最初タイトルだけ見たとき、作業着男子のアンソロジー作品かと思いました。
普段アンソロジー系は読まない私ですが、1巻の巻数表記が気になって試し読みをしたらめっちゃ良くて速攻でポチッ。結果アンソロジーじゃなかった試し読みのその先は、ハッキリ言って想像以上のストーリーが広がっていました。
あらすじや試し読みだけでは分からない作品の見どころや奥深さ、エモさがいっぱい詰まった作品です。ぶっちゃけ、「作業着男子」のタイトルが多少浮いてる気がしなくもなかったです(笑)
建設作業現場がメインの舞台ということもあり、お仕事BLとしてもしっかりと楽しめるのも素晴らしいポイントでした。
ガテン系の男子たちを愛で楽しむだけのストーリーじゃないんです!(←ココ強調)
作業現場のリアルと細やかな専門業界のアプローチ、ウェアや装具の作画に至るまで作者さんの強いこだわりを感じるほどでした。
作業着をカッコよく着こなす男たちの汗と匂いがぶつかる世界観に酔いしれつつ、悠臣と雪斗のロマンスを期待せずにはいられません。だけど、その一方で雪斗が元カレを思い出す切ない心理描写もめちゃくちゃ響くんです。
雪斗と元カレが別れた破局エピソードが超泣ける……
ガテン系男子にウハウハする余裕などない物語の重みに、ガッツリ心を掴まれてしまいました。
実は2話までしか収録されておらず、まだ恋愛の"れ"も始まってない2人の距離ですが、それでも物足りないとは1ミリも思わなかったです。それくらい良かった。
描き下ろしの雪斗の初恋のお話は本編とは関わりないお話だけど、このエピソードもこれまた最上級に泣けます。(2回目)
この一冊を読んだだけで、雪斗の恋を全力で応援したくなること間違いなしだと思います。とにかく雪斗には幸せになってもらいたい、ただそれだけです。
この作品のことを調べてみると、実はpixivの方で掲載されているとのこと。早速覗いてきましたが、ヤバ最高です……!!(*´∀`*)
2巻を読むのが俄然楽しみになってきました。
恋愛の進みとしてはゆっくりめですが、丁寧なストーリー運びは好印象です。焦らず2人の恋愛模様を最後まで見届けていきたいと思います。
甘くて楽しい、そして少し切ないストーリーを織り交ぜて多くの読者を魅了していくあめきり先生ですが、小冊子にまとまったこちらの番外篇のエピソード集も素晴らしかったです。
番外編というと別腹という感じですが、4つのエピソードが1つになると途端にメインの存在感。あまあまで始まり、コミカルで繋ぎ、切なくしっとりで締めるストーリー構成が見事でした。
恋人同士の時間を始め、学園のイベント、親への挨拶といった2人を取り巻く人たちとの絡みもストーリーの盛り上げ要素です。
春虎と恋人同士になったことで、毎日を楽しく過ごすスイの日々の充実が、この短編を通してたくさん伝わってくるのがすんごい良かった。どのお話も素敵なものばかりで、春虎のスイ大好きが底なし沼なのが笑えました。
春虎はずっとこのままでいて欲しい(笑)春虎に翻弄されて赤面と泣き顔になるスイの可愛い顔をたくさん引き出してもらいたいです。
先輩後輩であり、ルームメイトであり、恋人同士でもある春虎とスイの関係性から繰り広げられていく恋愛ドラマに癒された小冊子でした。
もっともっと2人のエピソードを切望します♪
ニンニンの腹に垂れたアイスはめちゃくちゃ扇状的だけど、それを舐めとるヒカルの恍惚の表情もまたこの上なくエロい。
ヒカルは丁度シャワーから上がったところなので、おそらく事後のワンシーンだと思われますが、ニシシ…( ̄∀ ̄) こりゃまた第二ラウンド(もしかすると第三・第四かもしれないけど 笑)が始まりそうなラブの予感に、フォッフォッフォッが止まりませんでした!
イチャイチャに突入する導入部のみということもあり、寸止め感は多少あるかな。その先の時間は読者個々人の脳内妄想で収めるしかないですが、それでも忍とヒカルの甘いひとときを堪能できて満足な特典小冊子でした^ ^
アイスが甘いのか、それとも2人の空気が甘いのか?
その答えをぜひ確かめてくださいね♪
……うん、とりあえずこの国がどうしようもないのだけは分かった。
氷の魔術師がいわく付きだとしてもだ。魔獣退治に駆り出して酷使した上、感謝の気持ちもが1ミリもなく、そればかりか処刑のきっかけを狙ってノクトがボロを出すのを待ってる国家って一体どうなってんの?
ノクトが魔獣を退治すれば、その手柄は国のもので、逆に失敗すればノクト個人の責任になるという理不尽さ。過去の氷の魔術師たちの悪評がノクトに背負わされて、失敗が許されない立場で常に前線に駆り出される国の無慈悲な扱いに辟易しました。
王宮に管理・監視されて自由のないノクトへの仕打ちは、まるで犯罪人扱いのようで最悪も最悪ですが、ノクト自身大きな魔力を使うと自分自身の身体に大きな負担になってのたうち回る副作用もまた最悪。すごい酷な運命を背負わされた主人公だなぁと心が痛かったけど、ノクトが孤児院で弟のように可愛がっていたセスとの再会で(当然イケメンとなって登場)、孤独な痛みが癒しへとシフトしていく救済エンドには拍手を送りました^ ^
そんなセスとの再会ラブは、弟のような存在だったところからの意識変化が見どころです。ノクトへの片思いを拗らせたセスの欲情をキッカケに、セスへの想いを開花させていく恋模様の行方を見届けていきましょう。
立派な騎士となってノクトの前に現れたセスの登場は偶然の再会ではなく、虎視眈々とノクトとの再会を狙っていたセスの執着にぜひ注目しながら読んで下さいね。
ラブ展開の道のりだけではなく、後半辺りからノクトへの理解者が増えて形勢が変わってくるのも楽しい読後感に繋がりました。
ただ。これまで国がしてきたノクトへの不誠実な対応が、周りの説得でどうにかなるものだったのかと思うと何だかスッキリしない。人権もない生活の強制、名誉毀損、風評被害に危険労働への駆り出しなどなど……国の功労者に対してまぁ酷いもんですわ。
王太子はマトモな人だったので、早く代替わりした方が良さそう。
ひとりぼっちだったノクトが最後にはセスや魔術師の仲間たちとワチャワチャにまみれて結構充実した日々を送っている姿にホッとしました。
セスとのラブ成就だけじゃなく、周りに忌み嫌われる存在ではなくなって枷のない自由な生活を獲得できたこともまたノクトにとっての幸せになったと思います。
失われた10年の時間を取り戻すべく、2人にはめいっぱい幸せになって欲しいです^ ^
オメガバースにはまだこんなにも未知数の面白さがあったのかと、ただただ感動……
BL界を元気にさせる珠玉の一冊、ここにありです♪
オメガバースといえば、差別、蔑視、虐待、慰み者……といったΩの社会的弱者の立ち位置を強調した痛い描写がお馴染みですが、この作品は全く違います。
まず、シバ犬のかわいさにコロッとやられます。
シバ犬のモフモフにモフッと癒されます。
シバ犬発のシバギャグに腹が捩れます。
ほんの少しだけ、Ωの神戸の切ない心情が見えるシーンもありますが、ほぼほぼ笑いと癒しとラブラブで満たされたスマイル&スイートな恋模様です。
とにかく人智を超えたギャグセンスは素晴らしいのひと言で、作者さんのエンターテイメントセンスは天才だと思いました( ´∀`)
因みにシバ犬化するのはαの芦名だけ。先祖がえりでちょくちょくヒト化したり、シバ化したりと忙しいですが、くるくる変わる姿形のおかげで笑いと癒しを根こそぎ掻っ攫っていきます。
オメガバースで獣化する作品はよく見かけるけど、αなら狼とか竜とかのカッコいい系のケモノに変身することが多い中で、シバ犬というどちらかというと可愛い寄りの動物にスポットを当てた絶妙なチョイスがGOOD。
シバ犬スパダリαとタチ専ツンデレΩとの恋愛のかけ算は、ギャグあり、甘々あり、切なさあり、お涙ありの色んな感情を味わうことができた極上の世界でした。
シバ化したり人型になったりと忙しいαの芦名に激しく求愛される神戸の絆されストーリーにぜひ酔いしれて下さいね。
芦名との出会いにより、自分のΩ性を自認することになった神戸の心と身体の救済の側面にも注目しながら読むと、ただ面白いだけのストーリーだけではないことが分かると思います。
Ω相手にタチ専ばかりしてきた神戸が初めて味わう抱かれる側の幸せや、身体の悦びを知っていくシーンはホロッときた瞬間です。Ωらしくない見た目や体質で、これまでどれだけ我慢して、自分を偽って傷付いてきたんだろうと思うと、やるせない思いでいっぱいでした。
芦名と神戸には「運命」に繋がる過去が実は隠されていて、そんなところも良き読後感に繋がりました。
基本的にはギャグ感満載の作品ですが、心情描写にグッとくるシーンも盛り込まれていて、トータルバランス力とストーリーの読み応えがとにかく素晴らしかったです。
可愛くて楽しくて面白い。心踊る最高最強の作品でした!
BL小説における、死に戻り(タイムリープともいう)ストーリーの市場は本当に活気があってアツいですね。
時代もの現代もの問わずに、断罪ルートから巻き戻るもの、何らかのトリガーが働いて巻き戻るもの、不慮の事故から巻き戻るもの等々……死をきっかけとした人生やり直しストーリーのバラエティに富んだ面白さは底なしだと思います^ ^
数多ある死に戻り系のストーリーの中、こちらの作品は現代もので、かつ切ない系の物語です。オメガバース設定や思い違いの恋愛模様に加え、シリアスな事件までもが複雑に絡み合いながら、どんどん引き込ませていく読み応えはすごかったです。
……最後なんてね、泣いちゃいました。
物語の冒頭と物語の最後が、ここでこう繋がっていくのかと。三間と夏希の物語でありながらも、まだ姿の見えないちっちゃな第三者の存在によって2人が惹かれ合っていくのはもちろん、親と子のささやかな幸せが刻み込まれたラストエンドには涙が溢れて止まりませんでした。
夏希の一度目の人生ターンと二度目の人生ターン。
三間の一度目の人生ターンと二度目の人生ターン。
単純に考えて、この物語には2人×2つの人生ターンが交錯しており、彼らの視点と時間軸で感じる思いが異なるのが見どころでしょう。
一度目は幸せといえるような人生ではなかった。
でも二度目はそんな終わりにならないように色んな可能性から逃げた。
死に戻った結果、夏希は何者かに殺されたかつての人生ルートから逃げるように三間を避けるようになるけど、三間がそうはさせてはくれません。
明らかに変わった三間の自分に対する態度の違いに戸惑いつつも、三間に惹かれずにはいられない夏希の静かな恋心は恋愛ターンの1番の見せ場です。夏希に執着してる三間の態度にも同じく注目です^ ^
三間のそうした執着の謎は、この物語の大きな軸となります。
一度目とは違う態度変化の理由は何なのか。また、死にゆくときに聞いた子どもの声が意味するものは何なのか。また、自分をあのとき殺した犯人は誰なのか。。。
犯人は三間だと思っていたことの疑惑が解け、新たな犯人が判明していく一連の謎解き展開は全く目が離せないドキドキとハラハラの嵐でした。
恋愛や事件、そして俳優という仕事のこと。じっくりと丁寧に進むストーリーがあってこその涙と感動の物語でした。
やはりこの物語のキーマンは、三間と夏希の2人の子どもではないでしょうか。恋人同士だったわけでも好き合っていたわけでもなく、突発的な発情期で授かった命の種のおかげで踏ん張れたことがたくさんあったと思います。
未来のパパとママのためにあるべき方向へと導く小さな存在は、正真正銘2人の恋のキューピット。時を超えて結ばれる家族の絆の深さに心打たれて、素晴らしい感動の余韻に満たされました。
死に戻りに期待するものは、回避かそれとも希望か……
一度目の人生のようにならないために逃げることを選択した夏希と、新たな希望を追い求めた三間とではやり直しに向けるベクトルが違っており、そうしたところに注目しながら、彼らの思いや行動を最後まで見守って欲しいなと思います。
始まりの方から話の終わりが何となく見えてしまって、もう一捻り、もう一展開あって欲しかったなというのが読後すぐの感想です。
良くも悪くも不憫受けの古典的スタイルの作品かなと思います。
忌み子と呼ばれた王子・カノンが、不吉の象徴である金眼を持って生まれてきたことから幽閉生活を強いられるという、初っ端からハードな不憫っぷり。父や兄からは見向きもされず、世話人からは意地悪をされる孤独な生活の中、唯一味方であった母親が亡くなって処刑宣告を受けてしまいます。
が、運良く助かり通りがかりの人狼族の長に拾われて(当然ながらイケメン)、過去の傷を癒しながら2人は良い感じの関係なっていく。……まぁ、忌み子系不憫ストーリーにはよくある感じのお話です。
相思相愛の関係なのに主人公のネガティブ思考で、一方的な別れを決意したりと先々の展開的にもなんやかんやあったりします。不憫受け・健気受けのフォーマットに則って作られたかのような王道の展開は、先の出方が読めるぶん安心して読めましたが、個人的はもっとワクワク感が欲しいとこ。個人的にはハラハラドキドキの感情をあまり抱くことなく、サクサクと読めてしまいました。
設定以上に期待できるプラスアルファがなかったのは非常に勿体ないと思いました。
物語の広がりや深まりがもっと期待できる余地があるのに、こじんまりと終わってしまった感じがしなくもない。例えば、カノンの父親が治める人族の国については、スルーで終わって欲しくなかったことの1つです。ギャフン展開含めカノンに酷い仕打ちをしてきた報いが、彼の国に少しでもあったら良かったのに。
結局カノンの処刑を申し遣わせたのは、国家としての判断なのか父としての判断なのかも曖昧で、家族の情の部分は母親のみだったのが物足りなかったですね。父と兄のカノンへの直接的な感情にも出来たら触れて欲しかったなと思いました。
とはいえ、スタンダードなストーリーは分かりやすく、また攻めのイザナ安心安定の溺愛はグッジョブでした。異種族の禁断の恋ムーブもあり、恋愛的にも見どころ良しの物語です。
初心者さんには入りやすく、話が錯綜していない、ややこしくない、キャラの立ち位置が分かりやすい、登場人物の名前が読みやすいなどなど、読みやすさの部分ではとても良い作品だと思うので、気になっている方…特に不憫受けストーリーが好きな方にはおすすめです^ ^
真木が"新人キラー"と呼ばれる理由……ええもう激しく納得でした!( ´∀`)
一見クールで冷たそうなのに、時おり見せるふとしたデレとのギャップはズルい(笑)美人で仕事が出来て色気があって、そんな先輩との2人だけの部署とあらば皆が好きになっちゃうのも分かる気がします。
そんな真木の後継として新たに配属された片桐は、過去最速で真木に告白してきたシゴデキの後輩です。イケメンの優男で、すごく惚れっぽいチャラ男かと思いきや、一年前から真木のことを好きだったという一途攻め。真木とのチームワークも完璧で、内から外から真木の心を掴む魅力に長けたキャラクターが大変好印象でした^ ^
片桐からの猛烈プッシュに押されていくにつれ、真木の別の一面がどんどん露わになっていく恋愛模様にキュンが止まらなかったです。
寝ぼけて甘えちゃうところ、天然で可愛いところ、私生活はちょっと抜けてるところ…表情や行動全てが愛くるしい生き物と化していました。実は過去に悲しい経験を背負っていたりもして、真木というキャラクターの深い部分にどんどん迫っていくと、実は繊細で弱さを秘めているんですよね。
真木の全てを片桐が受け止め、そしてまったりと癒してくれる包容力は攻めスキルとして申し分なし。片桐に甘え倒す真木の幸せそうな姿は最高の眺めでした。
恋人になってからの2人の甘さは格別で、ベッドシーンを含めてめちゃくちゃ良かったです。
切なめのシーンもあれば、コミカルなシーンもあり、ストーリーのトータルバランスの良さも私の好みドンピシャでした。
いつか2人で独立する日がくるといいな^ ^
彼らの先の未来を予想して、物語の余韻にいつまでも浸っています。
2巻も岡本の熱烈アプローチで賑やかに始まりました^ ^
完結編ということなので、……はい。篠原が岡本の手にオチたかオチなかったのかの答えが全て決まります。
教師と生徒のBLなら、多少禁断のエロスが香りそうなものですが、この作品はいつも第三者の声がどこかしら聞こえてきて非常に賑やか。岡本の周りを取り囲むキャピキャピ女子たち、岡本をライバル視するヤンキー、篠原の恩師に、岡本のオジイなどなど、みな個性的なキャラが光っていて、直接的に恋愛には関わってこないけど、2人の恋愛の進みに彩りを添えてくれる面々です。
外野メンバーの雑音を聞きながら、少しずつ距離が縮まっていく2人の恋愛を見守るのはとても楽しかったです^ ^
ただなぁ……
教師としての立場上、一人の生徒だけを特別扱い出来ない葛藤から距離をとってしまったのは仕方ないことだけど、何もあんな風にいきなり冷たくしなくても良いじゃんね、と篠原のあからさまなや拒否姿勢にはうーん…でした。
そうしてる時点で思いっきり岡本を意識してることのサインなんですけどね。突き離すような態度も本意ではないと分かっていただけに、最後は自分の気持ちに素直になってくれて良かったです。
2人の関係が皆に知られているわけでもないけど、最後まで明るい学園のワチャワチャとした雰囲気は2人の恋愛を応援されているような感じがしてホッコリとしました。
岡本だけが一方的に熱を上げてるわけじゃなく、ちゃんと篠原も岡本のことを想っていることが分かる相思相愛の関係もますます良き読後感に繋がりました(*´∀`*)
ほぉぉぉ……( ´∀`)
相変わらずラブラブいっぱいで、甘い景色をたくさん見せてくれてありがとうの3巻でした。
基本的にはパートナーとして成熟した2人が楽しめます。
もちろんベッドシーンも多いです。(←ココ大事 笑)
お互いの愛を確かめ合ったり、言葉や態度で熱烈な想いを伝え合ったりもします。
つまり、めっちゃ最高ということです^ ^
正直、これだけ相思相愛の関係であれば不安になるポイントなど何もないのに、なぜかネガティブ思考になっちゃうのは、それだけアンナにとってみつると情を交わし合っているひとときが幸せすぎるからでしょうか。
みつるを愛すれば愛するほど臆病になったり不安を抱いたり……自分の愛がみつるを縛り付けているのではと考えるのは見当違いもいいとこなんですが、みつるの気持ちを知って不安が安心に変わった瞬間、彼らは本当の意味での唯一無二のパートナーになったように思いました。
アンナがみつるの心の中を除くことができれば、アンナのモヤモヤ感情も一発でクリアになるんですけどね。みつるがあまり自分の感情を隠すタイプでなくて良かったです^ ^
愛情表現が豊かで、アンナの欲しい答えを言葉や態度で示してくれるみつるは、アンナがこの世で最も愛する最高の恋人。みつるの素直で無邪気なところは、読者の私にとっても安心できる素敵で可愛い存在でした♪
今巻はバイター事件の真相を追うオッチャンに目をつけられて、2人共に少々厄介な展開になったりしますが、このバイターオタクのオッチャンは描き下ろしでいい味出してくるので個人的には注目キャラです。
面白さや楽しさに際限のないストーリーは、3巻も衰え知らずで大満足でした!ヽ(´▽`)/