好きな作家様。『口下手は恋に事故る』が大好きです。こちら作家様買いしました。以下少々ネタバレあります。全206ページ。
会社員の辰巳は、3年前突然辞めてしまった推しの元地下アイドル・こたろーと偶然再会。なんとこたろーはパパになっていた!しかも数日後辰巳の会社にこたろーが入社してきて…というお話。
正直、子どもの出てくる作品は苦手な方です。
しかし!こたろーの子・慎太郎(3歳)は、めっっちゃ可愛い!!んもうかわいすぎて、何度天を仰いだことか…wってくらいとにかく可愛くて、新たな扉を開かれた気持ちです♡
こたろーもイケメンなのに、親子そろって、リスみたいにほっぺふくらましてご飯モグモグて!2人とも可愛すぎるんですが!と、いきなりBLでないところに萌えてしまいましたww
ストーリーは、3年経っても変わらずに自分を推してくれている辰巳に、こたろーが絆されて惹かれていくというもの。
こたろーが、割と早い段階で辰巳に好意を持ったのが、ちょっと早いかな〜という印象を受けたんですが、ずっと推しててくれたのがそれだけ嬉しかったのかな。あと辰巳は慎太郎にも優しいからな〜。
こたろーに付き合ってと言われた時の、辰巳の
「慎太郎くんとも相思相愛になりたい」のセリフ。すごい殺し文句だと思いました。ますます惚れちゃうね!
両想いになってもすぐにえっちはせず、キスからゆっくり関係を深めていく。会社での予告付きのキスシーンがとてもいい!こたろーが色っぽくてかっこいいです♡
慎太郎の誕生日会がすごい。オタクの本気を見たww こんなことされちゃったら、親子で辰巳に落とされちゃうのわかるわ〜w みんな幸せそうでほっこり♡
2人でカラオケデート。こたろーの「アイドルの俺も フツーの男の俺も 慎太郎のことも 全部受け入れてくれたのは君だけだ」
すごくいいセリフ!こたろーの喜びが伝わってくる。グッときました。
とうとうラストに体も結ばれる。濡れ場は描写控えめ。エロよりも、2人の気持ちの結びつきにスポットが当てられる感じです。
羽毛先生といえばシュールなギャグ漫画というイメージが強いですが、本作もコメディでクスクス楽しいシーンもたくさんありますが、全体的にほっこりほのぼのしたハートウォーミングなお話でした。最後まで慎太郎可愛かった〜♡
(評価が萌2なのは、子育てBLへの苦手意識が完全には払拭できなかったという個人的な理由です。面目ない…)
電子 白抜き修正(修正箇所はごくごく少なめ)
こちら中華風ファンタジーで、申鳳の父の死の真相を追うミステリー調の作品。
(以下少々ネタバレあります)
家同士の揉め事に巻き込まれ、決別して長らく離れ離れだった幼馴染の申鳳(しんほう)と宵星(しょうせい)。50年ぶりに再会し、現在は一緒に父の死の真相を追っている。
申鳳はずっと宵星を好きだけど、宵星にとっては弟のような申鳳。
今作ではとうとう申鳳が「好きだ」とはっきり気持ちを伝えた!宵星は「お前の気持ちは嫌じゃない」とキスを受け入れる…んだけど、宵星、なんかスンとしてるんだな〜。
でも申鳳は前よりも溺愛モードになってきて、何度もキスして雰囲気が甘々になってきて良きです♡ 宵星も少し申鳳を意識し出したかな。宵星が色恋には鈍いので、申鳳にこのままグイグイがんばってほしい!w
父の死については、申鳳のすぐ上の兄も長男をあやしみ、調査を開始する。終盤にはかなり確信に迫ってきた感じ。
長男の申凌は、少しずつ本性を出してきた。やはりこの人が…という展開になりそうだけど、どうかな。
それにしても申鳳、いくら申凌を苦手だからって、態度に出過ぎだな〜。幼少期から苦手みたいだな。一方宵星のことは、チビの時から大好きなんだねw
(申鳳がチビの時、既に宵星は大人っぽいから、かなりの年齢差みたいだな。ただこの世界では50年経っても老けないから、年齢差わかりにくいんだけど)
ラストには驚きの事実が明らかに(いや、ちょっとそんな感じかなと想像してたんだけど)。
そして申鳳と宵星がピンチに!というところでおしまい。
今回は申鳳と宵星の関係がちょっと進んで嬉しかったです。申鳳がんばれ〜。
父の死については、今のところそこまで意外性がない気がするけど、最後どうなるだろう。
次巻で終わりそうな雰囲気。続きも楽しみにしています。
修正なし(キス数回)
好きな作品。番外編嬉しい♪
本編を再読して読んでみました。全19ページ。
短いのでネタバレはなるべく控えめにします。
お付き合い中の二人。
なーくんがSみのあるプレイをしてほしくなり、「酷くしてほしい」とリクエスト。するとヒメにいが「オジサンのヨクボー(欲望)につき合ってもらおうカナ♪」と言ってきて、「???」なプレイが始まり…というお話。
ページを進んで、読んでるこっちも「???」となりましたww
いや、「酷くして」と言われてなぜそうなる?!?!というプレイですよ、これはwww
これって酷いというより特殊プレイに近いような…。え、ヒメにい、こんな性癖あったの??
などと読みながら考え込んでしまったよww
他にもなーくんがフェしたり、ゆっくりすぎるピストンしたりと、色々なプレイが。
漫画部分16ページ中11ページが濡れ場という、てんこ盛りなえちえち番外編です。
なーくん大大大好きで、優しい溺愛攻めのヒメにいには、普通の「酷くする」プレイなんてできないよな〜、と思いながら読んでたら、終盤なーくんの殺し文句にヒメにいがブチッ!!
なんだかんだで、なーくんの要望に応えられたのでは?ww
それにしても、もうお付き合いして恋人なんだから、自分のこと「オジサン」て連呼するのやめてくれ〜!パパ活感が拭えないから〜ww
ラブラブえちえちな番外編、楽しかったです♪
本編がお好きな方、必読ですよ〜!
白抜き修正(で残念!tnの大きさや形はわかりやすかったです)
好きな作家様で、こちらも大好きな作品です。単話購入していましたが、番外編発売を機に単行本を購入、再読したのでレビューしてみます。以下少々ネタバレあります。全171ページ。
攻めのヒメにいは34歳の会社社長で、裏垢男子なーくんの大ファン。ベタベタなおじさん構文のDMを送ってくるw
受けのなーくんは、20歳大学生で裏垢でえっちな写真や動画をあげている。
処女のなーくんがヒメにいで練習してみようと会ってみたら、ものすごいイケメンだったが…というお話。
まずはとにかくヒメにいのビジュアルがめちゃくちゃ好きです!シュッとしたイケメンで、体も細マッチョでかっこいい!たまにかける眼鏡もいいわ〜♡
なのにDMはベッタベタなおじさん構文だし、ベッドでは気持ち悪い言葉責めする変態キモおじだし、ギャップがすごすぎるww
一度会ってえっちした後は、頻繁に会って(えちなし)、リッチなグルメを奢ってもらうというパパ活状態に。それってどうなの?って感じだけど、ヒメにいがいいならいいかw
ヒメにいの優しさに絆され(普通の)マッサージしてあげようかと思ったら、えっちなマッサージをすることに。こういうとこがオジサンなのよね〜w 当然えっちする展開に。なーくん激しい責めに泣きながらヤダヤダ言ってるけど、絶対ヤじゃないやつだw
中盤攻め視点でヒメにいの生い立ちが。
こんなイケメンの30代の社長が、まさかの初恋だったのか〜(遊んではいたけど)。
ヒメにいからしばらく連絡をもらえず、寂しくなっちゃったなーくんだけど…。
よくよく読んでみると、自分が「オジサンなんだから弁えて」とか言ったからヒメにいは連絡控えてたのに、連絡来ないと不安になるって、自己中だわね(汗)。
ヒメにいは、なーくんが他の男に会うの止めなかったり、自分から付き合ってって言えなかったり、ほんとになーくんファーストというか、愛は重いのにそれをなーくんに強要しないところが、健気というか大人というか…。まぁ、34歳が20歳に惚れちゃったら、そうならざるを得ないかな〜。
なーくんに付き合ってって言われてよかった!「はい」って言うヒメにいの笑顔、最高にキュートだな♡
さて濡れ場ですが、デビュー作「抱いてください、冬己さん。」でも思いましたが、先生の描く濡れ場は、ほんとドエロい!!
本作はヒメにいが、ちよっと変態チックなオジなので、ドエロ+ちょいキモでしたがww
あと本作は修正が白短冊なので、ますますエロエロでした♡
普段は塩ななーくんが、濡れ場では素直になってスキスキ言っちゃうギャップも良きです♡
ラストの濡れ場、な〜くんに「もっとかわいいって言って」と言われて、ヒメにいがブッチンとなっちゃうのいいな〜。
しかし基本紳士なヒメにいが、致す時にゴムを付けないのはちょっと不思議でした。付けそうな人なのに。(中出しが先生の性癖なのかな。)
単話の時は大好きな作品でしたが、単行本で読み返したら、ちょいちょい気になる所はあったのですが、ちょいキモいながらも一途で健気でイケメンの溺愛攻め、ヒメにいがやっぱり好きなので、神評価といたしますw
(今月番外編が発売されました♪)
電子 白短冊修正(数本の短冊の下に、しっかり描き込まれたtnなど、エロエロな良修正でありがたい!)
初読み作家様。2冊目のコミックスとのこと。
体格差が好きで1話試し読みで興味を持ったので読んでみました。以下少々ネタバレあります。電子で206ページ。
日馬(くさま)が身長183cmで25cm差なので、小森は158cmかな。かなりの体格差カプです。
小森は低身長で可愛らしい見た目だけど、人を見た目で判断せず、教師にもはっきり意見の言える男前な性格。しっかり男子で好感持てます。
日馬は高身長のイケメンで女子にモテモテ。なんですが、私には日馬の顔がどうしてもイケメンに見えず残念でした。
ストーリーは、日馬が早い段階で小森を好きになり、恋人になりたいと告白。恋愛未経験の小森はプチパニックw 友達の助言で、日馬の気持ちが本気なのか確かめてみようと、日馬にいろんな条件を出していく、というお話。
この辺の、告白されて本気かどうか条件出して、日馬の気持ちを測るというのが、ストーリーとして幼く感じて、ちょっとお話に入り込めませんでした。
日馬が風邪をひいて、小森がお見舞いに行き、友達の言葉を鵜呑みにして、お粥をあーんしてあげるシーンは、二人とも可愛かったです。
お粥作ってくれるお姉さんなんて、親戚に決まってるのに、嫉妬するとか小森可愛いなw
後半、日馬を意識しすぎて、体育の授業でギクシャクしちゃう小森。日馬に抱きしめられて、真っ赤にふにゃふにゃになる小森も可愛いな〜。そんな顔、日馬以外に見せちゃダメなやつだぞ〜ww
終盤に日馬の元カノ登場。こういう自分が一番可愛いと思ってる勘違い女子、ダメだ〜、好きじゃない〜。そこまで悪い子でもないオチだけど。う〜ん。
このくだりで登場した綾乃さん、「叔母さん」て言ってるけど、日馬のいとこなのになぜ?漢字の間違いかな?気になって気が散りました、はて?
ラストのキスシーンの小森も可愛かったです。いい表情。
描き下ろしはお付き合い後、日馬の家に遊びにいく話。キスしてたらムラムラしてしまい…。「もう少し先」って言ってたのに最後までしちゃった!w
高評価作品なのに、自分にはあまり合わなくて残念でした。日馬がイケメンに見えなかったのが致命的でした、残念!小森は可愛かったです。
電子 ライトセーバー修正
大好きな作品です。ぜひ続編を読みたかったので、2巻発売嬉しいです♪
一読して、色々忘れていたので1巻を復習して再読しました。完結せず3巻に続きます。以下少々ネタバレあります。電子で170ページ。
1巻は二人が職場で出会い、少しずつ惹かれあい、とうとう一線を超えてしまうまでを、丁寧に描いていました。
2巻では、複雑な気持ちを抱えながら関係を深めていく二人が描かれます。
二人が関係を始めるきっかけとなったのが、1巻の怜史(さとし)の「俺と遊んでくださいよ」というセリフ。
怜史は性的な意味はなく軽い気持ちで言ったんだけど、明人は性的な意味のある言葉として受け取ってしまった。なので二人の気持ちに微妙にズレがある。
怜史は本気で明人を好きなんだけど、気持ちを明かしたら関係は続かないだろうと、胸に秘めている。
一方明人は、怜史はセフレとして遊びで自分と付き合ってるから、繋ぎ止めないと簡単に終わってしまう関係と思っていて、ちょっと焦りがある。
お互い相手への想いがあるのに、それを見せられなくて、そんな気持ちのズレに切なさを感じます…。
1巻の濡れ場は二人とも手探りで、明人は男性とは初めてで、ちょっと必死な感じでした。
今作の濡れ場(数回)は、セフレとして頻繁に会って、二人ともリラックスしてイチャイチャラブラブしています。かなりエロティックな雰囲気でドキドキします。特に終盤の明人には小悪魔みたいな妖艶さすら感じます。
怜史を繋ぎ止めるために、明人があることを思いつき、怜史の誕生日に決行する。
「この日がなければ まだ後戻りできたのかもしれない」
とあるように、このことが二人の関係をさらに深めることになるんですね。
明人に「ハッピーバースデイ」と言われた、怜史の恋する表情がとても素敵。本気で好きなんだなぁ。
怜史は明人を好きで、明人も怜史となるべく長く一緒にいたいと思ってるけど、今のところ妻と別れるという気持ちは全くないみたい。
でも1巻の冒頭を読むに、数年後には妻とお別れすることになるらしい。それまでに怜史と明人の関係はどうなっていくんだろう。目が離せない気持ちです。
2巻は、ラストに怜史が明人にあるわがままを言って、明人が笑顔でOKするところでおしまい。怜史がちょっとつらそうなのに、明人はノリノリ。明人はどんな気持ちなんだろう?続きが気になります!
描き下ろしは、二人別々に夕飯にオムライスを作る。明人のオムライス写真にキュンとする怜史、ほんと可愛いわ〜♡ ラストの二人の願いが叶うといいなぁ。
2巻もめちゃくちゃ面白かったです!
先生の作画、心情の描き方、濡れ場の描き方、どれもこれも大好きです。
3巻も楽しみにしています♪
(明人は既婚者ですが、妻への罪悪感などは描かれないので、地雷の方いるかもしれません。私は1巻で、妻がキスすら嫌がる姿を見て、明人の行いも致し方ないところもあるかなと感じました。)
※pi◯ivで単行本には載っていない小話や番外編などが読めるのでおすすめです。
シーモア 非常に薄い枠付きトーン修正(かなり薄いトーンで白抜きに見えますが、目を凝らすと線などが見えますw)
こちらちょっとシュールでコミカルで好きな作品。結構伏線も多くて込み入ったお話なので、1巻を復習して読みました。以下少々ネタバレあります。電子で204ページ。
伝説の人魚(♂)と子作りしたら1億の報酬を貰えると言われた金欠の真海(まさみ)が、人魚たちと繰り広げるドタバタラブコメ。
1巻で、子作りの可能性のあるバイト先の店長で実は人魚の洋と、ちょっぴりいい雰囲気になった続きから。
洋だけじゃなく、真海に想いを寄せる友人の浬(かいり)、真海宅に居候する老人魚の汐音(しおん)、真海が惹かれている歌手志望のルイなど、真海の周りに4人の美人達が集まるハーレム状態w
真海って、ろくに仕事もせずパチスロして金欠になるし、簡単にえっちしちゃうし、ちゃらんぽらんな男だけど、優しくて人情に厚いいいヤツなので、結構モテちゃうんですよね〜w
4人の中ではルイが一番謎めいてますが、2巻でもその正体は明かされませんでした。匂わせの通り、ヤバい北の人魚なのでしょうか(キバ見えたし汗)、気になる〜!
今回は、真海が洋のある計画に協力したことから、二人の距離がグッと縮まりました!
ツンデレな洋は個人的にかなり好きなキャラなので、二人が作戦を進める後半はすごく楽しかったです♪
そして洋のピンチに、真海が洋を抱えて川に投げ込むシーンは、真海の漢気が、んもうめっちゃくちゃかっこよくて痺れました〜〜!!!
何度読んでもキュンキュンしちゃいますっ♡
終盤にはとうとう真海と洋の濡れ場が!!
なんと洋が人魚の姿のままえっちするという、先生曰く「特殊性癖プレイ」w 結構長めの描写でえちえちでした♡洋の陥没乳首エロいな〜。
洋の「優しかった ありがとな」からのキスシーン、好きだ〜♡
(シーモアだと白抜き修正ですが、pi◯ivだと白線修正のR18版が読めます。より特殊プレイ感が強いですw)
2巻もすごく楽しく拝読しました!
やっぱりこの作品好きです〜、楽しい♪
持ち去られた人魚のナイフやルイの正体など、まだまだ謎が多いし、浬の片想いの行方も気になるし、3巻も楽しみに待ってます♪
(pi◯ivで読める本作ですが、2巻の描き下ろしは真海と洋のえっち(こちらは人型)の続きが楽しめますよ〜♡)
シーモア 白抜き修正(しっかり白抜きなので、濡れ場は白線修正のpi◯iv(R18版)を読みにいきますw)
以前に談話室で紹介されていてずっと気になっていた本作。やっと読みましてドハマリしたのでレビューしてみます。岩本先生の小説は初めて拝読しました。
岩本先生が初めて書いて絶版となったBL作品を、全面改稿された作品とのこと。
以下少々ネタバレあります。
まずは高崎ぼすこ先生の表紙が素敵ですね〜。最初はこの表紙で心惹かれたのを思い出します。
そして読んでみると、神蔵響(名前も素敵♡)と平間シンゴ、この二人のキャラクターがとにかく魅力的です!
攻めの響は、186cmでガタイがよく顔も男前の刑事。俺様で態度も素っ気ないんだけど、会えなかった8年間、シンゴをずっと忘れられなかったという、ギャップが大変良きです♡
受けのシンゴは、ロシアの血が外見に色濃くでた超絶美人。でもそんな外見を疎んじて、か自身の美貌には無頓着。無鉄砲な性格で天然のトラブルメイカー。この人も超美人なのに天然で鈍感でおバカというギャップが可愛いです。
この男前×美人のケンカップルが、高校時代に決別するも8年ぶりに偶然再会して、また関わりを持つようになるのを、テンポよくコミカルに描いていて大変面白く、まさに読む手が止まらなくなりました!
響はシンゴに未練たらたらで、無鉄砲なシンゴを何度も手助けするんだけど、シンゴは8年前にされたことをいまだ許せず、響にはだいたい喧嘩腰、鈍いので当然響の気持ちには気付けず。とはいえよくよく読んでみると、シンゴも無意識ながら響に惹かれているようなので、前途多難な両片想い、という印象を持ちました。
1巻はディープキスのみでしたが、描写が丁寧で大変エロティックで素敵でした。今後の進展が楽しみなキスシーンでした♡
巻末の短編【オオカミとサル】は中高時代の二人。響がシンゴをめちゃくちゃ大事にしていて、番犬っぷりにニヨニヨしました。酔ったシンゴの本音も大変可愛くて萌えました♡
【トラブルメイカー 神蔵Version】は、二人の再会を響視点で書いた短編。響のシンゴへの想いにキュンキュンしました。
男前な×美人の、ゆっくり進展するケンカップルのラブストーリー、めちゃくちゃ刺さりました!読む手が止まらず、今4巻に突入したところです。
この作品に出会えてよかった〜!談話室でおすすめされていた方に感謝です♡
⚠︎受けがモブに襲われかけるシーンがあるので、地雷の方はご注意を。
こちら初コミックスでしょうか。おめでとうございます。以下ネタバレあります。
薬局店員の智宙(ちひろ)(受)は、EDに悩む元友達の怜陽(れお)(攻)と偶然再会する。昔怜陽にフラれた智宙は気まずかったが、怜陽は屈託なく接してきて…というお話。
久々に再会して宅飲みしてたら、怜陽が酔っ払って「オレのちんこ見てくれ」と言い出す。酔ってるとはいえ天然かな?w
智宙は欲に抗えず触っちゃうんだけど、その場で怜陽が勃っちゃう。EDはすぐに治ったのねw
怜陽はノンケなので、彼女を作りたくて合コンに参加するも勃たなかったと智宙の元へ。「もう一回智宙としたい」だと?!智宙はダメだと思いつつ受け入れちゃう。片思いしてるとはいえチョロすぎるぞ〜w
したいっつってもまた触りっこかな、と思ってたらホテルでがっつりディープキスから始まるので驚いた!怜陽、ノンケじゃないんかいっ。なるほど、よくいる「ノンケだけどお前ならいけるわ」系かなw
濡れ場は長めにしっかりと描かれます。
怜陽は脱ぐと筋肉がすごい。智宙も適度にほっそりしてて可愛い。二人とも表情に色気があって、特に怜陽に雄みが出てくるのが良きです♡
高校の時、智宙は怜陽に告白してフラれたと思ってたけど、怜陽はやっぱり本気に受け取ってなかったのね。
後半に智宙の元彼のイケメン亜嵐(アラン)登場。当て馬か?!と思ったけど、二人を取り持つ狂言回しって感じですかね。遊び人らしいけど明るいいいヤツでほっこり。
怜陽が告白するシーンは驚きました。あれ、好きって自覚してたんだっけ?と読み返しちゃった。智宙に惹かれてる気持ちは描かれてるけど、好きって言うのは突然すぎた気がする。う〜ん。
この後半の怜陽の気持ちの変化ついていけず、取り残された気持ちになってしまいました。
あと智宙が「ずっと怜陽が好き」とか、高校の時からずっと片思いしているような表現があるけど、元彼いるんだからずっとではないだろ〜、とか心の中でツッコんでしまったw
一番最後に怜陽が本音を語るシーンがあって、一応智宙を好きな理由がそれなのかなと思いましたが、どうも取ってつけた感が否めませんでした。
ノンケの怜陽が簡単に智宙に惚れてしまった感じがして、いまいちストーリーに入り込めませんでしたが、濡れ場で怜陽がグイグイくる感じは好きでした。
電子 薄い枠付き白抜き修正(枠で形がわかりやすい修正)
初コミックスでしょうか。おめでとうございます。以下少々ネタバレあります。
大学生の萩野の前に、交通事故で寝たきりの先輩榎本が「天使だ」と現れて付きまとわれてしまうお話。
一読してちょっと難しくて二読しました。
初め榎本の登場が不穏な感じだったので、オカルトかしらと思ったけど全然違いましたね。読み進むほどにBLになっていきました。(そもそも表紙が爽やかですもんね。)
榎本の体は病院にあって、萩野の家にいるのは生き霊みたいなものなのかと思いきや、ティッシュで鼻噛んだり、料理したり…。他の天使の力が作用してるのかな。説明がないので謎です。
榎本が事故前に萩野にひどい態度だったけど、これって実は好きの裏返し?と思ってたらその通りだった。春名の「高校生にもなって、気になった相手にあんな態度ヤバい」って、ほんとそれだなw
榎本が萩野を好きになった理由はよくわかったけど、萩野は何で榎本を好きになったんだろう。絆されたのかな?いや元々萩野も好きだったのか?(読解力よ…汗)
後半、榎本が消えちゃって、萩野が春名のところに行くシーン。春名が鼻血出さなかったからその正体に気づいて、助けを借りに行ったってこと?すごい洞察力だな…。
最終話の二人はロマンティックで素敵でした。でもあんまり感情移入できなくて、何でかな〜って考えたんですが…。
ストーリーが自分にはちょっと複雑すぎて、作り込み過ぎてるというか…その割に説明も少ないので置いてけぼり感が否めませんでした。
もうちょっとシンプルな方が良かったかも。
一読して難しくて、二読めでここはこういうことか〜とか考えながら読んでたら、ストーリーに没入できなかったです。
あと今更ですが、萩野のようなツンツン短髪ヘアの受けが昔からあまり好みではないんでした(汗)
自分には合わなくて残念でしたが、個性的なストーリーでラストの二人も素敵だったと思います。作画も安定していると思いました。
次回作に期待しております。