コミックスにまとまるのを楽しみにしていました!
出来損ないのΩだと自分を卑下しつつも芯がある強くてかっこいい神戸さんと、まさかの先祖がえりで人型から柴犬になってしまうセレブ社長でαの北斗のお話。
ヒートが来たことがない神戸さんがマチアプで出会ったのがまさかのシバ犬(笑)
キリッとした表情でぐいぐい迫りつつもモフモフアピールで神戸を懐柔しようとする(?)北斗がほんと可愛くてモフリたくなります!
お互いにしか反応しないフェロモンの理由も、昔一度会っていたからなのね‥と北斗の一途さにキュンとし、お金と権力の使いどころに笑わせていただきました。
ヒートがなかったせいでバース性に疎い神戸と一緒に勉強して、ライフプランを二人で考えるくだりも素敵でした。
神戸さんの同僚の岡本くん(β)は神戸さんをほんのり好きだったのかなぁと思ったりしましたが、最後まで良い奴でした!
連載をずっと追っていたのでコミックスにまとまってとても嬉しいです。
あらすじは先の方がしっかり紹介してくださっているので割愛して感想だけ失礼します。
とにかく、先生の芸人好きがひしひしと伝わる作中のお笑い要素のクオリティの高さ!ちょっとしたコマまで抜かりのないボケとツッコミ!細胞に渡るまでお腹を抱えて笑わせていただきました。
奏斗と紡が出会い、もちろん最初はすぐにコンビを組むわけではなく、
紡のトラウマがあったり、奏斗も前の相方とのことがあったりで拗れたりシリアスな場面もあるのですが、西澤くんに関してはほんとホッとしましたし、紡のお人好しなところが作用してうまく回ってよかったなぁ!と大団円でした!
漫才の相方でもあり、生涯のパートナーにもなった二人。
続編も決まったとのことで楽しみです!
レーベルさんの方針でエチはなしですが、コミコミ特典の大人の公式同人誌では見られます。
二人がお互いを補い、支え合っていくところが素敵でした!
攻めの大和はとある苦い事情で母親を亡くしてしまった経験から「世の中カネだ」という考えに落ち着いている。母親のことがあったから短気だし自分が悪いと思えなければ謝らないし、すぐに手が出るタイプ!
先生のあとがきにもありましたが受け対しても結構殴ります(笑)
受けの悠生はめっちゃ金持ちのヤ○ザの息子で悠々自適な一人暮らし。
お金があるからやりたくない仕事はすぐに辞めるし続かない。
愛情不足からか構ってちゃんで、お金で友人関係を築いているような状態。
そんな二人がホストクラブで出会い一緒に住むようになり…。
お金だけで繋がっていたはずの二人がいつしかかけがえのない存在になっていくのがよかった。
最後は二人なりに(?)適職を見つけて細々と暮らしてるのかな‥とほっこりしました。
相手を不快にしたらどうしようとか、好きだからこそ考え込んでしまってうまく言葉にできなかったり、選ぶ言葉を間違えてしまってすれ違いもあった不器用な二人の続編!
今作では、遥が無事に独立してお店がオープンしているところからスタートします。おめでたい!しかし、やはりオープン直後なのでまだまだ順調とはいかず、晃成との時間がなかなかなくて‥‥けれども前作よりも成長した二人は言葉選びが下手なりにフォローしあって乗り切っていきます。
ところが、遙の元カノが登場し、動揺が走る晃成!
ネタバレしてしまうと何も心配することがないんですが、やはり成長しているものの口下手な二人は健在で危なっかしいところがありました(笑)
二人の関係を隠しているせいもあってしどろもどろになってしまうことも多々あったので、友人や同僚には正直に言えてよかったのかなと思います。
ラストシーンはタイトル通り、ついに晃成が花束をもらいます。
ちゃんとした花束ではないけれど、すごくうれしそうでほっこりしました。
そして前作で晃成がまだ一度も花束を貰えてないことがすごく気がかりだったので回収できてよかったです!
溺愛サキュレントのスピンオフですが未読でも問題なく読めます。
溺愛〜で登場したカフェでバイトする大学生の理人が不用品回収で拾った多肉植物が実はウミウシで生き延びるために多肉を使ったウミウシが多肉+ウミウシになってしまうというところからはじまります。
もえ先生の人外はやっぱり面白いし、多肉植物とウミウシの雑学が増えていって学びにもなります!
ウミウシのお名前は後半に登場するのでここでは伏せますがイケメンなのにニート希望の御曹司という設定が先生の作品では珍しく怠惰(?)なキャラで面白かったです。
一度やったらもう固定!とかエクスカリバーでフェンシング(笑)などなどツボにハマってしまってお腹が捩れました!
20年前の作品ですが某電子書籍サイトのキャンペーンで拝読。
同性婚が海外で認められたばかりの時代…ということで時代背景も懐かしいなと感じました。先輩が弟が同性と恋愛しているせいもあり、同性愛に対して偏見の塊のようになっているのですが、その先輩を一途に5年も思っていた森永くん。
友人から媚薬を無理やり押し付けられ、たまたま酒と間違って飲んでしまった先輩の処理を…と片思いが急に進展するところもテンポが良くて面白かったです。
毎年約1冊ずつ刊行されているので時代とともに作画も先生らしさとその時々の流行に合わせて工夫されているのがわかって読み進めていくのが楽しいです。
3巻も最高にえっちで可愛くてかっこいい二人でした。
この二人を見ていると語彙力崩壊してしまう…♡
2巻の終わりで出てきた新キャラの詳細が判明する3巻、そして同時併行で芸術祭(文化祭)の準備も始まるので賑やかなタカラとガク達周辺。
新キャラはタカラと離れ、海外にいた頃に出会ったピアニストの卵レオで、ガク父の教え子であり、ガクの元カレでもある(容姿、雰囲気がタカラに似ていると1巻から出てましたね)。
タカラとバチバチになるも、似ている部分もあるので相容れないと言いつつも相手を認めるところもあってタカラもレオもしっかりしているところは似てる!
高校生という未熟ながらも大人へと成長しているこの年代だからこその発展途上がすごいしっかり描かれていてさすが先生〜!!
タカラがガクを巡って不安や心配になるところもあるのですが、ガク自身も男前!恋人の地位は揺るがないところがかっこよくて素敵でした。
4thも楽しみです!!!!!
特典はとらさんの同人誌が最高でしたので必見です。