まりあげはさんのマイページ

レビューした作品

マスターレビューアー ソムリエ合格

女性まりあげはさん

レビュー数477

ポイント数4093

今年度5位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

この部屋から出られないのは、本当は誰なのか、、、

タイトルから察するに、
最近よく見かける、〇〇しないとでられない部屋などというちょっぴりけしからんえちがあるBLかと思って(期待大!)、コミコミさんで有償特典小冊子で購入しました!


父親の借金の担保として、取り立て屋の開と同居名義の監視をさせられることになったDDの小鳥遊。
その苗字ゆえ、ことりちゃんと呼ばれ、ありとあらゆる場所まで監視される日々。

けれどそんな開が、小鳥遊を利用するために料理を始めたり、タバコも匂いを注意されて電子に変えるなど、
明らかに態度や行動に変化が見えてくるようになり、、、

第三者から見ても「監視」と呼ぶには、あまりにも距離が近くなりすぎた同居。
小鳥遊もなんだかんだ言って開のことを受け入れつつあり、これって小鳥遊が借金返済したらどうエンドになるのだろう、、、
と不安になるほど、身も心もお互いなしではいられなくなっていた展開でした。


で、意外や意外なのですが、実はこの部屋。
受けだけの話しかと思ったら、攻めもだったという事実が判明します。
なぜ、攻めもなのか……というと、
そこはネタバレになってしまうので、ぜひ実際にご覧になってみてください。
そして、そのエピソードを知ってしまうと、
お表紙の籠のなかに、なぜ二人ともインしているのか。
「監視」する側、される側の同居以外の意味もあったのかもしれないと察すると、
途端にこの物語に流行りのえちタイトルだけじゃない、奥行きのあるストーリーにエモさを感じてきます。


果たして、ふたりは無事にこの部屋に出られたのでしょうか。
それとも――。


コミコミさんの有償特典小冊子では、どうして小鳥遊の監視役が開だったのか。
その理由など、小話的秘話が載っていたり、えちなショートマンガも載っており、たっぷり16P楽しめました♡!

で、結局童貞卒業したかった受けの貞操は、、、?!!

DT大学生の旭は、新歓で見栄を張って経験人数のウソをついてしまった。

ウソをつき続けた結果、ヤリ〇ンという目で見られるようになり、撤回できなくなってしまう。
で、構内でDT捨てることはムリだと察した旭は、デリヘルを呼ぼうとする。
が、やって来たのはまさかの学内イチモテ男の牧島で、、、
という冒頭。


最初は、旭にからかい目的もあったという牧島。
けれど、やがて本気になったと言ってますが、そもそも最初から致してしまい、お金もらってなかったり、本番まで致しちゃってる自体、
わりとすぐに旭を好きになってたんだなあ♡と。


受けに気付かれないような、けれどさりげなく独占欲強めな攻めは、執着攻め好きとしてはとても美味しかったです♪

また、目隠し&大人のおもちゃを使ったり、テーマがテーマなだけに、えちシーンは多めです。
紙コミックスでの修正は、太め白短冊で隠れている部分が多いですが、
牧島の巨tn…や、翻弄された旭のtn…もニュアンスで楽しめる仕上がりと思いました!(説明ヘタクソマン)


サクッと読める大学生同士のえちBLですので、どなたでも楽しめること間違いなしの一冊です!




受けに近付きたい攻めが、したこととは、、、////♡?!!

ケガで高跳びをやめざるを得なくなり、成績危機を迎えたスポーツ科三年の宙が、
夏の間に特別進学科三年の葵と一緒に補習を受けることになり、、、?!!
というDKBLの冒頭。


まず、誰しもが最初に浮かぶ疑問ですが、、、
どうして成績優秀である特別進学科の葵が、宙と一緒に補習することになったのか。
葵は、入学以来運だけで成績良かったなどと話し、宙を納得させましたが、
本来の理由がそうではないことは明らかです。


で、やっぱりお話が進んでいくうえで明らかになっていく、葵が補習を受けた経緯が、成績優秀者だった葵ゆえの愛と狂気(褒め言葉)で最高でした♡
そして、案の定それを知らずに特別進学科の人たちに、葵から言われたことをそのまま口にして、その無知さによりケンカになってしまう宙。


このことでふたりは誤解からすれ違い、葵はショックを受けて寝込みます。

が!
そもそも葵は、宙との補習初日にダセー奴とは仲良くしたくないと言われ(結構ヒドイ、、)、
翌日には宙が教えてくれたカッコイイ奴にイケチェンしてくるほど、宙のことを大好きマンなので、そのすれ違いも本当に誤解なんだよ~~!!
葵はなんとしてでも宙と近付きたかったくらい好きなんだよ~~!!
伝われ~~!!!!
と、もどかしくなる愛のすれ違いにキュンとしました。(切な展開大好きです!)


宙以外での要素ではチートすぎる葵の様子おかしさがとてもよかったので、
ド執着まではいきませんが、
受けをマイルドロックオンする攻めと、元気で愛すべきおバカ(褒め言葉♡)な受けがお好きな方には、とてもオススメな1冊です♪


ちなみに、紙コミックスの修正は白太短冊から、トーンなtn…がチラッとご開帳されていました♡!

八女くんは、ホントに「攻め」すぎだった?!!

中学までマンガのボッチヲタだった狭山。

DKとなり、漫画研究部を立ち上げたが、気付けば自分だけに、、、
けれどある日、ごみ捨てを頼まれた狭山をクラスで影が薄い八女が手伝ってくれたうえに、漫画研究部にも入りたいと申し出てきて、、、

そのうえ、メガネをはずした八女の素顔は、めちゃイケメンすぎる?!!

何度も見てきたBLマンガのような展開に、ドキドキする狭山♡

普通じゃありえないマンガ的展開と遭遇する率が高い八女から告白され、お試しお付き合いを始めるのですが、
八女の性質?上ホントに少女マンガや、BLマンガ的にドキドキする展開が可愛くて、キュンキュンしました///!!
そして、八女のスパダリ具合も最高でした♡!


八女の尊顔があまりにもステキすぎて、世に知られないよう奮闘する狭山も可愛かったです!(いや、八女の尊顔が明るみに出ようとすると、邪魔が入るお約束展開もギャグすぎて面白かったです笑)


で、なぜ八女が冒頭からいきなり狭山へ付き合ってほしいと告白したのか。
あの勢いのきっかけはどこにあったのか。
とても気になっていたら、まさかのボッチ救済からの恋心芽生え…という流れで。
その後の影薄な八女くんの行動とは、、、

一歩間違えたらストー〇ー的な、見事に様子おかしい系(超絶褒め言葉)スパダリと化し、
まりあげはの大好物な攻めへと成長しており、ニヤニヤが止まらないキャラでした♡!


お話は超絶カワイイのに、八女くんのベクトルだけがド執着攻めの押せ押せBLになっている、
そんなギャップを楽しみたい方などに、オススメの1冊です♪







ふたりの愛(と書いて副音声と呼ぶ)は、永遠に続く♡?!!

お表紙や帯の煽り文字からも分かる通り、とうとうふたりは結婚し、名残惜しくもめでたく完結巻となった今巻。


ドヤッてる西田くんの表情に、早く本編読みたい~~!! 病に陥ったまりあげは。

正直、前巻では中だるみを感じていたのですが、最終巻では久しぶりに、このお話を初めて読んだときの、
これ! これだよ!! この狂気的な愛をひたすら副音声にしてお互いにぶつけ、たま~~に本音が口から飛び出ちゃう、この愛が最高に良き良きだったんだよ!!
ときどき、相手を好きすぎるがゆえに自虐ネタというか、不安になって気遣う優しさという名の狂愛も最高すぎて!!涙涙


とくに野崎さんの、西田くん愛が様子おかしすぎて(超絶褒め言葉)終始最高すぎるのでは?!!
と、身悶えました///!!

やはり攻めからの激重愛は最高ですし、そんなのを副音声でも見せられた日には、
ナニこのBIGLOVEおじさん…♡
好印象すぎる…♡
もっとおかしすぎる受けへの愛で、受けを逃げられないように有言実行で包囲してほしい…♡
などと、過激派執着攻め好き感想を抱いてしまったくらい、最終巻の野崎さんは最高でした!!


まさか、このお話のふたりの到達地点が「結婚」だったことには驚きましたが、
最後のページでふたりらしく歳を重ね、
ふたりらしい副音声で終わった大円団だったこと。

最後まで、絶えることなく続いた副音声でのBIGLOVEを見届けられたこと。

この作品が始まった当初、副音声で愛を叫び続ける設定が斬新すぎて衝撃を受けたことは、今でも忘れられません。
天才すぎン?!! と。


本当にこの作品に出逢えて幸せでした!

そして英子先生、長い間ありがとうございました✧
好き♡!!(←ここまで全部、まりあげはの副音声でした笑)

攻めに翻弄される受けが、とにかくキューティーベイベーすぎて堪らん♡!!

昼は古本屋、夜はラブホのフロントでバイトしているめぐるは、古本屋によく来るイケメン客の榛名に片想いしているが、ふと、ラブホによく来るヤリ〇ンと似ていることに気付く。

後に、榛名に家に誘われ純粋な気持ちで行くと、押し倒され、なんとそのヤリ〇ンであったことが判明し、、、
というお話。


乃々先生の描く、二面性? のある攻めに翻弄される表情豊かな受けが、とにかく可愛いです///!!


そして、やがて受けをからかっていたはずの攻めも受けに惹かれていき、
姉の助けが必要なくらい初恋に翻弄されて、真剣に向き合おうとするちょっとヘタレなイケメンの姿も可愛かったです♡

タイトルは、最初受けのことなのかなあと思っていましたが、これは攻めも含まれるな!
と、上記の瞬間に察してみたり、、、


画も可愛いですし、お話も可愛いので、BL初心者様などにオススメな読みやすい一冊です♪

葛藤、そして、、、

同じ職場の美容師同士の清水と晶の恋人編です!

今回は当て馬的な、かつてDKだった頃晶が地元で好きだった同級生の裕也が、美容院の取引先の社員として登場します。

嫉妬で不機嫌さを隠さない独占欲強強な清水に、めっちゃ愛されてるなあ! 晶!! と思っていたのですが、部下のデキ婚からなにやら不穏な空気が、、、

清水の強めな晶への好きな気持ちとは裏腹に、晶はなにやら考えるような素振りを見せ、
なんとなくすれ違っていってしまいます。
辛い展開です。
けれど、その原因はノンケだった清水と付き合うことになった晶としては、避けては通れない話題でもありました。


清水を大好きで、幸せでいてほしいからこそ晶の出した結論。
これが本当に切なくて、、、涙涙


そこで、晶の気持ちを知った清水。
そのうえで、その選択が本当に最良なのか子持ちの姉に尋ね、自分なりの結論を出す姿は、これぞBLの一途攻め様だ!! と、感激しました✧(清水姉と同じ反応)


今回の夜の温泉街のぼんぼりの描写も本当に綺麗で、晶の本音を暴くには、とてもドラマティックな光景だったように思いました。


そして、新たなる夢と逆プロポーズにキュンとしたラスト。
いよいよ、その続きが発売されたばかりの新刊で読めるのだろうと期待大すぎて、続き描いてくださってありがとうございます…2025年、秋!! と、五体投地したくなったシリーズでした。


攻めの執着最高すぎるし、
たとえ自分と一緒になれなくても、攻めの幸せが自分の幸せと言えてしまう優しすぎる受けも最高に切なくて、
愛おしいと思える方にオススメのシリーズです!


報われなかった裕也は、いつか幸せになれますように。

設定を活かすとは、こういうことでは、、、♡?!!

ヤリチン新人俳優の星と官能小説家なのに、官能部分以外が評価されているまきをとの、トンチキ官能実践BLです!!


褐色肌でヤリチンな星が、まきをが次に執筆する世界観を体現するためにイメプレするのですが、
その設定がマニアックすぎて、けれど腐の民のツボをどれも押さえていて、激萌えしました♡!


個人的に、
まきをの元カレで民俗学者の矢野にフィールドワークに連れて行かれたふたりでしたが、
まさかの「勃祭」というどえろ祭りに巻き込まれ、最終的に青〇で盛り上がるというワケが分からないけれど、とにかくえちくて最高ーー! っていうノリと勢いのエピソードが大好きでした!


いや、nぽぽ先生はデビューコミックスからぶっ飛んだキテレツな発想(褒め言葉です!)には脱帽です。
あとがきで触れていた、ボツになった激しめなイメプレネタも気になる所存。


そんなこんなで、星はいつの間にかまきをを大好きになり、まきをなしじゃいられない身体となり、
セ〇レもすべて切ってしまい、
まきをに誤解されフラレたあとは、消息不明となったまきをひたすら探し出す執着ぶりが最強に良き良きすぎて、思った以上にエンタテインメントな一冊に惹き込まれました。

同時収録の、人外×イケボディ大好きな人間の触手に孕まされるBLがデビュー作だったとのことで、
やはりアイディア最高すぎる!!
と、思わず嫉妬してしまった作品でもありました。




電子書籍の修正は白抜きですが、ふたりの肉体がどえろなボディなので(お表紙から察すると思いますが)、それだけでニヤニヤしました♡

オッドアイのスーパーエリート様なαが、心に決めた番とは、、、?!!

オメガバースですが、Ωには宝気(レイズ)という特殊な力を持つ設定があります。

このお話の主人公で、Ωの千尋はその宝気を持たないことで、周囲から疎まれ、無能なΩ扱いを受けている、いわゆる不憫受けです。


ですが、幼き頃に千尋がお世話になっている南条家よりもさらに格式の高い北条家の四男に、番になろうと約束をしていましたが、
大人になり、北条家四男である琳也と再会したが、その約束相手だと全く気付かれないどころか、
心に決めた相手がいるのだと、知らされて、、、
という、なんともショッキングな幕開けとなった冒頭でした。


現在、五話まで配信中ですが、
本当に切ないのです。。。

到着地点は分かっているのに(冒頭の回想から、琳也の番は千尋であることはたしかで、、)、
そこへ辿り着くまでのピースがなかなかハマらない展開がもどかしくもあり、切なくもあり、、、


探している番がすぐそこにいるのに。
千尋に執着している理由が、まさにその番なのに、、、

また、幼き頃、千尋は宝気を使えていたはずなのに、使えなくなった理由は??
などとアレコレ考え早く続きが読みたくなってしまったお話でした!

攻めがオッドアイなのも、幼き頃の本人は気にしていましたが、またイケメンすぎる要素ですよねえ♡!!

こういう危険な匂いのする攻め、大好きです!!

6年ぶりの新刊が上下巻で発売されたとのことで、無印からレビューを!

サイアクな出逢いを果たしたふたりが、その翌日に同じ美容院の美容師と、中途採用の美容師として再会するお話です。

ちなみに、同い年だけど受けである晶と、新しいスタッフとしてやってきた清水、ともにスタイリストという設定です。
店のスタッフたち、とくに晶につっかかってくる清水ですが、それには過去のとある事情があって、、、

女好きのヤリチン性格難あり肉食系の清水の、分かりずらい晶への独占欲が最高すぎて、終始ニヤニヤしてしまいました。
振り回されてばっかりなのは晶だけのようでしたが、実は清水もだということが、清水が寝た一夜限りの女と鉢合わせたシーンで判明し、
これって恋じゃん…♡
と、無自覚すぎる恋心にキュンとしました。


また帰り道、桜の咲くなかで清水への想いを不毛に感じた(タイトルの伏線のひとつかな)晶が、こいつだけは好きになったらダメだと言い聞かせるシーンは、めちゃくちゃ切なく胸がギュッとなって苦しくなりました。
こういう切ない認識のすれ違い、大好きです!

で、本当にそのシーンでも無自覚なド執着ぶりを発揮してきた清水が最高すぎました✧
あれくらい攻めは強引で、執着してくれるのが良きです。(まりあげはの好みですみません!)


ちなみに、女性が絡んでくる場面もあるので、苦手な方はご注意を!
それから他の方も触れてましたが、晶のビジュが女っぽい件について。
たしかに気になる方は気になるかもしれませんが、面倒見のよい性格も相まってか、職場でも皆のリーダーということもあり、
そこまでまりあげはは気になりませんでした!