少年時代をともに過ごした二人が、一度は別れ、傷つきながら成長し
ふたたび再会を果たしたとき、もう一度始まる恋の物語です。
ひとを好きになりすぎて、夢中になりすぎて、せつない。
その気持ちの正体がわからなくてつらい。
そんな恋愛の苦しさや、醍醐味がよく描かれた作品だと思います。
日高ショーコ先生は、キャラクターの心の機微を描くのが本当に巧いなぁといつも感心させられます。
さりげないしぐさや、交わしあう視線、セリフひとつにもキャラクターの想いや個性が表れている。
繊細なタッチの美しい絵柄もとても好きです。
個人的には「初恋のあとさき」はスピンオフ版「嵐のあと」(「嵐のあと」は「シグナル」のスピンオフ版です)の二人(榊×岡田)のその後も見れたので、うれしかったです♪