最初は怯えていた人間が、獣人のリョウだけに見せる“無防備な顔”に変わっていく。
偏見とトラウマを抱えたふたりが、バディとして一緒に過ごすなかで少しずつ距離を縮めていく様子に、胸がじんわり温かくなりました。
警察官のミズキは、獣人に対して強い恐怖心を抱いていて、
一方で獣人のリョウは、自分が誰かを傷つけてしまうことをずっと怖れてきた。
そんな相性最悪なふたりが、互いを知るうちに少しずつ変化していく過程が丁寧に描かれていて、ふとした仕草や安心しきった寝顔みたいな“無言の信頼”が、もう、たまらなく愛しいんです…!
個人的に・・かっこよくて包容力あるのに、実は繊細なリョウ(攻)と、
ツンデレで頭でっかちだけど、ふとした時にふところの深さを見せてくるミズキ(受)のカップリング感が最高すぎて大好物でした!!
海がとんちんかんすぎて、終始ニヤニヤが止まりませんでした!!
アプローチは毎回ズレてるのに、なぜかどんどん距離が縮まっていく…そんな不思議で愛おしい関係性が最高におもしろい!
「恋」って何?から始まる海の試行錯誤と、
そのたびに翻弄される麻也くんとのやり取りが可愛すぎて、読みながら顔がゆるみます♡
そして、「これが恋かも…?」と気づいた瞬間の、
ロジカル宇宙人の“あたふた初恋モード”がもう…ギャップ萌え炸裂!!
スケール大きいコスミックな恋愛観にもびっくり!笑
初恋って、やっぱり最高だなって思える、
ハッピーでピュアで、ちょっと笑えて、たっぷり愛おしい1冊でした♡
βとΩ、それぞれの視点で「性」と「運命」に向き合っていく姿に、心臓ぎゅぅぅぅってされた……
とにかく台詞がリアルで、人間的で、
愛一と叶太、それぞれの葛藤がじわじわ心に入り込んできて、気づいたら感情ズタボロですわ♡
信じることの怖さと、踏み出す勇気のバランスで毎秒泣いてた。
そしてそして!!!
ツンデレ叶太ーーーー!!!!
素直になれないのに、心ではめちゃくちゃ愛一を求めてるのほんと無理(好き)。
その叶太をやさしく包む愛一、慈愛の化身すぎて崇めた。歓喜。(愛一も悲しい過去がある中で向き合ってるし‥)愛一の叶太を掬い上げるセリフが良すぎる。
からの、
後半の あ ま あ ま え っ ち!!!!(語彙消滅)
感情も性癖も満たされて…最高でした…。
俺様でプライド高めのDomが受けを所望しているのがなんともえっち!!!!!Dom受けものも最近ありますが、男らしい俺様な受けは中々なかった気がします。「来いよ」「俺のために尽くせ」って感じの姿勢がたまらなく性壁に刺さります!!!しかも、心を開いていくと、えっ?! 可愛くないか???!! いろんな表情を魅せてくれる大智くんに大萌えでした♡♡
遥くんの一途でまっすぐな愛に対して、不器用にも愛を返している大智くんの二人の関係性がたまりませんでした.....
不器用な男大好き....そんな風に思ってないし風を装いつつも、随所に見え隠れする優しさと愛情に胸キュンです。