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女性みみりぼんさん

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商業BLであまり得られないタイプの栄養が補給できました

注目レビュアーさんがオススメされていたことと、
あらすじ&書影から好みの香りがあふれていたので購入。

先生の作品を拝読するのが初めての者がこんなこと言うのもどうかと思うのですが…いい意味で同人誌のような余白ある雰囲気ある画面が、世界観にマッチしていて大変良いです…!
ストーリー、キャラクターも相まって、総合的に商業BLであまり得られないタイプの栄養が補給できた気がしました!!これだこれ!イキイキ元気!!(よかったね)

上品で、初見では感情表現が淡泊に見えたメインのふたりですが、
関係性、感情の変化が表情に顕著に表れていくのが見て取れて、いいもの見させてもらっています。いい栄養だ~~

しかし、たかまったところで「続く!」になってしまったのでこの期待をどうしたらいいか持て余します(´;ω;`)もうちょっと読みたかったです!

反芻と妄想でなんとか2巻発売まで生き延びたいと思います。えーん!

「ドラマCD」の概念が変わる、作り手の愛に溢れる作品(号泣)

※ストーリー、キャスト、制作の素晴らしさなどは既に皆様が秀逸なレビューで伝えてくださっているので、私からは別角度から失礼させていただきます。

原作既読。
当時話題になっていたのとオシャレな書影に惹かれて上下巻一気に購入したものの
設定の多さに消化しきれずにいた作品でした。
そんな未消化の作品だったので、
ドラマCD化を知った時もまあ想定内ですし何も感じませんでしたが、
深い愛で高品質をご提供くださるGinger Recordsさまが制作されるということで、そこは注目しました。

CD派の方々のレビューを見ながら配信を待機していましたが、早めに始まってくれてありがたかったです!タイミング的にクリスマスプレゼントでしたね!

原作をうまく消化できなかった引け目がありつつもお耳を預けると、
違和感のない流石のキャスティングによりもたらされた耳あたりのいいお声、
ナチュラルな演技、テンポ、BGMなど…全て絶妙に計算され尽くされており、
ものの数分ですっかり世界観に引き込まれてしまいました。
あまりにも良すぎて、場面転換のタイミングで自分も休憩して感情を整理しつつ続きに挑む、というような
なんだか毎週放送のドラマを見ているようでした。

ファンタジー要素もりもりでありながら
キャラクターの細やかな機微がとらえられないと台無しになってしまう難しい物語を、音だけの世界でよくぞここまで…と本当に制作者さまの愛とプライド感じるお仕事ぶりに、涙が出てくるほどでした…何か世界的に名誉ある賞を授与していただきたい…この尊敬と感謝をどうしたらいい!!!?と持て余す感動をレビューに込めることしかできないもどかしさよ。

昨今商業BLのメディアミックス展開が著しく、
一作一作があっという間に過ぎ去っていくなあとなんだか複雑な気持ちでおります。ドラマCDもペースが速く追えなくなってきているし、
原作がヒットしたらCD化もお約束みたいになってきていて。

CDや映像展開にお金の匂いしか感じられなくなるようなつまらない感覚を覚える人間になってしまっていたのですが、
そんな横っ面をビンタされるような衝撃を受けました。

原作の焼き直しなら、原作だけでいい。
そこで伝えきれなかった魅力だったり、原作を読んで感じた感動だったり、
どうして音声で届けようと思ったのか、など
企画制作に関わる人たちの「届けたい」熱意をすごく感じました。

視聴後、余韻冷めやらぬままに原作を再読してみたのですが
当時は取りこぼしていた部分が結構あったんだなあと、
初見ではわからなかった良さがじんわりと伝わってきて号泣してしまいましたし
CDのおかげで消化できた気がします。ありがたや。

【蛇足】2024年、これは!と思うドラマCDは、気付けばいつも阿座上さんのお名前がありました。毎度演技の幅に腰を抜かしっぱなしです。来年も期待しております。

キャストの魅力が引き立つ名作!お値段の価値あり!!

毎度のことですがキャスト買いです。

大塚剛央さんのBL演技に期待しているひとりなのですが、
今回の攻キャラがどんな感じになるのかちょっと予想がつかず楽しみ!となり、
原作未読&ちょっとお高め(3枚組なので)のハードルにもめげず購入。
結果…大正解でした!!このパターン多いので最近だいぶ鼻がきくようになったなあとしみじみ。
あと、ダイスエンタさんの作品だったことも背中を押してくれました。
(丁寧なものづくりというかポリシーと愛を感じるので、信頼しています)

▼キャスト演技について
・大塚さん
フィオくんの、ピュアでまっすぐイイコなのに、独占欲強めのところとか(無自覚なんだと思うけど)押しの強さとか、でも憎めないズルいところとか…
大塚くんの魅力が余すことなく詰まっていて、こ、これは何と恐ろしい沼なのか。
ナイスキャスティングにスタンディングオベーションが止まりませんでした。
こういった役もっと聴きたいです!!

・松岡さん
ゆったりとお色気溢れる演技が秀逸で~~~絶句!!!!
綺麗なおねえさんなのに、最強魔術師で色々ありましたよという過去にも説得力のあるお声で…
松岡さんの演技を聴くのは久しぶりだったのですが、やっぱりすごい方だなあと改めて痛感いたしました。
濡れ場演技でも、
魔力処理のために仕方なくしている行為と、
そこに感情が伴ったときとでは、お声の違いが顕著で、うーん!!ともんどりうってしまいましたね。お上手すぎる!!

大塚くんも松岡さんも、本当に二面性というかギャップを持つキャラの演技が素晴らしかったです。
脇を固められるキャストさまたちも安心感がすごかったです。

▼ストーリーについて
3枚組なのでしっかり浸らせてもらえつつ、テンポが良いので飽きません。
BGMもマッチしていてファンタジー世界を楽しめました。
あと食事したり何気ないシーンも楽しい♪
いろいろあるんですが、常にあたたかさというか優しさの気配をずっと感じられるお話なので、安心できます。これはきっと先生の作風というかお人柄なのでしょうね。
純粋に物語として面白かったです!(これ大事)

▼余談
原作未読だったこともあってか、
最初ルソーに抱かれるシーンが始まったときに、「あれ!?大塚くんお声変わりすぎでは!?!?というか攻ってこんなキャラだったか!??!」と大混乱したのですが(寝ぼけていたのかもしれない)
ちゃんとそのあとフィオが出てきてくれて、ああこっちか!とホっとしたことを白状します笑。
ルソーもいいキャラ&お声なので聴き応えありですが♡

▼まとめ
機会を逃しており、蔓沢つた子先生の作品に触れるのは初めてだったのですが、
シャガールの美貌と世界観をぜひ目でも味わいたい~!と
視聴冒頭で即原作購入を決意いたしましたので、そちらも楽しみです♡

特典目当てに軽い気持ちで聴いたら…沼でした(どぷん)

キャスト買いにて、スモネクドラマCDシリーズを追っている者です。
タイミングを逃しまくったまま未だに原作未読なので、
果たしてスピンオフまで手を広げるのはどうだろうか…と迷ったのですが、
特典で、スモネクカップルが存分に味わえそうだということで
(細かなレビューどうもありがとうございます!)
まあ、あざかみさまだし失敗はないだろう、と。(絶対的信頼)

結果、大変良かったです。すごい。
主にキャストさまの感想になります。

▼本編について
みつるのモンペなので、桜次郎クンにはわりと思うところもあったのですが、
小松さんの演技力も相まって、もう全然水に流しました!いいいい!仕方なかったね可愛いでちゅね!!笑
ツンデレの鏡みたいな、いいツンとデレを久しぶりに見た気がします。
大変良い猫チャンでした。

壱真くん役の阿座上さんについては、
誠実そうなお声から、本性剥きだしてSっ気溢れるお声に切り替わるギャップが
本当に本当に素晴らしかったです(沼に落ちる音)
つい先日、極上の受演技を聴かせてもらったばかりなので
もうふり幅に脱帽ですし、この出演数も納得しかありませんね…!!

結構重いストーリーですが、
理性吹っ飛ぶシーンが散りばめられているせいか、あまり深く考えずに楽しむことができて良かったです(!?)あざかみさまのお声は普通の会話してるだけでもエロいよね…

あと、お兄ちゃん役の興津さんがすごく素敵で、
流石の演技力に、これまた理性を吹き飛ばされること多々ありました。
興津さんがお兄ちゃんを演じられるとこんなにも刺さるもんなんですねヤバ…いっぱい聴けて良かったです(拝み)

▼特典
これが聴きたくて買った!ほぼほぼあん×みつ詰め合わせ♡♡♡
久しぶりに聴きましたが、ああ~これこれ!!!と嬉しすぎてニマニマしてしまいました。
ナチュラルな演技に定評のあるお二人なので、さりげない会話劇でも
ふたりが積み重ねてきた年月まで伝わってくるような、空気感までたっぷり感じられるのは流石です。
次はあんみつ新作が聴けることを願っております~なにとぞ~~!!!!!

▼総評
特典目当てで買いましたが、予想以上に本編が良くて沼に沈みかけながらこれを書いています。あんみつとはまたタイプが違うカップルですが、世界観を活かせていて面白いなと思いました!
もっと理解を深めたくなってきましたので、この機会で原作も読んでみたいと思います。

巻数を重ねたならではの味わい…!糖度高めの逸品。

すっかりタイミングを逃していましたが、改めて聴いたらやっぱりすごく良かったので…
皆さまのレビューを読みたい!少しでも起爆剤になれば…という下心満載のレビュー投稿失礼いたします。

花も嵐も乗り越えて、ようやく幸せ絶頂なふたりが拝める第3巻です。
後半、原さんのお母様襲来もあるのですが、
もう揺るがないふたりが心強い!!
妙な当て馬やすれ違いにハラハラさせられないので、
光属性的にもストレスが少なくありがたいです!!これが3巻の世界か!!!(号泣)

▼聴けるもの
・子守りデート(幸せで可愛くて油断するとずっと泣いてしまう)
・客室露天風呂えっちが堪能できる温泉旅行(湯あたり必至)
・友人カップル(声がいい)との楽しいひととき
・巻を重ねるごとにクセがつよくなっていく気がする原さんの性癖
(新垣さんの演技もちょっと変わったかな?と思ったのですが、
薫くんに見せる表情に遠慮がなくなってきたのかもと思ったらしっくりしたのと同時に、感動してしまいました)
・あいかわらずいつまでも初心で可憐な薫くん
(江口さんの演技幅は本当にすごいなあといつも驚かされます)

▼特典ミニドラマ「先輩へのお悩み相談」
・4トラック分割、総尺20分越え
・原さん×薫くんだけではなく、荒子さんカップルのエッチもしっかり収録されていて満足度高めです!最高壮馬さまの貴重なハイブリッド(!?!?)攻喘ぎも聴ける!!
・吉尾アキラ先生書き下ろしストーリーだそうです(なんて豪華!)

配信派なのですが、
配信にはついていない公式ショップ特典のキャストトークが聴きたくて聴きたくて震えています。
いつまでも解禁待っています…!!

ふたりにお耳で再会できたことに心からの感謝を

まずは、制作いただき本当にありがとうございました!!!!!
と心からの感謝を込めた神評価を贈らせていただきます。

本編のCDを聴いた当時も、それはそれは衝撃を受けたものです。
ずっとちるちる読み専だった自分が、
衝動的にレビューを投稿してしまうほど、それほどの行動力をくれた作品です。

以来、ドラマCDの続編を切望しておりましたが、
原作の動き的に厳しいかなあと諦めもありつつ。
ただ、番外編としてちょこちょこお話が溜まっていたので、
生きている間に何らかのカタチで聴かせてもらえないものかのう…と祈る日々を過ごしていたところ、願いが叶って転げまわってしまいました!!!!!!
制作と配信に関わっておりますみなさまに足を向けて眠れません!!!!!!うっうっ…(おえつ)

▼聴けるもの
・本編の巻末収録作品
・番外編
・ファンブック収録作品
・キャストトーク(重要!)

ショートストーリー多めなのですが、
後半は長編仕立てでしっかり聴かせてもらえますので、
「番外編」というよりは
「2巻」と言ってしまっても良いのでは…?という気持ちも。

本作は、原作ももちろんなのですが
ドラマCDの出来が好みすぎて、特にキャストさまの演技が秀逸すぎて…!

▼五十嵐さん役:八代拓さん
笑顔の裏側に物騒なものが見え隠れするイケメン!
余裕がありそうなのに、好きな子を傷つけてしまった過去がよぎって
臆病になってしまうなど、揺れ動く心境を余すことなくお声で伝えてくださいます!
ゆったりしたお声がまさに五十嵐さんなんですよね…(語彙力の乏しさよ)
やさしいお声でしれっとSを出してくるのですから、柳くんはひとたまりもないですねいいぞもっとやれ。

▼柳くん役:堀江瞬さん
陰キャ受を演じる堀江くんが、三度の飯より大好物!!ですので、
もう終始耳が幸せでお腹いっぱいでした…♡うっとり
オドオドしているのに、言うときは言うぜ男の子なんだぜ!という
柳くんの魅力が、演技とあいまってカンストしていて胸がいっぱいになりました…こんなん無理です…(号泣)

かと思えば、キャストトークではお二人の楽しいお話を聞かせてもらえて
大満足でした。
キャストトークも同梱なのが本当にありがたい仕様です。BLCDはこれがなくっちゃ(持論)

この勢いで、どうか続編をよろしくお願いします!!!!
物語は綺麗にまとまっちゃった感じで厳しいとは思いますが、
日常やイチャイチャを垣間聴ければ寿命が延びますのでどうかひとつ…!!!!!

読み続けていて良かった!これが見たかった神巻。

白状しますと、最近は惰性で買い続けているなと思っていたシリーズですが、
それを吹き飛ばすような衝撃を受けた巻です。

ちゅんたさんの気持ちもわかるとはいえ、
最初のあの行動は、やっぱりあかんかったよね…と、
まあBLはファンタジーだし今が幸せならいいか、と思いながらも
どこかでくすぶっていたのかもしれません。
高人さんへ真摯に向き合い、きちんとケジメをつけてくれたことに
ご本人以上に私が感激してしまったことにビックリしました!大号泣!!

はじめての遊園地にはしゃぐ高人さんが本当に可愛くて、
それだけでも価値のある巻だなと思っていたので、こんな節目となるような展開を見せていただけて、感謝しかないです。
最終回なのか!?!と思うほどの満足度でしたが、
次巻は同棲編ということなので、これまた楽しみです!!寿命が延びるわ~~

卯坂×在須編については、
正直、別の本として分けてもいいのでは…と思う気持ちもありますが。
テイストが違うので、まあ1冊でいろんな味が楽しめるのも面白いのかもしれません。

9巻目にして、多くの人たちから長く愛されている作品の力を思い知らされました。
レビューを書くのをのんびりしていたら、ドラマCDも発売になったのでそちらも楽しみです♪

高評価に納得!2024年マイベストBLCD1位になるかもしれない。

配信サイトのランキングでも常に上位、
ちるちるさんのレビューでも高評価で気になっていましたが、
やっと聴けました!
そしてなるほど納得の最高評価となりました。
原作既読ですが、ドラマCDによって作品への解像度、愛が深まりました!

▼コスパよし▼
本編もしっかり大満足なうえに、特典トラックが山ほどついていてキャストトークも楽しくて…!これでこのお値段は良心的だと思います。

▼キャストよし▼
個人的には、熊谷さん×興津さんでキャスティングしそうなものですが…
これは認識のアップデートが必要だなあとしみじみ感じました。
阿座上さん⇒BLでは攻演技しか聴いたことがなかったので、
受演技のお上手さにびっくりいたしました…!
龍之介の美人さや、
気だるげな雰囲気(抑制剤の副作用なんですけど)がお声から伝わってきて
すごくピッタリでしたし、
原作のキャラクターがより掴めたような気さえします。

晃太に惹かれていくのに素直になれないいじらしさ…
気丈であろうと振舞いながらも、抗えないΩとしての葛藤など
様々な表情を細かく聴かせてもらえたので、感情移入が捗る捗る…!
そして、床上手でもあるので(言い方)本当に末恐ろしい!攻だけじゃなくて
受もこんなに上手だなんて私たちをどうするつもりなの?!?!!と5回はひっくり返りました。
嬌声の種類も豊富でリアルで、ねだるような甘えるような声が男性の色っぽさが凄すぎてひえええとなりますすごすぎた。

あざかみさまにばかりフォーカスしてしまいましたが、
それを引き立てるいいお仕事をしてくださった鈴木さんにも拍手を!

BLCDを通じて、原作の理解度が深まるこの感覚が大好きなのですが、
久しぶりにそれを感じられました。
原作へのリスペクトを感じる作品で嬉しかったです。
BLCD飽和時代ですが、こういった作品がもっと増えますように!

玉響 コミック

ゆき林檎 

後世へ語り継ぎたい作品

個人的なことですが、商業BLを読み始めた頃に手に取った思い入れの深い作品です。
(ずっと二次創作畑にいたので商業BLに目覚めるのが遅かったのでした)

▼キーワード
『大正浪漫、全寮制の旧制高校で幼馴染が再会、切ない、美しい』

▼絵柄
ノスタルジックな雰囲気のストーリーに説得力を与える圧倒的画力。
キャラの感情が髪の毛一本にさえ込められているかのような、繊細な描写が印象的です。

▼所感
なんと10年前発刊の作品なのですね…!
令和の世においても色褪せることなく、後世へ語り継ぎたい作品としてマイベストBL上位に変わらず鎮座しております。

時代が時代なので、現代以上にままならぬふたりの恋が、切なくて切なくて…。
悲恋モノなフラグがすごくて、光属性の私としてはだいぶ怯えるのですが、ちゃんと結ばれますのでホっとしました。

時代、葛藤、憂いを含んで一層色っぽさがにじんでしまうような、控えめなのに漏れ出てしまうような上質な色香を存分にご堪能いただける作品です。

※番外編が電子発行されていたことをつい最近知りまして…!
そちらも併せてお楽しみいただけます♡

初心者にも安心安全!上品な触手プレイをお楽しみいただけます(なんのこっちゃ)

※読了後の余韻に浸ってしまい、レビューを書き逃していた作品です。
当時、広告で見かけて試し読み→購入しました。

『[美しき触手]の世界へ、ようこそ』と帯で謳われている通り、
触手が登場しますが、だいぶ上品な部類かと思います。
男性向けや同人作品のような下品さは感じませんでしたので、
私含め、触手初心者の方にもご安心いただけるのではと思います。

オンナ好きのプレイボーイだったのに、ひょんなことから幼馴染に性的な”処理”をお願いすることになってしまい…⁉
というドタバタコメディっぽい導入&ファンタジー設定ですが、
画面の見やすさもあってか、すんなり物語に集中できました。

なんとも据え膳な状況になってしまったものの、
受への積年の想いをひた隠し、耐え続ける攻。
その精神力に感服する一方、同情を禁じえません(なんて不憫な…でもその我慢もその後限界を迎えるんですけど…!♡)

触手も植物系で、線も細めなので下品にはならず、むしろ美しささえ感じてしまうのは先生の画力のたまものですね。
美しい触手、ハマってしまいそうなのでジャンルとして増えるといいなあと期待しています。