精神的にトラウマがあるのを1人で抱える受けの救済BL。なのですが、日常のターンはゆるっとしてて面白くて、読み始めた最初は終盤で泣くことになるとは予想もしていなかったです!!
ユーモアある癒しのシーンとシリアスシーンの掛け合せが良くてすごく惹き込まれました。
個人的に時鷹の全体的にぬるっとした動きがツボです。バイト先での待ち伏せシーン、怪しい人すぎてこの彼が眞白を思って行動できるかっこいい人だとは夢にも思いませんでした。そういう最初と最後でキャラの印象がガラッと変化するのもすごくいいなぁと。
地味だった頃の自分を知られたくない、ではなくあの頃の自分でいることに罪のような意識や抵抗感を感じていた眞白、最後には今の自分と過去の自分を無理しないラインで選びとっていけるようになって本当に良かったです!!守りたい笑顔、、ずっと幸せでいてくれ~!!
隅から隅まで美しく、ときめきにあふれた1冊でした。良質なBLを摂取してしまった…
ストーリーは美人過ぎる同級生にひとめ惚れしてしまった男の子が偶然バイト先が一緒になったことから距離が縮まり、恋を加速させるという特段変わった設定のないごくありふれた日常のお話なのですが、それがとんでもなく良い。
変に拗れすぎることなく、好きだな意識してもらいたいなと思って気にかけたり優しくしたり守ったり、一方で優しさが辛い叶わない恋が辛いって好きを思わずぶつけてしまったり、そういう真っ直ぐな恋心を丁寧に描かれているお話にずっとドキドキしていました。
何よりモノローグの言葉選びが素敵でいちいち心に沁みます。こう表現するか~って何度も息をのみました。
あと森くんは人生何周目なんでしょうか、ちょっといい男すぎませんかね?
いつまでも自然に好きを大事にしあう2人でいてほしいです。すごいおすすめです!
恋愛下手なツラのいい男と恋愛が怖いツラのいい男のBLです。
本当にずっと顔が良い。すっごく恋愛経験豊富そうな顔の良さなのに2人して恋愛下手なのが最高です。
店長に恋してしまった戸橋くん。受け身で何もしてくれないからとフラれてきたとは思えないほど市川さんに対して真っすぐで言葉も行動も尽くして好きを伝えようとするのめちゃくちゃよかった…うれしいときも悲しいときもぜーんぶ顔にでるのがたまらなく可愛いですね!?とんでもなくわんこ系年下攻めでよしよししてあげたくなるタイプでした。
そして恋に臆病になってる市川さん。戸橋くんに対して一線を保とうと試みるもなんやかんやずっと流されまくりほだされまくりだった印象。戸橋くんに翻弄されて甘えをみせちゃうところ、こちらもまたたまらなく可愛かったです!
付き合う前からどうみても甘々だった2人、恋人になったらツンとしてみせてる市川さんを甘やかしまくる戸橋くんと結局とろけてしまう市川さん、みたいなさらに甘い2人が見れそうです!表紙裏に描かれていた就活やら同棲やらまだまだ見守れたら嬉しいです!!!ぜひに続編を~!!
紫色の瞳の男の子に惹かれ表紙買いです。
めちゃくちゃピュアで初々しい恋模様と複雑そうな設定や想像以上に胸糞な過去が絡み合って続きが気になってたまりません!!
表紙の彼、繊細そうな見た目や休学し学校になじめていないという状況から気弱そうな印象を受けるのですが、思いのほかはっきり物事を言うし、やると決めたことを努力できるし、よくないと思ったことに体当たりでぶつかっていけるし、誰かのために怒ったり涙を流せるようなガッツのある気持ちいい子なんです。すごく応援したくなる。
そんな春樹くんの瞳が曇ってしまったラスト、春樹くんの瞳が大好きな大邦くんが違和感を覚えないはずもなく…!早く続きが読めますように…!
すぐり先生ならではのドタバタと可愛いときゅんとエロが絶妙なバランスで混在している最高に萌える1冊です!!
まずこの超鈍感で天然でドジっ子なメガネくんこと黒田くんがひたすらに可愛いです。相手からの行為には鈍感だけど自分の好きには意外と聡くて、気が付いてからはちゃんと勇気を出せる子だし、物事をポジティブに考えられる子だし、案外積極的だし、本当に隅から隅まで応援したくなる推せる受けちゃんです。
対する攻めの関屋くんも温度が低いというか比較的ローテンションなのに黒田くんに対しては好きが駄々洩れになってるの可愛い。
最大の推しシーンはなんといっても告白シーンではないでしょうか!
あまりにもド青春を浴びてまぶしさに目も心も洗われました。尊すぎる。
本当に最上級に可愛いすぎるお話です!可愛い摂取にぜひ!!
外商部エリートイケメンの2人のドタバタラブコメBL!
恋人になることは諦めたけど好きでいることは止められない受けの歩くんが、渡くんに彼女が出来ないようにめちゃくちゃ考えながら奮闘しているのが、冷静に考えると性格悪い気がするのですが、あまりに一生懸命なのである意味ものすごく健気で一途だなぁと愛おしくなりました。
一方渡くんは渡くんでモテすぎたあまり人が自分に好意を抱いたのを察してがっかりしてしまうというこれまたちょっとある意味素直じゃない性格をしているのですが、最初はあーこいつもか!ってなった歩くんの恋する顔にいつしかトキメキを感じるように変化していくのが最高に良かったです!!
くっつき虫甘えたになった歩くんもっと浴びたいです!!
運命の番よりも今愛する人を選んだロマンチック・ラメントのスピンオフであり、運命に選ばれなかったαと誰の運命にもなれないβという悲しみを抱えた2人のお話の完結巻です。
相手に想い人がいる状態から始まった恋って最難関ポイントは相手の未練が断ち切れたことを信じる、信じてもらえるように振る舞うことだと思っているのですが、運命の番に未練がある遊真って本能で惹かれてしまうことが証明されているのをそれ以上にあなたが好きって分かってもらうのめちゃくちゃ難しいだろうなぁと思ってました。でも言葉を尽くして行動で示して激しすぎるマーキングをして、本当に全部で誉が好きだってことを示していてめちゃくちゃ好感度が高い!!そして爽やかな笑顔で激激重執着隠しているからたまりませんね…
もう離れることはないだろうなぁと確信できるまで2人を見守ることができて嬉しかったです!