ちろこさんのマイページ

レビューした作品

PREMIUM レビューアー

女性ちろこさん

レビュー数564

ポイント数7220

今年度3位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

"失敗してもいい"と思える恋愛はホンモノだと思うに一票

本格的な同棲の前段階とはいえ、期間限定の同棲生活は、2人の恋人らしい色んな姿を見ることができて何だか新鮮でした^ ^
身体の関係から入っただけに、恋人っぽい時間の過ごし方はほぼベッドの上限定でしたが、それはセフレ関係ゆえのこと。セックス無しで日常の時間をゆったりと過ごす機会なんて梶と深見にはそうそうありませんでしたが、さすが恋人同士はステージが違いますね。甘さ増し増しです!

家に帰ったら深見がいる。
深見が行ってらっしゃいのキスをする。
深見が梶にお弁当を作ってくれる。
仕事を見送ってくれる。

ちょ…ちょっと待てくれーい…(//∇//)
何この同棲生活にしっくりきてる馴染み感。弾丸で同棲生活を始めたにしては、深見の良き嫁ムーブがすごいのですが(笑)
しかも、無理してる風じゃないんですよね。見知らぬ土地で不慣れだろうに、梶の生活圏にスッと溶け込んで、しかも梶のハートをガッチリ掴んでいく手腕…さすが深見です。深見との新生活にデレまくっている梶の浮き足だった姿にニヤニヤでした。

もちろん。いいところだけじゃなく、ちょっとしたすれ違いや嫉妬なんかもあったりもするけど、こうした衝突や摩擦は恋人同士の関係の醍醐味でしょう。
セフレだと、恋愛の面倒なところはスルー出来てある意味好都合な関係でしたが、恋愛中の恋人同士だとそうはいきません。なので、梶と深見が正面からぶつかり合って、素直に自分の気持ちを吐き出す姿を見てると、2人がちゃんと恋人同士であることを実感できてすごく嬉しい(*´︶`*)
"梶とだから失敗してもいいかな"なんて、すごい熱烈な告白ですよね。
"この人と幸せになりたい"は良くあるセリフだけど、"この人なら失敗してもいい"って、余程信頼してないと言えないと思う。失敗しても後悔しませんよ、あなたとの恋愛なら、って意味ですもんね。

こんな風な会話を交わし合える2人が最高に素敵。恋人同士になるまで色々あった2人だけど、その"色々"の経験もちゃんと心に根付いていて、幸せと嬉しさで胸がいっぱいでした。
次なる問題は叔母さんへのカミングアウトかな?それとも、梶の親父さんが何か絡むとか?
まだまだ2人の恋愛から見逃せないポイントが盛りだくさんですが、最後まで応援して見届けていきたいなと思います^ ^

心も身体も委ねられる最高の"つがい"に

おおお……ついに完結巻…!
2人の悲願である、番関係が無事に完遂するのかどうかが気になるフィナーレです。

前巻のラストでは、何やら2人の番ロードに陰りが見えかけたところで次巻へ続く…となっていましたが、今巻でその問題の全貌が明らかになり、それに追従して2人の間にわだかまりが生じ…と、不穏と切なさが全開な物語展開となってしまいます。゚(゚´Д`゚)゚。
龍之介の匂いを感じなくなってしまった晃太。なぜそうなってしまったのか、両想いじゃなくなったからなのか、それとも別の理由があるのか。
晃太と龍之介の間には溝ができてしまい、すれ違っていく姿はやるせなさいっぱいでした。

龍之介を大切にしたいがために噛まない晃太と、早く噛んで欲しい龍之介。
本能的にはお互い噛みたいし、噛まれたい。でも晃太の理性がそれを是としないところから、2人の間にボタンの掛け違えが起こってしまうのが、ああ…何てもどかしいことか。
晃太が龍之介のことを大切にしたいのは分かりますが、龍之介を大事にしたいのは身体だけ?心は置き去りになってない?思いやりがあって優しい性格は晃太の長所だけど、かえって傷付けてるんですよね。龍之介の心を。
どんどん気持ちが噛み合わなくなっていき、そこに拍車をかけて龍之介の匂いを感じなくなっていく嗅覚の鈍化も相まって、2人の距離がどんどん開いていく姿……見ちゃいられなかったです。

重い空気が纏う両者の恋愛模様ですが、でもそこは完結巻。スッキリとした回収劇を期待して気持ちを大きく構えて読んでOKです♪^ ^
特異性αの医学的知見の力がすれ違い解消の立役者といってもいいですが、そもそもちゃんと話し合っておけばこんなことにはなってないことを肝に銘じておくべき。番になるかどうかの究極のところですれ違っていたわけだけど、この先仲良くやっていくなら些細なことでも相談したり思いを共有する歩み寄りが必要なことを今後の教訓にするといいですね^ ^
番というカタチに固執するだけじゃなく、心も委ねられる最高の"つがい"になって欲しいなと思います。

そして、です。
完結巻は最高のエンディングだったよ〜!!と思っていたら、な…な…なんと。
……ん…??新章…?
どうやら、終わりであって終わりじゃないようです。
完結の気構えが急に引っ込んでしまったけど(笑)、番になって新章突入とは、こういう展開もまた面白いですね。新ステージでは一体どんな景色を見せてくれるのか楽しみにしています♪

2055 コミック

三月えみ 

作者さんの頭の中って一体どうなってるんですか?

近未来的SFファンタジーの世界でありながらも全くの他人事ではない世界観に少なからずゾッとしました。

「2055」の作品が世に出たのは2022年とのことですが、そのときより更に世界はAIに依存するシチュエーションが増え、AIは私たちの生活にとって欠かせない身近な存在となりました。
AIを搭載したアンドロイドの普及という点においてはまだその段階にはきていませんが、この今の世界情勢を考えるとあと20年後には本当に人型アンドロイドが人間と何ら変わらずに普通に生活をする日がくるかも?……経済目的だったり、介護目的、または軍事目的かもしれませんが、この作品が何だか近い未来の預言書のように思えてならなかったです。

「2055」では、大切な人を喪った喪失感はどれだけオリジンに忠実に模したものであっても埋められないやるせなさが伝わってきて、あのラストはとても悲しかった…。弥凪の笑顔が、全てを物語っていますよね。大事なのはアオイという人間そのものだったんだと。
元のアオイは、アンドロイドの弥凪を前にしてきっと勃つことはない。その状況から見て、弥凪は目の前にいるのはアオイであってアオイじゃないんだと確信したのかもしれません。

すごく切ない終わりを迎えた「2055」のアフターストーリーとして、「2072」や「2075」との横の繋がりがあることもこの作品の面白さだと思います。55年のときから更に17年後…20年後と、人間とアンドロイドの共生の意味を問うストーリーの重みがめちゃくちゃ響くストーリーでした。
ここでこう関係していくのかよ〜!((((;゚Д゚)))))))と驚く場面もあり、ストーリーの深さにただただ平伏と拍手。人間と、人間が作ったオールドAI、そしてニューオーダーAI……この三者の複雑な関係性をベースに、「2072」と「2075」のストーリーが動いていくことの不可思議性や神秘性をたっぷりと味わって下さいね。

まぁ、最も驚くべきは、こうした繊細な感情と、AIと人間を取り巻く複雑な環境をここまで突っ込んでアプローチする作者さんの脳内で間違いない。すごいなー…どんな頭の中になってるんだろう、覗いてみたいです。
BLだということを忘れさせてしまう壮大な近未来の世界に最後の最後までひたすら没入でした。世界観、ストーリー、キャラクター、どれもが最高に素晴らしかったです。

五感を揺さぶる健気な恋に涙しました

カノンの背景、重いですねーー……

義理の兄・拓真との家族としての関係性もそうだけど、両親の不幸な死と、両親の死によって風俗の仕事に就いてる事情、そして店長とキャストという職場での関係が、恋心の成就を阻んでいます。
両親の事故死は、拓真とカノンだけしか共有できない悲しみの過去。2人が家族として辛い日々を乗り越えてきた絆は何よりも強いです。

賠償金の支払いのために風俗の職に就いている2人は、言わば目的を完遂するための同志。でもカノンの中には一緒に賠償金の問題をクリアしていこうとする思いよりも、どんな名目でもいいから拓真と一緒にいたい気持ちでキャストをしています。愛する人に一生愛されることがないとの思いを抱えながら、その拓真の前で客との行為アレコレが筒抜けな状況ってどうなんだろうか……。
拓真の傍にいるためなら他の人に抱かれることなど厭わないカノンの芯の強さがめちゃくちゃ響きます。拓真への想いがあまりにも健気で、いつもの気の強いカノンからは見えない素顔に涙がホロリでした。

他のキャストがいるときはワチャワチャとした楽しい掛け合いも、2人だけになると重苦しい雰囲気になるあの空気感。他の誰よりも近しい距離なのにどこか遠い距離を感じてしまい、すごく切ないぃぃ〜…。゚(゚´Д`゚)゚。
作者のりんこ+三原しらゆき先生の作風といいますか、喜怒哀楽の感情表現が濃ゆいんですよね。切ない感情がはっきりクッキリ分かりやすいぶん、読み感情にすごく刺さります。
拓真が煮え切らない態度になるのも分からなくもないですが、カノンの視点だけだと拓真のその態度がもどかしく映って仕方ない。拓真の視点も欲しかったですね、いつからカノンを好きになったのかとか。
弟への恋慕を抑えてきた兄の心の葛藤にも注目しながら、2人の恋愛を見届けて欲しいなと思います。

恋人同士となり、あまあまな2人のその後もいつかぜひ!

設定、ストーリー、キャラにエロ。何もかもが神ってる絶品作。

最新刊の2話まで読み終わりましたが、何度も読み返しちゃうなぁ〜…( ´∀`)ニヤニヤ
エッチで甘い、そして萌えの旨味がたくさん詰め込まれた体格差BL。こんなにも楽しいストーリーを生み出してくれた淀川ゆお先生、ブラボーです!

エロさもいいけど、ストーリーがいいんですよね!
身体の大きい人に抱かれたい。マッチングアプリで出会った身長200センチ超えの駒月に初めてを捧げてなにかが目覚めた千隼の気持ちが、静かに恋へと加速していきそう。2話の終わりにはその予兆も現れており、2話以降の展開もますます見逃せなくなってきました〜(//∇//)

千隼は大きい人にギュッとされて挿入されたいだけの快楽で満足するのか否か。優しく抱いてくれる駒月だからこそ、また会いたいと思ったり、駒月のデカブツを全部挿入たいと思ったのではないのか。そんな心理が見え隠れしていて、BLの萌えみをギュンギュンに感じました。
今後の予測や期待も絡み、妄想が止まらなくて困ってます。360度どこから見ても楽しくて、読み欲が抑えきれません^ ^

千隼はおっきいのが確かに大好きだけど、"駒月限定のおっきいの"が大好きなんじゃないかと。駒月にまた会いたいと思う気持ちが恋心に転化するのも時間の問題だと思われます。
駒月のアレをまだ全部収められないうちは会う口実はあるだろうし、そうやって会う回数を重ねていくうちに千隼だけじゃなく、駒月サイドにも千隼へ気持ちが芽生える動きが出てくるといいなと願っています。

顔の半分を覆い隠す長い前髪からでも分かるあのイケメン感が、駒月のミステリアスなオーラをより醸し出しているキャラ性も良き。千隼のエロさと可愛さとの相性も最高です。

単行本化が、あぁ楽しみ♪( ´▽`)

中華ファンタジー世界の重みを感じる圧巻の読み応え

「壮大なスケールで描かれる年の差中華BL、開幕!」の文言で気付くべきでした。

この巻では、全く終わりませーーーーん!\\\(;∀;)////

全体の折り返し地点なのかも、3分の1くらいの進みなのかも全く読めません。
なるほど確かにこりゃ"壮大"だぞと。ストーリーがなかなか終わりそうにない上に、あれあれ?お国を出ちゃったよ。しかも国を出るところで終わっちゃったよ。ラブ展開ないよ。蘇芳を陥れた黒幕親子にも引導渡してないよ。
つまるところ、事件的にもBL的にも何も進んでおらず終着してもおらず、何もかもが持ち越しとなっている状態のまま次巻へ続くとなってしまいました…((((;゚Д゚)))))))

この巻だけでもなかなかのボリュームがあったのに、この進み具合とは…。一体どれだけのストーリーがこの先に待ち構えているのか想像もつきませんが、とんでもない方向へと物語が進みそうな期待感にワクワク。先々どうなるのか分からないにしても、この導入巻においてのみでも大スケールを予感させる中華風ファンタジーの世界に引き込まれました。
蛇、鳥、虎、鹿がモチーフとなった霊獣たちが登場し、人間模様の複雑さに加え、伝統と格式に映えたファンタジックな彩りも中華の世界観を大いに盛り上げてくれています。もちろんスケール感だけじゃないですよ。幼き頃から紡がれる先生と生徒の師弟愛、そして家族愛といった主従関係を超えた温かい色味が醸し出すBLの香りにも萌えゴコロが疼きまくりでした^ ^

ただ。
BLの部分はまだまだ生徒の花鶏の方の一方通行愛でして、先生の蘇芳の方はまだ「可愛い生徒」から抜け出せられていないのが少々難アリかな。これは時間かかる案件ぽいぞと思いながらも、ここまで大切に育て上げてきた愛し子に向ける独占欲はしっかりと持ち合わせているので、その執着にも似た思いが今後どう化けていくのかが見ものです。

花鶏にはいつか素敵な伴侶を娶って欲しいと思っている蘇芳だけど、その余裕が嫉妬に変わる日が早よ来いと願うばかりです。
花鶏の方は、中華世界の攻めらしく執着のゴン押しムーブにスイッチ入ってて、もう既に頼もしい姿を見せつけてくれてるのが良き。好きの感情に安定感のある攻めキャラは読み進める上での大きな心の拠り所になりますし、この先2人に大きな困難が押し寄せてきても耐えられそうです。
恋愛のムードはこれから。恋愛色が出てくるのは次巻かもしれないし、もしかしたらその先かもしれません。
今巻はキスもしてない2人ですが、色男に成長しても先生先生とワンコな態度でじゃれつく花鶏の甘いエッセンスにニンマリ。どんどん濃密になっていくストーリーと共に、2人の愛も濃厚に育っていって欲しいです^ ^


タイトルだけでは物語の全貌が読めない作品だと思います。
サクッと読める作品かなと思ったら、トンデもなかった。これはじっくりと腰を据えて読むべき類のものですね。緻密な設定がとにかくすごい。
ゲーム内の悪役が心を入れ替えて転身、今やBL小説界ですっかり馴染みとなった悪役転生ものをこの作品ではどう回収していくのでしょうか。中世ヨーロッパ系の悪役令息系ストーリーで実績のあるアルファポリスさんですが、中華世界の悪役転生ものでも華麗に魅せてくれることに期待しています!

"兄の身代わり"に一番囚われていたのは弟の方だったのかも

当初は前後編の作品だったとのこと。
おそらく、1・2話が、その前後編に当たる内容だったのでしょう。一応の区切りがついているような終わり方だったので、3話以降はなんとなく続編っぽい雰囲気でした。

個人的には前後編で終わった方が良かったかなと思いました。3話以降は、朔の迷いというか、何がしたいのかブレてしまっていて、1・2話の方が圭吾に執着する朔らしさがよく出ていたと思ったからです。
3話以降はより2人の関係を深掘りする内容でしたが、その中盤…圭吾の結婚式が終わってから肌を重ねたあと、なぜ姿を消したのか意味が分からない!!

圭吾が隆司に未練はなくなってふっきれたから
書けなかった小説が書けたから
圭吾が変わったから
じゃあもう自分はいらないね、って。それが圭吾から逃げた理由だなんて無責任すぎませんか?
圭吾が1人で不毛な片想いを乗り越えたわけじゃない。朔、あんたが側にいてくれたから乗り越えられたんだよぉぉぉぉ〜〜…!!と声を大にして言いたかったです。

やっと兄貴を吹っ切れてくれて良かった、じゃないの?
俺は兄貴じゃない。そのままの圭くんを見せてくれたらずっと隣できれいだねって言うから、って言ってたじゃん。(←2話参照)
ずっと自分のことを兄の代替品のように思って、好きな人を抱いてきたわけだけど、2話の終わりの感じは、圭吾はちゃんと朔を朔として見てる感じでした。明確な両想いのセリフや描写は確かに無かったけど、想いが通じ合ったハッピーエンド感ありましたよね。なのに、なぜまた引き戻されるのか謎でした。

よっしゃ、これで圭吾を自分のものにできるぞーと喜ぶなら分かるけど、去るのはナイでしょう……。ま、圭吾もちゃんと言葉で伝えてこなくて、朔にお任せコースみたいな感じで受け身一本だったから拗れてしまったんだろうけど。
朔は良い感じの健気執着攻めで育ってきたのに、ヘタレ執着攻めになってしまってそこだけが興醒めちゃいました。実は"兄の身代わり"に一番囚われていたのは朔の方だったのかもしれません。

圭吾には悪いけど、隆司を好きになる理由が1ミリも分からなかったので(笑)、完全に吹っ切れてくれて良かったの気持ちしか沸かない読後感でした。
どう見ても隆司より朔の方が良い男なので、圭吾は朔にオチて正解!
年下弟枠からの逆転愛がしっとりと沁みるお話でした。

相性最高な最高の男

もっと評価されても良い作品だと思います。

人物描写、心象描写、2人を取り巻く人間関係、どれもすごかった。引き込まれました。
セフレから恋人同士に昇格した、ただのケンカップルの話じゃありません。上巻でやっと恋人同士になった2人の想いが試される下巻です。

月島の両親に紹介され、ゆくゆくは結婚へ。順風満帆な幸せロードを突っ走るかと思いきや、まさかまさかの特大の試練が待ち構えていました。
篠崎を庇い大怪我を負った月島。彼の行動は、一見すると愛する人のことを想う優しい気持ちにしか見えないけど、篠崎にとっては…いや、篠崎だからこそなのか、再び孤独にオトされる恐怖でしかなりませんでした。両親を亡くし孤独を経験している篠崎だから、月島の行動は篠崎を一番悲しませる行為だったわけです。
でも、月島の気持ちも分かる。だって好きな人を巻き込んで、最悪命を落とすかも知れない状況にみすみす陥れますか?篠崎大好きな月島にとっては、自分の命よりも何よりも篠崎を守るのは分かりきった行動だし、咄嗟にそうするような月島だから好きになったとも言えるかと…。
かなり難しい状況だけど、あの場では何が正解とかはないんじゃないかと思うんですよね。2人とも死の淵を彷徨うリスクが最善の選択ってのはどうなんだろう。

お互いの気持ちが汲み取れていないせいで、いっときのクールダウン期間があったのは仕方ないとして、でもその試練を乗り越えた先のあまあまな展開は最高でした。
ストーリーが充実してるというか、取りこぼしがなくて濃密に進むストーリーの読み応えがとにかくすごい。人間模様もそうだし、読ませにくる作者さんの文章の魅力も格別でした。

主人公2人だけじゃない、周囲のキャラクターたちも魅力的なのでぜひその良さを味わって欲しいなと思います。キャラクター1人1人を大事にしている作者さんの生みの愛をひしひしと感じるストーリーがとても素晴らしかったです。
もっと色んな方に読まれることを願います^ ^


自分の直感を信じて良かった

物語中盤。急にお仕置き・調教に話が振れたときは、えええ?!と同様しましたが、あとの展開は、そこまで肝を冷やす展開はなく、セフレケンカップルのジレモダい恋をたっぷりと楽しみました。

電子単話の方は評価低めだったので、正直どうなんだろうとそこまで期待せずに読んでみたのですが、いやいや面白いじゃん!!内容が面白そうだったので購入してみたのですが、自分の直感を信じて良かったです^ ^
月島の話し方がどこの高貴な身分の人?と思うところが多少引っ掛かりましたが、それ以外は全然。ストーリー自体はそこまで珍しい設定でもなく、割とすんなり頭の中に馴染みました。

同僚同士でバチバチやり合ってるのに、実は恋のベクトルが激しく向けられていて…っていう隠しネタは、この作品の見どころでしょう。攻めの月島の執着心がかなり濃厚に働いているストーリーで、後半にいくにつれて、もうそれギャグになってない?と思わしき健気な溺愛アピールに笑っちゃうことも多々出てきます。
特に笑ってしまったのが、間章の「第三回・篠崎聡攻略会議」のトコ。
篠崎が可愛がっている後輩の神原視点のお話ですが、彼のツッコミ力が秀逸なのと、真剣に何やってんねんっていう月島の本気のプレゼン能力にニヤニヤが止まらなかったです。バカですねー…恋に盲目になると、シゴデキ男もこうなっちゃうのかと驚きましたが、こういうの大好きなので大歓迎!月島に付き合わされるメンバーの温かい仲間意識も読み欲に繋がりました。

さぁて。執着攻め VS 意地っ張り受けの勝負はいかに。
じっくりかつ激しくねっとり愛をぶつける月島の重さを存分に楽しんで下さいね。

大切な人 電子 コミック

神波アユミ 

遠距離恋愛もなんのその。至福すぎて夢見心地の読後感でした。

「アンノウン」のその後。

大学生になった大和と、遠恋になった智章との恋人イチャイチャをたーーーっぷり楽しめるアフターストーリーです。
遠距離になっても仲良し〜…( ´∀`)はぁ…尊き者たちよ、最高のイチャつきを見せつけてくれてありがとう。

大和の元カノが登場(でもちょっとだけ)し、なんか大和との復縁仄めかしでハァ〜?って感じでしたが、寝言は寝て言いなさんな。大和は自分のとキッパリ言う智章、強くなったなぁ。光ちゃんの強気発言もナイスでした!
元カノが何を言おうと、大和の目には智章しか映ってないっつーの。
大和の智章大好きは右肩上がりに上昇中で、何人たりとも侵入出来ない絆の深さは唯一無二の関係です。
幸せに包まれた2人の蜜月期は、映画のような雰囲気がめちゃくちゃ素敵。繊細な絵柄が耽美的で、ベッドシーンの美しさはため息とドキドキでいっぱいでした。

大和のお母さんも、やっとそのお顔を拝むことができましたが、び…美人……!!
叔母さんみたいな人が若い嫁さんと言っていたけど、何歳なんだろう。若々しく、今も亡き夫を想う貞淑な妻像からは芯の強さが滲み出ていました。
ただ。
もしかして、圭介って大和のお母さんのことを好きだったりするのかなーってちょっと思ったり。何というか空気感…?そんな感じがしましたが、私の思い過ごしかな。
明確な言及はなかったけど、そうだとしてもBLの範疇外なので、2人の関係はそっとしとくのが良さそう。
何はともあれ、大和と智章が幸せなのが何よりです!
予想以上にあまあまでラブラブで、イチャイチャのシーンも多くて眼福でした^ ^