Twitterで試し読みをし、書店で購入しました。紙の表紙、発色がとっても良くて素敵です!
メインCPの天木×ハルが素晴らしいのは勿論なんですが、私はハルの元彼、陽介にとても興味を抱きました。
陽介はハルが特区に就職することから、自分達の恋人としての関係の維持が難しいと判断し別れを切り出しましたが、決してハルのことが嫌いになった訳ではないんですよね。そんな陽介が特区でハルに再開し、復縁を望むもハルの心は既に天木の元にあるため復縁を断られているのがシンプルに悲しいです…。陽介… 決して悪い人ではないと思うんですが、タイミングの運が無いのかな。
陽介とハルが一緒にご飯を食べているシーンで、陽介が少し口角を上げながらハルの指を自分の指で弄ぶちょっかいを掛けている様子から、まだハルのことが好きなんだなあと伝わってきます。
この作品を読んでいて私が 陽介--ッ(泣)となった一連のシーンがあります。それは "ハルに協力した結果、天木に電子薬で昏倒させられ、その後玉森に電子薬対策の注射を首に打たれて注射痕に(ん~~~♡)とキスされる"という流れの部分です。(特に玉森主席にキスされているコマが大好きで何度も読み返してしまいます)
周りに振り回され過ぎでは、陽介…と憐れむと同時にその不憫さが良いなあと思います。報われて欲しいと思うけど、報われないからこそ魅力的なキャラクターになっているという側面もあり、葛藤…。
シュガードラッグの続編は陽介が主人公となり、陽介、玉森主席、もう一人の首席のちょっと変わった3Pが展開されるそうなので、今からとっても楽しみです。
とりとめのない感想となってしまいましたが、読んでくださった方、ありがとうございます。