いや、The・男って感じで笑ってしまった〜ꉂ(๑˃▽˂๑)
そしてその後の、濃厚なエッチ。
いつも「です・ます調」で話すヒースの
「出しますよ。飲みなさい」というセリフにドキッとしたー…!
情事の全てをヒースから教わったロデリックの言う
「結合」の言葉も、ヒースをおおいに欲情させただろうなあ( ̄▽ ̄)
双子の兄妹の絆、そしてヒース×ロデリックの濃厚な描写に大満足!の
番外編でした◎
———
◆溺愛のその後
「転生したら元恋人が義父になって溺愛してきます」後日談。
この作品大好きなので、この番外編が読めるのを楽しみにしていました…!
先生による”ざっくりあらすじ”の最後に、
「ウィリアムがどんどん頭のおかしな攻めになっていく様子をお楽しみいただける1冊と
なっております」と書いてあって笑っちゃいましたw
貧乏男爵家の息子・ジョナス。9歳の時に突然、自分が
伯爵家嫡男ダニエルとして前世何者かに殺されたことを思い出し、
あれこれあって元想い人・ウィリアムのもとへ養子として引き取られることに…
と進んだ本編。
こちらの番外編では、黒幕を暴き、恋人同士となった後の二人、
官僚試験に合格したジョナスが明日いよいよ入寮するー
という前夜のお話が描かれています。
もーーー寂しがって「行くな〜」となってる12歳年上のウィリアムが
駄々っ子みたいで笑ってしまうw
そしてなんだかんだ結局、戻ってきちゃうジョナスもジョナスで…
お似合いのカップルだなあ笑
「忘れ物をした」なんて、とってつけたような言い訳をするあたりも
可愛く思えてしかたありません。
執事・ブレアも色々気遣いが大変ね…と同情したりなどしました( ̄▽ ̄)
出発前夜の二人の甘い情事描写もチラリ。
ジョナスにtnkをちょろりと舐められ、喜ぶウィリアムに
おおいにニヤつきましたw
新刊、最高オブ最高でした…!ヾ(*´∀`*)ノ
稀代の(?)10代執着溺愛攻め・清行の愛はより重く深く。
「善次くんお借りします」どころか、
今やもう「善次くんもらいます」だよねーーーっ!!と、
ひとり内心大興奮で萌え転がりました。
「野球BL」と聞いて真っ先に思い浮かべ、
紙でも電子でも集めているこちらのシリーズ。
青春(/性春)で切なくて甘酸っぱくて、
溺愛執着で…
と、「好き」要素がこれでもか!!!と詰め込まれた
大好きなシリーズです。
まだ(まだ?)5巻なので、巻数2桁いってないので、
アオハルもの・体格差もの・溺愛執着攻めBLをお探しの方に
ぜひぜひ読んでいただきたいなあ...と。
自分も海外の友人に猛プッシュして、今では一緒に推してます。
で、この5巻!
高校3年生となった二人のそれぞれの進路に関するお話、
そして恋路が描かれています。
4巻、二人が水族館デートしている時に遭遇した
祥真オースティン君(ケンちゃんの友人)が再び登場。
終盤、びっくり事実が分かって「ケンちゃん推し」の自分は
「ふぁあ...!」と口から変な声が出ました。
(※鈍い自分は祥真のセリフを聞くまでケンちゃんへの好意に
はっきり気付いておらず;
「そうなのかな...?」と疑う程度でしたが、察しの良い方なら
きっと読んでてニヤニヤできると思います☺︎)
通い始めた予備校で善次はケンちゃんの友人・祥真と再会、
清行はU18日本代表メンバーとして台湾へ…
花岡(清行)のとある決意から、2週間遠距離になった二人に
すれ違いが生じてハラハラ;
ざっくり、そんな内容なのですが。
やーーーーー祥真オースティン君、
善次の友人の前で清行との関係をぺろっとバラす発言をするなんて、
序盤のノンデリ具合には本気で「おいっ!」、と思ったけれど。
いやいやこれが、良い味出してくれてた…!
強敵・アメリカを下して帰国した清行は
大きく成長して帰ってきたけれど、
成長したのは野球の技術だけじゃなく。
祥真に対し思わず関係を誤魔化した善次の気持ちも意図も
何もかも分かった上での、祥真を一喝したセリフ。
最っっ高にカッコ良かった…!
「俺の恋人やからベタベタ触らんといてください」
の一言から始まる流れ、
脳内で動画でリピート再生されました...
執着心と独占欲はより大きくなった清行だけど、
起こる出来事や善次の心の揺れを
どん!と構えて受け止める心の成長が眩しい。
日本の大学生との壮行試合で浴びた一発が、
「善次のため善次のため善次のため善次のため」だった
野球に対する姿勢から目を覚まさせ、
大きな視野で野球もこれからの人生(with 善次)のことも
見られるようになったんだね...
そして一方の善次くん!!!
善次の覚悟と清行への愛も、とんでもない深化を
見せているよーーーー感涙。。
新刊5巻発売に当たり、1〜4巻まで本棚から引っ張り出してきて
おさらいしたんですが、確か2巻?で「アメリカにはついていかん!」
なんて言ってたのに。
それがいまや。
アメリカでも仕事のできる理学療法士になる、という夢を持ち、
留学の決意まで固めて( ; ; )
10年後の結婚の約束に向けて着々と足場を固めてゆく清行と、
そんな清行と人生を共にする覚悟を持ち、目標を定めた善次。
たとえ善次自身は野球ができなかったとしても
二人は間違いなく最高の人生のバッテリーだと思う。
再会後の久しぶりのエッチ、そして描き下ろしでの
清行→善次へのマッサージ...からのエッチも、
描写自体は少なめでも、全力で”愛する気持ち”が伝わってくるものでした。
そして話が戻りますが、祥真とケンちゃんの今後...
気になる気になる気になる!!
善次のアメリカ留学の話を聞き、
気絶してたケンちゃんが心配です。
(攻め受けと同じくらい、ケンちゃん推しなので...)
高3の夏が終わり、秋が始まってやがて来る冬、
そして新たな春。。
清行のドラフトと善次の大学進学、一体どうなるのかな。
早くも6巻が楽しみで仕方ありません。
ドキドキしながら、シリーズを読み返しながら、待ってます٩(ˊᗜˋ*)و・:*+.
★修正:ほぼ修正不要な描かれ方(紙本)
※テレフォンセックスでオナニーしている時は、tn白抜きになっています
★とらのあな特典 両面カード
表面はカラーイラスト(25話扉絵)、裏面が3コマ漫画
一緒にいる時の清行の、家の中と外でのギャップがエグい…!
というお話ꉂ(๑˃▽˂๑)
後ろから善次に抱きつきながら&スリスリしながらの
「善次善次善次善次 プリントより俺のこと見てやー」の大型ワンコみ、
たまらない。。
帯の言葉、「あがた愛先生史上最もピュアなファーストラブ”」に
偽りなし!!
だけれども…!
次巻、長尺初えっちがあるってよーーーーーー!!!٩(ˊᗜˋ*)و・:*+.
(先生のあとがきより)
と、あとがきを読んでひとり大興奮でした。。
(2巻完結のシリーズとのことです)
有償小冊子付きが読みたいな、とメイトさんの特典付き紙本を
お迎えしたこちら。
(小冊子の内容についてはレビュー最後に記載します☺︎)
評価は神寄りです。
この1巻で描かれるのは、雪野(受)が恋心の”芽生え”を自覚したところまで。
二人の心が重なる一番の山場(※個人的に)はまだー
ということ。
そしてこれは完全に自分の”萌えポイント”に関する我儘なのですが、
出来れば攻めもDTでいて欲しかった…っ!!!
と、勝手にしょぼん...となったところがあり(すみません)、
萌え度としてはこちらの評価にさせていただきました
(でも続く2巻にすごく期待していることは間違いなく!!)
一途不器用な中学時代の後輩×誰にでも平等に優しい、「恋」を知らない先輩。
すれ違い様の「好きです」告白、
それに対する雪野(受)の「誰?」という返しー
と、気になりすぎる”再会からのスピード展開”で始まるお話。
人が求める言葉を、絶妙のタイミングでかけられる器用な雪野が、
実は無理して合わせて笑っていたりと、決して器用ではないこと。
珠央(攻)だけは....と言いたいところですが彼だけではなく、
実は雪野の友人・洋介もそんな雪野の不器用さに気づいているのですよね。
(で、実はこの洋介がかなり(攻めよりも...かも)自分の好きなタイプでした;)
珠央には裏表がなく、取り繕うこともなく、嘘もない。
その分ストレートすぎて冷たく響き、
人間関係に支障をきたしてしまうこともあるけれど、、
あまりに真っ直ぐな珠央の姿を前にすると、
つい雪野も調子が狂って普段言わないような本音が
ポンポン飛び出してしまうの、分かる気がします。
まさかの初デートが「高尾山」で呼んでる私も
雪野同様びっくりしたけど笑、その理由を知ってきゅーん...でした。
「恋人ごっこ」が始まる前、”ああ言えばこう言う”態度で
絶対引き下がらない珠央の執着、執念も良い( ̄▽ ̄)
何をもってしたら、「好き」って気持ちが分かるのかー
雪野が抱えていたこの疑問への答えは、
終盤の彼の、トクトク高鳴る心にあるんだろうな...(*´∀`*)
珠央が一体いつから、どうして雪野のことが好きなのか。
そのきっかけとは?という大事な部分は、
珠央自身の”はぐらかし”によって、この1巻では明かされず。
彼の家庭環境にも何かまだ隠されていることがあるのかな...?
キスもまだ、なウブウブなこの状態から、
2巻の初えっちまで、一気にどう展開してゆくのか...!
「恋人ごっこ」から始まった恋の続きを、
楽しみに待ちたいと思います☺︎
★修正:なし(キスも濡れ場もなし)紙本で拝読
★アニメイト有償特典小冊子「雪野がメイド服着る話」
本編2〜3話くらいのお話。
文化祭でバスケ部がメイドカフェをすることになり、
メイド服姿になった雪野。
それを見た珠央は平然としていたのに、
ある瞬間に真っ赤になって焦り出し…!?
という、うぶピュア可愛いお話でした(*´◒`*)
裏表紙、珠央の瞳にハートがあるのもキュンとくるポイントです◎
ああ…!シリーズ3作目(スピンオフを除く)のこちら、
ちょっと感動が過ぎて言葉にならない( ; ; )
互いを「守りたい」と強く願う二人の確固たる絆に、
ハートを撃ち抜かれる巻でした。
発売日の今日、とらのあなさんで有償アクリルコースター付きをお迎え。
こちら、グッズ好きの方には強く強くお勧めしたい...!!
二人の幼少期(3話扉絵)、手を繋いだアンナ&みつるの絵柄が
最っっ高に可愛いです...!(*´◒`*)
手を引いてリードしてるのがみつるなのが、また良い。
思えば幼稚園時代、最初に声をかけたのもみつる→アンナでしたね。
御本はずっしりとした厚みがあります。
紙本、ページ数が振っていなくて正確な数字は分からないのですが
多分250P〜300Pぐらいあるんじゃないかな?
その厚みに読む前から期待高まりましたが、
内容もすっっっ...ばらしかった。。
”愛”と”サスペンス”要素のバランスが完璧。
文句の付けようのない「神」でした。
ヒトの血液を糧とする「バイター」・アンナ×バイターが好む血液を持つ「ネクター」のみつる。
幼馴染の二人が紆余曲折を経て恋人となり、
共生契約によって互いの「血」なくしては生きていけない体になり…
文字どおり”唯一無二”の関係へ。
そんな二人の蜜月の日常から物語は始まり、
みつるがネクターである自分の血液を研究所へ提供、
終盤新たな事実が発覚することに。
(これはちょっとビックリ、そしてみつるのセリフに心震えた)
そんな中、アンナをバイターだと疑い、
執拗に追いかけみつるに接触してきた記者が現れてー
と、ハラハラ展開により物語が大きく動いていきます。
みつるが怪しい記者と接触していることを早くから掴んでいながらも、
「それは必ず俺のためなんだ」と理解し、
束縛したくない...という思いから何も追求せず、
口も手も出さなかったアンナの忍耐強さ、愛と信頼の深さよ…!!
嫉妬や独占欲や心配に駆られ
我を忘れる攻めも大好きなんですが、
この二人に限っては、そんなフェーズはとうに通り過ぎてた...
そして、シリーズ1巻から変わらぬみつるの
男気と健気さ一途さにも、胸打たれます
幼少期からずっと、みつるのことを「隠して守って」きてくれたアンナ。
3話でみつるが「今度は俺がお前を隠してやる」と
アンナを守る決意を固めるシーン、痺れました。。
幼いアンナを、後ろからそっと抱きしめるみつるの腕の力強さよ( ; ; )
結果的に、みつるが一人でアンナを守ることは
叶わなかったけれど。
二人で共有し、話し合い、立ち向かうことで
想像もつかない”解決方法”を導き出した二人に感服です。
まさか怪しい記者がアレで結局あーなるなんて、驚いた!!
タイトル”unknown"が示すとおり、
「誰にも知られない」二人だけの秘密を共有し、
共に並んで生きていくー
その喜びに心震わせるみつるの独白、
これぞ究極の独占欲”で”執着”で、”愛”だよね...と思わずにはいられません
描き下ろし前の最後の見開き2ページ、
「愛してるよアンナ」と振り向いて手を伸ばすみつる。
幼少期の時から、手を引っ張るのはみつるの方なんだね(ˊ˘ˋ* )
そしてラストの大ゴマでアップになった二人の手!!
そこに光る「愛」の証、二つの指輪の煌めきに言葉を失いました。。
”あんみつ”の物語は、ここで終了となるのかな。
…正直、とてもとても寂しい。。
番外編でも、その他の形でも、
また二人に何度でも会いたい気持ちです
(先生、二人の物語を3度も描いてくださり
ありがとうございます…!)
今回、「エロエロ」とまではいかないまでも
4度ほど出てくる二人のえちシーン、
どれもが甘くて甘くて蕩けました。
言葉で態度で、どこまでもストレートに「好き」を表すみつる。
血液交換の際はもちろん、そうでない時でも
我を忘れて乱れ蕩け、アンナを喜ばせる姿が可愛くてもう、
読みながら「可愛い」「最高」と何度呟いたことか。(ああ語彙力...)
互いが”魂の半身”である二人の愛と絆。
そのとんでもない深さを思い知り、酔いしれる巻、
一切文句なし!! の、「神」一択です。
★修正:tnトーン(紙本)
※中に挿入っている描写(1コマ)は白抜き
体位もいろいろ、みつるが失神してしまうシーンや
みつるの言葉にアンナが我慢が利かなくなるシーンもありで、
とてもとても満足度の高い濡れ場の数々でした...(*´◒`*)
★とらのあな特典リーフレット
1Pは5話扉絵ラフ、1Pが漫画になっています
思ったことはなんでも言葉にして共有しよう、とアンナが提案するも、
その後みつるから繰り出されるあまーーーーい言葉の数々に
頭が爆発してしまうアンナのお話でした(*´艸`) ❤︎