この本は私がBLにはまった最初の本なんで思い入れが強いです。
もともと、シリーズものだと知らずに買ったんですがキャラの可愛さ故にさらっと読めました。
本心をださないけど、実は一途に友人の妻(男なんですけど)に恋してる色男の業平(攻)とプライドが高くツンデレな国経(受)の恋愛は見ててもどかしかったです。
途中で業平は国経が自分のことを好きだと気づくんですが「次善の策」と業平に言うんですよねぇ。
国経は国経であからさまに業平のことが好きなのにニブチンの上にツンデレなので自分の気持ちが上手く伝えれないんですよ。
もどかしくて当然です笑
最後まで業平は国経のことを好きといわず終わるんですが、それもまたいい感じなんですよ。
いつも思うんですが作者の秋月さんは細かい時代描写をされる作家さんですよね。
ただ濡れ場には好き嫌いはっきりするんで…
でも、そんなこと気にならないと言う方はドウゾ!
平安時代好きーという人はより楽しんで読めると思います((゚∀゚))゙