仕事が忙しくなってすれ違ってしまったり、切ないすれ違い不可避という展開になるかと思いきや幼なじみならではの遠慮のなさとお互いへの理解が故にそういう展開にならないのがこの作品のいいところだなとしみじみ思いました。
本当にずっと楽しそうなんですよねこの2人!!
一緒にいられることが嬉しくて幸せで愛しくてたまらないんだろうなというバカップルぶりを周りに振りまいているのがたまらなく愛しくなります。
あと悠次の長年の片想いからはじまった2人だけど悠次の方が気持ちが大きくて…みたいな懸念が一切なく本当に2人ともが同じ熱量で想いあっているのが最高です。
あと進展のあった倉賀野さんと猫原くん!!こちらもこちらで不器用でもどかしくて可愛い2人ですね!!溺愛攻めと照れ屋でかっこつけたがりだけど攻めのことが大好きすぎる受けのカプが二組になって幸せも倍増です!!ダブルデートが早く見たい!!
穣の就活に直面し不安や未来への期待などから色々と変化が生じた続編2巻でした。
全体的には和やかでにぎやかで楽しく癒される雰囲気なのですが、その中でそれぞれの過去や気持ちの変化に切なくなる瞬間があったなあという印象です。
個人的にとても印象に残っているのは気持ちを疑われ怒る豊と不安になってお兄ちゃんを求める種くんでした。
基本的に穏やかなイメージのある豊が穣に押されただけかもと疑われたときに動揺することなくまず怒ったことにこんなに好きなのに疑われるなんて心外だという気持ちがすごく伝わってきて嬉しくなりました。
そして種くん。いつも豊豊で穣とバチバチしている印象が強いのに不安になったときに甘えたいのもカッコ悪いところ見せられるのも穣なんだなぁと思うと心臓がぎゅとしました。そりゃ生まれたときからずっとそばにいるんですもんね…そしてそんな種くんをお兄ちゃんだからこそちょっと軽く見てしまう穣に対してちゃんと向き合うように促してくれたり、種くんのそばにいることを大事にしてくれる豊。穣の恋人が豊でよかったと心から思いましたし、豊ももう家族だなとしみじみ思いました。
本当にずっと見守っていたい2人、そして一家のお話です。
穣新天地でもがんばれー!!
いや〜ついに完結してしまったんですねきたみなくん!!本当に1巻からいい意味で変わらない2人が大好きです!!
同棲を始めた2人。同棲したら一緒の時間が増える!と思いきやすれ違いの日々。同棲して今までより一緒の時間減っちゃっうのってより寂しいよなぁとしんみり展開かと思いきやそうはならないのがこの2人だよな!と。
想像力がたくましすぎる2人がお互いに相手のこと思いすぎて勘違いが暴走し明後日の方向に気遣いをするのがツッコミどころ満載でもはや面白くて楽しくて愛おしいなぁ、、お互い大好きすぎるが故のすれ違いとムラムラが最高に可愛かったです!!
最後にはちゃーーんとらぶらぶいちゃいちゃまで楽しめて、こうやってもだもだしながらずっと一緒にいちゃこらするんだろうなぁというのが想像できるラストに大満足でした!きたみなくんずっと一緒にいてくれ~!!
新たな家族である伊織が仲間入りし、今までよりもさらにどたばたわちゃわちゃ賑やかで可愛くて癒しすぎる最終巻でした!!
ぴい先生の描くデフォルメキャラとかお子ちゃまが本当に可愛いのでもうずっとはわわ、、ってなりながら読んでました、、るいちゃんもいおたんも可愛すぎる、、
そしてそんなハートフル家族物語だけではなく、伊織がオメガであるが故にオメガであることの怖さを再認識してしまったあゆむくんの一悶着とかも描かれていて、こういう悩みとか辛いこととかこれからも直面しながらも家族みんなで解決して末永く幸せに暮らしていくんだろうなというのが想像できるラストにとんでもなく幸せな気持ちになりました。
最終巻、大満足です!!
現実世界の話なのに自分の知らない世界に触れているような没入感のある世界観にすっかり惹きこまれてしまいました。
迫力のある見開きページと黒の使い方が印象的です。
過去の男を忘れられない彫師と平凡な自分を変えたりリーマンのお話。
2人がお互いに夢中になっていく過程は甘くて幸せな雰囲気なのですが、タイプが違い過ぎるのもあってかどこか危うくていつか壊れてしまう一時の幸せなんじゃないかという感じがゾクゾクして癖になります。
心を通わせた後の2人はどちらも確かに変化があって、愛助は本来の自分を取り戻し、尚紀さんはいい方向に変化でき、2人が本当にすごく幸せそうなラストがとても良かったです。
そして師匠…これは気になる…続き待ってます!!
自分は恋愛なんかしないと自分が寂しい思いをしたり傷ついたりするから逃げて本当の気持ちから目を逸らしてしまう攻めも、気持ちよりも家のためを思って行動してしまう人魚の受け。
悩んで意識して健気に思っている涼宮くんを自分を守るために直ぐに諦めたり否定したり傷つけたりする大河に正直とてもあーーーーーもう!!!と怒りを感じるシーンも多々あるのですが、過去の寂しいというトラウマを乗り越えても涼宮くんを手に入れようと現実を見つめ奮闘する姿にはグッときました。
でも何よりこの作品良かったところはピュアで健気で恋愛初心者な涼宮くんが可愛すぎたところです。水族館のシーンも可愛すぎましたし、恥ずかしいことすらあまり分かっていないからか、なんでも口に出しちゃうのが可愛い…本当にずっとこのままいて欲しい可愛さでした!!
もどかしいDKの恋愛にファンタジーががっつり入り込んでいるのが読み応えのある1冊でした。
ガタイのいいおっさんというビジュアル的可愛さが全くない2人が素直になれない恋愛不器用という可愛さを持っているのって究極のギャップ萌えなんじゃないかという気づきを得ました。
可愛いとたくさん愛でられてきたからこそ歳を重ねるごとに可愛くなくなっていく自分が愛でられなくなることに耐えられず逃げ出したものの迎えにこられ再会した2人のお話です。
歳を取ればとるほど人間素直になれなくなるものだと思うのですがこの2人も例に漏れず、誰が見ても両想いで身体の関係まであるのに言葉を交わすのが苦手が故にずっと切なそうにしてるのがもどかしくて、もはや1周まわって面白くもなってくるような2人でした。
でも2人が素直になれない理由もピアスをしてる理由もお祭りがいやな理由もどれもこれも物事の理由全部が昔の相手が言ったことに起因しているのがたまらなく愛おしい…!!
最後の最後まで結局言葉には出来ずじまいでしたが、それもまた彼ららしくて推せるラストでした!!描き下ろしまで必読です!!
いちゃいちゃしがちな距離近幼馴染も好きですが、財産男友達、親友!!で遠慮知らずな幼馴染が急に恋を自覚してもだもだしてしまうというのもまたたまらないものがありました。
良質な筋肉だからこそ雄っぱいがある受けが乳首が気になるという相談をしてきたところをふざけて乳首をイジるチクトレという提案をした攻め、そしてそれを受け入れてしまう受けというだいぶぶっ飛んだスタートからはじまる物語です。
身体から始まる恋ピュアバージョンというところなのですが、恋を自覚して意識しまくる攻めも恋かは分からないけど傍にいなくなるのはいやだと思う受けも大変もどかしくて可愛かったです。
基本おちゃらけた雰囲気の攻めが雄味を見せてくるのもえちなことをする実感がなかったのに攻めのために準備してくる受けも良かったです!
乳首系BLあるあるのちくばんも最高でした…!!描写が大変えち…
1巻に引き続き想定外のリアクションをする2人と予想外のところに転がる物語がすごくツボで最高でした。
寡黙で真面目な見た目に反して愛が重すぎてスケベなこれぞムッツリスケベ!!な攻めの熊沢さんとどこまでも素直でどこまでも陽キャで憎めないアホな受けの晃一。正反対な2人が恋人になってからのお話は同棲スタートでものすごく順調に見えているところから始まりちょっとした齟齬が生じてくる展開を迎えます。
個人的に1番グッときたのは、良くも悪くもなんでも素直に打ち明けててしまう晃一が熊沢はそれを望んでいないかも、熊沢を無下にしてしまうかも、傷つけてしまうかもと葛藤し、自分がモヤモヤしていても必死に嘘をつこうところで、自分のことより相手を思いやるのとんでもなく愛だよなぁとしみじみ思い、晃一の成長を感じて感慨深くなりました。
顔が良すぎる熊沢3兄妹も出てきたことですし、まだまだ続いて欲しい気持ちです!!