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東京戦慄奇譚 vol.3 電子 コミック

夏の定番ホラーBLアンソロジー!今作も読み応えありで大満足

夏恒例のホラーBLアンソロジー第三弾!今年も来ましたね〜!
今回は7編。ネタバレ控えめに感想綴ります。(最後の作品ネタバレあります、ご注意ください)


【蝶の眠る庭】凡乃ヌイス先生
vol.1で『6と7』を描かれた凡乃先生。読んでみて「あれ?」と思い、短編の『6と7』(単行本は未読)を読み返してみたけど、これってリンクしてる感じなのかな?多分同様の生物(?)ですよね。それはともかく、どうにも胸の悪くなる主人公でした…。(濡れ場少々)

【業夏の螺旋】幾がお先生
幾がお先生の繊細な作画はホラーにぴったりですね!
こちらは3ページ目で主人公の正体には気付いたんだけど、それはそれとして、最後に救いがなくてつらいかった…。「…した人は…行けない」って昔も聞いたけど、本当なのだろうか…(;´д`)
(濡れ場は数ページでエロティックです)

【アニマ・ヴィータ】琢磨先生
昨年の琢磨先生のお話にも戦慄しましたが、今回もすごいですね…。改めて琢磨先生の凄さを感じさせられました。まさに戦慄奇譚!心底ゾッとするお話でした…(特に最終ページ!)
((((;゚Д゚))))ガクガク
(タイトルが気になって調べたら「アニマ」は魂・命、「ヴィータ」も命、活力のような意味だそう)
(濡れ場はほぼなし)

【半夜のフタオモテ】宇良たまじ先生
初読み作家様。『イヤって言ってもきかないで』の先生ですね!気になってる未読作です。
キャラデザ好きです。ストーリーも面白いなって思ったら、すぐ終わっちゃった〜、残念。もうちょっと続きが読みたいなと思いました。何が旭の心の奥底にあるのが知りたい!続き描いてくれないかな〜。
(濡れ場はちょっぴり)

【Summer melancholy】恋緒ジノ先生
初読み作家様。すっきりとした作画が好みです。ほんわかした雰囲気だったのに、だんだんホラーめいてきて…。予想のつかない展開で大変面白かったです。でもこのCPの雰囲気がすごく好きで、ホラーでなく普通のBLとして読みたかったと思ってしまった…w
先生の他の作品も読んでみたくなりました。
(濡れ場あり)

【走馬灯】パース先生
先生の『姉と俺と先輩と』が好きな作品。
初めはミステリアスなイケメン後輩×異能力を持つチョロい先輩、て感じで好きな雰囲気だったんですが、当然ホラーでした…。
終盤はまさにゾッとしました、こんわ〜。暑い夏に、背筋が凍る作品でした…((((;゚Д゚))))ガクガク
(濡れ場なし、キスあり)

【無垢の枷】咲本崎先生
咲本先生の線の細い作画もホラーにぴったりですね!なんともやるせない展開…。
一読して、ラスト数ページがよくわからなくて、再読したんですが…。(以下ネタバレです!)

「そいつが生きてるのに笑ってられない」の次ページに、血で汚れたらしき足元、謝る周平。そして大人になった笑顔の真尋と、泣いている周平…。
真尋、やっちゃったのか…。
「元気になるまで傍にいる」と言っていた周平。真尋に罪を犯させて、成仏できなくなったのだろうか…。
なんとも物哀しいお話でした。周平…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
(濡れ場なし)


夏といえばコレ!というアンソロになりましたね!
今回もどのお話も読み応えある作品でした。
来年もvol.4を楽しみにしています♪

シーモア 白抜き修正(短編集なので、全体的に濡れ場は少なめです)

一途な年下攻めは可愛かったけど、受けの行動が…

初コミックスおめでとうございます!
年下攻めは好きですがビッチ受けは苦手です。
試し読みしたら、攻めのギャップにズキュンときて、いけるかなと思い読んでみました。以下ネタバレあります。全205ページ。

アパレルショップで働く裏アカ男子の谷尾は、裏アカで出会った人とワンナイトを楽しんでいる。ある出来事をきっかけに職場のイケメン後輩の菅沢と寝てしまい…というお話。

客に脅されてた谷尾を菅沢が救出し、ホテルに来た二人。クールな菅沢が慣れてない感じで受け身なので、こりゃ童貞か?!と思ってたら、急に可愛い赤面するから、ギャップにズキュン!でしたww 「力不足ですみませんでした」てwww
初めての濡れ場は菅沢が大変可愛かったです。

菅沢のお誘いでアパレルの展示会デートへ行き、またホテルへ。谷尾がリードしてたら、突然菅沢がやきもち発動、形勢逆転してすごい責めてきた!この子慣れてないんじゃなかったの?!ww
事後はやっぱり可愛いワンコでした。

菅沢のお誘いで再びデートへ。
菅沢がすごい好き好きオーラ放ってるな〜と思ってたら、可愛いお顔ですごい直球の告白!

菅沢くん、クールっぽかったのは最初の一瞬だけで、その後はずっと一途で健気な年下ワンコでした。もうちょっと普段はクールな顔してくれたら、さらにギャップを楽しめたんですが…(ワンコも可愛いけどもw)。

谷尾は返信を保留にするんですが、この後半の話の流れはしっくりきませんでした。

告白を受け入れたいけど、ビッチな自分が変われるかわからず悩む谷尾。仕事も多忙で返事できないうちに、菅沢が「あの日のことは忘れて」とか諦め早すぎる。一途な想いはどこ行った?

その後、菅沢に可愛い顔のタクミが会いにきたら、谷尾は勝手にモヤモヤ。裏アカで寝る相手探すとか、もう完全にアウト!菅沢のこと気になってるくせに、他の男と寝ようとするとかあり得ない!
冒頭で店の客に脅されたのに懲りずに同じこと繰り返すとか、谷尾の行動に全く共感できません。

菅沢も、裏アカの谷尾のコメント見て慌てて飛び出したのに、谷尾に電話するでもなくトボトボ歩いてるとか、何してんの?!って感じ。

結局谷尾は他の男とは寝ないで菅沢と会い、菅沢に告白。「菅沢のおかげで自分のこと大切にできるようになった」とか言ってるけど、いやいや未遂とはいえ、さっきまで他の男と寝ようとしてたよね、全然大切にできてないじゃん!とか思ってしまい、この中盤は全く話に入り込めなかった…。せっかくの両想いえっちもスンとなってしまった…( ;´Д`)

終盤は菅沢の本業が明かされ、それに邁進する姿が描かれて、頑張る姿にちょっとほっこりでした。谷尾も心を入れ替えて一途になったし、よかったね、菅沢くん!

描き下ろしの真っ赤になる谷尾はちょっと可愛かったです。

【雨夜の拾い猫】短編
まるまる表題作かと思ってたら、163ページから短編始まったので驚きましたw
大学生がゴミ捨て場で綺麗なお兄さんを拾う、よくあるシチュw
年下ワンコ×ミステリアスな美人。一緒に寝てたらえっちな雰囲気になって、ドライハンプするシーンが大変エロティックです♡
短いのにしっかり濡れ場もあって、ちょっと気になるところはあるけれど、うまくまとまっていると思いました。

読んでみて、やっぱり自分はビッチ受けダメみたいだな、と再認識しました…。
評価は萌か中立かで悩みましたが、年下攻めが一生懸命で可愛かったのと、デビュー作ということで、萌評価とさせていただきます。

巻末の後書きはすごい文字数で、作家様の熱意を感じました。まだまだ描きたいものがある、とのことなので、今後の作品に期待しております。

電子 ライトセーバー修正(発光して形がわかりにくい修正。攻めの巨◯を良修正で見たかったなぁw)

両視点で少しずつ関係が深まっていくのが良きでした

初読み作家様。試し読みのみ、前知識なしで読んでみました。以下ネタバレあります。全214ページ。

高校で陰キャだった咲良は、一念発起して大学デビューする。大学で、高校時代片想いしていた陽キャの凪に偶然声をかけられ、仲良くなっていくお話。

二人が友達になって、いい雰囲気になっていってくっつく、よくあるパターンかなと思ってましたが、ちょっと思ってたのとは違いました。

冒頭、ずっと好きだった凪と友達になり有頂天になる咲良。しかしすぐに受け視点になって、凪が単なる陽キャでなく、生きづらさを感じている描写が。

友達のいなかったコミュ障気味の咲良と、陽キャに見えて人付き合いにちょっと疲れてる凪。
そんな人間関係に不器用そうな二人が、ある共通点が見つかって、徐々に交流を深めていく様子が丁寧に描かれます。

咲良は高校までは友達がいなかったのに、凪にサークルに誘われ友人も増え、閉じていた咲良の世界が徐々に広がっていく様子は微笑ましかったです。

幼い頃ヒーローが見せた人間味に惹かれた咲良が、高校時代には完璧なヒーローみたいだった凪の人間味に惹かれる、というリンクには、なるほど〜と感じました。

中盤では凪の少し不憫な過去と、ヒーローに憧れる気持ちが描かれる。
ヒーローみたいになりたかった凪と、ヒーローみたいな凪が密かに見せた人間味に惹かれた咲良。ヒーローが結びつけた二人だったんだな。

後半は、咲良が勢いで凪に告白。期間限定でお試しのお付き合いをすることに。
プラトニックなお付き合いで、友達以上恋人未満みたいな関係で、少しずつお互いを知っていく。この辺リアルな感じがして好きです。

凪の高校時代の友人に絡まれるシーン。意外にも咲良がビシッと言ってやるのがかっこよかった!こんな一面があったとはww

ここで素の自分を見せた凪が不安になるけど、二面性のあるところも含めて大好き、と咲良に言われて真っ赤になる凪。ここが決定打だったかな。
ここから凪がすごくわかりやすく可愛い表情になるのに、咲良には凪の気持ちの変化伝わらないな〜w
終盤は気持ちの通じ合った二人が可愛かったです。

濡れ場は本編ラストは兜合わせのみ。凪の方がグイグイな雰囲気だったから、一瞬「あれ、凪が攻め?」とか思ってしまったw

描き下ろしは数年後の二人。直樹にジェラってる凪カワユw ここで初めてしっかりした濡れ場が。本作えちは無しかな、それでもいいかも、って思ってたんですが、ここで酔っ払いながらちょっと強引に攻める咲良、良きでした♡

電子限定描き下ろしも1Pですが、いちゃついてる二人、可愛かった♡

プラトニックな関係が長かったですが、やっぱりもうちょっとイチャイチャしてるところも読みたかったかも。描き下ろしを読んでそう思っちゃいましたw

電子 ライトセーバー修正(濡れ場は少なめとはいえ、真っ白で、今どういう状態?みたいなコマもあってかなり残念でした)

大変美麗な作画の裏社会オメガバース(歳の差、α×α)

初読み作家様。『しまちゃん家の番事情』のスピンオフ。表紙で惹かれて、インタビューの「シリーズ未読でも読める」との先生のお言葉を見て読んでみました。以下少々ネタバレあります。全244ページ。

読んでみたら、確かに元作品未読でも全く問題なかったです、よかった。ただインタビューにあった「コメディ要素もガッツリ」とは感じませんでした。多少コミカルさもあるかなという感じです。

作画が大変綺麗ですね。
椿(攻)がガタイがよくて、ヤクザのダークスーツ姿がかっこいいです♡
受けの遥来(はるき)は美形の男前で、試し読みの時は好きなタイプかと思ったんですが、読みすすめたら、あまりにも外見も中身も男前すぎて、ちょっと自分の好みから外れました。

ストーリーなんですが、BLの部分と極道の揉め事の部分があって、本作はかなり極道の方に紙面を割いています。
個人的に、BLと極道で半々くらいの作品を読みたかったので、本作は自分が求めていたお話とはちょっと違っていました。
極道のゴタゴタの部分がかなり多くて、正直最後まで読み進めるのが大変でした。なかなか読み終わらなかった…。

終盤にようやく極道の揉め事に蹴りがつき、遥来と椿の恋愛パートが。ここでやっと楽しめるかなと思っていたんですが、二人の盛り上がりになぜか心を動かされませんでした。
なんで?!と考えてみると、やはり遥来が自分の好みから外れている受けなのと、椿もそこまで好みの攻めではなかったみたいです…。

終盤の長い濡れ場は二人の筋肉と刺青が美しかったです。
α×αなので、オメガバースという感じはあまり受けませんでした。オメガバのα×Ωが苦手な方は、逆に読みやすいんじゃないかと思いました。

椿は巨◯、遥来は処女ということで、本作では挿入まで行きませんでした。椿、遥来を大切にしてるな〜♡
ということで続編あるのかなと先生のXを拝見したら、「嬉しいお話」「遥来くんのあの目標を達成させねば」とポストがあったので、多分続編来るんじゃないでしょうか。

大変高評価な作品なのに、自分には合わなくて残念でした。評価を下げてしまう結果となり申し訳ないです…。
極道ものがお好きな方、α×αのちょっと変化球なオメガバをお求めの方、男前×男前がお好きな方、主従ものがお好きな方、などにはきっと楽しめる作品かと思います。

電子 ライトセーバー(白抜き)修正(美麗な作画なのに発光していて残念!)

これがデビュー作?!素晴らしい画力とキャラの魅力に惹き込まれました♡

初コミックスおめでとうございます!
インタビューで気になり1話試し読みして(単話1話無料中)、作画の美しさと攻めのギャップにズキュン!ときたので読んでみました♪以下ネタバレあります。全225ページ。

まず作画ですが、本当に美しいですね!これがデビュー作とは驚きです!
受けの怜もすごい美人ですが、攻めの晃がとにかくシュッとした黒髪男前でめちゃくちゃ刺さりました!ボディガードなので体も鍛えていて脱いだら筋肉が美しい!受け攻め共に美しくて眼福です♡
(ただ一点、晃のスーツ姿がちょっと着痩せする感じだったので、もうちょっとがっしりしたボディガード感がほしかったかな。)

キャラクターのギャップもよかった!
怜はちょっと冷たい感じの女王様キャラかと思いきや、実は恋愛経験ゼロで、幼い頃からヒーローに憧れているウブなかわい子ちゃん。ちょっと天然で、表情がくるくる変わるのも可愛いです。

晃は硬派で男前なボディガードとして登場したのに、すぐに裏の顔が明らかに!あんなに硬派だったのに、オラついた遊び人だったとは〜!!怜のショックはいかばかりか…w
表と裏のギャップがデカすぎて、ちょっと笑っちゃいましたw 裏の晃、悪い顔するな〜、でもどっちもかっこいい!

晃が、初めはかなり怜に意地悪だったのに、怜の一生懸命な仕事ぶりを見ていくうちに、徐々に絆されていく王道の展開も嫌いじゃないです。ご飯作ってくれるとか、優し〜♡

中盤の休憩室で会話中、晃が「キスしていい?」と訊くシーン。それまで結構えっちなことしてきたのに、急に顔赤くして戸惑ってる晃と、真っ赤になる怜、二人とも可愛い♡

バイクと観覧車のデートシーンもすごく好き。
ストーカー被害に凹む怜を、気分転換にと連れ出す晃の優しさにキューン!観覧車でイチャつく二人も良き♡ 好きってストレートに気持ちを伝える怜の素直さ、可愛いな。

続く濡れ場では、欲情する晃の表情が、んもう色っぽくてたまりません!もちろん怜のトロ顔も可愛いです。余裕のなくなる元遊び人いいわ〜♡ でも初めてが玄関?!と思ったら…ナイス雄一!ww

ストーカー騒ぎが解決し両想いに。告白シーン、「可愛くて仕方ねぇ」っていいセリフだな〜♡

本編ラスト、恋を知った怜の柔らかい表情のポスター、とっても素敵でした♡

キスシーンや濡れ場は結構あります。特にキス描写がエロティックで好きです。濡れ場もえっちで美しい作画なので、ライトセーバー修正は残念だった!
特に描き下ろしの濡れ場は、怜がMに目覚めてしまい、晃がSっ気出してくるのが、大変良きでした♡

カバー下に二人のプロフィールがかなり詳細に書かれていて、特に晃の兄との関係や、実は嫉妬心が強いなど、続編に繋げられそうな要素が多いと感じました。ぜひ続編も読んでみたいです!
 
ちょっとストーリーで気になるな、と感じるところもありましたが、画力とキャラの魅力が勝りました。素晴らしいデビュー作でした!
今後の作品も楽しみにしています♪

シーモア ライトセーバー修正(発光する修正なので、tnの形もわかりにくくて残念!美しい作画なので良修正で読みたかった〜)

深まる二人の絆にキュンとする番外編♡

こちら好きな作品でしたので、2巻をちょっと復習して読んでみました。(2巻の津田カッコよかった〜♡)全38ページ。以下少々ネタバレあります。

2巻でしっかり身も心も結ばれた二人の番外編。あらすじに「同棲」ってあるけど、2巻の後なら半同棲って感じかな?2巻からそんなに時は経ってなさそうです。

外デートしたことのない二人。津田が外でデートしたい!と必死におねだりして、水族館へ初デートへ行くお話。

とにかくまず、本作では津田のワンコみが可愛くてたまりません!
増田にデート行きたい!と迫る姿、電車でルンルンなところ、綿密なデートスケジュール組んでくる(意外w)ところ、とにかく津田が可愛い♡

増田は、早起きさせられるわ、ガチのデートスポットに連れて来られるわ、スケジュールが過密すぎるわで、ちょっとキレ気味だけど、津田の可愛さに絆されちゃう。デレる増田も可愛い♪

女子にモテてる津田を見て、複雑な気持ちの増田。はじめての真剣な恋愛で、9歳も年下で、しかも津田はノンケだし、色々考えちゃう増田の気持ち、なんかわかるな…。
でもそんな増田の不安を、津田の真っ直ぐでピュアな増田への想いが救ってくれるんだなぁと、キュンとしてしまいます。

ラストは、津田のサプライズに泣いちゃう増田が可愛かった。津田って、ほんとに若いのに男前でかっこいい男の子だな〜!成長して20代になったらもっとスパダリになるのでは?!(くー、そんな津田も読みたい!)

キスのみでえちはなし。ちょっと残念だったけど、二人の深まる絆にほっこりキュンとさせられる、素敵な番外編でした。

できれば数年後の二人のお話も読んでみたい!
続編か番外編、また描いていただけないかな〜。大人になってますます男前になった津田と、津田の愛情で色っぽくなった30代の増田、読んでみたいな〜w
ちょっと期待して待ってます。

修正箇所なし(キスのみ)

祝単行本化!大好きな作品なので嬉しい♡作画もストーリーも上質なリーマンBL

こちらは以前に単話配信を読んで大好きだった作品。単行本化されて嬉しい!おめでとうございます♪以下少々ネタバレあります。全189ページ。

人付き合いの苦手なリーマンの山田(受)が、意を決して出会い系アプリを使ったら、相手は苦手な人気者の同僚・瀧宮(攻)だった。一夜を共にして以降、瀧宮がしつこく口説いてきて山田は困惑するが…というお話。

まずキャラデザが好きです。
瀧宮は元バスケ部で高身長でガタイのいいソフトな顔の男前。山田も体を鍛えていて筋肉質。二人とも筋肉が美しくて、少し体格差あるのも好きです。
山田が普段は三白眼の平凡顔だけど、濡れ場では泣きながら可愛くなるギャップも良きです♡

初めは受け視点。
寝て以降グイグイ迫ってくる瀧宮だが、過去の恋愛で人間不信の山田はつれない態度で突き放そうとする。それでも挫けず、ちょっと強引ながらも優しくスマートに、時にはえっちに山田を口説く瀧宮の一途さにキュンとします♡
会社で二人で作業中、瀧宮がキスからの攻めフェするシーンとか、優しいのに強引な瀧宮にゾクゾクします。

途中攻め視点になり、瀧宮の山田への気持ちが明かされる。なるほど、そういうわけで瀧宮は山田の塩対応にも挫けず頑張るんだな〜と納得。

とにかく山田が不器用な性格+過去の失恋で疑心暗鬼になっていて瀧宮に塩対応なんだけど、瀧宮は臆せず食事に誘ったり、毎日お弁当を作ってきたり、明るく一途に山田を口説く。
自分も山田のような陰キャタイプなので、瀧宮の陽キャパワーがすごくて、なんだか憧れの気持ちを抱いてしまいますw

長らく頑なだった山田だけど、後半ある出来事をきっかけに、ようやく気持ちがほぐれる。
正反対に見える二人に、素敵な共通点が見つかって良かったなぁ。
「やっと俺を見てくれた」と幸せそうな瀧宮に、ほっこり嬉しい気持ちになりました。

気持ちが通じ合い、雨宿りを口実にホテルへ。心をほどいた山田と溺愛する瀧宮の濡れ場が、とてもエロティックです。二人とも幸せそうで良かった〜。゚(゚´ω`゚)゚。
瀧宮が山田に惜しみなく「可愛い」「好きだよ」と甘い言葉を囁くのでキュンキュンしちゃいます。
ひどい元彼のせいで幸せなセッを知らない山田。これからたくさん瀧宮に甘やかされてほしい♡

本編ラストできちんと気持ちを伝え合う二人。山田が笑顔になれてよかった!瀧宮の誠実さと優しさが眩しい!
瀧宮によって心がほどけた山田の真っ直ぐな告白、本当に素敵でした。

本編は128ページ辺りまで。残りは後日譚2編と前日譚1編。
後日譚は二人のえっちなイチャコラが最高です♡
前日譚は付き合う前の初えっちメイン。多分初めてセッで気持ちよくなったであろう山田がとっても可愛かった。どのお話も二人の筋肉美が堪能できました♡

今回描き下ろされたのは、おまけ2の話と、カバーした漫画1Pと、電子限定描き下ろし2P(リーマン3人のコントみたいで楽しいw)でしょうか。たくさん読めて嬉しい♪

カバー下の後書きによると6年前に描かれた作品とのこと。単話を読んだ時すごく素敵な作品だなと思っていたので、単行本化されてとても嬉しかったです。先生と担当様、海王社様に感謝です!

先生のもう一つ作品『ただひとりの人』も、いつか単行本化されるといいなぁ。

電子 白抜き修正(白抜きでも肉体美が美しいエロティックな濡れ場ですが、やはりちょっと残念。せめて枠付きの白抜きがよかった…)

ギャグが面白くてエロも読み応えあり 受けの心情にはあまり共感できず

先生の『歌舞伎町アフターゲーム・セックス』は既読です。本作は1話を試し読みして、軽い作風で楽しく読めそうだったので読んでみました。以下少々ネタバレあります。全187ページ。

(初めに、こちら短いですがノンケ受けが女性とセッするシーンがありますので、地雷の方はご注意ください。)

まずはキャラデザが好きです。
特に攻めの虎地がガタイのいい男前ですごく好み!厚い胸板と二の腕の筋肉と血管が良きです♡
受けの狐坂は長髪美人。美人受けは好きだけど、狐坂はノンケのヤリチンで女と遊んでるので、もうちょっとお顔に男らしさあった方がよかったかも。

1話で虎地がキスもしてない彼女を狐坂に寝取られた後、「お前とヤれば彼女とヤったことになる!」と狐坂に迫り、えっちし始めるのには吹きました。いや、ヤったことにはなんねーでしょ!!www

そしてえっちが始まりますが、二人ともノンケなのに全く抵抗を感じることなくコトが進み、初回から挿入までいっちゃう、しかも受けは気持ちよくなっちゃいます。さすがにBLファンタジーが過ぎる!ww
(と思ったけど、顔のいい二人の続きが読みたくて購入しちゃったw)

狐坂がバンドメンバーに「アナル経験者いる?」と訊くシーンも笑っちゃう。明け透けすぎるでしょ!ヤリチンすぎてバグってんのか?ww

狐坂が虎地の美容室にメンテに来る。裸の狐坂に虎地がケープ被せたら、前が透明でエロコスチュームみたいに!焦る虎地に気付かぬ狐坂。も〜、笑わせないで〜〜!!www
狐坂もこんなとこでチクニー始めるな〜w 案の定虎地に見つかって、またまたえっちな展開になっちゃったww(濡れ場の描写エッロいな〜)

エロエロなえっちしておいて、虎地がセフレになることを拒否して驚く。狐坂ショックでちょっとおかしくなる。ワンコの写真の隣に「チン◯」ってフォルダ作らないで!www

虎地が他の男から狐坂を奪って、セフレが無理な理由を語るシーンは、虎地の重〜い感情に狐坂がゾクゾク、私もドキドキしました♡ 攻めのド執着、バンザイ!
その後の濡れ場では駅弁を!虎地の筋肉なら確かに駅弁余裕そう、えっちだな〜!

その後は虎地がどんどん激重な男にww
虎地はノンケなのになんで狐坂にこんなにハマってるのかなって思ったけど、実は高校時代から惹かれてたのか〜。

後半気持ちの行き違いが。そして狐坂が本気の付き合いができない理由が語られますが…。狐坂の子供時代の描写が薄くて、本気になれない理由としては弱く感じました。
あと狐坂がいつの間にか虎地を好きになってるんだけど、なんで好きになったんだろ?やっぱり高校時代からまっすぐな虎地に惹かれてたってこと?すみません、私の読解力では難しかったです。

前半のギャグ部分はすごく楽しかったですが、後半は二人の関係がちょっと切ない感じになって、そこはあまりハマりませんでした。個人的にはずっとギャグコメっぽいのが続いた方がよかったな。

濡れ場はかなり多めでエロエロでした。

電子 白抜き修正(エロエロなのに白抜きで残念!形はわかるような白抜きでした)

読み始めとラストでガラッと印象の違う 救済ラブストーリー

初コミックスでしょうか。おめでとうございます。以下少々ネタバレあります。

美しいものに惹かれる丸樋(まるどい)(受)は、超絶美形の隣人・間紫(まし)(攻)にいきなり同居を頼まれ、うっかり同意してしまう。生活能力のない間紫に生活を乱されながらも、体の関係も持つようになり…というお話。

間紫は男前というより超美人、でもガタイはいい(ギリシャ彫刻みたいだな〜)。丸樋は普段は平凡なんだけど、照れると真っ赤になって可愛くなるというギャップあり!
作画も美しいですね。特に間紫の美人なのにがっしりした体が美しくて良きです♡

丸樋はバイ、間紫は女性のヒモやっていたけど、丸樋にすぐに欲情したし、男同士のセッのやり方も知ってたからのでこちらもバイかな。
割とすぐに体の関係を持つようになる。

初めは間紫は働かず丸樋を抱くというヒモのような生活で、ワンコなクズという感じ。
しかし中盤、丸樋が風邪を引いて甲斐甲斐しく世話するあたりから、間紫の不憫な過去も出てきて、印象が変わってきます。
間紫が風邪の丸樋のために、一生懸命買い物したりお世話したりする姿は、大変可愛くてキュンとなりました。

何もできないと言われて生きてきた間紫に、哀しみを感じる丸樋。その姿を見て自分の行いを恥じいる間紫。
出ていくのかと思ったら、髪を染めて働くことに!初めはクズだったのに、こんないい子になるとは!

しかも後半は、間紫のワンコみがどんどん増してきて、濡れ場でも丸樋好き好きオーラがすごくて可愛いし、丸樋に植物の世話を教わるシーンも健気で可愛い♡
とにかく間紫のワンコな可愛さがたまらんかったです。

一方丸樋は、がんばる間紫を応援しながらも、間紫が離れていくことに、暗い感情が芽生える。

最終話は急展開で驚きました。お互い本音を伝え合って、「愛」だと気づき涙するシーンは大変美しかったです。

ラストの愛のある濡れ場は、間紫の激しい責めがとてもエロティックで、しかし愛もあって素晴らしかったです。丸樋も幸せそう。

読み始めた時は、まさかこんな展開になるとは思いもしなかった。驚きの相互救済ストーリーでした。
素敵なお話でした。次回作も期待しています。

電子 トーンor白抜き修正(だいたい形のわかる修正で、煩わしさは少なかった。濡れ場は数回、結構紙面を割いてしっかり描かれています)

1部完結 二人の一途な恋に胸を撃たれる♡

約1年半ぶりの新刊!心待ちにしてました。1巻を復習して読みました。以下ネタバレあります。全203ページ。

まずはこの2巻で第1部完とのこと。完結待ちの方はキリがいいのでここで読まれてもよろしいかと思います。

1巻で、ホストクラブNo.2・暁はNo.1・朱里と寝るようになったが、他の男と立ち去った朱里に当てつけるように、客の早紀と枕してしまい…の続きです。
(1巻ラストの朱里の泣き顔が、めちゃくちゃ可愛かった♡)

1巻では朱里とエース真里の関係が謎なままでしたが、2巻で徐々に朱里の過去や二人の関係が明かされます。この辺り、ちょっとミステリーのようでドキドキしました。

1巻では早紀と寝た暁に少し失望したんですが、2巻の暁はすごく良かった!早紀に謝罪する姿がすごく誠実でした。暁、見直した!

その後朱里と腹を割って話をする。
「朱里さんのことばっか考えてる」
暁の一途で真っ直ぐな気持ちにキューンとしました!朱里幸せそう…。

そしてとうとう朱里の過去が明かされる。
朱里と真里の壮絶な過去…。
二人は同士で戦友だったんだな…ちょっと泣けてしまった…。
すごいシリアスな話してたのに、暁「マゾなの?」て、コラッ!www

その後の濡れ場は、朱里の求めに応じる暁のSっ気ある責めと、めちゃくちゃ感じる朱里の、激しくてエロティックな描写にゾクゾクしました。ひどくした後に優しくする、暁の愛を感じる素敵な濡れ場でした。素直になった朱里も可愛すぎる♡

と思ってたら、翌朝なんてこったい!な事態に!しかしすぐに「ぜってー逃がさねぇ」と暁。かっけーです!

新たにNo.1を獲ると決意する暁。暁を叱咤するのぞみちゃんが、かっこよくてほっこり。いいお客さんだなぁ。

暁と真里がバチバチ言い争う。
真里が暁には素を出して本音を話しちゃうのが、喧嘩なのに微笑ましくて、ちょっとほっこりします。朱里の取り合いして、二人ともちょっと子どもみたいw

真里の前であらためて朱里に告白する暁、男前すぎて、思わず天を仰いだ…かっこよすぎる!!
暁の、チャラチャラしてるように見えて、実は一本筋が通って男前なところ、すごくかっこいい!!

暁に朱里を盗られると感じる真里の気持ちが切ない…。
でもその後の朱里と真里の会話で、真里は少し吹っ切れたみたいでよかった…。
「好きになる気持ちを愛おしいって思っていたい」という朱里の晴ればれとした表情、とても綺麗で泣けてしまった…。

最後、朱里と暁がすごくいい雰囲気なったから、よもや完結?!と思ったら「第1部 完」の文字が。続くんですね、良かった〜!

そして描き下ろしも最高だった〜!日常を過ごす二人にキューンとしました♡

第2部はどんなストーリーになるんだろう。ワクワクです。いつになるかわからないけど、続編楽しみに待ってます♪

電子 ほぼ修正不要な描き方 一部トーン修正(修正不要でも、しっかりエロティックな濡れ場で素晴しいです)