原作を連載から追いかけてきました。
今も聴きながらレビューを書いています。
受けの東朝彦、表情や態度からはわかりにくいのですが部下思いの仕事ができる課長です。
実力があるばかりに同期には妬まれ、一人で黙々と仕事に励み毎日帰宅が零時過ぎ。
落ち着いていて、でも瞳がさみしそうな、そんな朝彦さんの声を野島健児さんがイメージぴったりに演じています。
CDの第一声、私の大好きなシーンなのですが、「あっコレ朝彦さんの声だ」とすんなり入ってきました。
そして野島さんの声と演技に鳥肌が立ちました。
攻めのディルドはね…「突然恩返しにくるディルドを名乗るやばいやつ」ですけど、ちゃんと理由があっておかしな人ではないんです。
人間いろんな面があって外の顔や信頼する人だけに見せる顔ってあると思うんですけど、やばいディルドと新進気鋭の投資家鈴木爽一郎の切り替えが、熊谷健太郎さんすごく良かったです。
可愛いのと格好良いのをたっぷり楽しめました。
私がドラモンを表現する時に「突然恩返しに来た見知らぬ男」「自分をディルドと言う」「勝手に家に上がり込む」などと面白く話しますが、ドラモンは面白いだけではなく良いお話なんです。
パワーワードが凄過ぎてありえない展開などと思われることもあります。
でも受けが突然恩返しに来た見知らぬ攻めを家に入れてしまったのは正常な判断ができないくらい疲弊していたからで、信用できないけど行く所が無いなら夜は来てもいいとしたのは攻めの服装などを見て、家に帰れない理由があるのではと心配したからです。
受けも心に何かあるから攻めを叩き出せなかった。
攻めも理由があるから自分を磨いてようやく恩返しに来た。
気持ちを伝え合うシーンでは二人の過去を思い出して涙が出ました。
二人が幸せになって本当に良かった。
コミックスにはQRコードのスペシャルサービスがあって秘密がわかるようになっています。
特典CDもぶっ飛んでいて面白く野島さんと熊谷さんのトークも楽しいです。
特典の缶バッジもペーパーもそれぞれ満足。
毎日聴いて楽しんでいます。
onBLUEでいきなり第3話を読み面白過ぎて第1話まで遡って読み始めた作品です。
まず冒頭が文学作品みたいに美しくて、映画を観ているような雰囲気もあって、顔も良いし「あーこの漫画好きだわ」と5ページでヤラレテしまいました。
自分ちの玄関でね、満月の夜に現れた見知らぬイケメンが「あなたに恩返しにきました」って手を握ってくるの。
「助けていただいたディルドです♡」って。
めちゃくちゃ顔が良いのにヨレヨレジャージ着ててね格好良いの。
そんなおしかけディルドをうっかり部屋に入れちゃう朝彦さんは社畜リーマンなんだけど疲れ過ぎてて白目だったり目の焦点がやばかったりのイケメンで。
表紙も裏表紙もピンクでキラキラでラメラメなんて可愛いし、爽一郎はパンイチだし、朝彦さんのレビューも面白いし、帯も「何言ってんだ⁇⁇⁇⁇」ってツッコミ入れててハルモト先生も担当様もデザイナー様も最高。
とっても面白くて胸が切なくギュッとして心が癒される作品です。
先生はみんながドラモンを読んで元気になったらいいなって思いながら描いたとツイートしていたけど本当に元気をもらいました。
大好きな作品です。ありがとう♡