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女性まりあげはさん

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身体のある部位(パーツ)でしか、人を見分けられない患者(ブレー)のいるパーツバースとは、、、?!!

商業BLではお初に(まりあげはが)お目にかかりました、園瀬もち先生の描く「パーツバース」。

その設定とは、、
身体のある「部位(パーツ)」でしか、人を見分けられない患者・ブレーがいる世界のお話でした。
ブレーは、自分に合う「パーツ」とスキンシップを重ねることで病を治せるという、唯一無二の尊いバースです。


この物語の主人公、真壁は自らがブレーであることを世間に隠し、ブレーとなったことで絶望的だった人生を灯してくれた演劇界に身を置いているが、
やはりブレーとなったことで、人間観察だったり付き合いが絶対である演劇の世界で限界を感じていた。

そんな真壁を癒してくれるのは、月イチで予約を入れている美容師の篠崎だ。
彼は真壁のパーツで、触れている間だけ、鈍かった感覚が鮮明となり、、、
という冒頭。


今までのバース系では、ケーキの味しか感じられないなど、やはり設定の切なさに定評が多いバース系でしたが、
もはや自分すらの顔も認識できなくなってきている設定など、
不憫以外のなにものでもない切な設定に震えました。

が、
パーツと触れ合うことで人を見分ける解析度が上がっていくという、ちょっぴりえちな設定はさすがBLだなあという印象。

そして、もち先生だからこその、そこがえち過ぎず、甘カワイイ感じに仕上がっていて、とても世界観が分かりやすかったです!


個人的には、攻めがなんでもほうっておけない主義で(この時点で、なんだか嫌な予感はしていました!)、受けへの恋に気付いたときには手遅れだった、ソフトな後悔攻め展開がめちゃ好きでした♡


パーツバースの入門編としては、とても読みやすいBLだったように思います。

ちなみに、コミコミの有償特典小冊子では、まさにパーツバースのいいとこ取り? でしょうか。
えちな気分になった受けが、ソフト誘い受けっぽくてカワイイお話でした♪

エリート学園を舞台に、っていう響きが良き…///

DK2年の蒼は、キラキラした外見などから学園で通称ブラックと呼ばれている。
けれど、本性は猫かぶりで違っていて、、、

そんなある日、唯一寮生活をしている蒼のもとに、天敵の通称ホワイトと呼ばれる、蒼よりも何もかもが秀でているチャラ男の白波瀬が寮の隣室へ入寮。
しかも、タイミング悪く猫かぶりな蒼の素顔を目撃してしまい、それを逆手に「俺のものになれ」と脅してきて、、、という冒頭。



このお話のなにがいいって、ケンカップル的なラブコメなのですが。
実はふたりともえちの経験がなく、
とくに終始攻めが言葉足らずで、誤解されていたと描き下ろしで判明した瞬間、そこにBIGLOVEしかないじゃない?!! と、急に攻めのことが愛おしくなってしまったまりあげはさん。

いや、その前から分かりずらくも、ずっと誠実に攻めなりのBIGLOVEをアクションし続けていたのが、生意気設定とのギャップでニヨニヨしてしまいました。

あと、もうひとつニヨニヨしたといえば、幾がお先生のえちシーンの色気としずる感がえちくて、画面にかぶりついて眺めてしまいました♡!


コミコミさんの有償特典小冊子は、獣人シッポによるハートマークがSo Cuteでした♪


タイトルの伏線回収でもある2巻!!

イケメンだけど、愛が重すぎるヤバめ年上センパイの千里と、ちょっぴり警戒心のないおバカな太一とのお話、恋人編です!


今巻では、太一の幼なじみである、はじめが当て馬として登場します。
中盤まで、センパイVSはじめによる、太一争奪戦? が熱く繰り広げられ、
そのせいで、太一とセンパイの間に溝が!!

ずっと太一のことを想い続けていた、はじめの気持ちも分かりますが、あまりにも意地悪具合に、正々堂々と戦えよ!
と、紙コミックスに向けて叫んでしまったのは、まりあげはだけでしょうか??

けれど、このはじめのおかげで、センパイはより太一を大切にするためにどうするかなど、終盤に向けてアレコレ考えるわけで、、、♡


結果、レビュータイトルでも触れたような、タイトルの伏線回収が第三者の口から告げられた瞬間は、なんともエモし…というか、
こういうハピエンに繋がるんだ~!
と、感動しました。
これはネタバレになってしまうので、ぜひ読んでほしいです。



個人的に、コミコミさんの特典8p小冊子の攻め受けどちらも10歳年齢上がっていたネタが最高に萌えて、
とくに10年後のセンパイが大人えろくて最高すぎて、ニヨニヨしてしまいました♡


いったん、ふたりのお話は終わってしまうとのこもでしたが、
連載は続くとのことなので、どんな続編となるのか今からとても楽しみです!
もしや、病院受診したセンパイへくっついていった吉乃と、あのDr? だったり?!!

アレコレ勝手に妄想すみません、、、切腹

眼福なイケメンズたちが登場する?!! タイトルから萌えの気配する新作♡

似非紳士倶楽部とありますが、会員制紳士倶楽部ミモザが舞台です。

登場人物がとにかく多くて、裏カバーにざっと主役cp以外ふたりのキャラ紹介が。
バツイチから人形とともにあるキャラや、ブラコンなど、とにかく年齢性格などバラエティ豊かで、期待が高まります。

で、メインは先にも触れた通り、お表紙のふたりです。

前半は、似非紳士倶楽部とキャラ紹介ですが、中盤よりそのお表紙を飾る、姉の婚約者である煌己に、幼き頃から惚れている大雅を主軸に進みます。


報われない恋をしている攻めに対して、受けの気持ちがまったかもって不明すぎて、ハラハラドキドキして心臓に悪かったです笑

ですが、まさかの結末に、
え?!!
って歓喜の声が出ましたし、そのバックで暗躍しようとしていた似非紳士倶楽部のメンバーもホント何者?!! 状態だし、とにかく全員のキャラが気になりすぎて、
このお話はずっと大雅×煌己メインでいくのか、色々気になって(二度目の言い方)しまった作品でした。

それにしても、大雅は一途で、まさに紳士的な攻めでしたね(◜ᴗ◝ )♡


好きになったら甘えん坊になる攻め♡?!!

大学受験前、家庭教師の茅先生にフラれ、それ以来茅先生好みの男になろうと大学デビューした春斗。

そんなある日、まさかの構内で講師として働くことになった茅先生と再会して、、、?!!
という冒頭。


とにッかく
途中まで、茅先生の気持ちが見えそうで見えなくて、もどかしかったです。
というのも、過去の恋愛が関係しているのですが、最後まで読んでみると、その過去の恋愛は茅先生にとって恋愛じゃなかったのかなあ、、、
などと思うのは、
春斗と再会して一緒に過ごすようになり、理屈などよりも気付いたら動いていた! という場面が多かったからでしょうか。


一番の原因は、
茅先生の言葉足らずという気もしますが、、、


感情がすべて言葉じゃなく、行動に出るタイプだったので、より春斗にも誤解されてしまい、ホントにジレジレすぎて、途中で、ウウッ…泣 ってなったまりあげはでした。
2025年下半期、受けへの分かりずらいBIGLOVE秘めてる部門…大優勝攻めかもしれません。

だからこそ、終盤のあの情けなさからの激情はホントに良かったし、無事に想いが春斗へ伝わったあとの、まるで人が変わったかのように春斗へデロ甘えちな言葉を囁く、茅先生……最高でした…///

最初と最後で、全然キャラ違うじゃん…♡
最高ですね…(猫視点でふたりを見つめながら微笑みつつ)
と、なったピュアきゅんBLでした。

コースケくんと加地先輩、な六巻!!

いつも分厚くて嬉しい、このシリーズ六巻のカラーはパープル。
そして、お表紙からも分かる通りコースケと加地センパイメインのお話です!!


加地センパイにフラレたコースケですが、真っ直ぐすぎる想いに報われてほしい!!
年下のジレンマがもどかしい!!
ガンバレ、コースケ!!
などと、途中までヤキモキしましたが、、、


まさかの中原くんと部長との旅行のはずが、
コースケと加地センパイも一緒のダブルデート的なキャンプエピソードとなり♡♡♡!!

というか、このダブルデートが、予想裏切らずそれぞれのcpが転機を迎えるわけですが…///!!

もう!!(鼻息荒めで)
正直このままジレジレで次巻まで持ち越しかなあと思っていたら、
予想以上の衝撃イベントがそれぞれに起きて、
まさにTo Be Continued…の裏のページのデフォルメ部長みたいな顔になってしまいました!!


個人的に、このお話はずっと一線越えないんじゃないかと思ってましたが(さすがに六巻までこのトーンだしなどと思い込んでいたこと、切腹いたします、、まりあげはより)、
まさかのまさか……♡///?!!

次巻まで、気が気じゃない(嬉しい方向で!)ラストでした♪

タイトルの伏線回収が始まった?!!

前回から引き続き、魔物討伐のためのバカンス編です!!

初っ端から、えちえちな触手プレイにニヤニヤが止まりません(◜ᴗ◝ )♡

けれど、その直後から魔物討伐のシリアスターンに。

魔物を討伐する上で聖女と対立をするイブとゴズ。
そのなかで浮上した聖女は、本当に聖女なのか説が、、、


正直、ゾフェが魔物の囮になる件で、こんなにもシリアスな展開になるとは思わずで、
以前から、イブがゴズさんに対して物凄く大切に想っていることは周知の事実でしたが、
魔王だからこそ何度でも存在が消滅しても生まれ変わり、
その世界にゴズさんはいなくて、
でもそんなことすら気付かず生まれ変わって、、、
だからこそ、一緒にタヒにたいとという、セリフがホントに切なくて、、爆泣


この場面を受けて、タイトルの意味を考えると、このタイトルの重みがグンと増してきて、ただのえちでキュートな転生マンガ(おい)ではなくなってしまってきた予感が、、


でも、あのゴズさん→イブへのプロポーズ(中断しましたが)で、より一蓮托生絆深まれりで、
ふたりの仲はこれから先も磐石なのだろうと思っていましたが、、
ホンモノの聖女? が他にいそうなことや、まだ露呈していないだろうなにか大きな秘密が(魔王はイブだけど、イブのほかにラスボス的ななにかがいる予感が)見え隠れし、
これから益々面白くなりそうな予感がした一冊でもありました。


次巻から新章とのことで、早く読めるのを楽しみにしています!


ちなみに、特典のペーパーが本文の心肺蘇生のアレで、イブのド執着ぶりが最高すぎてニヤニヤしたし、
メイトの有償特典小冊子では、ウサギさんえちが可愛かったです♡!


で、ホントのところどうなんですか///?!! (タイトルに対して一本踏み込んでみる)

同室者が訳あっておらず、久しくひとりヲタ生活を送っていた三津谷。

そこへとうとう同居人が。

しかも、三津谷とは正反対の褐色肌なチャラ男の速水で、、、

ある日、童貞であることをからかわれた三津谷は、勢いで速水を押し倒してしまい、、、
という冒頭。


チャラ男が童貞男に組み敷かれ、喘がされるのが大好きな腐の民には、スタオベモノのBLです。


そして、身体から始まってしまった関係ですので、セ〇レなのか、恋人関係なのか、
あやふやなままでずっと来てしまう苦悩のジレジレ感がとても楽しかったです!


また、少女漫画から必死で好きな相手を口説く方法を学んでいた三津谷に、ギュン♡となって、堕ちたメスっぽい速水も可愛かったですね。
出逢いこそ三津谷にかなり反発しまくっていたのに、いまやこんなにもカワイイ受けになってしまうだなんて///!!


個人的に、えちシーンの色気はもちろん、ふたりがキスする場面で舌が絡み合う描写がめちゃ色っぽくて、えちくて、ドアップに描かれたコマにどちゃクソニヤニヤしてしまいました♡!


ちなみに、コミコミさんの有償特典小冊子では、妄想滾りますねえ(◜ᴗ◝ )♡ な、SSでした♡!

A♡←B♡←Cという、登場人物みな一途なお話?!!

年下一途DDの恵理也×攻めの兄を一途に想うデザイナー和音のお話。


受けの想い人が結婚することを知り、失恋したことで、攻めが受けに告白。
そこから受けの家の隣に越してきたり、過去受けが攻めに似合いそうだと言ってくれた髪色に変えたり、、、
猛プッシュ攻撃が、愛と勢いが溢れていて清々しさを覚えました♡!

こんなにも一途な攻めに、なぜ絆されないの、、、受けは、、、
と、ヤキモキしますが、やはりそこは長年攻めの兄に報われない片想いしているからで。

けれど、徐々に絆されていってからは、年上ならではの年の差的な苦悩も背負うわけで、、、

このすれ違いが、年の差BLの醍醐味といいますか。
このハードルどうやって、攻めのBIGLOVEで乗り越えてくるのかが楽しみで。

結果、拗らせても攻めはずっと受けを好き続けてる一途さには、タイトルに偽りなしで、最後まで楽しく読むことができました。
とくに、受け一筋でえちの経験なくて、キスヘタクソというか、焦って歯が当たるシーンは一途な年下攻め!って感じがして、めちゃ可愛かったです!


巻末の、受けが攻めロスになっているエピソードは、年下攻めならではの愛とプライドが描かれていて、キュンとしてしまいました♡
こういう年下攻め…好きです!


読んだ瞬間、冒頭のイメージと違って浄化されたBL!!

面倒見いいシスコンの和樹が、偶然、生活能力のない学校イチのモテ男で王子と呼ばれている宇佐崎を拾って連れて帰るお話。


出逢いはありがちでしたが(大変申し訳ございません、、)、外から見る宇佐崎と接してみて受けた印象とが違いすぎるほど、ド天然な宇佐崎。
一緒に過ごすうちに和樹だけが特別であることを無意識に?自覚し、自然な空気でグイグイ迫る王子感が最高すぎて、
こりゃモテるだろうし、
だけど和樹は戸惑いまくって距離置こうとするし、、
でも、生活能力なさすぎて、結局和樹は宇佐崎をほうっておけないし、、、


という、この無限尊いcpループイベントが発生して、
終始Bたちのキラキラとドキドキとピュアさに充てられました。(←浄化された音✧︎*。)


また、まりあげは的には一番の盛り上がりは文化祭での宇佐崎告白列のエピソードで。

まさかの和樹自身が宇佐崎の想い人と思わずグルグルしちゃう展開では、
和樹!大丈夫だよ!! 自信持って!! と、不安がる和樹に伝えてあげたいくらい応援したくなりましたが、
あの呼び出しからのくだりが最高にアオハルすぎて、その良さにひたすら身悶えすぎて横転してしまいました。

ピュアなBLからしか摂取できない、甘すぎる(タイトルからの引用でもある)恋がココにギュッと凝縮された、初恋(宇佐崎もそうだったのがびっくりでした!)同士の尊いBLをお好きな方にオススメの一冊です!



個人的に、レビューがここに一冊もなかったのがびっくりしています。
なぜ、、
こんなにも尊いのに、、、などと大きな独り言をここに記させていただきます。(主語デカすぎてすみません。切腹)