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終わりの正解は1つ。でもその先に広がる景色は読者の数だけ幸せな未来の姿がある。

2人が事前に取り交わした契約結婚の過程に含みを持たせるタイトルが、なんと無情に映るものか……。
ユリアンの怒りにも、突き離しにも感じられるようなタイトルのインパクトの大きさに、最初見たときドキッとしました。

物語冒頭、ユリアンがロドリックに言われたことが「これは形式上の結婚にすぎない」の一言でした。要は2年間だけのカタチだけの夫婦なんだから、夫婦関係に期待すんなよって釘を刺されているわけです。
大人しくじっとしてろと言い放つロドリックとの結婚生活は、夫婦というよりただの同居人。ユリアンは政治利用のために都合の良い条件に合った"妻"の駒でしかなく、始まりからロドリックがモラハラ夫ムーブをブチかましてくるのは、清々しいくらいでした。

ロドリックの言動は始まりから傲慢で、爵位が上だからと言いたい放題言いやがりますが、意外にもユリアンがこの状況を好機と捉え、ゆるっと仮初の奥様ライフを満喫してる姿がシュールでコミカル。肝が据わっているユリアンの公爵家での存在感は見どころ満載です。
モラハラ夫の圧にも使用人たちからの嫌がらせにも全くのノーダメージという豪胆ぶりには思わず笑っちゃうシーンもありました^ ^

健気に耐えて頑張る妻像じゃないのが妙に面白く、実家の男爵家での扱いが酷すぎた受けたせいか、どこか達観してるところがあるというか、のんびりしてるというか…でも抜けてるところがあるのに聡明で博識、たまに鋭い着眼点をくれるユリアンのギャップが読み欲をそそるんですよね。王道の健気妻とはひと味違うユリアンから目が離せませんでした。
そんなわけなので、期間限定の妻役でしかなかったユリアンに、ロドリックが自然と惹かれていくのは必然とも言えるでしょう。
互いの生活に不干渉を決め込んでいた無骨な夫の気持ちが変化していく様は小気味が良く、冒頭のあの発言があったのでザマァないぜと思ったのは私だけではないはず。それが顕著になるのは第五章からで、あなた誰ですかって言いたくなるほどの溺愛過保護夫と化したロドリックには腰を抜かしました(笑)

形式上の結婚だとほざいていたロドリックの気持ちが変わるのは最初から分かってましたが、分かっていてもこの急激な上昇変化は、た…楽しい……♪( ´∀`)
ロドリックのモラハラが甘々になり、過干渉に嫉妬といった、ユリアンに抱く感情に心を乱されていく冷酷な公爵様の恋心は必見です。ありがたいことに、両視点展開の作品なので、ロドリックがユリアンに翻弄されゆく精神世界を根こそぎ楽しみました。


2人のキャラクターは一見すると真反対にあるようで、でも共通点が多いのも事実。陰りのある背景を持つ両者は、トラウマだったり、枷だったり、暗い思いを抱えながら傷だらけになって生きてきた家庭環境は特に重苦しさの塊です。
ロドリックもユリアンも孤独な色味が強く、それが2人の仄暗いキャラクター性にも繋がっていて、幸せな家族とは無縁の両者が互いにその傷を埋めるように温もりを分かち合っていく姿がめちゃくちゃ沁みました……。゚(゚´Д`゚)゚。

ロドリックがユリアンに抱く愛は、繊細で不器用。自身がやらかしたツケをとっていくユリアンへの誠意と深い愛は、とってもとっても温かいです。
ラストは何となくボカし気味で、明確な道筋は示されていないものの、きっと2人は再びお互いの手を取り合っていくであろう想像の景色が思い浮かぶと思います。
きっとそれは読者の数だけ2人のラストがあるということなのかな、と。
私は2人が番になり、子どもが生まれる未来を想像しましたが、みなさんはどうですか?

2人のあんな姿やこんな景色を頭の中に思い描きながら、物語の余韻に浸っては幸せな読後を噛み締めています(*´︶`*)

期待値が高すぎた

伊達きよ先生の作品と聞いて読んでみても、なんだかピンときませんでした。

伊達きよ先生の作品はファンタジーものでいうと不遇な状況でも健気で明るい受けのコが頑張ってるお話が多く、私も先生のそんなストーリーが大好きで購入することが多いです。
いつものファンタジーワールド全開のときの伊達きよ先生節があまり効いてない風に見てとれたのは、それが日常現代もの作品が故に仕方ないことなのか分からないけど、思っていた感じと少し違うかなぁと思いました。
ティーン男子たちの恋バナを描いた可愛いお話だし、高スペック攻めに愛される平凡受けは私のストライクゾーンでもありますが、設定も展開も良くも悪くも王道すぎて、すみません…普通の話だったなというのが読後の印象です。最後まで既定路線を外さずに終了したのも少し物足りずでした。
もしこれが続編があるとかならまだこの収まり方に満足もできますが……。(あとがきに、いつか書けたら…とあったので可能性はなくもないのかな)

とりあえず、"完結した作品"という意味では「萌」評価にしました。
これからが面白くなっていきそうな余白を埋められきれていないのは素直に残念。しかもかぶと合わせまでいくなら、もうその先まで秒読みだよね?っていうところの、もう少し進展して欲しい期待感も少々不完全燃焼でした。
かなり重めの執着攻めが、ここまできたらエッチせずに満足できるわきゃない…しかも煩悩まみれの高校男子がだよ?というのが私のBLの持論です(笑)じっくりゆっくりタイプの慎重攻めも中にはいるけど、真矢は明らかにそのタイプじゃないので、その重さと溺愛で、更に言うならヤンデレ発動でもっともっと望を翻弄してくれたらわたし的にはGOODでした^ ^

一緒に青春してくれる相手は最初から決まってたんだね

Qpaレーベルさんの作品というと、濃厚甘エッチのパンチがガツーンとくるものが多い印象ですが、この作品はエロよりもどちらかというとストーリー重視。嫉妬やすれ違いに心が揺れる2人の恋愛が丁寧に描かれており、男子高校生らしい青春の甘酸っぱさや、不慣れな恋愛にモダつく様子2人がとても初々しく映し出されていた作品でした^ ^

ゲイのイケメンくんと、彼女欲しいノンケくんがどんどんお互いに惹かれ合っていく姿が何と言っても読み欲をそそりますね!一見すると恋愛対象にも入らないタイプ同士なのに、お互いに恋愛的な意味で好意を抱いていく恋愛模様は不器用さも相まって可愛いらしいです(*´︶`*)
朝陽からのキスに絆され、意識していく善の心の揺れ動きが大きな見どころなっていて、朝陽の行動に心を掻き乱されながらも自分の気持ちに向き合っていく善から目が離せずにいました。
朝陽も朝陽で、善にアピールしてるくせに、大事なところで一歩引いたりと、こちらも恋愛にはどこまでも不器用くん。イケメンなのに遊んでなくて、純情でピュアなキャラクターは好感度大でした。

思ってることを伝えたりするのが苦手同士の2人の恋愛は、うまいこと気持ちが噛み合わずに焦れちゃうシーンが多々出てきますが、恋愛自体がハジメテ同士で、しかも高校生とあればそれもまたリアルなのかなと。いっぱい悩み、胸の痛みに苦しみながら、ちゃんと答えを出していく彼らの恋の成長力をとことん楽しみました( ´▽`)

恋人になるまでにとどまらず、恋人になってからの想い合いやすれ違いにも触れるストーリーにも大満足。関西弁のノリの良さも面白くて、ベッドシーンの甘さも文句なしでした!

たくさんの可愛いとピュアな恋模様を、心ゆくまで味わってくださいね♪

勘違いが巻き起こすコミカルラブリーなビタミンBL

ちふゆ先生のハイテンションラブコメ、今作も最高にキてますね!
はちゃめちゃに楽しませてもらいました!ヽ(´▽`)/

読むだけで一気に元気になれるビタミンBLな作品です。
落ち込んだとき、元気をもらいたいとき、糖度を発するとき……そんなときにぜひオススメしたい逸品なのは間違いなし。ビジュアルとキャラクターのメロさはもちろん、思わず笑いが込み上げてくるワードチョイスはちふゆ先生ワールドが大大大炸裂でした。
コミカルに動き回る物語のテンポの良さも、クセのある2人のキャラクターも、思い込みを助長する言葉遊びも、万能まみれの脳内ボイスも、全てが大ヒット!家政婦としてやってきた花暖を妻だと思っている若宮のあり得ない勘違いから、2人の恋愛がチグハグに展開していくストーリーがこの作品の味わいでしょう^ ^

陽気なギャル男子・花暖との真逆なタイプがより面白さを加速させていて、お互いの気持ちは通い合っていないけど深いところでは不思議と通い合っている相性の良さに終始ニヤニヤ……( ´∀`) すごくラブラブなのに、両片想いのムズ痒さがちょっとピリ辛なアクセントになってるのも良かったです。

ちょっとだけ気になったのは、若宮は陰キャアピールがすごいのに、自分の素材をよく見せるのが何故か上手いこと。艶やかな長髪と、程よく手入れされた身だしなみ、洗練された服装…ダサさが1ミリもなく、どうみても上級者枠です(笑)
自分で言うほど陰キャになりきれてない若宮の自己評価とは裏腹に、若宮のビジュ圧にドキドキする花暖の熱視線との対照感は、楽しい可愛いメロポイントでした♪

花暖が若宮の嫁ではないことがついに明かされてからは切なさを帯びる一幕もありましたが、基本的には明るく楽しめる作品です。
2人の可愛さやエロさをたくさん味わって、恋の萌えみに溺れましょう!

虎谷の心の痛みを和らげてくれる恋人の存在がどこまでも温かい

む?( ̄^ ̄)

せっかくの2人の上野動物園デートだったのに、ヤな奴出てきて萎え……
過去に虎谷をなじった大学の先輩・森。去り際にちょっと目が合ったときに言ったセリフ、奴は何を言ったんだろう。多分あの感じだとロクでもないことを言ったに違いないと思うけど、すごい感じの悪い雰囲気でした。しかも森の隣にいるのは三木じゃなかった……結局別れるんなら、三木がついた酷い嘘はなんだったの?
急に過去回想で登場してきた森と三木ペアだけど、速攻でブラックリスト入り決定でした。

だけどこれから虎谷との絡みがありそうでめちゃ気になります。
動物園デートの満足度が森のせいで若干盛り下がってしまったというのに、今後も虎谷に絡むのなら許しちゃおけません。しかし、何だか自分本意の厄介そうな男なので、この巻のみの登場でご勘弁頂きたいところですね。

虎谷の過去はこれまで知らず存ぜずでしたが、自分の好きなものを素直に言えない裏にはあんなにも悲しいトラウマがあったとは思いませんでした。ただ、虎谷の暗い過去に触れ、犀川が虎谷自身のことも虎谷の趣味も、全てを肯定してくれる愛の深さには胸がジンワリ。虎谷をたくさん溺愛してくれる犀川が本当に頼もしいです。

そんな犀川なので、可愛い下着を身につけた虎谷を愛でる攻め力も極上でした。ベッドシーンは特にエロチックでドキドキの甘さです!!
虎谷のお尻と股間周りをエレガントに装飾するレーシーな下着が虎谷の色香を助長。エロスの香りに包まれながら愛し合う恋人たちの戯れに今巻も浸りました。犀川が虎谷の痛みを和らげてくれる温かい存在で良かったです(*´︶`*)

なのに、あの最後は一体……
人材不足と人手不足な上に、多忙を極める犀川に更に追い討ちをかける会社が鬼すぎる。何だか胸騒ぎがするラストでしたが、このことが2人の関係に今後どう響いていくのか見ものです。
不安もあるけど楽しみもいっぱいな次巻が楽しみです!

森暮らしの公子はトンデもない逸材でした

名倉先生が描く健気受けは、ホンッットに最高ですね( ´∀`)
こんなに健気な子が、こんなに可愛らしい子が、こんなに才能がある子が……と、エリオットの魅力に虜になりっぱなしでした!

継母に命を狙われ、森での暮らしを余儀なくされた公爵令息・エリオットの逞しく生きる力にただただ脱帽。ハッキリ言って攻めのアレクサンダーが霞むほどのオットコマエキャラだと思います。
最初に出会ったときのアレクサンダーの悪態からしても、人間力的にもエリオットの方が遥かに上。甘ったれの王子様の情けないところ、だらしないところ、こんなにも攻め役より受け役の方が素敵に描かれているのも珍しいかと(笑)
アレクサンダーよりも惚れどころの多いストーリーがめちゃくちゃ面白かったです!

戦うスキル、狩りに長けた能力、薬草の知識、自給自足が染み付いた倹約の精神……エリオットが置かれた8年間は確かに苦労が多いですが、この国の上位貴族として平民の目線で色んな角度から見ることができたり、経験することができたのは彼の大きな糧になったと思います。
確かに命を狙われなければ…公爵の屋敷を追われなければ、エリオットは公爵令息として華々しく社交界デビューもしていただろうし、貴族子息らしくハイソサエティな生活を送っていたことでしょう。
そんな立場でアレクサンダーと出会っていても、ただの公爵令息の1人としてしか認識されていなかったのはほぼ確定です。だって、アレクサンダーが惹かれたのは森の中で強く逞しく生活を送るエリオットそのものですから^ ^

エリオットが昼食のために目の前ですぐさま鳥を狩り、その場で血抜き処理、食事まで手際よくこさえたのを見て目を丸くするアレクサンダーと従者の姿は愉快でした。特に笑いを誘うようなひとコマじゃないんだけど、その情景を思い描くと何となくコミカルな風合いに感じてしまうシーン描写が、やっぱり名倉先生のすごいところだと思います♪
健気受けはBL界にたくさんいますが、エリオットは不憫で可哀想という第一印象より、凄い!カッコいい!が最初にきます。森暮らしに適応している彼のあらゆる才能が最高に素敵でした!!( ´∀`)!!

少し気になったところと言えば、タイトルにもある継母のこと。彼女は安定の悪女で、確かに断罪されてしかるべき女性でしたが、"継母"という存在の大きさが想像より小ぢんまりとしていたのが少し勿体なかったかな。
ヴィラン並みのインパクトほどはなくとも、継母視点をちょこちょこ織り交ぜながら展開していたら彼女の邪悪さが際立ち、エリオットの置かれた状況の大変さがより強く映ったかも?なんて思ったりもしました。継母の脅威を感じているとはいえ、森の暮らしが比較的安定していたように見えていたので。。。

とは言え、それなりの身分のあるワケアリ男子が森の中にひっそりと住み、しかも王子様に発見されるというシチュエーションが何となく白雪姫っぽさを想起させたこともあってか、おとぎ話のようなワクワクドキドキ感に包まれた読後感でした。
アレクサンダーの身の回りのゆるさが王道の王子像じゃないのも良かった。エリオットに絆され感化されながら性根が矯正されていく側面も面白く、最後までエリオットにメロメロになっている王子様の溺愛リスペクトを存分に楽しみました♪( ´▽`)

ナチュラルにイチャイチャしまくる2人が激萌えすぎる

「別れてやらない!」のタイトルが1巻のときのまんまで、付き合って超絶ラブラブしてる2人にはあまりしっくりこなくなってるのが嬉しい変化だなぁとしみじみと浸っております( ´∀`)

わたし的にはこの4巻が一番好きです。
今までは友人やクラメイトたちを巻き込んだラブコメ感が強く、周りのギャラリーあってのわちゃわちゃ交際劇って感じでしたが、夏休みに入って2人だけでいる時間がぐっと増え、文屋と秋良の恋愛模様をじっくりと眺めることができたのが何だか新鮮に感じました。
あ、でも夏休み前のテスト勉強のときは、友人ズとの絡みがちょっとあるので、そこはいつもの見慣れたわちゃわちゃコメディです。
ただですねーーー……( ̄∀ ̄)

甘さがレ・ベ・チ!!

3巻でやっとエッチに至ったからか、4巻は2人のラブみが初っ端から糖度増し増しでございます。エッチのハードルも下がり、キスもいっぱい、ベッドシーンもそれなりにある今巻は、それまでとは見る景色が格段に甘いのでニヤニヤにご注意下さいね。
更に嬉しいことには、秋良からのモーションも結構あって、文屋→→→♡←秋良の熱量だったのが今や同じくらい…いや、見方によっては秋良の方が文屋の方が大好きなんじゃん?と思うシーンも多々確認できます。テスト勉強で禁欲を言い渡した秋良本人が、我慢できずにその約束を破ってしまうというまさかの展開には、文屋だけじゃなく私もヒャッッッホウでした!(笑)

ラブラブな側面もあれば、恋人関係を家族にカミングアウトする一幕には緊張感が走る側面もあり、2人の関係が周囲に大きく認知されていくことが今後この作品にとって何を意味するのか、今はまだその意味を図りかねています。
何となくしんみりとしたカタチで「To be continued」で終わってしまったのが気がかりではありますが、5巻はまたいつもの明るい2人の姿が見れるといいなと願っています^ ^

弱気になるのも本気の証拠

表紙の服を見てもしかして……と思っていたら、はやり最終巻でした。
「理想的恋愛の条件」もトータルにして4巻目。これまで色々とありましたが、完結と聞くと何だか感慨深いものがありますね。
2人を見守る視線もつい熱くなりました^ ^

指輪を渡す意味を考えて揺れに揺れ動く4巻。
これまでは第三者がいて、嫉妬やすれ違いで物語が大きく動くのがメインでしたが、今巻は2人の問題がメイン。といってもほぼ瑛二のヘタレが原因で、指輪を白兎に贈ることに迷いを見せる瑛二の心境をベースに物語が動きます。

正直、姉にちょーっと言われるくらいで今更揺らぐなよ、オイ。と思わなくもなかったですが、白兎のことはお互いの家族ともすっかり公認だし、指輪を贈る=実質的な生涯のパートナーとなることはつまり家族の枠組みに入れちゃうこと。それはつまり、伴侶的なことも意味するし、お互いの人生に干渉し責任を負うことにも繋がります。

たかが指輪、されど指輪。
リング1つに背負わせる重みを考えると、瑛二が不安になってしまうのも分からなくもないですが、指輪は2人で嵌めるもので、何を1人で抱えちゃってるのかと、白兎の気持ちを置き去りにするんじゃねーーー!と、瑛二に喝です。
過去の恋愛のトラウマもあるかもしれないけど、あのときのオンナと白兎は違うし、白兎のことをもっと頼って信じて欲しかったです。指輪の存在が白兎を傷付けてしまうかもしれないと恐れる気持ちは、白兎を思いやってるようでそれは思いやりではなくただ不安にさせてるだけって気付けっての。

不安ならその気持ちをどんどん話しちゃえばいいじゃん、だって"パートナー"なんだから。
思ってることを相方に話さなくて悶々としてるところ、姉弟そっくりだなぁと思いました( ̄^ ̄)

でも裏を返せば、ここ一番の大事なステージでヘタレになるのが本気の証ってことなんだと思います。
仕事では即断即決の鬼編集の瑛二がこんなにも弱気になるなんて、白兎への愛がいかに深いかをぜひ最後までお見届け下さいね^ ^

もちろん白兎も瑛二への愛が深く、白兎の真っ直ぐな素直さは頼もしかったです。
お互いの相愛感にたっぷりと浸って圧倒的満足の見納め巻でした!

同じ志を抱くもの同士の蜜約

立場上または国の制度上、大っぴらに交際宣言ができない2人だけど、国に忠誠を捧げることで愛を深め合う姿は献身的で盲目的で、もはや誰にも入り込めない2人だけの固い絆を強く感じるところでした。

お互いの存在を唯一無二としながらも、優先するべきは国というストイックな姿勢は全くもって彼ららしいですね。施政者の立場として、または王に仕える従順な騎士として、いざというときは公私を切り分けられる気構えをお互いに共有しあっているのも2人の特別感を一層引き立てています。

ハイエナのようにアプローチしてくるにわか令嬢たちなんてお呼びじゃありません!
見てくれとカッコ良さでキャピキャピする女子たちは、2人がどんな思いでこの国を改革してきたか分からないでしょう。ミーハー女子さんは速やかにご退場願います^ ^
心と心ではお互いが特別な存在だと認識し合っている2人の強力なサポーターたちが側近として控えてるのも心強いですね。
ニコルとエレナ、ドミニコ隊長には彼らの恋仲がバレバレで、援護射撃をブッ放すエレナのひとことには笑っちゃいました♪(確かにフェルノは美人!)

公式にパートナーだと宣言できずとも、それが残念だと思わないくらいの愛のカタチが2人にはある。互いを支え合う行動がさえブレていなければどんな形式でも2人は満足なのかもしれません。
心の中で結婚の契りを交わし合う彼らの蜜約が永遠に続くことを願っています。

初恋と運命の恋愛方程式が導き出した答えとは?

ホンッッッッットにもう可愛くて、何万回でも"Good"ボタンを連打したい!!
初恋と運命の掛け算式が展開していく2人の恋愛方程式に終始釘付けでした♪( ´∀`)

10年の時を経て結ばれる運命の恋物語は、萌え度100万点のドキドキがたっぷり。
誘拐男たちから救ってくれた小さなヒーロー、幼き心に芽生えた初恋、10年後の再会、同じ高校の先輩後輩、押しカプ(攻め)…そこに透が腐男子化した理由や、カッコよくなった仁木の成長変化のエッセンスが加わると、点と点とが全て繋がり「運命」の線となって彼らの恋愛を大いに盛り上げます。

特にキラキライケメンに変貌した仁木の透への猛プッシュには参りました。
分かりやすいアプローチは安定の頼もしさで、萌えゴコロにブッ刺さる初恋の尊みに何度脈拍が乱れまくったか分かりません(笑)
透しか見えていない仁木の一途さが一生懸命で、拗らせ初恋のコミカルな求愛が普段のクールなギャップと相まってめちゃくちゃに面白い♪推しからの急な愛の告白に戸惑う透との掛け合いとも併せてご注目頂きたいなと思います。

小さくて可愛かった初恋のあの子が、まさか自分が推してるカップル(攻め側)とは思わず、壁で見守っていた側から急に推しから熱烈に愛されるヒロインへと押し上げられていく透の気持ちの揺れ動きは一番の見どころではないでしょうか。推し心なのか恋心なのか曖昧なラインでモダつきながらも、きちんと自分の感情に答えを出していく透の想いを見届ける応援にも力が入りました。

軽めのキスをちょんとして終わった2人のラブはまだまだ余白が多く、今後の伸び代に期待大の恋愛模様です。
仁木の求愛の熱量にはまだまだ及ばずの透の愛ですが、今はまだそのレベルでもいつか仁木と同じくらいの愛の重さをボコボコにぶつけて欲しいと願っていますヽ(´▽`)/

続編もあるといいな♪