表紙買いしたのがきっかけでしたが、ペンタッチやトーンの削りで表現される眩しさというか明暗からキャラの心情が滲んでいるようですごく好みの絵柄でした。また一時は教師と生徒という立場でしたが周囲に勘付かれたりいかにもな当て馬が出てきたりもなく、そういう面でのハラハラや不安などに気を取られなくていいのもポイント高かったです。嫌なところがなくすごく読みやすいのに終始感情揺さぶられるのでとにかく読んでいて気持ちがいいです。
前巻では読んでる時の感嘆詞がほとんど「せんせい.....」になってしまうくらい先生がいじらしくてかわいくて私にとってベストオブ受けに出会えた作品でもあったのですが、今回続編で水沢がますます好きになりました。日曜の横浜の水沢の「ははは」がもうめちゃくちゃに好きです..。BL読みながら幸せ過ぎて笑ったり泣いたりした作品は初めてでした。