Twitter(X)やpixiv FANBOXで掲載されていた『君の名前を呼びたい。』が少し生まれ変わって、商業化デビューの話が出た時は、嬉しくて嬉しくて出版社様やおんせん先生に感謝
でした。
コミュ障で大人しい賢太郎と、明るく周りに友人が多い足立。正反対の二人が共に恋に落ちたのに、伝えられない想いがたまらなく切なくて胸をざわつかせるのです。
その心の機微も繊細で、おんせん先生の描かれる両片思いが大好きです。
焦れ焦れモダモダとしたが故の、ハピエンがとても幸せに感じます。
酔った勢いにまかせて繋がって、その時の記憶がない足立。
好きだから繋がりたいという想いと、罪悪感に苛まれるその狭間で揺れる賢太郎の気持ちがひしひしと伝わって胸がぎゅっとなる…
呼びたくても呼べない名前…なんて秀逸なんだろう
足立目線から見た時も、何故伝えてあげないんだろと焦れ焦れするのだけど、足立の気持ちも分からないでもない
『君の名前を呼びたい。』は二人の想いにかかっているのかと気づいた時は、おんせん先生お見事でした(拍手)
商業化に向けてタイトルが『足立と賢太郎のかくしごと。』に決まった時はなるほどと思いました。
足立も、賢太郎も可愛いくて大好きです。
ぜひ、沢山の方に届いて欲しいと思います。
オメガバースとしても、獣人の話としても面白い上に、捕食者、被捕食者の関係性を乗り越えてからの恋人編は、甘く糖度が高まって萌えキュンもあり、二人の絆を深める出来事もあって、本当に面白かったです。
お互いに捕食者、被捕食者それぞれの覚悟や、相手を大切に思うが故の葛藤や決心にじーんと来ました。
宇迦野さんの幸せを思うさちおの決心に涙。
さちおを愛しぬこうと固く誓った宇迦野さんに涙。
たまんないっす。
早く番になってくれ〜と思いながら、まだまだ甘い恋人編を見るのも悪くないなと思いました。
次のステップアップが益々楽しみです。
さちおが可愛い過ぎて萌えが渋滞し、宇迦野さんのさちお愛にキュンキュンしまくりでした。