「我理解不可也」
「心の体操」
「強欲ハッピーセット」
「萌の永久機関や~」etc.....
コメディセンス抜群のセリフ回し!
羽毛先生節語録が今作も飛び出したcpは、年下元メン地下アイドル(+お子さま)×その攻めを推していたふつリーマンでした!!
再会は、偶然。
スーパーにて。
最後の一パックを取ろうとした瞬間、ふたりは再会してしまいます。
この三年、推しを忘れようと自分磨きをひたすら頑張ったリーマンの辰巳。
けれど、突然辞めてしまった推しのことを結局は忘れられずにいて、、、
そんなところでの推しのこたろー+こたろーによく似た子どもと再会し、そこから交流が。
一度きりと思っていたが、まさか後日、辰巳の勤める会社の新入社員としてこたろーはやって来て、、、
という冒頭。
こたろーの辰巳への強火アピールや、こたろーのことをやっぱり推したくなることへ苦悩する辰巳や、
ふたりの恋の橋渡しをカワイイこたろーの子ども、しんたろーも関わってくるなど、とにかく全体的にわちゃわちゃ感や勢いがあって、あっという間にテンポよく読めてしまうファミリーBLでした。
これぞ、羽毛先生マジックでは?!!
と、思えるコメディセンス秀逸シーンにまみれているので、ぜひラブコメ大好きマンの方は必読の一冊でございます!!
個人的には、辰巳からこたろーへの推し愛が一方通行ではなく、こたろーの辰巳への猛アタックぶりも好きでした♡!
あと、途中見覚えのある別のお話のふたり…いましたよ…ね??
女子と同じくらいの目線を持つ小森。
高校で出会った前の席の高身長モテメン、日馬によってコンプレックスだった身長が、さらにコンプレックスに。
けれど、日馬の人となりを知ると、一気に二人の距離感は近付く。
そんなある日、日馬がいつものように女子に告白の呼び出しを受ける。
そしてそこへ居合わせた小森は、告白を断る日馬の、自分への熱い想いを知ってしまい、、、
という冒頭。
結局そのあと、日馬から小森へ告白があり、混乱していた小森は、金ローで流れていたかぐや姫のように恋人になる条件として、五つ要求を提示することになるのですが、、
とにかくひとつ目の、日馬の身長を分けてほしいという条件と、達成するための行動が、まさに身長差25cmだからこそできるキュンキュン具合で、
グハッ!:(◜ཫ◝):
めちゃ良き!!
と、砂吐きました///
もうこんなにもひとつ目からキュンの串刺し攻撃に遭ってしまったら、あと四つ読み終えたらまりあげははどうなっちゃうの?!!
と、心配しましたが、もれなくキュンタヒしたので、ここに記しておきますね。
キュンの洪水がすごすぎます(両手を合わせ、コミックスに向かって拝む)!!
ですが、ひとつ注意点が!!
日馬の中学時代の元カノが登場して、小森に接近しますのでご注意を。
ちなみに、本文ではえちなし。
描き下ろしで誘い受けっぽくなって見事に致しております。
紙コミックス修正白抜きですが、噂の日馬巨tn…は、クビレありの白抜きでちょっぴりそのシルエットがえちかったです///!!
体格差BL好きな方は、絶対に履修したほうが良きお話でした(◜ᴗ◝ )♪
〇された父親のタヒの真相を知るために、50年ぶりに師匠であり幼なじみの宵星と再会した申鳳の、長年片想いBL第二巻目です。
そういえば前巻では、えちなかったけど今回はどうなのかなあ、、
と思っていたら、やはりキス止まり?!! でした。
けれど、それで充分と思えるほど、物語は父親〇しの真相に迫ったように思います。
というのも、申鳳の長兄、申凌の出生の秘密が今回明かされます。
そして、拉致された尤蘭を密偵にさせるなど、どうやらその裏に申凌の存在がチラつくような場面が、、、
そんななかで、尤蘭と仲良くしている申鳳に嫉妬したり、同じ寝所で申鳳に触れることに抵抗を感じていない発言をする宵星。
宵星の一族を滅ぼしてしまったことに罪の意識を感じつつ、少しずつ距離を詰めていく忍耐の男、申鳳の片想いは大変素晴らしく、いったいどこまでキス止まりなのか、その記録更新を今後の楽しみにしていきたいと思います。
そういえば、申凌のあの術って宵星が教えたものだったと判明したこのエピソードが、後に宵星の大きな後悔に繋がりそうな予感がして仕方がないし、
あれこれ伏線かと思うものがありすぎて、
ふたりは離れ離れにさせられちゃったし、申凌怖いしで、三巻読むのがちょっぴり怖いと思ったえち色は薄いですが、幼なじみファンタジーとしては読み応えたっぷりな今巻でした。(でも絶対次も読むマン)
生粋の関西人である牙央は、小二の頃に転校してきた一嘉がずっと好きだ。
高校卒業してからもずっと一緒にいるものだと思っていたが、まさかの一嘉は東京の大学へ進学すると知り、一年遅れで念願の同じ大学へ入学。
住むところも一嘉の家と相談なしに勝手に決め、上京と同時に押しかけ同居が始まり、、、?!!
とにかく一途すぎる牙央。
牙央の一方通行かと思いきや、実はそうでもなかったり、、、という、きちんと双方向でLove矢印が出ていたのが良きでした。
あと、再会したら牙央がめちゃガタイ良くなっててイイオトコになって現れて、受けがえっ…て、困惑するのも良きでしたね。
そう。
受けに一途すぎる攻めが時折見せる僅かな変化に、受けが常に享受されてきた攻めからの愛に胡座をかきすぎるな的な、この微妙な足元不安定になりそうでならないくらいのさじ加減が、(もちろん攻めはそんなつもりないし、ずーーっと受け大好きマンだけど)垣間見えるストーリー展開が良きでした。
(ワカリズライコト言ッテテゴメンナサイ!)
あと、作者様が大阪の方ということで、関西弁とか大阪ノリな牙央のお母さんとか、空気感が読んでいてなんか良!! と、なったテンポ感でした。
牙央の伸び代プライスレス! な一冊、まだ未読の方はいかがですか~~?!!
お隣同士でどちらも人見知り同士だった、葉一(メガネ受け)と、葉一にべったりの依旺。
小さい頃は、小柄で泣き虫な依旺を庇護すべき存在として、周囲から守ってきた。
そんな依旺に、犬の絵本を読み聞かせ終わったあたりから、依旺は葉一の犬になりたいと言い出してきて、、、
あれから高校生となったふたり。
すくすくと成長し、葉一よりも大きく成長し、バスケが超絶うまくなり代表選手にも選ばれるようになった依旺。
うまくできたご褒美なども、昔の頭よしよし撫でてご褒美から、今ではセッ…する仲の幼なじみへ。
恋人同士になりたい依旺と、恋人同士になったらいつか関係が変わってしまうのではないかと脅え、幼なじみのままがいいと突っぱねる葉一。
また、依旺の活躍ぶりに自分は相応しくないのではと苦悩し、依旺の隣に並ぶためにもずっと書き続けてきた小説の公募にチャレンジしようと、奮闘するがそれがまた、すれ違いのきっかけとなり、、、
という展開。
とにかくナニモカモが大きすぎる攻めの依旺が、葉一の前限定でめちゃ可愛い忠犬お犬様になるし、えちえち大好きで寝込みにぺろぺろしちゃうほど、葉一大好きマンなのがスゴく良きでした♡!!
けれど、お話もしっかりしていて、アオハル世代のふたりの余裕なき焦りや苦悩も描いていたり、などただただ可愛いだけではないストーリー運びにも、グッとのめり込んで読むことができました。
攻めがめちゃモテてすごいのに、当の本人がその自分のすごさに気付いてない上に、受け以外、まったく目に入ってないという一途溺愛攻め好きマンなので、その設定にもどちゃクソ萌えました♡
タイトル通り、ホントにトロけちゃうほど攻めの溺愛が過ぎる、甘々お犬様攻めBLでした!!
かわちい…♡(←古い言い方すみません!)
タイトル通り、田舎町の博物館を舞台にしたお話。
カップリングは、まさかの甲冑×博物館へ異動になったリーマンです。
お客が少なく、仕事でやることも書類整理くらいの博物館勤務となった梢。
ある日、会社に忘れ物をして夜間取りに行くと、まさかの施錠したつもりのドアが開いていた。
あれ、、?? と、疑問を抱きながらもドアの向こうへ進むと、日中展示されている資料の甲冑が動いていたり、人形たちが酒盛りをしているなど、まさかの光景が広がっていて、、、?!!
という冒頭。
夜にならないと動き出さない展示品の無機物たちと、リーマン梢が毎夜交流を重ね、とくに甲冑のなかの人(紺さん)ととくべつな感情を互いに抱き始めるという淡い恋模様のお話です。
が、無機物とリーマンの恋が、いつまでもうまくいくわけはなく、、、
まさかの結末に、
へっ……?!!
ぇっ?!!
と、声を上げてしまったのはまりあげはだけでしょうか。
これって、バームクーヘンエンドってやつでしょうか??
それとも、メリバ??
それとも、、、?!!
愛とは、とても難しいものです。
相手を想ってこその奇麗ごとな愛だとか、傍から見たら不安定すぎるけれど当人同士は幸せである愛だとか、、、
今作のこの結末に、余韻強めの突き放し切なエンドに、しばらくあれこれ考えてしまったまりあげはでした。
読む人を選ぶエンドなので、突き放し系が苦手な方はご注意を!!
でも、個人的には、甲冑の中の人である紺さんの優しすぎる武士的紳士キャラがすごく好きで、とても面白かったです!
このお表紙の距離感も、もどかしいし、読了後に見るととても清い交際すぎて甘酸っぱい!!
28歳目前の爽やかイケメン教師、鳥飼は、恋人いない歴が年齢だ。
DT処〇のゲイ。
せめて恋人は無理でも、プロの手を借りてえちをしてみたいとデリヘルを呼んだら、まさかの昔、教育実習生時代の教え子だった柏木がやって来て、、、
というお話。
柏木は、どちらかというと一匹狼的な粗野っぽい学生だったが、鳥飼の涙顔を目撃されたことで距離が縮まった。
当時、家庭に居場所のなかった柏木にとって、心の拠り所だった鳥飼。
そんなことは露知らずな鳥飼。
けれど、デリヘルボーイとその客として再会したふたりは、やがてそれ以上の感情で互いに揺さぶられるようになり、、、
あとがきにもありましたが、もっと柏木関しては深堀りできる(というか、知りたいことたくさんある)エピソードありありな元教え子で、じっくり読みたい感はありました。
けれど、柏木が高校生時代からすでに鳥飼に惹かれていて、
思春期の複雑な生い立ちの頃に抱いた想いをずっとデリへルボーイナンバーワンになっても引きずり、土日は鳥飼のために空けておく一途さは、めちゃ良き…♡でしたし、なんだかんだ鳥飼のこと好きなクセに無自覚で、特別扱い行動してる感じも好きでした!
生い立ち複雑ナンバーワンデリへルボーイ×アラサーDT〇女教師設定で、どちらも一途な純愛好きさんにはオススメの一冊です!
ようやく大遅刻で読めました!!
思えば発売日にメイトへ買いに行ったら売り切れててなかったんですよね、、
それからずっと読みたくて読みたくて、ようやく読めたらなぜあのとき、コンマ一秒でも早く、むしろ開店と同時に、我メイトに行けなかったンダ?!!
と、過去の自分を責めたくなるほどのスト重BLでした。
そのお話とは、、、
主人公のるかは、内気で内向的な青年でしたが、「ミミじぇる」という可愛いウサギのマスコットの生みの親で、ネットに上げたイラストがヒットし、商品化するまでに。
けれど、次第にるかの思惑とは違う方向で消費され、心身ともに疲弊からミミじぇるの権利を手放してしまい、田舎へ引っ越すことに。
けれど、その引っ越しの日におかしな出来事が。
飛行機に乗っていたはずのるかでしたが、まさかの病院に。
そこで、なぜかオメガだと言われて、、、
元々、オメガバースのない世界で生きていたるかは混乱し、ヒートまで起こし、同じアパートに住んでいたアルファの青年拓海に助けられ、、、
という展開。
ミミじぇるちゃんも喋るし、オメガバ世界に転生? 異動? しちゃうし、で、なんでもあり? なファンタジー設定なのですが、元の世界でやるせない思いをしたるかが、優しくて溺愛してくれる拓海と出会って、人としての心を取り戻していき、幸せになっていく過程は読む側も温かい気持ちにさせられるオメガバースでした。
途中、元の世界に戻ったりもするので、最終的にどちらの世界に留まるのだろうかと不安しかありませんでした。
が、るかが幸せに生きていけるほうを選んでくれて、幸せな伴侶を得て、弱虫じゃなくなったどころか、溺愛オメガとなって本当によかったと思える結末でした。
これから読まれる方は、どうぞ安心して最後までご覧ください!
ちょっと変わった、けれどほっこりカワイイオメガバースが読みたい方にオススメです♪
この作品が発売されたとき(と言ってもわずか数週間前)、知人たちがお表紙や帯を見ながらあれこれ考察していたのを、読み始める前に思い出しました。
お表紙の1番上のキャラは、空に浮いているとか、帯が「49日」と書いてあるだとか、、、
まあ、つまり読む前になんとなくこんな話だろうなあ、、、
お涙頂戴系かなあ、、
などと、変な先入観ができてしまったわけでして、、(失礼極まりない先入観だったと、読み終えた今なら切腹の勢いで謝罪できる)
で、読み始めたら案の定、主人公のDD萩野の前に現れた苦手な存在の榎本先輩は、事故で幽霊ならぬ天使設定になっていて。
しかも、49日の間に親友の魂を奪えば、自分は生き返れるので協力してほしいと宣い、、
という冒頭。
すっかり事前先入観と、冒頭だけでの決め付けで、あ~これはお涙頂戴モノかなあ、、
などと思ってしまった自分が憎いエンドでした。
ということで、以下にこちらの作品を読むうえで投げかけたいpointなどを、、
(というか、ネタバレでもありましたね、、、すみません)
◆榎本先輩が本当に好きだったのは、誰なのか。
◆そして、萩野が好きな相手は誰だったのか。
◆天使との契約を交わしていたのは、実際誰だったのか。
◆本当に亡くなったのは、誰だったのか。
◆この作品の本当の泣きのポイントとはどこだったのか。
大どんでん返しとまではいきませんでしたが、徐々に明かされていく事実に、
ひたすら、…ぇ?? ぇえっ??! ってなったのは間違いありません。
とりあえずネタバレなしで読んでみてください!
と、オススメしたくなる一冊です。
が、個人的には春名先輩ぃ~~~!! と、歯がゆさを覚えた一冊でもありました。(この件に関しては消化不良。それでぇえのか、春名?!! と、某カー〇ロー〇のCMをしている大〇真央風に囁きたくなったまりあげはでした)
春名先輩救済ストーリー、、くれ、ください、、。(両手を広げ、差し出しつつ、平身低頭)
Loveよりも家族問題のほうが割合多め? になった6巻読後の印象でした。
前巻から引き続いた大我の従兄問題からスタート。
従兄の影響もあったりするのか、小学校入学を控えている律を取り巻く環境で、父ふたりという境遇に難癖つける保護者が現れます。
今までそんなことを気にしてこなかったふたり。
対外的な評価を考えるきっかけにもなりましたが、
従兄と対峙する際、大我は自分の家族を守るために弁護士になったと言い放ち、言うことなすことイケメンすぎて卒倒しました。
ここ最近、凌の前だと壊れ攻めキャラになってましたが、久しぶりにイケメン攻め様ぶりを発揮させ、キュンとしたまりあげは…✧
ほか、凌の元カノにいよいよ赤ちゃんが生まれ、お兄ちゃんになりたい願望を持っていた律は、念願叶って葵のお兄ちゃんに♡
けれど、葵をちやほやする大我と凌を目の当たりにして、やっぱり赤ちゃんがいいと駄々を捏ねる律に、次第に巻を増す毎に優しくてしっかりもののお兄さんに成長してきた気がしてましたが、やはりまだまだベビちゃんなところもあって微笑ましさを感じました。
で、なにが言いたいかというと、巻を重ねるごとに律を取り巻くファミリーが、大我と凌だけでなく、凌の元カノの果穂や、果穂の子どもの葵など、色々な人たちが加わってきて、家族とは、、、??
と、現代のファミリー像は何にも捕われることなく自由であることを再認識しつつ、
たくさんの大人たちに囲まれて伸び伸びと成長していく律が、大人になったらどんな人間に育つのだろうと。
あれこれ未来が楽しみになった6巻でした。
(、、、あれ?? もはやメインcpより、律の成長期が気になってる?!!笑笑)