しなちくちくさんのマイページ

レビューした作品

女性しなちくちくさん

レビュー数40

ポイント数413

今年度12位

通算--位

  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

ミカ…涙なしでは読めない…

5巻は衝撃的な内容でショックを受けました。これまでの覡達やエルヴァが受けた非道の数々が明らかに。ラストはミカがアルトを人質に立てこもり?!の続きから。以下ネタバレありますのでご注意ください。


今回はミカの騒動に決着が。
ミカは親友のエルヴァを仲間に引き込みたくて、エルヴァに無理やり黒海のヴィジョンを見せたけど、アルトや友人達から心の温もりを得たエルヴァがミカの憎悪に同調することはなく…。

村人と争うミカの元に来たエルヴァ。
「誰かの痛みを背負わなくていい」
「抱きしめて欲しかったよな」
と優しくミカを抱きしめるエルヴァ…。
もう、涙なしでは読めません…。
ミカの心の傷、エルヴァの優しさ…。二人の哀しい笑顔が切ない…!何度読み返しても泣いてしまいます。
黒海と一つになったミカには、こうなる道しか残されていなかったのか…。やりきれない気持ちになりました。

その後、食欲不振などで苦しむエルヴァが痛々しい。しかもミカの中の黒海がアルトの秘密を暴露していった為、思考がぐちゃぐちゃになり苦しむ…。

一方レティ達は過去の覡たちについての記録を入手。それを持って一度島を出て、レティの実家へ向かうことに。アルトも体を調べるために行かないかと誘われる。
まさか島を出る展開が来るとは思ってなかった!アルトが文明の発達している場所へ出てくるってことかな。次巻はどんな展開になるのか…楽しみ!

終盤は、アルトの秘密にモヤモヤしていたエルヴァが、とうとうアルトと腹を割って話を。二人の長年の信頼関係と愛情はやっぱり揺らがなかったな。
アルトも大きな不安を抱えていたんだなぁ。力強くアルトを抱きしめるエルヴァが、男前でかっこいい!

とうとう体を繋げる二人。
二人の進展はあまり期待してなかったけど、とうとう!でもちょっと想像してたのと違った。これはまるで…Sub/Domですね!ベッドでもアルトはわんこで、エルヴァ様は男前だったw
描写が控えめなのが作風にマッチしてよかったです。

ラストにアルトの死んだ父についてのお話が少し。こういうことだったのか!また謎が一つ明らかになった。しかし切ない…。


番外編【Letters】収録。
アルト宛てらしき恋文を見つけたエルヴァ。「凜とした」「クール」「スマート」などの文言から別人宛てと判断し、差出人に相手を間違えてると返却したところ…というお話。
アルトが村人の前ではエルヴァに見せない男前な表情でかっこいい!あまあまほっこりな可愛い番外編でした♡


5巻はかなりショッキングで評価を落としちゃったんですが、今回改めてBLの枠を超えた特別な作品だなと感じました。特にミカのくだりは再読するたびに涙してしまいそうです…。
島を出たアルトたち。しかしラストに不穏な影が…。次巻はどうなるのか。楽しみにしています。

電子 修正なし(とうとう濡れ場!修正不要な描き方)

毒にくちづけ 下 コミック

doji 

下巻は攻めの溺愛が大変良きでした♡

こちらは下巻のみのレビューです。電子で179ページ。以下少々ネタバレあります。

上巻ラストで、真霜がクロウをかばい銃で撃たれ、また真霜が隠していたクロウの噛み跡が見つかった続きから。

上巻では徐々にクロウが真霜に惹かれつつある雰囲気だったけど、下巻ではさらにそれが加速します。
真霜が目を逸らすだけでイライラしたり、真霜に恋人がいないのか気にしたり、体を気遣ってゴムを付けたり。
クロウの部下ミヤビが滑った真霜を抱きとめると、すぐさま奪い取るクロウ。やきもちが子供っぽくてちょっと可愛いw

クロウが真霜に惹かれる速度が急に早まった感じを受けたけど、受けに惚れて甘くなる攻め様は良きものです♡

後半は敵対するハイエナ亜人たちと対決する。クロウに惚れていたハイエナ亜人のジンは、少々哀れだったな…。

クロウの弟のシオンがとうとう現れて、色々気持ちを語るんだけど…。ちょっとこの辺り難しかった。
2年前から仲違いしていたけど、シオンに兄を憎む気持ちはなく畏怖しているようなのに、周りに色々言われたからって敵対するというのが、ちょっとよくわからない。「もう終わらせたい」って結局どうしたかったのか。真霜を殺すことが終わらせることになるとも思えないんだけど。
シオンが結局どうしたかったのか、よくわからなくて難しかったな…。
とにかく兄弟の対立は収束。

終盤には、あまりにも無防備な真霜にクロウが問いただし、真霜の本心が語られる。
クロウを好きでその毒も大切な一部だから恐れないってことだけど、愛することと毒を恐れないことって、イコールにはならないんじゃ…。愛してても普通は毒は怖いもんじゃないのかな。と思ったけど、真霜は根っからの無鉄砲なのかもな。
真霜がいつからクロウを好きなのか、ちょっとわかりにくくて、そこは残念だった。亜人街で再会する前から好きだったってことかな?

両想いになって体を繋げる二人。
クロウがめちゃくちゃ甘〜〜い!別人みたいw
溺愛攻めはやっぱり良きですね♡

ラストと描き下ろしのその後の二人も、雰囲気がとっても甘やかでよかったです。

下巻は、特にシオンのくだりがわかりづらかったのですが、どんどん惹かれあっていくクロウと真霜の関係性は好きでした。
上巻であんなに自分本位だったクロウが、素敵な溺愛攻めになってくれてキュンとしましたし、最後甘えたになる真霜も可愛かったです。


シーモア 白抜き修正(濡れ場数回。短めだけど甘さのある濡れ場が多くて良きです。修正箇所がそんなに多くないのと、形はだいたいわかる白抜きなので、残念という感じでもなかった)

毒にくちづけ 上 コミック

doji 

キャラクターがかっこいい!徐々に近づく関係性にもキュンとする

先生の『イヤしてオトす』は既読。先生の描く男前キャラが好きで、人外ものも好きなので読んでみました。上巻は電子で187ページ。以下少々ネタバレあります。(こちらは上巻のみのレビューです)

動物の特性を持つ亜人と人間が共存する世界。
元S Pで便利屋の真霜(ましも)(受)が、昔の恩人の蛇亜人クロウ(攻)と一夜を共にした後、しばらくの間体温調節する為のパートナーになってほしいと依頼されて…というお話。

まずは作画ですが、クロウも真霜もかっこいい!クロウはガタイのいい長髪男前。真霜もキリッとした強気美人。若干の体格差もいい。二人ともすごく好きなビジュアルで眼福です♡

あと亜人の衣装が独特で、民族衣装っぽくて素敵です。でもマフィアの仕事の時は、ビシッとスリーピースのスーツを着こなすクロウがめちゃくちゃかっこいい!スーツ好きにはたまりません♡

クロウは珍しいハイクラスの蛇亜人。能力の高い亜人で蛇を使役するのが面白い。
ハイクラスの代償として体温調節ができないので、性交渉することにより体を温める。真霜はそのパートナーになることに。

頻繁に体を繋げる二人。
初めは気持ちの伴わないビジネスライクな性交渉だったけど、初めてキスしたあたりから、少しずつ関係性に変化が。

クロウはその牙に毒を持つ特別な亜人。その為キスすることも恐れられてきた。真霜にも「キスできるか」とからかったつもりが、真霜が躊躇なくキス!驚くクロウがちょっと可愛い。ここから真霜への興味を強めたみたい。

そして終盤、クロウのピンチに真霜が駆けつけ、体を張って守ったことから、ますます真霜に気持ちが傾きつつある様子。
描き下ろしにも、クロウが真霜に執着してきている描写が。

初めは全く気持ちはなかったのに、真霜がクロウにとって少しずつ手放せない存在になっていきつつある描写にキュンとする上巻でした。

上巻は、クロウが真霜の隠していたある秘密に気づいたところで終わり。続きが気になります。

マフィアの内部抗争みたいなことも起きていて、クロウは罠にはめられそうに。クロウの仲違いした弟の動きが不穏な上巻でした。こちらも先の展開が気になります。

下巻も引き続きレビューします。

シーモア トーン+白短冊or白抜き修正(濡れ場数回。1回目の濡れ場だけトーン+白短冊で、おお〜と思ったら以降は白抜き…。形はわかる白抜きなので煩わしさは少ない)

かなりぶっ飛んでる楽しいラブコメ♪

先生の『初心者Domはハメられたい』が大好きな作品。こちらも試し読みして面白そうだったので読んでみました。電子で235ページ。

先生はちょっと異色のコメディを描かれているイメージなんですが、本作はまさにそんなお話だなと感じました。

まずお話の背景が、突如起きた人工爆発で治安維持が困難となり、混乱を招くと判断された要注意人物は隔離・保護されることに。本作の監獄エデンは、そんな要注意人物が収容されている。
てことで監獄とはいえ犯罪者が収監されてるわけじゃなく、罪深いほどの変わり者たちが住んでいる楽園、て感じですね。
その中の一人、美しすぎて周りを混乱に陥れる莉王(受)が、堅物の新任看守盛国(攻)に惚れてしまい、巻き起こるドタバタ喜劇です。

盛国の名前が正義と書いてジャスティス!!吹きました〜!キラキラネームやん!本人は堅物なのにww

『初心者Dom〜』もラブコメでしたが、本作は段違いのはちゃめちゃコメディですね。先生の他の作品はあまり読んでないのですが、このシュールコメディが、先生の本来の作風なのかな?

エデンの中で突然ヌーの大群が現れるとか、莉王の乳首からwi-fi出てるとか、莉王にユニコーンの守護霊ついてるとか、エデンの外に出たリオウの周りが桃源郷になって動物とお花だらけになるとか…おかしな設定が目白押しですww
あと脇役もキャラの濃いちょっとおかしな人たちが多くて面白いですw

だいぶシュールなラブコメで楽しい作品でした。でも今一歩作品にのめり込めない自分がいて。はちゃめちゃすぎるコメディ作品には、そこまで没入できないのかもしれません、う〜ん。

あとジャス×莉王のCPにも、いまいち萌えを感じにくかったんですがなぜだろう。美人受けも、ガタイのいい男前攻めも、体格差も大好きなんですが…。
本作は受けが攻めを大好きで追いかけるけど、自分は執着攻めが受けを落とすという逆パターンの方が好みなのかもしれません。

とはいえちょっとぶっ飛んだラブコメ、楽しく拝読しました〜。現実離れした楽しいコメディをお求めの方におすすめしたい作品です。

堅物の盛国が、ずいぶん莉王から逃げ回ってたので、濡れ場は終盤と描き下ろしに2回です。でも両想いになったら盛国がグイグイ抱くのがえっちでした♡

後書きで、スケベちょっと少なかったから描きたくなったらまたどこかで…と書かれているので、ぜひ二人のその後を読んでみたいです。いちゃラブな番外編お待ちしています☆

電子 白抜き修正(だいぶ白くて残念!)

男前天然ワンコ×ちょっとひねてるリーマン えっちでもだキュンラブ♡

先生の描く男前攻めが好きで数作拝読しています。可愛すぎる受けがちょっと苦手だったのですが、こちらの受けさんはしっかり男性だったので、喜び勇んで読んでみました。電子で167ページ。以下少々ネタバレあります。

本作も攻めの夜久(やく)が男前でかっこいいです。そして受けの角田は、先生の作品としては珍しくしっかり大人なリーマンでこちらも男前。美形な二人に目が潤います♡

同棲中の彼にフラれたばかりの角田が、偶然夜久と出会う。夜久は人の血か精液が必要と言ってきて、精液くれる?と角田を誘い、一夜を共にしてしまい…というお話。

読み進んでいくと、夜久が想像してたよりもワンコで可愛いです。ニコッて笑顔がきゃんわいい♡ しかもちょっと天然ですw
でも濡れ場になるとグッと色気が出てきてギャップが良きです♡

前半は受け視点。
セフレみたいな関係になるけど、どんどん夜久に惹かれていきそうでちょっと不安な角田。
元彼にフラれたのもちょっとトラウマみたい。

そして後半に攻め視点。(攻め視点好きだから嬉しい♪)
それまでちょっと曖昧だった夜久の本心が語られる。そうだったのか〜!という内容で、思わず冒頭部分を読み返してしまった。
にしても「どうにかしてモノにしよう」として出てきた内容がアレだったとは!夜久ってホントに天然で面白いww

1週間角田がお店に来ず、不安になってたら来てくれて、夜久とうとう気持ちを伝えるのか?!と思ったら「飲んでほしい」て!!ズコーーーてなるわ!どこまで天然なの〜〜ww

そしてやっとお互いの気持ちを話し合う。(エッチばっかりしてるんじゃない!w)
「信じてもらえない?」って夜久の上目遣い、可愛すぎるワンコ〜♡
ちょっと自己評価低い角田は、夜久に好きなところいっぱい言ってもらえてよかったな〜。
そして言葉足らずな二人がちゃんと両想いになってよかったよかった。

夜久がグイグイ迫るのでえちえちな濡れ場多めです。夜久は色っぽくて絶倫気味で、角田はとろとろにされちゃって可愛いです。

イケメン二人の、ちょっと焦ったくてえちえちな可愛い恋、楽しかったです。
角田はちょっと自分に自信のない子なので、これからは角田大好きな夜久に、たくさん溺愛されて幸せになってほしい♡

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正(エロエロなのにかなり白く発光していて残念すぎる〜。゚(゚´ω`゚)゚。)

男前Sub×ピュアで可愛いDomのほっこりラブコメ

初読み作家様。Dom/Subが好きでキャラも好みだったので読んでみました。電子で185ページ。以下少々ネタバレあります。

Sub/Dom作品はいくつか読んだことがありますが、こんな可愛いDomは初めて!受けの飛羽(とわ)がポメラニアンみたいな可愛さなのにDomとは!ギャップ萌えw
時々ちびキャラになるのも可愛い。

攻めの田辺はシュッとした高身長のイケメンでかっこいいSub!こちらは大型犬、猛犬だからドーベルマンって感じかな〜。
二人の体格差も良きですね。

初めてのプレイは事故みたいだったけど、慣れてない飛羽は可愛くて、欲情する田辺にゾクゾクします。

パートナーになったけど、飛羽を威嚇して距離を取る田辺。でも真摯な気持ちで信頼関係を築こうとする飛羽に、だんだん絆されていく。一緒にランチするようになってほっこり。

と思ったらヤバそうな脇役のDom神田登場。暴力的で怖すぎる。コマンドを無差別に使うなんて。なんで放置されてる?誰か教師に訴えないの?(汗)

神田のコマンドで不安定になった田辺を、飛羽が優しいコマンドで介抱する。二人の距離が縮まってキスシーンにキュンとします。

そして学園祭。飛羽のメイド服姿、可愛すぎる〜w 一緒に学園祭を楽しむ二人も可愛いな〜。

ところがまた神田が現れ、田辺がサブドロップに!神田ほんとにあり得ない。これってもはや犯罪では…(汗)
そして田辺がずっと具合が悪そうで猛犬みたいだった理由が判明する。うわ〜ん、薬も効きづらいのにかわいそうに。゚(゚´ω`゚)゚。
田辺が飛羽という優しくて誠実なDomに出会えて本当によかった…。

神田から飛羽を助けた田辺かっこよかった!んだけど…。
ちょっと(?)と思ったのが、神田の「Domを躾ける」というセリフ。Domをコマンドで躾けるってこと?Domにコマンドは効かないと思うんだけど、本作の独自設定なのかな?

まあとにかく、飛羽の「俺のSubに気安く命令すんな‼︎」ってセリフもよかった。Domには自分のSubを大切にしてほしい♡

本編ラストと描き下ろしで、プレイを交えた濡れ場が。サブスペースに入った田辺が幸せそう。飛羽の焦らしプレイもいいな〜。かなり長めのしっかり描写で、ラブラブえちえちな濡れ場、良きでした♡

悪質なDomの神田先輩、なぜあんな横暴なDomになってしまったのか。美形キャラでこのまま終わるのはもったいないので、スピンオフ描いてもらえたらいいなと思いました。

男前Subとピュアで誠実なDomの、可愛らしいラブコメ、楽しく拝読しました♪
プレイ内容はかなり軽めなので、Dom/Sub初心者の方も読みやすい作品かと思います。

後書きに、コマンドっておねだりだよね…という癖からスタートしたとのこと。そういう視点を持ったことないけど、飛羽みたいな可愛いDomだと確かにおねだりっぽいかもw

電子 白抜き修正(かなり白くて無なコマもあり残念)

官能的なキスシーンや濡れ場を堪能♡

好きな作家様。『アンダーマイスキン』が特に好きな作品。単行本派ですが、本作は我慢できずに3話まで単話で読みました。単行本化待ってました!電子199ページ。以下少々ネタバレあります。

先生の描くキスシーンや濡れ場が大変官能的で大好きなんですが、本作もそのようなシーンが多く堪能できる作品となっています♡

高校時代からの友人立山(攻)にずっと報われぬ片想いしている島崎(受)。立山の就職を機にルームシェアすることになり…というお話。

立山は優しいイケメンワンコで、島崎はクールな美人さん。時々ドキッとするような色っぽい表情を見せてくれます。島崎は立山への恋心をずっと拗らせてる感じ。

酔い潰れた立山に、島崎が出来心でキスしてしまう。1話からキスシーンがえっちです。
ルームシェア開始後、忘れていたキスのことを思い出す立山。寂しさからやったという島崎に、それなら俺にしろとグイグイ迫って来る。キスしたりフェしたり兜合わせしたりと、んもうえちえちだな〜。あと立山のねっとりとした目線がエロい!

立山はずっと島崎に溺愛モードで、絶対島崎に気があるでしょって感じなのに、島崎鈍いんかな〜。

セフレみたいになっていい雰囲気だったけど、あることをきっかけに立山が暴走!独占欲の強いワンコ、良きですな〜。
強引に触ってくる立山に、気持ちを気付かれまいと塩な島崎。立山は島崎が嫌がってると誤解。噛み合わない二人がじれったい。(でも立山の強引な責めはえちです♡)

後半にようやく攻め視点。なるほどそういうことね〜と答え合わせ。立山、自分の気持ちに鈍すぎるぞw

終盤までなかなか気持ちが噛み合わなくて、大変じれったい二人でした。どちらも拗らせまくってるというか。やっと通じ合えてよかったよかった。

ストーリーはだいたい想像通りの展開だったので、もうひと捻りほしかったような。
あと立山が下がり眉のシーンが多いんですが、執着強いワンコは好きですが、もうちょっと強気で雄みの強い攻めの方が好みかも。

でも描き下ろしとおまけ漫画で、立山が付き合ったら実は性欲強かった、ていうのは良きでした。イチャイチャな番外編読んでみたい!

(インタビュー記事によると、なるほど小冊子に濃密プレイが描かれているのですね!う〜ん、読みたい!w)

電子 ライトセーバー(白抜き)修正(カウパーなどの濡れ感はあるけど形がわかりにくくて、今どうなってる?と考えちゃうコマがあって、ちょっと煩わしいです)

豪華なお二方のダック!間違いない面白さでした

一穂先生の『イエスかノーか半分か』が大好きな作品。志村先生は一般作を拝読したことあり。お二人のタッグということでワクワクしながら読んでみました。電子で192ページ。以下少々ネタバレあります。

低体温な若手お笑い芸人の小峰(受)は、先輩芸人飯田(攻)の熱烈な隠れファン。心の中は飯田への熱い想いでいっぱいなのに、本人を前にすると塩対応になってしまう。そんな小峰に飯田が興味を持ち…というお話。

まずは小峰が、飯田に近づきたくて芸人になったほどの、もうオタクと言える飯田の大ファンで、心の中は飯田への熱い気持ちでいっぱい。なのに本人の前ではスン、となってしまうギャップが面白いw
どうしてそこまでのファンになったのか、理由もしっかり描かれているのもいいなと思いました。

漫才のシーンが結構あって、ネタがしっかり描かれているのが楽しいです。

初めはそんなに親しい関係ではなかった二人だけど、小峰のバイト先に飯田が来るようになって、少しずつ会話するように。

小峰はずっと飯田を大好きだけど、小峰の方もだんだん飯田を可愛く思うようになっていく。直接的な説明は少ないけれど、表情や態度から、ちょっとずつ飯田が小峰に惹かれていくのが伝わってきて、いちいちキュンとしてしまいます。

小峰が序盤は無表情だっけど、飯田と交流していくうちに、どんどん表情豊かに可愛くなっていく。
中盤、小峰が自分の気持ちを自覚するシーン。恋する気持ちを雷に例える、このシーンのモノローグがとっても素敵でした。

後半はTOM(トップオブマンザイ)という漫才コンテスト中心にお話が進みます。このコンテストの描写が詳細に描かれていて、大変面白かったです。

失敗してしまった小峰を一切責めずに、ひょうひょうとしている相方にほこっとしました。

落ち込んでるであろう飯田に何も言わず「バカみたいにしてよう」とはしゃぐ小峰。可愛いやつめ、と思ったらキス!飯田にちょっとゾクッとするような色気があってドキドキします。

コンテストを終えて、ラストはとうとう両想いに。エッチの途中で生真面目な告白する小峰、男前だな〜w

素敵だなって感じるシーンがたくさんあって、すごく読み応えのある作品でした。やはりお二人のタッグ、間違いなかったです!面白かった〜!

webで一穂先生と志村先生の対談記事を見つけて読んだら、こちらもとても興味深くて面白かったです。作品を楽しんだ方は、ぜひ検索して読んでみてください☺︎

電子 修正箇所なし(濡れ場は一回、修正不要な描き方)

いろんなエピソードの詰め込まれた密度の濃い恋人編でした

前作がとても好きな作品だったので続編嬉しいです。通常盤を読みました。電子で184ページ。以下少々ネタバレあります。

1巻は、初めは犬猿の仲だったアズマとミヤコが、だんだん惹かれ合うようになっていく様子がコミカルで楽しく描かれていて大好きでした。2巻は付き合い始めて3ヶ月後から。

序盤は、付き合ってエッチしかしてないと気づいたアズマが、他人の言葉に不安になっちゃうあたり若さを感じます。がんばって我慢して健気だな〜w
一方ミヤコも、アズマは全然タイプの違う自分のどこを好きなのかと不安に。初めての恋にアタフタしちゃう二人が、初々しくて可愛いです。

ミヤコの母が登場。なんとミヤコはカミングアウト済みだった!お母さんさっぱり男前な性格でいい人だ〜。

アズマの方は、実家が閉鎖的な地方の為、そんな簡単にカミングアウトできないとしんどそう。ミヤコもそんなアズマにどう寄り添っていくか悩む。ちょっとシリアスな展開に。
でもアズマのお姉ちゃんがとっても素敵な人でよかったな〜。そしてアズマ自身も親にしっかりと気持ちを伝えられてよかった。

そしてラストはしっかり甘々〜な濡れ場が良きでした〜。ミヤコがやっと気持ち言えて、好きを伝え合う二人が可愛かった♡

1巻の当て馬の仲森くんがかっこよくミヤコを助けたり、二人の友達の京太郎と大和兄弟のちょっと切ないエピソードが出てきたり…。
後書きに書かれていたように、先生の描きたい気持ちがギュッと詰め込まれたような、内容の濃さを感じる続編でした。
先生はもうちょっと描きたい気持ちがあるそうなので、また続編を読めたらいいなと思いました。

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正

ゆっくり進んでいく「運命の恋」にキュンとする

先生の『右手に見えますのが、俺の彼氏でございます』がとても好きな作品。こちら1話試し読みが大変面白かったので読んでみました。電子で235ページ。以下少々ネタバレあります。

運命の赤い糸が見える新人編集者の百合野(攻)。担当となる人気作家の本庄(ヒゲおじ)(受)の家を訪れたところ、本庄と自分の小指が赤いリボンで結ばれていて大ショック!そして本庄も何やらおかしな様子で…というお話。

1話で本庄も何か挙動不審だと思ったら、こちらもとある能力を持っていた!w
でもかなり生きづらそうで不憫…。
初めは寝不足で酷い人相だった本庄が、百合野と一緒だと平穏で幸せそう。
でもいきなり「一緒に寝てくれ」はアウトだわww

本庄、ヒゲおじなんだけど、ニコッて笑顔がすごく可愛い。百合野も一緒に過ごすうちに絆されてきちゃうのちょっとわかるw

授賞式出席のため、ヒゲを剃ってスーツを着た本庄がシュッとして素敵!(笑顔も可愛い♡)
(私はヒゲ受けは好みではないので、このままヒゲなしの方がよかったかもw)

百合野はノンケらしいのに、どんどん本庄に惹かれていく。ちょっとチョロい感じだけど、百合野の言う通り「これが運命」ってことかな。初めは本庄を不審がって百合野だけど、懐いてきたら大型ワンコになって可愛いw
 
本庄も優しい百合野に惹かれはじめて、後半は両片想い状態に。百合野は自分はただのノイズキャンセラだと思っちゃうし、本庄は百合野の優しさは仕事だからと思っちゃう。じれったい〜。

そしてとうとう百合野が赤い糸を信じて行動を!「とびきり可愛いひとに」と本庄を見つめるシーンや、「こんなにかわいい人 他にいないって思ってます」 と言うシーンに、ズキューーン!!でした♡
本庄、確かに照れちゃう赤面顔が可愛いんだけど、やっぱりおヒゲはなくてよかったかなw

本編はえっちなしで、描き下ろしで初めての濡れ場。ちょっとSっ気のある百合野が色っぽくて良きです♡ 本庄も真っ赤でカワユ。初めてなので挿入無しなのはリアルでした。でも最後までする濡れ場が見てみたい!ぜひ番外編を描いてほしい!w

ヒゲ受けはそんなに好みではないですが、本庄も百合野も可愛かったです。そして恋がゆっくり進んでいくストーリーも素敵で面白かったです。
終盤で両想いになったので、もうちょっとイチャイチャする二人を読みたかった!
二人のイチャコラ満載の番外編、ぜひ読みたいです!

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正(濡れ場少なめで修正も少なめ)