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教師という立場の向こうにある想い


α×βのオメガバース作品かと思って読み始めました。

ハイスペックな久我先生と、そんな久我先生を胡散臭く感じる鬼瓦先生。
2人の関係の変化が見どころだと思います。

実は、2人は幼い頃に番になっていたα×Ωという関係性でした。

久我先生の匂いに当てられて発情してしまう場面では、Ωとしての本能と理性のせめぎ合いが丁寧に描かれていて印象的でした。

その後、今度は久我先生の方が発情してしまい、鬼瓦先生が“お情けで処理する”形になるのですが、彼の不器用な優しさのようなものも感じられて、複雑な気持ちになりました。

生徒たちが恋愛について話しているのを耳にして、鬼瓦先生が思わず、「行為は告白して手を繋いでから!」という真っ直ぐなセリフが可愛くて、思わず微笑んでしまいました。

えち展開:3回

人魚の身体に刻まれる、愛と支配の記録

同人誌がついに単行本化!

先生の作品「サイコパスと殺人鬼」のパロディ漫画です。

なかなか出会えない“人魚受け”で、しかも最初から最後まで人魚のままという珍しい設定。
「人間になった元人魚」ではなく、“人魚として愛される”受けが描かれています。

人魚の身体的特徴や地位、そして彼らが持つ特性を丁寧に描いていて、世界観の完成度が高いです。
同人誌では語られていなかった部分も補完されていて、より解像度が上がった印象でした。

すでに同人誌で読んだ方も、シグルドの首輪の意味やカイリの過去などの新情報が盛り込まれており、再読の価値あり!

えち展開:2回

甘くて、苦しくて、愛しい

恋人になって、幸せそうに愛し合う2人が本当に愛おしい。

もう見てるだけで頬がゆるむし、「あぁ、幸せになって…!」って心の中で何度も叫んでしまいました。
カップルの空気感が自然で、甘くて、全部が尊い。
思う存分、愛しまくってくださいねぇ……と思っていたのに。

気づいたら、明るい世界から一気に暗がりへ落ちていく。
過去は消えない。だから黒い感情が渦巻くのも痛いほどわかる。
「恋人だと公表できない」「してもらえない」――その苦しさが、甘々な2人だっただけに余計に重くて胸が締めつけられました。

前半は甘くとろけるようなエッチだったのに、後半は“記憶飛ばすぜオラ”の激しさでこっちも息が詰まるほど。
でも半分くらいはコメディ要素もあって、絶妙なバランスで心を救ってくれる。

ラストの展開も衝撃で、「そこで終わる?!」と叫びました。
続きが待ちきれません!

えち展開:7回

結晶が語る、彼らのバースと想い


1巻の続きなので、まずは1巻から読むのがおすすめです。

この作品は、バースが結晶として見えるという設定が特徴。
結晶の色や大きさが感情や関係性を映していて、頭の中で色づけしながら読むと物語の解像度がぐっと上がります。

バースで人を区別しない純多。
そのせいで先生と衝突したり、逆に心を溶かしたり――不器用なのに、やり手な男です。

そして初登場のお兄さん!
最初は“バース至上主義の頭固め男”かと思いきや、実は弟を溺愛しすぎてる兄だった!
先生に頼られたときのあのニヤけ顔、完全にオタクのそれで最高でした。

ところどころに登場する天使の先生も、可愛いかったです。

えち展開:6回

5年越しの運命の再会、即サブスペ落ちの恋

4巻目ですが、1〜3巻のスピンオフなのでここから読んでも問題ありません。

Dom/Sub作品で、Switch×Switchのお話。
ホストの皐月は、姫から教えてもらった風俗店で大雅という見知った顔の男性を見つけ入店。

実際に会って本人だと確信し、キャストの大雅に打ち明けると、相手も覚えていて…?!
5年前から探していた人との運命的な再会に胸が熱くなります。

大好きすぎて即サブスペースに落ち、粗相をしてしまう皐月。
コメディタッチながらも切実さがあって、そのギャップが面白いです。
シリーズ全体に言えることですが、笑える場面が多いのに物語はしっかり重くて、好きな人には刺さる展開だと思います。

今回から登場した皐月はかなりのメンヘラ気質。
どんどん闇深くなってほしい気持ちと、わずかな救いを期待してしまい、目が離せません。
2人は両片思いのようで、すれ違いも激しく、
続きがとても楽しみです。

えち展開:4回

切なさとコメディが同居する不思議な物語

タイトルからは終始せつない物語を想像していたのですが、実際は思わず笑ってしまうコメディ要素もあり、良い意味で予想を裏切られました。

昏睡状態の榎本先輩が、生き延びるために春名先輩の魂を奪うから颯馬に取り憑かせてほしいと頼むところから始まります。
「なんて残酷なんだ」と思いきや……そこに隠された真意は全く違っていて驚きました。

切なさと笑いのバランスが絶妙で、重くなりすぎず、それでいて心に残る読後感でした。
榎本先輩の「そばにいたい」という気持ちと後悔に押しつぶされそうな姿が胸を打つ一方で、ちょいちょい差し込まれるコメディが作品全体を明るくしてくれます。

そして最後に残るのは「春名先輩って一体何者?」という謎。正直ここが気になって仕方ありません。


えち展開:なし

嫉妬したいしされたいコワモテ攻めが尊い


2巻冒頭に1巻のあらすじがあるので、2巻から読んでも内容はわかりやすいです。

付き合い始めたケイさんとトモヤ。
コワモテなのにトモヤに嫉妬し、さらには「嫉妬されたい」と思ってしまうケイさんが可愛すぎました。
天然なトモヤに翻弄されるコワモテ攻め…最高の組み合わせです。

トモヤはケイさんを神のように崇めているので、これまで嫉妬の概念がなかった?ように見えますが、ライブ中にケイさんがファンのうちわを見て微笑んだ場面で、思わず嫉妬してしまうところが本当に可愛かったです。

合間合間に挟まれるトモヤの変な一面にも笑わされました。
特に「情緒不安定なゴリラ」が好きです。

甘さも笑いも詰まった1冊でした。

えち展開:4回

カラーで迫力満点!えっち×シリアスなタテヨミ


冒頭からセジュンの「親戚に引き取られたことが間違いだった」という台詞が重く響きます。
従兄弟に芸能活動のため身体を売らされているという過酷な状況に胸が痛みました。

そんな中、飲み会で出会った芸能事務所社長・テホン。
セジュンがヒートを起こしてしまい、嫌々ながらも彼を受け入れる一夜に。
コワモテな見た目とは裏腹に、テホンの優しい対応にはギャップ萌え必至です。
そして、実は過去に2人が会っていたことが明かされる展開にも驚きました。

一見甘々に進むようでいて、セジュンの両親の事故の真相が絡み、2人の心がすれ違うシリアスな場面も。
ですが最後にはテホンが想いを打ち明け、再び距離を縮めていく姿が胸を打ちました。

本作は全編カラーでえっちな描写が多く、思わずスクロールの手が止まらないほどの迫力。
タテヨミ初心者でもすっきり読める構成で、とても入りやすい作品でした。

体育祭と拉致事件で絆が深まる2巻


前巻の続きなので、まずは1巻から読むことをおすすめします。

2巻では尊がガイドの能力に目覚め、深い接触でガイドができることが判明。
つまり、常にキスシーンが約束されているようなものです!

さらに体育祭編では、借り人競争で能力を使う暁臣がとにかくかっこいい…!
能力持ちならではの圧倒的な存在感に惚れ直しました。

そんな中、尊が拉致され、助けに来た暁臣は能力暴走状態に。
尊がガイドを試みるも失敗し、一時はどうなることかとハラハラしましたが、最後はしっかり気持ちを伝え合いボンドの契約成立。

初めてのえちシーンは、暁臣のバックハグ&腕を掴んで抱く姿が独占欲の塊で最高でした。

3巻も発売予定とのことで、両想いになった2人がどんな関係を築くのか楽しみです。

アニメイト小冊子では甘々な2人が堪能できるので、そちらもぜひチェックを!


えち展開:1回(※小冊子除く)

美麗絵と甘々展開に引き込まれるデビュー作


字数は多めでしたが、最後まで美しい絵に引き込まれました。

盗撮されている社長令息を守るため派遣されたボディガード。
仕事中は逞しくかっこいいのに、夜のお店では男女を食っていそうな遊び人の顔を見せるギャップに萌えました。

社長令息も最初はキツめの美人かと思いきや、時折少年のように可愛い表情を見せてくれて飽きません。

盗撮犯による悪戯や接触でハラハラする場面もありつつ、その分二人の距離が縮まり、甘々なやり取りを楽しめました。


えち展開:6回