好きなサークルさんの新刊!
しかもミケリということで、サンプルが公開されてから今か今かと待ちわびていました。
お話はまずミケのすごいイビキから。
うるさいと起こされた後、寝ぼけた様子で兵長のベッドに入っていくミケですが、
私は寝ぼけてないと思っています!これは絶対に確信犯でしょう。
「匂い」がテーマということなのでミケが兵長の匂いを嗅ぐとこから始まり、
舐めまわして……と進んでいきます。ここまで「匂い」に執着するミケは、匂いを
嗅ぐ行為に何か特別な意味を持たせているのでしょうか。
それか、兵長がすっごいイイニオイでただ単に嗅いでいたいだけなのかも?
最後には私の好きなシーンがどぉーん!と描かれていて大満足だったんですが、
欲を言うと……
個人的に修正は黒い線が好きなのですが、今回は白い線だったのが少し残念でした。
あと、今まで出されている本よりもだいぶ修正の線が太くなっていること
(例えるなら、大きいコマの場合パスタがうどんになっている感じです)それに本数も多い気がします。
規制も厳しくなっているようなので無理もないとは思うのですが、「ここは別にいいのでは?」と思うところまでしっかり隠されていたので、この先どこまで厳しくなるのか
不安もありますが、また二月に新刊が出るということなので楽しみにしています。
クリスマスの一番の楽しみといえば?
もちろん、サンタさんの持ってきてくれるプレゼントでしょう♪
今夜はそんなサンタさんに団長であるエルヴィン(作者さん曰く「サンタヴィン」)
が扮して皆のお部屋を回っている様子。
夜遅くに兵長の部屋にやって来て「何が欲しいのかな?」と尋ねるサンタヴィンと、
答えを考えてか目元を赤くする兵長。
欲しかったもの以上を与えられて、なのにもう来年のことを訊いてしまう兵長が
とっても可愛らしいクリスマスのお話でした。
もうひとつの歳末大掃除のお話ではここぞとばかりに張り切る兵長、
マスクとハタキがお似合いで。
手伝いをしているエルヴィンは余計なことを言って兵長を怒らせてしまいますが、
ちゃんと役に立っています。……たっています?
前屈みになってもじもじするエルヴィン!
でもここは掃除をしたばっかりのキレイな部屋!
考えた末の解決策は体格差がある二人だからこそでしょうか。
兵長はマスクをしたままなので目元しか見えないのですが、苦しそうだったり、
目をギュッとつむって感じている様子にドキドキさせられました。
最後に兵長がマスクを取ってお互いに見つめあうのですが、何でもない日常に
幸せを感じている二人を物語っているようで、こっちまでほっぺたが緩んで
しまいました。
この二つのお話の間に短いですが、毛布のお話があります。
もふもふしたくなる毛布のお話です。