自分がオメガバース初心者なのでいまいち理解できていないのかもしれませんが、Ωってαだったらすぐに発情して誘惑するのが普通なんでしょうか?
もしくは、ヒートが起きていたらどんなαでも誘惑するんでしょうか?
先生が主人公を「俺のことを見てくれている」と思う理由が「自分の考え(生徒には手を出さない)」を尊重してくれるから、「Ωではなく主人公という人間として尊重する」という流れになっているのですが、これは普通のΩがそうではないことを前提としていると思うのですが、そういうものなんでしょうか。
先生が主人公を好きになった流れはとてもいいと思うのですが、結局のところ先生がΩの主人公になびいた理由が、「運命の番」というα性とΩ性ではないと発生しない現象に起因してしまうのが残念に感じます。
作中でも言っていますが、主人公が先生を好きになった理由も「運命の番」だからという可能性を否定できないので、結局主人公が先生のことを尊重しているのも「Ω」としての欲望を叶えるためにコントロールしているとも邪推できてしまいます。
あと、主人公が最初の方はお腹が疼くとか欲しいとか思っているのに、なぜ抱きたいと思うようになったんでしょうか。これも作中で他のΩと主人公を差別化している要素の一つだと思うのですが、なぜそうなったのかよくわからなかったです。
別のバースの組み合わせか、攻めがすぐに好き好き言わないキャラで読んでみたかったです。
自分の趣味には合わなかったです。