負けず嫌いでチョロくてでも性根がまっすぐな二番(受)と、ちょっと歪んだ執着と独占欲と少しの罪悪感の一ヶ原(攻)の幼なじみカプ。
まず、絵力がいい。空回りする二番を見る一ヶ原の愛情に満ちた眼差しを見てるだけで読者も幸せになる。そんな一ヶ原の余裕の無い表情とのギャップがすごくいい。マンガ力にやられる。
ストーリーもいい。二番が一ヶ原の手のひらで踊っているようでいて、救っているのも守っているのも実はチョロチョロの二番の方っていう物語にキュンキュンしてしまう。
何十回でも読みたい、買うべきBLオブザイヤー。「僕のお尻はお前に負けないぞ!」は、二番らしさが出てて好きなセリフ。