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女性MOET子さん

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お洒落過ぎるタイトルに心が跳ねました

作品タイトルだけで内容が分かるようなタイプではないのに何となく雰囲気を嗅ぎ取れるような気がするタイトルに色気のある表紙
難しい言葉が並んでる訳ではないからこそ、その耳慣れた言葉が耳慣れない並びをして生み出す引力がお洒落ですね!!
この表紙とタイトルだけでも評価をしたくなるパワーを感じます☆

まあ、当然この表紙と作品タイトルを生み出す作家様の作品が出オチな訳はないので・・・!
この素敵な表紙を捲った先の本編もとっても充実していました

とにかくデビュー作とは思えぬ画力には驚きを隠せません
素晴らしく安定していながらも意志を感じるキャラの動きです
先生の描く他のキャラももっと見たくなりました

そしてストーリーは少しだけ盛り々感はありますが、引き算し過ぎてニュアンスだけが残るよりは、デビュー作ならばこちらの方が作家様の守備範囲を知れて良かったようにも思います
キャラデザイン同様、作品としても先生の引き出しを期待してしまいます!!

他作も勿論読んでみたいですが、同様にこの2人のお話しももっと読みたいです
特にギーチの【最恐番犬が、溺愛攻になるまで】を見せてもらった今巻なので、【最恐番犬が、溺愛攻になってから】を是非とも読んでみたいです

溺愛攻の本領発揮をギーチで見たいっ!

是非とも続刊をお願いしたい!という期待値も込めての満点評価です

可愛いと危険を攻め受け共に孕んでる稀有な2人に沼確定!!

前巻、第一シーズン最終巻にあたる9巻配信時に一気読みしまして、一気に沼りました!!

新しいシーズンも楽しみにしていました♡
どんな感じに進むのかな?とワクワクして読み始めましたが、1冊を通して一瞬たりとも中だるみする事なくドンドンドンドン加速して楽しくなって行く読み心地に、読了後は程良い達成感を感じるような感覚になりました!!

可愛い!楽しい!圧巻!癒し―ーー!落ち着いてーーー!と感情が上へ下へ右に左に・・・!と大忙し(≧▽≦)
そんな落ち着かなさすら満喫してしまう!

攻めも受けもそれぞれに違うカワイイを感じて、それぞれに感じる危険性がある
こんな2人の組み合わせはこの2人だけなんじゃないかな?!
だからこそ、この作品でしか得られない興奮があるんだなって実感しています
もう、すっかり魅了されてしまいました

当て馬か?!と思ったけどどうもそうでもない???
タツ兄の今後の動向にも要注目しながら次巻を楽しみに待っています

ナギの第一印象が良過ぎて怖いだけではない魅力を感じてしまう!

わーーー・・・これはまたまた気になる作品を読んでしまいました
続きものであり、尚且つすごく気になる所で終わってしまう1巻
スッキリして読みたい方はもしかしたら完結待ちも一案かも知れません

「あやし道連れ」
改めて作品タイトルに向き合って見ると「あやし」というストレートな怪しさよりも、「道連れ」というこの作品の中で扱われる内容と照らし合わせた時の言葉の持つ意味合いの怖さが尋常じゃないかも知れない・・・とゾクッとしてしまいます

ギザ歯というか「牙」のような歯と噛み跡や嚙みちぎる行為も気になります
カニバリズム的な要素も含んでいるのでしょうか?
恐ろしい習性を持ってそうなナギではあるのですが、お話しの始めに見てしまった最初のワンコっぽさの印象が良過ぎて全然悪いモノに見えません

第一印象が良過ぎてすっかり好意的に見ています笑
とは言え、この作品自体の雰囲気的に全く穏やかさはないので、安心して読んで良いようにも思えないのですが・・・
どうにか幸也と嫌な結末を迎えないで欲しいな・・・と願いながら見守って行きたいと思います

后と河 2 コミック

山中ヒコ 

清濁併せて河が吞み込み届けて行き着く先には…

2巻!とても素敵でした!!

あとほんの少しで届きそうで届かぬまま暫し離れる2人
恋のお話しを離れても読むべき治水というお仕事面も本格的で勉強にもなる

先生が物凄く労力を注いで作品にして下さってる事に深い感銘を覚えます
多分私はこの作品に出会わなければ「治水」自体に興味を持つこともなかっただろうと思うと、心を動かされる作品というのはこういう事なんだな、と思いましたし、作家様が心血を注いだ作品の持つパワーをものすごく感じました

河が全てを吞み込み流してしまう・・・良き面もあれば悪い面もあると思う
まさに清濁併せ吞む、ではあると思いますが、こうして人の叡智が注がれ歴史が今に続いてるのだな、とロマンを感じます

河を通して描かれる後宮のロマンスと歴史のロマンが詰まった素晴らしい作品!
次巻も楽しみにしています

電子の描き下ろしの陛下のお茶目さが最高でした(≧▽≦)‼

ガブガブマキ先生

何となくこの作品は朱音君視点のお話しかな?と思っていた所があるので、この作品タイトルである「ルビーレッドを噛み砕く」も彼を悩まず結晶に抗って壊す!みたいなイメージだったのですが・・・
今回のマキ先生の行動なんかを見てみて、この作品タイトルはマキ先生からの視点なのかも知れない?!と思ってみたりしました

そうすると、朱音君の為に煩わしく感じる事を取り除いてあげたいと思う気持ちで結晶を噛み砕くという事と、単に恋人としての独占欲や愛情が昂ってしまい彼に歯形を残してしまう衝動的な噛み跡が朱音君自身を噛む事に表れていたのかな?と思えて来て何となく自分的にフフ・・・♡ってなりました

作中ではマキ先生の行動をDVって言われてしまったり、マキ先生自身もすごい反省してたけど、私的にはこの「ルビーレッドを噛み砕く」という意味とマキ先生のリンクを考えると全然アリ!な行動だし、朱音君自身も嫌がってないから愛情表現だな♪って思って楽しみました(*´▽`*)

まぁ他人に心配されるのはきっと煩わしいと思うのでがぶがぶマキ先生は上手い事コントロールして、これからも仲良くいて欲しいな♡と思う2人の続編でした!

お兄ちゃんキャラがすごい良かった!!
黒い結晶なんて格好いい設定だし、そもそもこの結晶が見える設定自体が面白いので何かもう一展開あったら嬉しいな、なんていう欲張りな想いを込めて今回は評価に反映しました

なんで似非(えせ)???

何とも気になる作品タイトルですね
何故に「似非紳士」などと名付けたのでしょうか?
皆さん正真正銘の紳士達にお見受け致しますが・・・???
敢えての洒落っ気でしょうか?
セレブな人々の感覚が分からないので核心的な事は分からなかったですが、間違いなく興味を惹かれた世界観です
大人数のキャラなのに描き分けがしっかりあって気になります
既婚者メンバーも居るので全員が全員BLしていく訳ではないのか、それともその設定在りきで進むのか?!

そんな名家のご当主、ご子息やセレブな彼らの集う倶楽部名が「ミモザ」
ミモザの花言葉は、「友情」「感謝」「優雅」だそうですが、他にも英語圏では「秘密の恋」なんて意味もあるそうです!!
ついでにカクテル言葉では「真心」だそうです
今作はあんまりお酒のイメージが強い訳ではないので花言葉由来っぽいですね

そもそもこの倶楽部がどう発足したのか?などもすごく知りたいです
今回は浅草への大人の遠足でしたが、他にはどんな事をして彼らは過ごされているのでしょうか?
活動内容や目的もとても知りたいし、やっぱりなんで「似非」なんて作品タイトルに付けたのか?も知りたいです(≧▽≦)
めちゃくちゃ気になる1冊に出会ってしまいました
是非続きが読めますように!!

なぜ恋だけを諦めたんだろう?自らが先ず救われるべき和尚とは?

救済の面として訴えかけられるストーリーでした
一方が救済されるだけではない所も素敵なお話しでした

救済ストーリーはそこに至るまでの救済されるべき負債があるのが常となりますが、今作も軽くない事情を孕んでいました
この事情がだいぶシリアスでした
種類の違うタイプの精神的負債を抱える2人

そんな2人が再会によって救われて行く、という展開は夜明け属性の私にはグッと来る所も多々ありました

ただ、受けの真智側の諦めがなぜ「恋をしない」という点にだけ絞られたのか?というのが正直明確でなかったのが気になりました
姉が出来たかも知れなかった事のうちの1つに「恋」があっただろうというのは分かります
でもなぜ「恋だけ」だったんだろう・・・?

そして攻めの然もまた仏門に身を置きながらもなぜそんなにも生き辛い考えに苛まれてしまったのだろうか・・・?
然が剃髪していないで和尚となっている事から宗派は浄土真宗かな?と推測しますが(違う可能性もあるけれど)浄土真宗であれば「救い」が教えの根幹にあると思うのです(調べた所によると・・・)

それなのに、和尚が救われていない事にとても辛さを覚えて仕方なかったです
しかもこの辛さは「人の痛みが分かる」というレベルを超えてる辛さで、どうにも読んでいて気持ちが良くはありませんでした

辛い部分の沈みが深いからこその浮上に期待を寄せたくなる気持ちは十分にありますが、それにしても「なぜ恋だけ?」「なぜ仏門?」という点が私の中で引っ掛かりとなってしまった点で萌えにストレートには結び付き切れず今回は抑え目の評価とさせて頂きました

素直で元気でちょっとおバカでw可愛いです!

とにかく読んだら元気になれますね!

確かに大学3年生で童貞だと少し焦る気持ちも分かるようなw
焦りを全面に出す隼人は可愛いですし、陽向は”ヤリタイ”に素直過ぎてちょっとツッコミ所が多過ぎて苦笑いです(笑)
でも、これだけ性への興味が津々なのに2人は1LDKでお布団を隣り合わせで寝ていますw
今まで色々とどうしてたのかしら?なんて心配してしまいますw

とにかく陽向と隼人の掛け合いの応酬とリズムのある展開がとても面白かったです
オモシロ100%かと思えば、ちょっと色気のあるえっちなシーンもしっかりあるので幅広い読者様が読んで楽しめそうだなって思う1冊だと思いました!

彼らの元気がこちらにも伝わって、ほんと、楽しい気分になれる作品で満足です♪

たまに忘れてしまうけれど、洋二は高校生w

洋二のお父さんがすごい気になります
3巻、4巻の感じを読むと北白河とは流石に切れてはいると思うのですが、北白河が未だに執着する感じからすると、相当な手練れなんだろうな・・・

洋二を歪ませた要因が父にあるとは思うけれど、個人的にはすごいこのお父さんの人生にも興味が湧いて仕方ないです

そして、北白河と洋二の再会は偶然だったみたいだけど、結果的にはこの再会が洋二と陸の関係性を一気に前進させたとは思います
これってもし、北白河の件がなくても洋二の変化って陸に対して起こったのかな?
それとも洋二の変化は友人の善治の禊の影響が大きいのでしょうか?
あまりの彼(洋二)の変化に私自身がまだ追い付いていけておらず、良い方向に進んでいるように見えるのに、どうしても安心し切れないでいます
そして不謹慎かも知れないけれど、安心し切れない所にこそこの作品の面白さを感じてもいます

でも、陸がこれ以上傷付かないといいのにな・・・とも願っております!

それにしても洋二が高校生という事を忘れそうになる事が多い中、中庭のランチシーンとかあると普通に高校生に見えてしまう所にひなこ先生の人物描写力と雰囲気の構築の上手さをしみじみと感じます

やっぱりひなこ先生の作品って魅力に満ちてますね
大好きです!

これで完結!これが完結!!

いやぁ~~~~~良かった!
本当に嬉しい!

9巻で完結だとばかり思って読んだ2年前(わぁ~・・・もうそんなに経ったのか~という事も驚きましたねぇ)
正直色々と自分の中で衝撃が小さくは無かったです

だけど、2年前に戻って自分に言いたい!!言ってあげたい(>_<)
これで終わりじゃないんだよ!もう少し待て!私・・・!!と。。。

これで作品としての物語は完結しますが、ギヴンという世界が続き続ける「未来」を感じました
矛盾した言い回しになりますが、完結を見届けて先がやっと見える!という気持ちになれる素晴らしい1冊でした
これぞ完結巻!という御本を読めてとても感激しています
(※今後、またひょっこり”番外編”でも違うカタチでも再会があれば凄く嬉しい気持ちできっとまたお迎えさせて頂きます♡)

先生、改めてお疲れ様でした!!
本当に作家様が色んな思いを背負い作品を届けて下さっているんだな、と改めて考えを深めさせてもらえたあとがきも読めて、今一度心からの感謝をお伝えしたくなりました
本当に本当にありがとうございました!!!