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約束の日 コミック

館野とお子 

短編集

新装版・短編集ということはわかっていたのですが、表紙に惹かれて購入……したはいいものの、中身と表紙の絵柄がかなり違います。
中身は10年前の作品で、物語も短編集なので中々入り込むことが出来ず、悪くないけど良くもない……ように感じました。
絵が古いのは仕方がないですし、それはそれで味があっていいのです。
寧ろ10年経ってすごく変わってると軽く驚きます。
ただやはり、中身にあまり魅力を感じませんでした…。
個人的には、最後の二編をもっと掘り下げて描いて欲しかったです(表紙になるくらいなので)
描き下ろし(8P)は良かったです。

さっぱりと苦く

一穂ミチさんの小説は始めて読みました。

表紙の雰囲気に惹かれて購入してみましたが、中を読んで吃驚。
これまで私が読んでいたBL小説は受けを主軸(視点)に物語が展開しいくものばかりで、一変してこちらは攻めの良時を主軸に描かれていて、最初は入り込めなくて大分戸惑いました。
けれど作家さんの技量と、この物語は攻め視点でなければこれほどの苦さを味わうことが
出来ないお話だったので、中盤辺りからは慣れて読めるようになりました。

文体はさらさらとしていてとても美しい。
中身はさっぱりとした大人の、子供みたいな苦い恋愛。
非常によく合わさっていると思いますし、読みやすかったです。

ただ、時間軸がころころ変わる為、頭が時々ついていかなくなる時がありました。
章ごとに区切らず、一本丸ごとを描ききるのは凄いと思いますが、その分物語に入り込みにくかったです。
そして互いに何故好き合ったのかという描写も薄いので勿体ないなーと。

現代の商業誌で、こんなにもほろ苦くさっぱりとしたBLを読めるとは思ってなかったので、非常に嬉しく、楽しめました。