大好きなほど先生なので楽しみに読みました
あらすじを読んだ時に「テンダリーラブストーリー」って何だろう?と思ったのですが、なるほど!!じんわり温かくなっていくようなラブストーリーを指す言葉なんですね
テンダリーは「優しく」「愛情深く」といった意味があるそうです
そして、ほど先生の作品はまさに「テンダリーラブストーリー」が多くって、読んだ分だけ必ず幸せになれるので毎回本当に温めてもらっています
今回はコミカルテイストで攻め視点で始まるので、攻めのお話しかな?と思いましたが、6:4で受けのお話しが描かれていたと思います
ズッシリし過ぎないけれど決して軽くは無く、自分の理想の恋から遠ざかってしまっていた2人が遠回りした分だけ幸せを噛み締められるお話しです
読み終わった後にこの2人なら大丈夫だな♡って自然と思える安心感をくれるお話しでした
やっぱり私はほど先生の作品、大好きだな~と実感しました
嫌なキャラが1名いますが、2人の前では小者感が出てしまって、寧ろ可哀想に…とさえ思いました
なので、当て馬ザマァ展開なのでこれ位なら大丈夫!という方なら基本は他の登場人物は平和なので、穏やかにじんわり読めます
眠る前や午後の一息休憩をしたい時なんかにお薦めしたい1冊でした
テンダリーラブストーリー、覚えました♪
あがた先生の高校生で先輩後輩(後輩×先輩)ってなるとやっぱり「僕は君のいいなり」や「僕等に名前をつけるなら」などの名作パッと出て来ますし、左右が逆だったり同級生だったりそこに幼馴染要素がプラスされたり、となれば他にも大好きな学生作品ばかり!
つまり、あがた先生×学生は私の大好物!という事なのです♡
そんな今まで拝読して来た先生の学生作品の中ではだいぶ可愛らしいスタートの1巻です
可愛らしいだけじゃなくってとても面白いし先がすごく楽しみになります!
攻めの珠央くん、後輩らしさと、いい意味で後輩らしくなさ?みたいなのが絶妙にブレンドされていて「いい性格」をしている!と思いますw
例えが難しいですか、躾トレーニング中のワンちゃんみたいで可愛いです
逆にそんな珠央にグイグイ迫られてワタワタしたくないのにしちゃってる雪野先輩の可愛さもまた良いのです!
黒猫みたいにシャーシャーしてる訳ではないけれどデレデレな猫ちゃんって感じでもなくって、こちらも合ってるか微妙ですけど…新しい後輩ペットちゃんが来た時の落ち着きのない先住ネコちゃんみたいな感じに私には見えていて、これまた可愛いのです♡
攻めも受けも私に取って可愛く見えてる2人の歩み寄り真っ最中のお試しお付き合い!それは、もう当然楽しいしかありません!
本当に続刊が楽しみ過ぎます
先生の魅力にまた触れる事が出来てとても幸せです(*'▽')!
もう絶賛の声や大好き!の声がたくさん出切ってるかも知れないのですが、それでも私もこの作品への愛をお伝えしたくなってしまう!
作品から溢れ出た愛を一身に浴びた喜びをお伝えしたくなってしまう作品で、すごく幸せや想いを分かち合える作品だと思います
まさにみつるとアンナが「血」を分かち合い人生を共にしていくように、私も一読者としてこの作品と一緒に充実の時間をたくさんの同士の読者様と分かち合えてるような気分になれます(*´▽`*)この後、是非皆様の作品への想いを覗かせてもらって「追いあんみつ」してニヤニヤしたいと思います♡
私がこの続刊で好きだった所は、あんみつエピではやっぱり冒頭2つのほんわかしながらも彼らの日常を感じられる番外編エピが良かったのと、共生契約をした事で緊張してしまったみつるに対して「〝ついでに〟血液交換しよう」と言って行為そのものの意味が変わらず愛情の交換である事を示唆してくれるアンナのスマートな優しさが凄く好きでしたし、その意味をしっかり受け止めるみつるが愛おしかったです♡
正直他にも好きな所はたっくさんあった続刊なので、書こうと思えばいくらでも書けてしまう位に素敵な愛に溢れた続刊でした
シリーズ愛読者様には是非読んで欲しいな、と思いました
そして出来る事なら、この世界でのお話しがたくさん続いたら嬉しいです!
「好き」という気持ちを重ねていく2人がとても素敵でした
BLとしての性別に悩む部分もあったのは確かですが、それよりも出会うべきタイミングで出会うべき人に出会い、その奇跡を終わりにしないで足掻いて頑張った人達が幸せを見つけるお話しとしてすごくすごく素敵な1冊でした
「好き」という気持ちを考え始めた時点でもう意識してるんですけど、それでも自信が持てなかったり、過去の経験から予防線を張ったりしてしまう…そんな戸惑いも含めてやっぱり「会いたい」って思う気持ちって大事
(会いた過ぎて震えてしまう人だって居るんですからね♡)
そんな普遍的で大事にすべき温かさを蔑ろにしない丁寧さが素敵なお話しでした
圭太くんのご両親それぞれもすごく素敵な2人だと思いました!
みんなで楽しく家族旅行に行って欲しいです
そして出来たらいつか三浦さんも一緒に家族団らんの年越しとかしていて欲しいな~と思いました
桐生所長のナチュラルなタラシ発言がズルイですね~
ズルイけれど本人に全く他意が無いのでこちらも責める気持ちにもならない!
そこがまたズルイんですけれどもね~。。。w
2巻では分かり易い望田くんのライバルが登場します
足立くんです
関係性としては望田くんよりも長いお付き合いです
(足立くんのお兄さんは桐生さんと地元友達)
桐生さんは足立くんにも望田くんにも「かわいい」と感じてます
(尚「かわいい」発言までは許容出来たけど「キラキラ」発言は真意をちょっとお聞きしたい所ではありますが…!!)
足立くんへの「かわいい」は愛玩動物を可愛く思ったり、成長過程含めて親愛の情で感じるものに近い発言なのかな?と勝手に思ってます
足立くん自身もそんな可愛らしさを自覚してアピるタイプのあざと男子です
対して望田くんは無自覚な可愛さ!まさに天然物って感じです
そしてメンタル的にもお仕事的にも成長をしたいし、桐生さんに子ども扱いされたくない、と頑張ってます
大人で人タラシな桐生さんに若さに臆さない足立くん、そして今の自分ではまだまだ…と頑張ってる望田くん
本当にいい子!足立くんは嫌味も込めて言ったと思うけれど、残念!本当の事なので嫌味にならないんですwそして桐生さんにはちゃんと本当の意味でいい子に見えている
けど、いい子のままではなかなか恋には発展しないから。。。
大人の桐生さんの望田くんへのお返事がスマート過ぎて辛かった
あぁ結構これは難しいのかな…と先を心配し始めた所での本編終わりと描き下ろし最後のW攻撃(≧▽≦)‼
はぁ~これは早く続きが読みたい終わりですね!
大人の自覚のある桐生さんが大人では居られなくなる時が見たいですね♡
3巻、待っています!!
普段あんまり読まないタイプのバディBL!
試し読みしてみた作画がとても良かったのと、読み易そうなテンポ感も気になり読んで見ました
便利屋という設定ですが探偵さんみたいな感じですね
でもあくまでも便利屋さんなので町のご老人のお家のお手伝いから危険な潜入までこなしてしまいます
そんな事務所を営んでるのが受けの円(まどか)さんなのですが、彼のお名前に因んで「エン」でもあり、そして「縁」でもあるのが素敵なネーミングですね
円さんの過去を序盤に作画の動きで匂わせる描写(ストーカーを確保する時の”スカ”っていう所!)とか、読者に「お?!」って思わせるのが上手で良かったです!
そして攻めの友との時間も程良い距離感での駆け引きみたいな感じが焦れモダ感覚でBL的にも楽しめました
全体的な印象としてすごく読み易いけどエピソードにはしっかり読み応えもあってとても充足感のある作品でした
だからこそ、やっぱりもう少し円さんの過去は知りたかったです!
特にプライベート=恋愛事情が凄い気になりました
友くんをスムーズに導く経験値ありそうなあの流れを見て、どうしても気になってしまいました
あともうひと押しをここで欲しがるのは読者の我儘でしょうかね。。。と思いながらも気になってしまったので、その辺を込めた評価にしました
なので、是非とも友くんが大学を卒業した後の「その後編」などを検討して下さったらとても嬉しいです(≧▽≦)!!
「治水」に関するお話しがすごく本格的で驚きました
描かれてる内容がすごい専門的です
なので難しい事も描かれてるのですが、ちゃんと読んで見て理解出来るように落とし込まれてるので私でもちゃんと分かります
そして、同時に彼らが大きな仕事に挑んでる事が粛々と伝わって来ます
1巻では初めて読む「中華BL」にドキドキしましたが、この世界にも慣れたように感じますしそれ以上に今回は「本格お仕事BL」としての楽しみを見せてもらえてとても満足度が高かったです
さらにBLを読んでる読者としての本懐でもある「恋愛パート」にはすっかり魅了されました!!
切なさともどかしさがロマンティックに描かれていて大変トキメキました♡
いよいよ…!!!という終わり方には見悶えましたが、益々3巻が楽しみになりました
大好きなシリーズ作品です!
凄い‼さながら”図鑑”と呼んでしまいたくなる位にハイクラスなメンズ達がわんさか出て参ります
しかも単に「お金持ち」というハイクラスなメンズではなく、お家柄や職業に裏打ちされたノブレス・オブリージュ精神を備えたメンズ達です
ノブオブメンズ(勝手に略しますw)達だからこそのスマートな立ち居振る舞いが正に紳士でありながらも、紳士になり切れない部分もあったりする⁈そんな彼らの人間味を含めて観察をさせていただけるような1冊に、ずっと心がトキメイテいました
彼らの関係性や出自を会話劇の中で感じさせる面白さ、そしてキャラを反映したそれぞれのビジュアルの描き分け!
漫画としての面白さがギュッと濃縮されていますね♡
本当に素敵な作品(*´▽`*)
今回のお話しメインとなった2人も素敵でしたーーー♡
大雅さんの押し殺すような忍耐具合に萌え、煌己さんのいざとなった時の漢気に萌えました(≧▽≦)
2人の関係性や性格が現れたキスシーンもとても良かったです
きっと色んな事が想い巡ってしまったんだと思うのですが、躊躇する大雅さんを包み込むように迎える煌己さん!最高でした!!
2人もそうですが、他の会員さん達のお話しもこれで終わるなんて事…ないですよね?
絶対に続きが読みたいです!!
どうかよろしくお願いします!
待っています!
良い仲間、温かい家族、守りたいものがある人も守られていい
強くあり続けたいと踏ん張っている人や、あり続ける事にしんどさを感じてる人が読んだらホロっと来たり、グサッと来たりしそうな刺さる作品だったと思います
善と悪が分かり易い構図になっている面と、誰も悪くはなかったからこそ消化し切れない面があってすごく心が騒がしくもありました
ストーリー自体に激しさがある訳ではないのに、読み心地で感情が揺さぶられるような作品でした
BLのLはLoveと言うよりもLifeに比重がある作品なのかな?と個人的には感じました
決してLoveが無い訳ではありません
でも、Loveがある事で読み易くなっているけれど、扱ってるそれぞれの抱えてる事情は恋愛とは角度がだいぶ違う切込みをしてるし、むしろ然も真智も1番心のわだかまりになっていた事だと思います
LoveもLifeも描く作品としては少しばかりページ数が足りなかったようにも感じる読み心地には思いました
敢えて踏み込まないからこその口当たりという面も分る反面、私としてはもっと読み込みたかった知りたかったと思う感情も残りました
LoveとLifeを扱う作品を1冊にまとめるバランスの難しさを感じましたが、それでも温かな想いを汲み取れる場面も多く、読後は決して悪いものではありませんでした
里先生の2冊同時刊行という大仕事に心からの感謝をお伝えしたいです
大らかで繊細で不器用で。。。‼
愛嬌と情があれば多少の困難は乗り越えられる‼
江戸が生んだ多くの文化や精神は今もきっと多くの人々の心に響くものがあるんだと、この作品を読むと、そう信じられます
江戸時代は日本人が元気だった時代のひとつなんだな、とつくづく思います
脈々と続く人々の営みと想い
そんなひとつの物語がこの「百と卍」という世界に織り込まれていたのだと受け取りました
この物語を読み「美しい」と思える事もきっと先人達からの贈り物なのだな、と百の言葉を読み深い郷愁に包まれたように感じます
そして、そう思える事に深い感慨を覚えます
こんな感情を呼び起こして下さった紗久楽さわ先生に心からの敬服と深謝の想いが届けば嬉しい限りです
作品に心を揺さぶられたいと願う全ての読者の方に読んで欲しい
素晴らしいシリーズ作品がここに完結
どうか1人でも多くの方の手元に迎えられ、この幸せな気持ちを共有出来たら幸いです