もどかしい、でも儚く愛おしい
重い過去を背負っていた主人公が、新たな恋人や周りの助けにより徐々に前に進む姿が応援したくなる。
人によっては、もどかしさにイライラする方も居ると思うし、分かる。
でも二の足を踏んだり、時々ぐるぐると思考が同じとこを巡ったり、そんな思い通りには変えられない“心”と向き合ってる姿が、リアリティがあるなと。
要所々々に散りばめられたきゅんとするシーンが、とっても癒やし!
個人的には、適度な重さのあるストーリーとコミカルな読みやすさを兼ね揃えたハイブリッドの素晴らしい作品だなと思ってます。