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もしもな高校生バージョン

本品は『イヤって言ってもきかないで』の
アニメイト有償特典小冊子です。

2人が同級生だったらと言うイフバージョンです。

授業中に寝こけていた吉鷹は
次は体育の時間だと林に起こされます。

着替え始めた吉鷹の肘が林に当たって
林が思わず甘い声をあげた事で
吉鷹は林の身体をツンツンし始めて・・・

B6版サイズで表面フルカラー、内面モノクロ印刷にて
吉鷹の夢でのもしもバージョンです。

吉鷹は林と同じ年で友達で
高校時代を一緒に過ごしていたらどうしていたか
と夢に見ると言うお話です。

吉鷹のツンツンで悶ええる林は
吉鷹の目にはエロエロに映ってして
2人して勃たせて抜きっこしたところで
林に起こされるという幕引きでしたが

高校生でも2人の関係性は
今とそう変わらない感じでした (^m^)

恋愛の勝ち負けを決めるのは

今回は卒業を控えた大学生と会社員のお話です。

攻様がインターンで赴いた会社で気になった受様と再会し
恋人になるまでと本編後日談を収録。

恋愛対象が同性である受様は
マイノリティな性癖を隠していましたが

あるきっかけで"男とセックスしてみたい"という欲望を
隣室の大学生である攻様に知られて
一線を超えてしまいます。

今までは自分の嗜好を周りに知られないように
慎重にやり過ごしてきましたが

攻様と関係を持ったことで攻様への想いが募り
攻様の気持ちが気になりだしますが
年上の矜恃から自分からは連絡ができずにいました。

やっと心を決めて送ったメッセージで顔を合わせた攻様は
受様が隠したい本心を鋭く見抜いたばかりか
身体だけが目的だったかのような口ぶりに
受様は我慢ができずに攻様を拒否してしまうのです。

果たして攻様の本心とは!?
そして受様の恋の行方とは!?

同時発刊の「イヤって言ってもきかないで 上」の続刊
親の会社に就職予定の攻様とその会社の先輩社員である攻様の
年の差ラブになります♪

既刊の上巻は受視点で描かれていたために
攻様の言動が受様には全く謎でも
受様をモヤモヤ&ぐるぐるさせていましたが

下巻は攻視点が挟まっていく進んでいくために
攻様の言動の背景が見えてきて年の差ものあるあるに
萌えさせて頂きました。

受様に拒絶された事で攻視点のパートとなり
攻様の本心が(読者にも)見えてきます。

最初に恋をしたのは攻様で
相手に求められてきた攻様は受様に好きと言わせる事で
魅力的な年上攻に求められたいという年下攻の葛藤や

受様も攻様がグイグイ来られたことで
強引な年下受に落ちていく年上攻のジレモダに
ヤキモキさせられましたが

最後に受様が男前な告白をして
2人の恋が実るまで楽しく読ませて頂きました♡

どこかでどちらかの対応が違えば
もっと違う展開となっただろうけどそれをいったら
本作の魅力が半減しそうでなかなか微妙かな。

カバー下に上下リンクするキャラ設定とSSがあり
下巻は受様のプロフィールとモーニングルーチンです。
本編後に読むと微笑ましさが増しますね。

隣人の大学生に秘密を知られました

今回は卒業を控えた大学生と会社員のお話です。

ゲイの受様が酔っぱらったことで隣室の受様と親しくなり
受様と関係を待つようになるまで。

受様はモテるイケメン会社社員ですが
恋愛対象は同性で同性とのセックスを求めていても
マイノリティな自分を隠して生きています。

ある夜、切れたビールを買いに出て帰宅すると
ランニング帰りの隣室の大学生と鉢合わせします。
この大学生が今回の攻様です♪

攻様の上着の隙間から見える身体は
かなり引き締っていて鍛えている事が伺えますが

同様な質問に「今は何も」と答えたら
「しっかりした身体で羨ましい」と無遠慮に触られまって
勃ってしまった受様は慌てて攻様から離れましたが
その夜は攻様をオカズにしてしまうのです。

しかも翌朝の出勤時に
外廊下ではちあわせて爽やかに挨拶されて
居た堪れなくなってしまいます。

忘れるために同僚と深酒した結果
部屋を間違えて外廊下で眠気に負けた結果
攻様に拾われて泊まらせてもらうことになるのです。

翌日、迷惑をかけたお詫びにと食事を提供しますが
攻様は受様があの時勃せていた事も
"男に抱かれてみたい"と思っている事も知っていて
イかされてしまい!?

WEB雑誌連載作をまとめての書籍化で
同性に抱かれたいと思っている受様と隣室に住む攻様の
年の差ラブになります♪

購入予定ではありませんでしたが
血ルチルの作家インタビューにてデビュー作と知って
セットで購入しました。

ゲイの受様は性癖を知られる事は躊躇していて
同性とのセックスはしたいと思うだけにとどめています。

隣に住む攻様に身体を触られた事で
ゲイだと知られて手を出されるのですが
攻様の本心は見えません。

それでも惹かれていく自分を止められず
攻様と一線を越えた事で攻様への想いが募っていきますが
言葉のない関係にぐるぐるなところでの幕引きで
とてもハラハラな「END」マークです。

ここで終わるならハピエンな気がするのですが
もう1冊あると思うと絶対に"何か"あるはずで
余り考えずに下巻に突入したいと思います。

カバー下に上下リンクするキャラ設定とSSがあります。
上巻は攻様のプロフィールとモーニングルーチンですので
ぺらッとしてみてくださいね。

流星の好みを再現したはずでしたが・・・

本品は『よわよわ王子・・・』のコミコミ特典ペーパーです。

本編後、ジェイミーの新しい衣装のお話です。

とある朝、
ジェイミーは依頼していた衣装の仕立て上がりを知らされ
微調整のために試着する事となります。

まずはと渡された黒シャツの肌着は
いつもの絹のブラウスよりだいぶ生地の固く
袖のひろがりはなく全体的に細身でピッタリしています。

ジェイミーの新しい遺書はレースなどの装飾が少なく
次々と新調された服をつけていくと
装飾の多い華麗な衣装を見慣れている女官には
少し寂しいと言われますが

ジェイミーが目指すのは・・・

A4サイズ両面にてジェイミーが
龍聖の話に基づいてスタイリングするお話です。

龍聖が話していたオールバックに白スーツ
先のとがった靴という典型的なザ・ヤクザだったのです。

新調したばかりのジェイミーは
朝食の支度のされた食堂に嬉々として向かいますが
ジェイミーをみた龍聖に爆笑されてしまうのですよ。

ジェイミーはせっかく龍聖の好みで仕立てたのにと言い
女官や小姓には素敵だと言いますが

龍聖には"ちびっこギャング"のように見えて
"可愛い"がさきにたってしまうという展開で
読者的にもそれはそうですよね~って感じです。

その後、龍聖も同じ仕立てで衣装を作り
舞踏会で披露した結果がサブタイトルという
コミカルな小話でした (^-^)/

王太子の騎士はヤクザの若頭!?

今回は鬼龍院組若頭とセイレム王国王太子のお話です。

受様に呪われた屍食鬼対策で異世界召喚された攻様が
受様の騎士となり、受様が王となるまで。

セイラム王国は豊かな自然という
天然の要塞に囲まれた豊かな国ですが

60日に1度訪れる紫の月の夜は
西側の古戦場から呪われた屍食鬼・グールが蘇り
餌となる人間を襲撃してきます。

西の村は肥沃な土地で移住も難しく
建国王が精霊と結ばれた事でその血を受け継ぐ王族は
召喚した精霊の力を借りてグールを討伐をしてきます。

黒魔道によるグール復活は紫の月の夜のたびに起こり
プライドの高い精霊は王か世継ぎと定められた継承者としか
契約を交わさないためグール討伐は困難を極めています。

父王は10にならずで風の精霊と契約して以来
毎回グール討伐を成功させますが病に倒れ
グール討伐が難しくなります。

受様は第一王位継承者ですが幼い頃は病弱で
17才の今でこそ寝込む事こそ少なくなったものの
身体は細く頼りなく体力も乏しく精霊召喚の長い儀式に
耐えられたことがありません。

そんな受様のために
従兄弟で補佐役でもある公爵子息が書物から
異界人を召喚する方法を探し出します。

それは奇人と称された学問ギルド長が残した方法で
召喚相手には様々な厳しい条件があり
呼び出せる確率は奇跡と呼ばれるほど低いながらも
受様は公式では初めての異界人の召喚に臨むことにします。

果たして異界人の召喚は叶うのか!?

国の守り手を求める受様と異世界から召喚された攻様の
異世界転生ファンタジーになります♪

受様の異界人召喚は成功しますが
召喚されたのは鬼龍院組の若頭である攻様でした。

呼び出す相手は召喚者と全てで相性が良い
愛を育める相手である事が必須であり

忠誠を誓う仮契約のために接吻を
命を捧げて戦ってもらうための本契約として
肉体の契りが必要です。

攻様はどちらもイケる質であり
受様は正に攻様の好みそのもので仮契約は
問題なく終えますが

相手として女性を想定していた受様は
見た目も気迫も男前な攻様に戸惑いが隠せません。

攻様には受様は好みなタイプであった上に
自らを弱さを卑下する受様のもつ王族としての気概や
民への責任感は攻様が守るに値する者として
認識されていくのです。

物語は受視点、攻視点が入れ替わって進んでい行くため
読者にはそれぞれの事情や思惑、想いが丸見えで
受様に見えない攻様の溺愛ぶりがMYツボでした♡

そして攻様に守られる受様も精神的に強くなっていき
精霊召喚にも成功するのですが
王位を狙う王弟の叔父が策略を巡らせる事になり
ハラハラ&ドキドキ!!

受様が無事に戴冠式を終える幕引きまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/

告白相手は誰ですか?!

今回はバスケ部員と保健委員のお話です。

気になっていた受様に告白練習連れた攻様の恋の顛末と
本編後日談を収録。

攻様は中学時代にバスケットの試合で負ったトラウマで
バスケットの盛んでない高校に進学しますが
結局はバスケットボール部の門を叩きます。

しかしながら
先輩部員は練習に不熱心で遊んでばかりで
顧問はそんな彼らも放置していて指導もせずで
攻様は価値観が合わない先輩達と揉めてばかりいました。

初夏のある日
先輩達との言い合いが激化して
攻様は派手に突き飛ばされて足首をひねってしまいます。

向かった保健室で手当をしてくれたのが
保健委員の受様でした♪

受様が湿布を当てて手当てしてくれる間も
攻様は露骨に苛立ちと不機嫌丸出しで
受様の忠告にも聞く気はありませんが

関係ない受様に八つ当たりしてしまったと
謝罪して体育館に戻ろうとする攻様に
受様が予備の湿布を手渡してくれるのですが

そのシップには顔付きのバスケットボールと
「負けるな」というメッセージが書かれていたのです。

思いがけない励ましは攻様に受様を意識させ
部活に行くのがつらい時に保健室に逃げこむようになり
いつしか受様に会いに行くために通うようになりました。

2年のクラス替えで
受様と同じクラスになっても保健室通いは続き
今日も部活をさぼって保健室のベッドで寝ていると
「好きです」と告げられて目補覚まします。

驚いた攻様は薄目を開けて周囲を確認したことで
告白してきた相手が受様だとわかるのですが
受様はそんな攻様の状況に全く気付かずに
いろんなパターンで"好きです"を繰り返すのです。

やがて攻様は受様が告白練習中と気づきますが
決定的な確証がありません。

結局起きる事も出来なかった攻様ですが
受様の相手が自分なら両想いです。
果たして受様の好きな相手は誰なのか!?

寝ていて告白された攻様と攻様相手に告白練習する受様の
学園アオハルになります♪

寝ている相手に告白練習をする受様もたいがいですが
受様の告白相手が自分だと思った攻様は
受様に告白してもらおうといろいろと頑張ります(笑)

受様が好きな攻様には
受様の言葉や行動に好きバイアスがかかっていて
受様の天然告白ショーといい勝負な妄想大爆発で

受様の告白練習が進んでいく事で
受様の好きな相手の条件がバスケ部の友人に
より当てはまる事に魏ついて勘違い野郎なのか!? って
感じになっていくという実に楽しい展開なのです♪

最初の告白ショーがぶっ飛んでいたので
ドタバタコメディで進むのかと思ったら

攻様のトラウマとなった過去や
受様との接点が見えて来てハラハラ&ワクワク
攻様の恋が実るまで沢山笑わせて頂きました ヾ(≧▽≦)ノ

少しづつ恋に気づく

今回は同じ高校の文系男子と理系男子のお話です。

美形すぎて友人ができない受様が
選択授業で知り合った攻様と友人になり恋人になるまでと
短編続編を収録。

受様は幼い頃から奇麗な顔立ちな子共でしたが
母は受様と会話がかみ合わない事で
良い所は顔だけと言われて育ったため
自己主張が苦手で自己評価も低い子供でした。

受様は高校進学のタイミングで両親の海外赴任が決まると
祖母の元から通うことになり
祖母と一緒に漬物を作ったりする穏やかな生活は
受様の性格に合って楽しく生活していますが
高校ではなかなか親しい友人ができずにいました。

というのも受様は祖母の教えで
離す相手の顔をまっすぐ見て話をするため
美貌の受様に見つめらる事になる相手は照れて
まともな態度がとれなくなるのです。

その反応は受様に母の言葉を思い出させ
話に納得していなくても同意を示す事で
相手に合わせるようになりますが
本根で話せる友人を切望していました。

そんなある日
美術、書道、音楽を選択する芸術の合同授業で
モテる男子と噂されている攻様と一緒になります。

攻様は友人に顔が良いからモテると言われても
「それはそう」と否定もせずにさらりと笑って
会話をうまくつなげている攻様を凄いと思います。

受様も今度使ってみようかと思っていたら
攻様と話していた男子の筆から墨汁が飛び
後ろにいた受様の制服に墨汁が飛んでしまいます!!

受様は茫然としたまま広がりを見た後に顔をあげると
墨汁を飛ばした男子と目が合いますが
責めて睨んでいると誤解されてしまいます。

そんな相手の頭を下げさせたのは攻様で
攻様が受様の制服を洗ってくれた事をきっかけに
攻様と友人になります。

攻様との友人付き合いが受様にもたらす変化とは?!

美形すぎてぼっちだった受様と他人の機微に敏感な攻様の
学園アオハルになります♪

最初は受視点ですが攻視点と交互で進むため
微妙にすれ違っている2人の気持ちが
がっつりわかってとっても楽しいです。

美形と言う共通点は有れど
攻様は周りに求められる自分を装う言動で自分を守り
受様は周りと深く関わらない事で自分を守ってきます。

狭い世界だからこその処世術であり
狭い世界だからこその疎外感なのですが

それぞれが相手といるために相応しい自分であろうと
少しづつ変わっていく様子が微笑ましくて
めちゃキュンキュンさせられました ヾ(≧▽≦)ノ

そうして変わっていくことで
相手だけでなく周りとの関係性も変えていっていて
ハピーエンドまでとても読了感の良い
爽やかな恋バナでした♡

衣田先生のイラストも
物語世界の雰囲気にベストマッチで良かったです。

円を紹介された未紘が照瑛と久遠のやらかしを確信する話

本品は『きみに殺されたい、なんて告白は背負いきれない』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、久遠の彼氏を紹介された未紘のお話です。

紆余曲折を経て円の恋人となった久遠は
円に未紘の紹介すべく、円の店に連れていきました。

楽しい一時を過ごした未紘は
帰宅すると照瑛に久遠の恋人について
感じたままを話すのですが・・・

B5サイズ片面にて円を周回された未紘のその後になります。

未紘が感じたままに円の様子を語るのですが
昔の円の恋人を知る照瑛と
人物観察に優れた未紘によって久遠のやらかしが
2人の中で確定していく展開でした。

2人の関係を正確に推測する未紘と照瑛がすごくて
オチとなる幕引きの後日の久遠について
もっと詳しく知りたいと思ってしまいました (^m^)

新たな一歩を君と

今回はジュエリー職人とカフェバーマスターのお話です。

受様のバーの常連からセフレとなった攻様が
受様の恋人になるまでと恋人となった後日談短編を収録。

受様は小学校から野球づけの人生でしたが
高校の春に右腕に不調をきたして手術を受け
野球が2度とできない身体になります。

そこそこ裕福な実家所有のカフェバーを格安で借り
店主兼料理人兼バーテンダーを勤め
老後のための貯金をする程度に稼げている今は
穏やかに生きることを信条としています。

筋肉質な体形のため何かスポーツをしたいたかと問われて
野球少年だった過去の話をしても胸が痛まなくなり
積み重ねる時間の優しさと足るを知ることの大事さが
何事でも大事なのだと思っています。

恋愛についても過度に求めず
入れ込み過ぎずやわらかに付き合えるのがよく
ここ10年ほどはジュエリー工房副所長で
自らもジュエリー職人である攻様と着かず離れず
セフレ関係を持っています。

攻様はそこにいるだけでパッと場が明るくなるような
独特の華やかさのある男です。

攻様と出会って10年
当初ははかなり荒んだ気配を纏っていた攻様ですが
近年はだいぶ穏やかになりました。

最近はセックスの回数も減り、ただ穏やかに酒をたしなみ
美味しい料理をつまむだけの付き合いも
悪くないと思った受様ですが

攻様の親友でジュエリー工房所長の同性婚が決まり
今後を心配された攻様も想うところがあるようで・・・

慈英×臣シリーズのスピンオフ作の
「インクルージョン」のスピンオフ作です。

攻様は既刊では彼女持ちで
本作の組み合わせはちょっとびっくりでしたが

崎谷先生のあとがきによると
いろいろと面倒くさくてこじれた攻様なので
受様という相手が現れるまで形にならなかったとの事
確かにタイトルからしてかなり重くて不穏です (ᗒᗣᗕ)

物語は受視点で進みます。
常連客とマスターでセフレ関係な2人の今から始まり
2人の出会いから今までに受様の過去が絡めて語られ
攻様が変わっていこうとすることで
攻様の過去が語られると言う仕立てです。

攻様は初恋相手に裏切られたトラウマが大きく
見た目でモテる事もあって恋愛に本気になる事がなく
受様という相手も最初は体のいい相手だったと思われます。

しかし受様は攻様ほどに繊細ではないので
10年も関係が続いても心地よい関係性であれば無問題で
攻様が始めた関係なので終わらせたいなら
それもありかと思っているような男なのですよ。

受様って人間関係に上下をつけないというか
それぞれの受け取り方をそのまま受け入れている感じで
そんな受様に攻様が勝てるわけがないですよね。

恋愛関係に勝ち負けはないとしても
最終的にはより惚れる方が負けるかなと思っているので
ヘタレな攻様が男前な受様にベタ惚れな本作は
楽しく読ませて頂きましたが

攻様のトラウマを生んだ初恋女性が
かなりこじれているので女性からみが苦手な方や
明るい展開がお好きな方はご注意必須です。

攻様の親友のパートナーである編集者が
本作でもナイスアシストしていて楽しかったです。

千疋屋のパフェ

本品は『40までにしたい10のこと 2』の
アニメイト有償特典小冊子です。

本編幕間「千疋屋のパフェ」を食べるお話です。

本日の2人は雀のためにパフェを食べらきますが
雀はメニューを開いてそのお値段にびっくりします。

慶司に「それだけ美味しいんですよ」と
言われて納得しますが
イチゴとメロンのどちらにするか決められず・・・

A6版サイズで表面フルカラー、内面モノクロ印刷にて
パフェを食べに行くお話です。

慶司には「どっちも頼めば?」なんてしまいますが
メロンは次に取っておくことにするという
雀の成長がほほえましい♡

イチゴを食べる姿を"可愛い"と言われたり
"あ~ん"をさせられたりと
なかなか雀にはハードルの高いデートだった様子が
楽しい小話でした。