かりんていんさんのマイページ

レビューした作品

女性かりんていんさん

レビュー数65

ポイント数634

今年度51位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

ネタバレは少しだけ

「普陀洛日記」を読んで絵が好みだったのと一風変わった舞台設定なのも良かったので、こちらも購入してみました。
前作よりも更に綺麗な絵柄でキャラの顔面や体躯もとても好みになっていました。
お話はBLおとぎ話のようで納得いくようでいかないような?
まとめられてはいるけれど現実感は薄いまさに『夢見がちな』、夢物語のような。
可愛らしいといったら確かに可愛いお話です。
読後感はとってもハッピーです。
ストーリーよりもメインキャラ2人の美形ぶりとたっぷりな濡れ場を楽しみたいですね。
あと学生仲間の3人も良い味出していました。

前作の設定や今回のCP名などから垣間見るに観山小世先生は博学で知的なかただと思われますので今後大正或いは平安時代のストーリーBLを期待したいところです。

紙本
修正白斜線


上巻のみの感想

作家さんの事まるで知らず、試し読みのみでついつい購入しました。


絵がとても綺麗でお上手です。
楽器類もきちんと描かれています。
詩のような言葉の数々。
たとえば#1の最後
'決壊するその時まで轟音に溺れていよう 抗いもしない魚のままで'
って言葉の連なりが好きです。

ギヴンもこんなんだったっけ、4巻で挫折しちゃったからなー
と後悔する自分がいます。
下巻はまだ読んでいないのだけれど
なかなか読み進める気が起こらないのだけれど。

最後まで読むとがっかりするかもしれないからです。
音楽バンドの中の恋愛物語が苦手です。
別々にしてほしいと思ってしまう。
いっそブロマンス、またはお互いを尊重敬愛するがゆえのセフレ関係を描いてほしいのです。
「Code:G」とか好きでした。

⭐︎がひとつ足りない理由

星をいくつ付けたらいいのか迷ったまま日々が過ぎていました。
大好きなこのシリーズ、毎巻特典類を洩らさず購入し繰り返し読みます。
がなんだかなぁ、よくあるBLによくいる2人のロングラブストーリーになってきているような気がしています、前巻くらいからそんな気がしています。
悪い、とは言っていません。
ただわたし的にはなんだか思ってたのと違う、、、
って意味ですね。

それとわたしがこの巻で感じていた疑問、不審な点に触れていた方はレビューを見たらおひとりだけでした。
チラチラ読んだだけなので違っていたらすみません。
久慈が送別会後にずっと好きだった吾妻を半ば騙すようにしてホテルに誘い、セックスしたいと言いながらキスして押し倒すシーンです。
これ、どうしたってアカンでしょ。
相手はゲイかもしれん、ならイケるかも??
ってことらしいけど。
男女の関係で考えたらどーしたってアカン案件。
このシーンは1巻でも見ていたんですがこんなに詳細ではなかったので、、
なにげない日常を描くBLとのことですが、こんな犯罪すれすれの明らかな合意なしの行為はなんでもない日常なのか、それともゲイ同士ならよく見かける日常なのか頭の中で疑問が消えません。

蛍火艶夜 下 コミック

amase 

他では得られない唯一感!

平成の半ば近くのある年、撃墜王と呼ばれた1人の元パイロットのかたが亡くなり著作を読み終えたばかりのわたしは厚かましくも東京のご自宅に弔問させて頂きました。
上品な奥様が当時を知らない若輩者にも丁寧にご対応くださったことが昨日のように思い出されます。
戦後この方のように著名人となり零戦と過去から切り離せない生涯を送った人は寧ろ少ないのではないでしょうか。
「鳴子部隊」の鳴子飛曹長のように戦後はなるべく思い出さないようにでもある意味大切で楽しくもあった日々を胸内の奥深くに温めながら諦めながら生きている人の方が多かったのでしょうね。
「鳴子部隊」シリーズが1番好きです。

あと、生き残った八木の息子正雄、この子が近いうちに志津摩の姪と出会うだろう事、結ばれて八木と志津摩の血が合わさった子どもが出来るであろう事が暗示されていました。
わたしは上巻の感想にも書きましたがこういうのは好みではないです、暗示、ほのめかしで終わってはいたのでまあ怒ってはいませんが。
本人同士が死別しているのにその子孫がくっ付いて血が受け継がれていくとかロマンティックに思いたくても思えません。

死んだら終わりです。

追記で濡れ場シーンはエロくありません。
結構あるのですがわたしには全くエロくはなかったです。
しかし他の意味でぜひ読んで頂きたい1冊です。

徒然なるままに書いてしもてまとまってないばってん恥ずかしかっ⁉︎←添削希望

ユリイカ、という言葉が冠されてる限りにおいては今回はアルキメデスの理系界隈なのか雑誌名からであれば文芸界隈なのかどっちかなぁ
といずれにせよ期待値MAXで読み出しました。

でもまさか1960年代終わりから70年代終わりにかけてのノスタルジー風味とは!
ごめんよ、この年代にはめちゃこだわりがあります、わりと詳しいです、だからいくつかの有名な先生の作品にも結構キツいダメ出しをしています、わたし。
事実と違う相違点をつい指摘してしまうんですね、、、
そんなわたしから見てもこの作品中にはおかしなところがありません、噛みつく隙を与えてくれません、吾瀬わぎもこ先生&ブレイン、スゴいです。
でもまあ昭和レトロ云々を抜きにしてもぜんぜん楽しめます。
だって今回もエロエロですもの!
舞台はQ大なんだろうけど方言は長崎弁?博多?
九州に住んでいたわりにはさっぱり分かりませんがとにかくこの方言のせいなのかえらくエロい!
何処かでこの方言を耳にしたらわたしもう顔真っ赤になってモジモジするんじゃなかろうか?
挙動不審じゃな!

前回の「アフターグロウ」と比較すると多少インパクトに欠けます。
方言にも慣れたし濡れ場はスゴいんだけどこれも慣れたというか実をいうとわたしの好みのエロとはもともと少し違う。
今回メインキャラに近い第3のキャラもいて3人の顔が似ています、、、わかりにくいシーンがありました。

まあ神評価ですけどね!
紙本、白短冊。
短冊の数は多いけどけっこうせめてます。

この数学博士はこんなにえちが好きで積極的で今後だいじょうぶだろうか?

最後に、
わたしが最後まで理解し得なかった高校数学、博士が言いたかったのは美しい自然の節理の顕れこそ数学と永遠の定理の一端なのだと思う、博士のような人に公園を散歩しながら教えてほしかった。
ちょっとは分かったかも。

大好き「シガー・スイート・セックス」

かむ先生のファンですが特にこの「シガー・スイート・セックス」ゲキ推しですね。
電子も紙も同人誌も持っているので描き下ろし一編の為に購入した次第です。
諸事情で出版社を替えられたようです。
と言うわけで以前の電子特典や同人誌掲載分、snsで発信された番外編、描き下ろしなどまさにぎゅっ詰めされたぶ厚い一冊で好きなヒトにはたまらない!
なのにお値段は以前のものと同じです。
以前のは白抜き修正でしたが今回のは白短冊なのでお得感マシマシですよ♡
初めて「シガー・スイート・セックス」を読む方もわたしのように既に持っているかたもぜひぜひ手に入れて頂きたいコミックスです!

攻めのイケメン望が自分より背が高くてガタイのいい司を溺愛甘やかしえちでトロトロにしちゃう描写がたまりません。
司はバイの元彼がいきなり結婚するという過去があり、再び恋愛、特にバイのヒトとの恋愛に臆病になっていたのですが望の押しの強い包容力と行動力によって自ら硬い殻から抜け出していくのです。

最初の数ページを司視点ではなく別視点、つまり望視点から描かれたものがラスト近くに掲載されていましてとてもイイ。
お互い一目惚れだったんだなあ♡
お互いのタバコとタバコの先で火を分け合う仕草ってイケメン同士がするとなんて絵になるんでしょうね、、、セクシー⭐︎⭐︎⭐︎
カバー下に2人の愛用銘柄も載っています。

また続編(イチャイチャハッピーだけで構成された作品)も読みたいものです。

イルカの耳骨 コミック

 

静寂感漂うユニークな世界

灼先生については全作品を読んだわけではありませんが独特な、まるで音も聞こえてこないような静謐な空気を纏った世界観をいつも感じています。

浅見の人の世話ばかり焼きたがる人の為に役立ちたいという『欲』は幼い頃父親に投げられた母親の「役立たず」という言葉や自分を置いて行った彼女の行動がトラウマになっていて切ないです。
宝の浅見への依存にも思える過剰な甘えたぶり、支配欲もやはり出て行った母親にも原因があるのでしょう。
わたしにも覚えがあるのですが、母親から捨てられたという意識は人によっては自分を愛せなくなったり自分を他者に押し付けたりで、克服するのには長い時間だけでは解決出来ないのではとも思いました。
浅見と宝の関係性から始まる交流では下手すると共依存になっていたのではと、だからこそ千晃の存在こそが浅見には必要だったのではないでしょうか。
利害関係の外側にあるものが愛情なのでしようね、、、

にしても、千晃がラストで浅見に言った
「浅見の耳骨をちょうだい」
これ、なんだかスゴいプロポーズの言葉ですよね。
まあ実際には焼いた後そんな小さなお骨は残らない、竹箸で拾えないでしょうけど。
その後の波打ち際での2人のちゅーは完璧に美しかったです♡

追記
えちシーンは意外?にもエロかったです。
なんなんだ、あの体位?
という感じで構図が全体が分かる引きで好みでした。

30年近く前のリーマン純愛物語

「ワインの夕べ」という集まりで出会った会社員朋樹と洋輔が毎週末飲みやゲーム、DVD鑑賞をして共に過ごします。
お互い言葉に出してはいけない感情を抱き始めその後ろめたさから洋輔が距離を取りはじめいったん別れてしまいます。
結局はお互いの気持ちをハッキリさせてもう一度やり直そうというハピエンでした。
初出が1996年なのでケータイが出てきてもそうおかしくはない時代ですが、公衆電話や社内電話、固定電話を使って恋人達は気持ちを確認し合います。
彼らの「仲直り」のきっかけは朋樹の女友達が洋輔の会社に電話して仲を取り持つというあまり見かけない方法です。
このように時代を感じさせるお話ではありますが、
イケメンのエリートリーマン洋輔が酔っ払った朋樹の世話を焼きほっとけない気持ちを抱くさま、寂しがりやの朋樹がブレずに洋輔を思い続けるさまがイイです。
でもお節介な女友達がいなかったら2人は再会しなかったかもしれない、このあたりが妙に現実的で新鮮でした。
女友達も「ワインの夕べ」で出会った男性と恋に落ちます。
これくらいのお話ならドラマ化とかし易そうとは思いました。
やっぱり、リーマンBLって好きだ!

性的シーンはありません。

可愛いものが好きな可愛い上司は可愛がられたい

発売されて数日内に読み、今回また読んでみました。
最初は⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎にしていたんですが、悩んで減らしました。
うさ耳愛され系可愛がられたい上司は確かに可愛かったです。
攻めの後輩社員はよく見られるワンコ系、独占欲強め。
上司はおさわりうさ耳キャバクラ?で働いている時も私生活もほんわかふわーんとし過ぎてて自室もサン◯オ、サン◯ックス系でカワイイが埋め尽くされていて不思議チャン過ぎました。
後輩くんも秘密で働く卯坂をバラされたくなかったら、とやたら脅す感じでなんかヤダ。
特に秘密を知った翌週さっそく社内でフ◯ラ強要なんてワンコちゃうし、ちょっと引きます、、

エロエロではあるんです。
女装プレイとか言葉攻めとかけっこう好きな方ですがなんかちょっと違うと思ったりします。

あと、いろいろな他作品を思い出してしまいました。
絵が似てたり設定が似てたりストーリーの一部が似てたり、なので特にどうってことはないんですが、気が散ったかな。

可愛いおじさん、色っぽいおじさん、ワケ有りおじさん、よりどりみどり♡

「東京ミドル倶楽部」シリーズはこれで3冊目。
最近ハマってしまいました。
失礼ながら嶋ニ先生については購入雑誌にいつも掲載されているのに殆ど知らず、またわたしは「おじさん」関連が苦手なのです。
受けにせよ攻めにせよ、くたびれ感有りにしろ渋いスパダリ感満載にしろとにかくおっさん、おじはどうにも苦手、ほぼ近寄らないヒトです。

なのに!
気まぐれで試し読みして、んん?これは??
と購入してみました。
3巻ともとにかく「おじ」の哀愁がイイですよね。
嶋ニ先生のあっさり絵柄もほぼ気にならなくなりました。
いろんなタイプのおじさんが3冊に登場して飽きない、物語はおじさんの数だけあるんでしょうね。

今回特に印象的だったのは1話目の「恋をしに行く」。
友だちに貸したお金だったのに逃げられウリする羽目になった眼鏡の冴えないおじさん。
妻子にも逃げられ可哀想過ぎな教師で男も初めて、だけどその友だちに実は恋心を抱いていたらしい、、
初めてのウリ客である金髪の若い男久坂に何故か気にいられておじさんも彼に恋をするようになるんです。
久坂はイケメンゲイで彼もワケ有りですがなんかいろいろとイイ男♡
おじさんの世界が変わっていくさまがなんとも愛おしくこちらも応援したくなるんですよね。

どの巻のお話もハピエンで寝る前に読むのにも安心です。
最後に嶋ニ先生の濡れ場は体位の構図って言うんですか?2人全体が見渡せるようなポーズがハッキリ分かるような絵がお上手でとっても好みです。
結合部を大きく描いて挙げ句白塗り修正で何が何だかわからない絵をよく見かける今日この頃、引きのポーズはめちゃエロいですので是非!