まるでそうなる事が自然だったかの様に、お互いの血がお互いを求めて一つになった崇文とシズカ。
貪るように毎日求めあう姿がとても美しい。
1ミリだって離れていたくない、シズカは崇文のもの、崇文はシズカのもの。
それなのに
「崇文を
誰かに取られるくらいならー」
由緒有る家柄に生まれた高校生の男の子2人が主人公です。
絵がとても綺麗で、本当にかっこいい…
性描写のシーンも作画崩壊なんてあるはずもなく、一瞬たりとも読者を萎えさせません。
物語は後半、急展開を迎えます。
正直気になりすぎて夜も眠れません笑
購入するなら、1・2巻セットで買う事をおすすめします。
1巻で散りばめられた伏線をどう回収していくのか、とても楽しみです。
まず一言いいたいのは、イチャラブやほのぼのが好きな方は回れ右してください。
暗いです、そして重いです。
読んだ後はズドーンと闇に放り込まれた様になってしまいます。
特に途中で主人公がDVDを見るシーンなどは本当に人を選ぶかと思います。
現に私は少しトラウマになりました。
夜寝る前に思い出しては暗い気持ちになります。
血や暴力や犯罪の描写もあります。
それでも読み返してしまう、そんな作品です。
この二人だからこそ愛し合えた、この二人でなければありえない、そんな歪んだ愛の形を描いています。
いびつだからこそ、歪んでいるからこそ、一度噛み合ったら二度と離れることはないのでしょう。
異常な愛情、執着心。
闇の様に真っ黒な愛で、見ていても幸せな気持ちになんてなれないのに、何故か2人の愛に魅了される、吸いこまれる。
買って損は無いと思います。
そして絵が本当に美しいです。
特筆すべきは目でしょうか、独特な瞳の描き方をされていると思います。
ゾッとするほど恐ろしい目なのに、本当に綺麗でドキッとさせられます。
また、一話表題作とは違うお話が収録されていますが、こちらはなかなか素敵なお話です。
クセはあるのですが、読んだ後は幸せな気持ちになりました。